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企画されたキャラを小説化してみませんか?_ログ-101~150

企画されたキャラを小説化してみませんか?

1サイコロ:2008/04/19(土) 08:47:37
男擬人ムリ香さんが立ち上げた「キャラ企画つれっど」で企画されたキャラを
ショートショートストーリー化(短編のアナザーストーリー化)してみませんか?
age sage構いません。
それと、できるだけ自分の企画したキャラを搭乗させましょう。
ナイアナのキャラは、性格を変えないように。

気に入らなければ消してください、(有)さん…

101十字メシア:2011/01/12(水) 21:48:14
>>97
おわ-!!
シノが出てる!
ついニヤニヤしてしまったw
ドアガラスぶち破った時のドジぶりとは違ってカッコイイですなww
ありがとうございます!
自分もシノの過去話の小説を。


あたしは、いつからここにいたのか分からない。
気付いたらここにいた―――だだそれだけだった。

家族の顔も全く記憶にない。
あたしがさらわれたのか、あるいは家族があたしを捨てたのか―――あたしは『それ』を知る術を持たなかった。
只、ここがあたしの居場所では無いことは確かだった。

変な薬を飲まされ、鞭に打たれ、苦痛を伴う実験に振り回される毎日。
ここにいる人間達にとってあたしは、『人間』じゃなく、『実験動物』でしかないんだ―――あたしはそう思わざるを得なかった。
絶滅の中にいるあたしにとっての唯一の楽しみは、外の世界を想像する事だった。

―――太陽がある外の世界は、ここよりずっと明るいんだろうな。
―――色んなお花が咲いてるんだ。動物もたくさんいる。
―――どんな食べ物があるんだろう。


いつもそんな風に考えていた。

―――いつか、ここを出たい。ここを出て、外の世界で自由に生きたい。


いつしか、そんな願いを抱く様になった。
でもそんな願いが叶う日は一生来ない。
そう、思ってた。


『あの日』が来るまでは。

102十字メシア:2011/01/12(水) 23:52:54
ある日の事だった。

「来い」
「……」

機械みたいな冷たい声。
時々、人間じゃないのではと思う。
あたしはそいつの後をついた。
そうしないと、鞭で打たれる。


「ここで横になれ」

そいつが指差した方向には、頭を置く部分をすっぽりと覆うように、コード等が繋がれたフィルターがついたベットがあった。
あたしはそいつの言うまま、ベットに横になった。

「よし、始めるぞ」
「はい」

そいつが別の人間に命令すると、その人間はレバーを押した。
その瞬間、あたしは猛烈な眠気に襲われた。


どれくらい経っただろうか。
その時だった。

「ッ!」

突然、頭が締め付けられる様な痛みに襲われた。
半端なものじゃない。

「ッ…うああぁぁぁああッッ!!!」

あたしは悲鳴を上げた。
このままじゃ―――死ぬ…!

「いやぁぁあぁあああぁあッ!!!!」


そして―――あたしの意識はそこで途切れた。



「チッ…死んだか」
「どうします?」
「仕方ない…捨てとけ」
「はい」

ガタッ

「?」

研究員は音がした方へ振り向いた。
そこにはベットに横たわるシノの遺体―――のはずだった。


シノは起き上がっていた。

103鶯色:2011/01/14(金) 21:03:50
>しらにゅいさん
GOサインいただけたのでトキコちゃんお借りしました!
↓手書きブログのURLですがよければどうぞー↓
http://pipa.jp/tegaki/434959/18220451.html
皆さんのイメージに合っているのでしょうか…

ハヤトはその通りの事をポーズまで付けてやってのけれると思いますよw
わあありがとうございます!
実はこの話は彼の能力とも関係してたりして…


しかし皆さんのss見ているとすごくほっこりしますなぁw
省吾さんとトキコちゃんの絡みとか色んな意味でドキドキさせてもらってます!
そろそろ私もss完成させなくちゃなぁ

