冬也と謎の鉄槌
「ん…」
目が覚めると、俺は自分のベッドに寝ていた。記憶がなんか不鮮明なので思い出してみる。
………
俺が…?
こんなの絶対おかしいよ
「起きたか。」
「な、凪姉…生きてる?」
「私が即死するような奴に見えるか?」
「俺…凪姉のこと殺そうとして」
「変な奴がお前のこと操ってたからお前のせいじゃないよ。安心しろ、そいつはもういないから。」
「…俺、操られてるとはいえ凪姉にひどいことしたんだよ?それでも許してくれるの?」
「非がない奴を責める必要がどこにある。」
「そ、それじゃ…今までどおり凪姉と一緒にいてもいいの?」
「あぁ。また何かあったらお守りしますよ、王子様。」
爪ス-_スo(・д・リW
「あ…っ!?ぼ、僕もう手洗えない…/////」
「ノリでついw衛生上の問題もあるし洗えよww」
「あ、そうですよね…って、凪姉が汚いというわけでわっ」
「わかってるよw(ほんと可愛いな、こいつ…」
Wリ・ー・)oΦo
「冬也、何磨いてんだ?」
「結構前に拾った鉄槌。誰かのだと思うからきれいにしてるんだ。」
「ガキじゃないんだから何でも拾うなよ。呪いのアイテムだったらどうすんだw」
「ええ!?やめてよ!ただでさえ妖怪とかレーダーに引っ掛かって困ってるのにーっ。」
「妖怪?お前零感じゃん。」
「ん…そういうのとはちょっと違うんだ。あ、あそこにもいた。」
「オカルトはよくわからんけど、あまり人前でそういうこと言うとマジキチ扱いされるから気をつけろよ。」
「うん…。」
最近、僕のワイドサーチャーは「万象透視(ハイパースキャン)」に進化(?)して一回の発動で見える範囲が拡大。そしてより鮮明に見えるようになった。
しかし、この鉄槌は僕の万象透視が通用しない。研究室に…とも思ったけどバラバラにされでもしたら持ち主がかわいそうだからやめておこう。
まさか、本当に呪いのアイテムじゃない…よね?
最終更新:2011年05月10日 20:35