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『蛇、獣と一緒に外に行く6』

「さあ、お喋りはそこまで。ご注文は?」

ミユカ達の会話を制した店長は、ミユカとシグマにメニューを渡す。

「…?」

使い方が分からない様子のシグマ。
そこに由衣が助け舟を出す。

「これに載ってるやつから、食べたい物を選ぶんだよ」
「食べたい物…」

ミユカは決まったらしく、メニューから顔を離した。

「私はカルボナーラ!後、デザートにヨーグルトパフェね」
「はいよ。そっちは?」

シグマはまだメニューを凝視している。

「う~…」
「シグたん、まだ決まってないの?」
「だってさー、どれも食べた事ない物ばかりだぜー?」

その言葉に、店長の顔つきが一瞬変わった。

「じゃあ、私のやつと一緒にする?デザートも付けて」
「でざーと?」
「甘い食べ物の事だよ。どうする?」
「…ミユカと同じにする!」
「んじゃお願いしまーす♪」
「…由衣、私は2人と話すから、代わりに作ってくれる?」
「あ、はい。分かりました」

再び由衣は奥へと戻る。

「店長、話って…?」
「…ミユカ、その子…どうしたの?」
「え?」

店長の突然の言葉に、ミユカはキョトンとした表情になる。

「その子、あまりにも『知らな過ぎる』からね…さっきだって、食べた事ない物ばかりって言ってたし」
「あ…」

レストランのメニューには、シグマぐらいの子供でも知っている食べ物もいくつか載っている。
それが不自然に思ったのだろう。

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最終更新:2011年04月06日 14:38