104十字メシア:2011/01/14(金) 22:33:24
「な…ッ!」

そいつがあたしを見て驚いた。
あたし自身も、生きている事に驚いていた。
でもすぐにこう思い直した。

―――こいつを殺すんだ。こいつを殺してここを出るんだ。

すぐさまあたしは行動を始めた。
と同時に、あたしの頭に何かが流れ込んできた。
そしてそれが『こいつを殺す為の知識』だと分かった。

―――即死させるには遠心力で首を引き裂く。

あたしの頭の中には、速い速度の走り方、遠心力を上手く使う方法等の知識が張り巡らされていた。

あたしは猛スピードでそいつに向かって走り、近付いた所で腰を回して遠心力を上げる。
そして―――首を引き裂いた。

あたしの顔に血が降りかかった。
あたしはそれを手で拭う。

「ひ…ッ!」

その光景に恐怖を感じた人間は逃げようとした、が―――。

あたしはそれを見逃さず、そいつの首も引き裂いた。

次にあたしはここを消そうと思った。

―――電力を限界まで上げて、液体をかければここは壊れる。

あたしはその知識に従い、近くのコンピュータマシンの電力を上げ、バイオ液をぶっかけた。
すると装置が煙を出しはじめた。
あたしはそれ見て、すぐここから逃げた。
それから数分後に後ろから爆発音が響いた―――。

105十字メシア:2011/01/14(金) 23:38:45
『あの日』からどれくらいの時間が経ったのだろう。
多分、『あの日』から6年ぐらいは経ったかもしれない。
最初、外の世界に出れた時は嬉しかった。
けどその喜びはすぐに消えた。

生活の仕方も知らず、頼れる人もいない。

―――あの時とあまり変わってない。

あたしはまた絶望に呑まれた。


いつもの様に建物の路地裏にうずくまっていたある日、あたしの目の前に、一人の男の人が現れた。

「…誰?」
「ウスワイアの者だ」
「ウスワイア…?」

聞き慣れない言葉にあたしは首を傾げた。

「特殊能力者を保護する為の施設、それがウスワイアだ」
「特殊能力…」

『あの日』のあたしは、まさにその力を使っていた。
あたしは『死』によって生き返り、力を得た。

「それで、あたしを保護するの…?」
「そうだ」
「変な薬を飲ましたり、鞭で打ったり、実験させたりしない?酷い事、しない?」

あたしは思わずそう聞いた。
もう、あんな地獄は嫌だった。

「一般人の様に暮らすことは出来ないが、冷酷に扱う事はない。安心しろ」

その言葉を聞いたあたしは思わず、

「じゃあ、そこに連れてって」

と言った。
すると男の人はあたしに質問した。

「名前は何だ?」
「名前…」

気付いた時からあそこにいたあたしに名前なんてものは無い。
だがふと、脳裏にいつかの日に聞いた、親子の会話が浮かんだ。


―――お母さん、今日の晩御飯はなぁに?
―――今日は『シノ』ちゃんの好きなオムライスよ。
―――わぁ!嬉しいな!


『シノ』と呼ばれた女の子は、幸せそうに見えた。
その『シノ』はあたしに無いもの―――家族を持っていた。

あたしが一番、欲しかったもの。
居場所が見つかった今、もう過去に戻ることはない。
―――あたしも、『シノ』の様になれるかな。

『シノ』になりたい。
そう思ったあたしは質問にこう答えた。

「あたしは―――」


―――『シノ』。




やっと終わった;
長かった;
時系列おかしいような…
>鶯色さん

何と可愛いトキコちゃん!
可愛らしい背景の中に目玉だらけのヒビがナイスです!
自分も企画キャラ描いてみようかな…

>しらにゅいさん

感想ありがとうございます!
気付いたら登場シーンがああなってましたw
そして2chナイアナと被ってたというww
努力する性格なのも、元から天才という訳でもなく、知識の悪夢も、高度な知識をも溜め込んだり取り出したりするので、こうなりました。
そもそも知識の悪夢は、自分が受験生かつ馬鹿なので、欲望の固まりであると同時に、自分が一番手に入れそうな悪夢ですww

