俺のナイトがかっこよすぎてつらい
「凪姉、一緒に帰r」
「こうか?」
ハヤト先輩だ。凪姉と何話してるんだろ?
「・・・・できた!」
「うん、正解だ。やればできるじゃないか。」
勉強教えてもらってたのか。凪姉は頭いいもんね。ん?胸のあたりに違和感が
「凪も数学苦手なのに頼んでごめんな。」
「いや、これならまだできる範囲だから…」
「ノートも見やすくてわかりやすいから頼りにしてるぜ。」
「人にばっかり頼るな…せめて私のノートを借りなくて済むくらいにはなれ。私だって暇じゃないのだよ。」
迷惑そうに言ったけど、ほっぺを赤らめて嬉しそう。どうして?
「そうだな。じゃ帰るわ。サンキュ。」
「ああ、またな。」
壁│-・) 爪リ・v・)~♪
思わず隠れてしまった。
「凪姉、ハヤト先輩にいつも勉強教えてるの?」
「いつもじゃないな。ナオちゃんが教えることもある。」
「迷惑?」
「全然。人に教えたら自分の勉強にもなるって言うし。」
「ハヤト先輩には何もされてないよね?」
「されてたら仲良くしないし勉強も教えないって。お前なんか誤解してないか?ハヤトはいい奴だぞ。」
胸が痛い。前に凪姉と喧嘩して「お前の顔なんざ見たくないわ!」って言われたのと同じくらい痛い。ハヤト先輩がいい人ってことは俺だってわかってるのにどうしてこんなに痛いんだろう。
「・・・・」
「冬也、具合悪そうだけど大丈夫か?この後バイトあるなら今日は休んで家で寝ろ。」
「今日はないです…」
「そうか。んーと、歩ける?」
「はい。なんとか…」
「でも心配だから家まで送ってやるよ。」
「そんな、悪いですよ」
「遠慮すんな、私はお前のナイトだぞ?w」
『私がお前のナイトになってやる!』
そういえば、昔もそんなこと言われたっけ。当時の俺はいじめられっこで、女の子に守られるなんて情けないなぁとは思いながらも、その言葉にすごく救われた。凪姉はいじめっこを返り討ちにして、本当のナイトみたいにかっこよかった。俺がいじめられなくなってからもいろいろ助けてくれたりして、今の俺があるのは凪姉のおかげといってもいい。それくらい、大切な人なんだ。
「ありがとう。それじゃお願いします。」
「お任せください、王子様。」
「え?王子?」
「姫がいい?w」
「いえ、そういうわけではwwってか姫ってボク男ですよw」
「ん、元気になったみたいだな。よかった(ニコ」
「…ッ!!///」
凪姉、クールな笑顔は反則です。照れちゃって顔見れないじゃないですか。
こんなにかっこいい騎士だと王子様も惚れてしまいますよ。…もう惚れてるけど
最終更新:2011年03月05日 15:16