「
コヨリ!今帰りか?!」
「えっ?まぁ、そうだけど…」
「ちょーっと付き合ってくれねーか?」
「えぇー、別にいいけど・・・くだらないことだったら許さないよ?」
「大丈夫大丈夫!
コウスケ様が保障するって!」
「…教室?やだコウスケいやらしー。」
「ちげぇって!今日の俺様健全モードだから!」
「へぇー、健全じゃなきゃやってるんだ?」
「……ま、まぁとにかく入ってみろって!」
「はいはい。」
「…せーの、」
「「「「コヨリお誕生日おめでとう!!」」」」
「え?な、何これ…?」
「コヨリー!お誕生日おめでとう!」
「今日コヨリのお誕生日でしょ?だから皆でサプライズしようと思って!」
「・・・みんな・・・」
「けどコウスケのせいで、そんなに準備出来なかったけどね。」
「モコはいーっつもタイミングが悪いからのぉ」
「で、でもお前らが協力してくれたおかげでそれなりの準備は出来たし!
ほら、奮発してチューハイも…」
「あー!いけないんだ!未成年はお酒を飲んじゃいけないんだよ?」
「マナさんの言うとおりだよ、というかどうやってそれを仕入れ…」
「・・・・・・・・・」
「ま、まさか
タカユキくんがこれを、」
「のまのまイェイ!!」
「ふごっ!?」
「ケイイチー!しっかりしろ!まだ始まったばっかりだぞー!?」
「警官志望の
シゲナガがまったくのノータッチだと…!?」
「誰だよ、シゲナガの飲み物にお酒入れたの…」
「うるせー!いいから始めるぞお前ら!!」
「うっさいコウスケ。」
「仕切んなコウスケ。」
「コウスケ爆ぜろ。」
「ウェ!?」
「……あはは、相変わらずだなぁ、皆。」
「コヨリ!」
「あ、コウス………凄いことになってるね、頭が。」
「あー、うん…俺も予想外…酒入れたのがまずかったか?」
「学校で飲酒してるとこ見られたらまずいんじゃないの?」
「そこはきっと
トモコ先生がなんとか!いざという時はタカに出っ張ってきて貰うし。」
「あ、意外に対策立ててるんだ。」
「って、そんなことを話にわざわざ抜けてきたんじゃなかった…ほらよ。」
「!…これ、」
「あー、捨てるなら今のうちに捨てとけよ。その、
後で捨てられてそれを見つけたらすっごいへこむし…」
「…すっごい嬉しい。ありがとう、コウスケ!」
「えっ?お、おぉ!喜んでくれたなら、俺も選んだ甲斐があるっつーか、なんというか…」
「コヨリ、それコウスケが二時間くらいかけて選んだ奴なんだよ。」
「!てめっ、それ言うなって約束だろ!?」
「あははー!!」
「こら待てや!!………くそー…」
「コウスケ…」
「…笑うなら笑えよ。」
「ありがと。」
「…どういたしまして。ま、これからもよろしくなコヨリ!」
「・・・、…うん、よろしくね、コウスケ!」
コヨリの誕生日
(せめてもう一年欲しかっただなんて)
(彼にも)
(決められた『設定』にも願うことは出来なかった)
※加筆修正有り(2013/06/15)
最終更新:2013年06月15日 10:18