106スゴロク:2011/01/15(土) 16:57:03
>鶯色さん おお、学校での啓介ですか。
この頃はまだ真衣がいるんで普通に学生やってるんですよね。
>しらにゅいさん 了解しました。
では、その「妹さん」についてのお話をば。


蒼崎 真衣は夢を見る。
同じ場所から始まって、同じ場所で終わる無限の輪廻を。


―――物心ついた時には、私の傍には一つ上の啓兄ちゃんしかいなかった。お父さんとお母さんは知らない。
啓兄ちゃんに聞いても、「知らない」というだけだったから。

周りの人に支えられて、私達は懸命に生きていた。啓兄ちゃんは、学校に生きながらアルバイトを重ねて生活を維持していた。
私には何もできないから、せめて負担にならないように、と家の中の手伝いをしていた。
大変だったけど、楽しかった。幸せだった。

こんな日々が続いて行くのだと、疑いもせずそう思っていた。

―――あの日、までは。


その日、私は啓兄ちゃんの代わりに買い物に行くことになった。
啓兄ちゃんは学校で行事があって遅くなるって言ったから。

『真衣、いつものスーパーで頼む』
「うん」
『……出来るだけ急いでくれ。なんだか、嫌な予感がするんだ」
「も~、啓兄ちゃんは心配しすぎだよ。いつも通る道だし、大丈夫だよ」
『そうか? ……そうだよな、きっと。でも、本当に気をつけろよ?』
「大丈夫、大丈夫。じゃあ、いってきま~す」

啓兄ちゃんはああ言ったけど、スーパーにつくまで何もなかった。頼まれたものを揃えて、エコバッグ片手に家に急いだ。

「わっ、雨降って来ちゃった」

傘を持って来なかったのが失敗だった。啓兄ちゃんの言うとおりだったなぁ、と後悔していた。

――――その時。

「……なるほどな。お前さんだったのかい」
「!?」

突然後ろから声をかけられた。振り返ったそこにいたのは、サングラスにスーツ、黒い短髪の男の人。

「だ、誰!?」

私の声には応えず、その人は言う。

「最近頻発してる『電気や水道の突然の停止』……お前の仕業だったのかい、真衣ちゃんよ」
「え……」
「『流れる』ものを操る、か。ようやく得心したぜ。……さて、詳しくは向こうで聞かせてもらおうか」
「何……嫌、嫌だよ! 私は家に帰るの!」

無機質な表情で、その人は言う。

「ダメだ。お前も俺達と同じ……」


「化け物、なんだからな」


――――頭が真っ白になる。私の前に、黒い鉄の塊が口を開けていた。

「最後通告だ。一緒に来いよ。……断れば、命は」

その先は聞けなかった。意識が凍りつく。そんな感覚と共に、私の世界は閉じた。


――――ウスワイヤのエージェント、蒼井 聖は、この日、一人の能力者を「保護」した。
しかし、彼女は原因不明の昏睡状態に陥り、現在の所覚醒の目途はまったく立っていない。


真衣からの連絡がない事に気づいた啓介が、雨で濡れた道路に転がるエコバッグを見つけたのは、それから少し後のこと。
この後、彼は妹の姿を求めて彷徨い、そこにひとつの道を見るのだが……。
それはまだ、もう少し先の話。

――――蒼崎 真衣の時間は、止まっている。奇跡でもない限り、「流れる」ことはない。


こんなんです。いかがでしたでしょうか?

107サイコロ:2011/01/16(日) 10:17:43
>しらにゅいさん
おお・・・これはwww
ショウゴの口調いい感じですよーw
なかなかいい掛け合い…ニヤリとしますね
因みに続きますか?

