「・・・・・・っ・・・!完成だー!」
「おっ、何々どうかしたかー?」
「げげっ、由衣!」
「何その反応・・・見られて困るものとかあんのか?
・・・何それー!?美味しそう!!」
「だっ、駄目だ駄目だ駄目だ!!これはやんねーぞ!!」
「えぇー?そんだけあるんだから少しぐらい寄越したっていいだろ、ケチ、このオトメン!!」
「オトメン言うなやかましい!!」
「チハルー、注文来て・・・何してんだ?」
「正人ー!聞いてくれ!ハルちゃんが美味しそうなケーキ作って独り占めしようとすんだよー!」
「ハルちゃんって呼ぶなっつってんだろ!!」
「ハルちゃん、食い意地張るのはよくないぞー。」
「正人てめっ!!お前も便乗すんな!!」
「そんなことよりチハル、注文来てんだけど。ハンバーグセット二つ。
あとケーキ三つ、それぞれ一種類ずつな。」
「・・・へいへい・・・」
「それが出来たら、私と正人、あと奏の分のケーキセットもー!」
「 か ね は ら え !! 」
「そこはハルちゃんのおごりだろ?・・・この前、帰りのバス賃無いーって泣いてたの誰だったっけかな~?
しかも、未だにお金返ってきてないんですけど。」
「う・・・」
「ケーキセット3つが嫌ならこのケーキを頂こうかね~、えっへっへっへ。」
「!それは絶対駄目!!」
「えー!?いいだろ別に!!」
「駄目ったら駄目!!そ、それはだなぁ・・・」
「お、携帯・・・?あれ、この待ち受け・・・この人、確かサヨ」
「ぎゃあぁあぁあああ!!!見るなぁぁあああ!!!」
「・・・へぇー?ハルちゃん、あの人にお熱なんだー?聞きまして奥さん?」
「えぇ聞きましてよ、ぷぷー」
「お前等やけにノリが良過ぎねーか・・・?」
「で、このケーキをプレゼントしようとしていたわけかぁー、
ハルちゃんの作るお菓子は確かに美味しいからねぇ?顔に似合わず。」
「包装とか縫い物とか、売ってておかしくないぐらい上手だからなぁ。顔に似合わず。」
「うるせぇー!!」
「もーお姉ちゃん!注文来ないってお客様が文句言って・・・?何これ、美味しそう。んぐ」
「「「あ」」」
「ご、ごめんなさいチハルさん・・・!」
「ハ、ハルちゃん・・・また作ればいいじゃん?ね?」
「・・・・・・・・・」
「・・・どうしたんだい?チハルの奴。」
「ちょっとしたアクシデントに見舞われたみたいです・・・」
最終更新:2011年04月12日 23:39