がつ にち (***)
きょうは、ひとりで「いかせのごれ」をたんけんしました。
かるーあとらずとはちがって、ひとがたくさんいました。
おじいちゃんみたいに、やさしいひとたちが、たくさんいました。
みんな、おなかがすいたといえば、おかしをくれました。
やさしいひとたちが、たくさんいました。
それから、もりのなかをたんけんしました。
きがたくさんありました。
かるーあとらずでみない、おおきなきがありました。
きには、あかいきのみがついていました。
るびーのようにあかいきのみ。
とても、おいしそうでした。
たべてみようとてをのばしたら、
『食べてはいけないよ。』
と、こえがきこえてきたのです。
でも、このはらっぱには、ぐらことおおきなきしかありません。
おかしいな、とおもいましたが、なんとなくぐらこはわかりました。
いまのこえは、めのまえのおおきなきなんだとおもいました。
なぜかといえば、きっとおおきなきさんはようせいさんなんだとおもいます。
おじいちゃんは、いかせのごれにはふしぎがたくさんあるっていってました。
ぐらこがおじいちゃんに、いかせのごれにはようせいさんがいるの?ときいたら、
きっといるかもしれない、っていってましたよね。
だから、きっとおおきなきさんもようせいさんなんだとおもいます。
「ようせいさん、こんにちは。」
ぐらこはようせいさんに、あいさつしました。
あいさつはだいじだって、あるがいってたからそれにならいました。
でも、ようせいさんはなにもこたえてくれませんでした。
ぐらこは、いいました。
「ようせいさん、わたし、ぐらこ。」
ぐらこはようせいさんに、じこしょーかいしました。
じぶんからなまえをおしえるべきだって、またしてもあるがいってたから
それにならいました。
でも、ようせいさんはやっぱりこたえてくれませんでした。
また、ぐらこは、いいました。
「ようせいさん、だぁれ?」
「ようせいさん、おなまえは?」
「ようせいさん、いつもここに、いる?」
「いつも、だれも、いない?」
「さびしくない?」
ぐらこはたくさん、しつもんしました。
でも、ようせいさんはやっぱりこたえてくれませんでした。
ぐらこはかるーあとらずにいると、いつもおじいちゃんや、あるや、
しぎがいるから、さびしくないです。
でも、ようせいさんのまわりにはなにもありません。
さびしくないのかな、っておもいました。
「ようせいさん、さびしくない?」
もういっかいぐらこはききました。
でもやっぱり、ようせいさんはこたえてくれませんでした。
ぐらこのこともおはなししようとおもったけど、
だんだんくらくなってきたので、ほてるにかえることにしました。
「ようせいさん、またくるね。」
ぐらこは、ようせいさんとやくそくしました。
しぎからならった、やくそくのしかたでやくそくしました。
てがとどくえだに、こゆびをからませて、
「ゆーびきーり、げんまん、うっそついたらはりせんぼんのーます。
ゆびきった!」
ととなえました。これで、やくそくはせいりつです。
ぐらこはようせいさんにばいばいしたあと、ほてるにもどりました。
こんどまたいかせのごれにきたら、おじいちゃんもいっしょに、
ようせいさんにあいにいこうね。やくそくだよ。
とある少女の日記より。
「・・・うわー、相変わらず字ィきたねぇなお前。」
「!やー!しぎ、へんたい!」
最終更新:2011年04月30日 20:48