108しらにゅい:2011/01/16(日) 18:34:07
>鶯色s トキコォォオオ!!鶯色様の手によってむしろ美化されているぞぉぉお!!←
可愛い顔してどこか狂気が見え隠れしてる、みたいな感じがトキコちゃんの雰囲気にマッチ
していますよっ!(*^ω^)・・・こんな子が不良相手に(ズギャーン!!)なことするんですね・・・
早速保存させていただきませう~(*´∀`)

>十字メシアs シノさんの過去話とな!?頭が締め付けられる痛み・・・ヒイイイイ(;´Д`)
でも能力使うところがかっこいいです!いつかドラマでやってた「ガリレオ」みたいな
イメージが・・・(*´∀`)ウフフフ←
あー、なんか分かります!私もテスト近くになると欲しくなる・・・・・・
・・・頭がパンクするほど勉強してみようかな・・・(ぇ

>スゴロクs 真衣ちゃん可愛いよ真衣ちゃん!でもなんだか悲惨ですなぁ´`
昏睡はおそらくショックによるものか、本能的な防衛なのかと予想しますが、
それにしても、聖さんの言ってた『電気や水道の突然の停止』は本当に真衣ちゃんに
よるものなのでしょうか?それならば彼女が目覚めたのはいつのことなのでしょうか?
と、色々考察してニヤニヤさせて貰いますwww
昏睡状態→『夢』の中とかだったら凄く良い(ry

>サイコロs よかったです;;男の人の口調って意外に難しいですからね!
油断してるとなんかカマ臭くなりますし・・・特にこの場合ケイくんがその傾向に←
一応これにて完結ですが、アンサー的な感じでショウゴくん視点で同じ場面を書いてみると
結構面白いかもと我儘を言ってみるテスト(ry

ちなみにシリアスだと高確率でトキコちゃんが(ドギャーン!!)なことしますwwww←

109しらにゅい:2011/01/16(日) 22:24:00
「ねぇねぇ」
「なんですか?」
「面白い人いた?」
「・・・あー、そうですねぇ。ケイスケ、って人はどうですかね?」
「ケイスケ?」
「はい、なんか勘が鋭いって噂をしているのを学生から聞いたことあるんですが・・・
それが結構頻繁にあるみたいで、私は能力じゃないかって見てますが。」
「へぇー、勘が鋭いと何か良いことあるの?」
「ありますよ、突然の災害や第三者から殺されるのを未然に防ぐことが出来ると推測出来ます。」
「ふーん、私が殺したくて近付いたら逃げるの?」
「逃げます。」
「それじゃあつまんないよ・・・他は?」
「他ですか・・・そうですね、カイ君は知ってます?」
「誰それ何ソレ。」
「何・・・。・・・えー、コホン、カイ君は優等生で有名なのですが、
一時期自殺未遂したとの噂を聞いたことがあります。その際、死んだはずなのですが、
ナイトメアアナボリズムが目覚めて、彼は生還した・・・と推測しています。恐らく、彼は煙の」
「ナイトメアアナボリズムかぁー。でも、なんか弱そう、やだ。」
「・・・・・・・・・」
「ねぇねぇ他には?他にはー?」
「・・・あの、」
「なに?」
「トキコ・・・は、何がしたいんですか?」
「ナニが死体?」
「じゃなくて。私が、能力者をホウオウグループに報告していないのを分かってるのに、
それを報告しない、それに聞くだけ聞いて、何もアクションを起こさない・・・
私は、貴方が何をしたいのか、まったく分からない・・・」
「分かんなくていいよ、分かる必要なんてまったくない。」
「え、」
「貴方に特殊能力なんて、ない。他人の考えていることを当てる能力なんて、ない。
だから人の意思を汲み取ろうとしなくていいの、無理だから。凡人は凡人で他にしたいことを
すればいいじゃない、ねぇ?」
「・・・凡、人・・・」
「私は、楽しいことをしたいからするの。
でも、そんな人私だけじゃ見つかりっこないからわざわざ凡人の貴方に聞くんだよ?」
「・・・・・・っ」
「それだけで凡人の貴方に存在意義がある、十分じゃない。
研究員として招かれることのなかった貴方にピッタリ、あははは!!!」
「・・・煩い・・・!」
「あは、怒る?怒るの?怒ってどうするの?怒りをぶつけるの?いいよ、
その一瞬で貴方の人生は終わってしまうけどね!弱いから!!」
「・・・・・・」
「タカコがわざわざ私に情報をくれるのも、命が惜しいからでしょ?
私がホウオウ様やアイに、タカコのしてることを報告するかもしれないし、
私が気分を害してタカコを殺すかもしれないし・・・ねぇ、違う?」
「・・・ちが、・・・わない、です・・・」
「でしょ?」
「う・・・ぅ・・・」
「・・・素直な人って、長生きするって誰か言ってたねー。ふふふっ」










タカコとトーキングin廊下
「一方的」


「(そういえば・・・)・・・トキコ・・・楽しいことって何ですか・・・?」
「えへへ・・・あのねー、楽しいことっていうのは・・・」

110しらにゅい:2011/01/16(日) 22:39:54
今回は三人、キャラをお借りしました!

その1.鶯色sのカイ君(企画キャラスレの>>164参照)
その2.スゴロクsの蒼崎啓介君(同スレの>>171参照)
その3.サイコロsの桐山貴子(同スレの>>77参照)

一応メインは同じサイドのタカコさんなので、ケイスケくん、カイくんは話の中でのみ
登場させて頂きました。次は接触する話を書きたいなぁ´`*

そしてタカコさんなんですが・・・ごめんなさい!なんかいじめまくってますが、
愛ゆえです!愛ゆえ!←
両親優秀なのに研究員じゃない、ってところからホウオウグループに疑問を
持ちながらも少しコンプレックスに思ってんじゃないかなぁ、と思いこのような
仕様になりました。あと口調に関してですが、なんで敬語使ってん?(´・ω・`)は、
立場関係に最後まで悩んじゃってこうなってしまいましたorzが大半で、残りは
趣mゲフンゲフン・・・トキコの気に触らないように、と距離を開けているという設定で
敬語とさせて頂きました。名前が呼び捨てなのは、トキコ本人の希望です、固いの嫌!
色々勝手に決めちゃったので土下座と謝罪の準備はすぐに出来てます、さぁどうぞ!←

トキコにとって楽しいこと?さぁ何でしょうか・・・←

111砂糖人形:2011/01/17(月) 00:00:49
「ねえ、ネイロ」
「何?お母さん」
「コンサート、見に行こうか?」
「本当?!」
「ええ、本当よ」


あの時はまだこんなことになるだなんて、思っても見なかった。


「えへへ、楽しみだなあー」
「嬉しそうだなネイロ。」
「だって、家族3人でお出かけなんて久しぶりなんだもん!」
「ふふ、そうね」
私達は久しぶりの3人でのおしゃべりを車内で楽しんだ。


数十分後、私達はコンサートが行われるホール内へ入っていた。
「何の曲やるの?」
「アルルの女とか、展覧会の絵とかをやるみたいよ。」
「私その曲好き!」
「ふふ、そうなの」

すると、開演のブザーが鳴った

「これより、いかせのごれ開催、いかせのごれコンサートを開催します」

~♪
あたりはチューニングの音が響いていた。


「あの、三つ編みのフルートの人うまいね」
「そうねえ、あの髪の長いトランペットの人もうまいわよ」
チューニングの音がやむと、声の低い男の人のアナウンスが聞こえた。

「では、1曲目『ラプソディ・イン・ブルー』をお聞き下さい」

舞台をふと見ると、長い髪のトランペットの人と目があった。
こっちを見てにやりと笑った。

「?!」

曲が始まると、頭が割れるような音が舞台から聞こえてきた。

「痛・・・!なに、これ・・・」
「ネイ・・・ろ・・・」
「お母さ・・・!!」

お母さんの声がして振り返るとお母さんの頭が割れた。
「?!きゃああああああああ!!」

周りの席の観客達は、体から血を拭きだして死んでいた。



「い、嫌あああああああぁあぁぁぁぁあぁぁ!!」






・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


気がつくと、病院のベッドへ横たわっていた。
医者からの説明だとコンサート中に観客全員が全員死亡していて、原因もわかっていないそうだ。
しかし、私だけ気を失って生きていたそうだ。

「お母さん、お父さん・・・」


涙が止まらなかった。



文章力が欲しい。もうなんかごめんなさい。
私の作ったキャラ「ネイロ」の過去の話を書こう!と言う衝動に駆られまして、やってしまった!
後悔はしているが反省h(ry

112サイコロ:2011/01/17(月) 03:57:15
>しらにゅいさん
2828が止まらないwww
よくあの数多き企画キャラの中から見つけ出してきますねww
タカコのキャラ、なるほどそう捕えましたかwでも日常生活では多分逆なんでしょうねきっとw
それでは続きも兼ねてショウゴサイドを近々書きますねw
・・・うん、タカコの設定、追加で柔道二段入れといてよかったなぁクックック

113サイコロ:2011/01/19(水) 05:58:54
>>99のショウゴサイド。

とある日の放課後。
「「「・・・・・・・・・」」」

ショウゴは柔道着を着た三人を見ながら苦笑いをしていた。
「・・・あー、えーっと、なんだ・・・ついにケイイチが一大決心をして我が柔道部に
 入ってくれるのかと思っていたんだが・・・」
ケイイチとユウキは知っている。
「おす!」
「もす!」
「・・・こっちも、いつの間にか後ろから付いて来てたみたいで・・・気付かなかったんです。」
それはともかく、この女の子は何なのだろうか。それに、柔道着の着方も間違っている。
「・・・とりあえず、そっちの子は?」
「めす!」
「何の相槌だよ。」
「・・・めすって言うのか?見た目は確かに女の子だが。」
「先輩なんで真に受けてるんですか!?」
「むす!せ、せっしょーは、トキコと言いますっす!ぶちょーさんのお噂はかねがね聞いておりまして、
 今回、じゅーどーぶとやらを見学してやろうと、あ、まちげりーた!じゅーどーぶに体験入部してみようと
 思って至ってみましたっす!」
所々に人を見下したような単語が見え隠れしているのは気のせいなんだろうなきっと、とか思いながら答えるショウゴ。
「・・・そ、そうか。いや、やる気があるならそれは認めるぞ。」
「まっくす!」
「トキコ、さっきから何それ。最後にすが付けば何でもいいと思ってんの。」
「かす!」
「黙れユウキ!!」
放っておくといつまでも漫才を続けていそうな二人を尻目に、ショウゴはトキコに質問した。
「で、トキコ・・・ちゃんでいいのかな?トキコちゃんは柔道の経験はあるのかい?」
「ないですけど!人をぶったおした事はあるっす!!」
「ぶったおした?」
「はい!ちょっと軽く手を押したら数十キロメートルくらい吹っ飛びましたっす!」
聞いた途端、少し唖然としてしまった。

「「・・・・・・・・・」」


「・・・ケイイチ、あの子も能力者なんじゃ。」
「いや、こっちもなんとなくそうは思ってるんですが・・・ぶっちゃけ関わりたくないです。」
「ぶちょー!とりあえず、ぶちょーをぶっ飛ばせば入部できますっすか!?」
「うわーやる気満々だこの子。」

物騒なもんだ、とショウゴは思ったが、素人相手にいきなり試合は流石にマズイ。
というわけで・・・

「うん、まず受け身の練習してからね。受け身が出来ないと怪我しちゃうから。」
と提案した。
トキコが少し不満げにボケたが、ケイイチがフォローを入れて練習を始めた。

思った通り、受け身だけで大体の性格が分かった。

ケイイチは受け身の仕方が少々荒かったが、大体出来ていた。
実践で培ったのだろうか、なかなか理にかなった動きをしていた。問題無し。

一方トキコは全く駄目。柔道着の着方から直させたが、受け身を撮ること自体に
不満があるようだ。
「うっす!受け身とる事なんて無いですもん!」
「盛大にコケた時とか車に轢かれたときとか色々役に立つから憶えといた方がいいぞ。」
「これが終わったらぶちょーをぶっ飛ばせるっすか!?」
「ウェ!?あ、あぁまぁ試合はするよアハハハ…(汗」

ユウキは…割愛しとくに越した事は無いだろう。


他の部員と練習をある程度済ませ、その間に受け身の練習をさせ、部活が終わった後にトキコ念願の試合が始まった。
「俺は一応柔道のルールで戦うよ。」
「トキコ、行きまーす!」
始まって数秒。殴るように手を伸ばしてきたトキコに対し、ショウゴは・・・
(『軽く押しただけで数十キロメートル』・・・十分に気をつけないとな)
突きだされた手の袖を掴んで、きれいな一本背負いを決めてしまった。
「「「「・・・あれ?」」」」
審判をしていたタカコさんも唖然としていた。
ショウゴは一言。
「一本・・・ですよね?」
タカコさんが我に帰ると、一本のコールをした。


受け身をきちんと取れずに目を回しているトキコを尻目にショウゴは言った。
「柔道は柔良く剛を制す。力ではなく技で戦う事が重要なんだ。だから受け身も大切だって言っただろー、なぁトキコちゃん。」

言った瞬間に足を掴まれ、振り回され、ビタァンと畳に叩きつけられた。
しかし最近の道場は下にスプリングが仕込まれてあり、加えて受け身を取ってたので威力は相殺・・・
「鼻打った・・・」
鼻血が出ていた。

タカコ「駄々っ子の暴れ方そっくり・・・。」

114サイコロ:2011/01/19(水) 06:01:06
というわけで>>99のストーリーのショウゴサイドを書かせていただきましたー。
勝手に書き過ぎ&柔道の専門知識を混ぜすぎた感が否めませんが土下座の準備は出来ていますよー!

115しらにゅい:2011/01/19(水) 16:44:38
>サイコロs
アンサーありがとうございます!w
こっちも2828が止まりませんよ(*´∀`)ウフフフ(ry

キャラをサルベージするのも大好きですっw
むしろあまりライトの当たらなさそうな子をあえて浮上させて
しまうのも・・・←
ただ決められてない部分をこちらである程度決めてしまわなければ
いけないので、そこはちょっと申し訳ないです´`;
きっと逆なんです、屈辱なんでs(ry

いやいや、むしろこちらが土下座したい勢いですよ!w
柔道の知識が無いので知ってる方が書いてくだされば、矛盾や間違いなど
ないですし・・・ありがたやー(*´∀`)w
それにトキコの扱い方が的確すぎて謎の感動が・・・!喧嘩なら恐らく勝つ
でしょうが、こういった正式な試合だと絶対負けるでしょうね、トキコはw

ありがとうございましたーっ!!

116しらにゅい:2011/01/19(水) 22:58:48
「神様、どうかお願いがあります。
私は生まれながらにして胸がありません。
周囲の友人たちは皆豊胸なのに、何故か私だけ真っ平らなのです。
これでも牛乳を飲んだり運動をしたり努力はしています。
知り合いに頼んで豊胸になる薬を提供して貰ってそれを摂取していますが、
一向に増える兆しはありません。
だからどうか神様、その神的な力で私の胸をEカップにしてください!!」


「・・・・・・・・・」


「・・・誰かと勘違いしていないか?」
「えっ、神様ですよね!?」
「いや、違う。」
「えぇ!?だって、神社に住んでいてそのなんだかよく分からないキノコを焼いているその姿はまさしく神様ではありませんか!?」
「・・・まず神様は目に映らないだろう。それに、神社に住んでいるだけで神だと扱われるなら、私の他にもたくさんいる。
ありふれた神なんているはずがないじゃないか。」
「それもそうですねぇ、私にとって神様はホウオウ様お一人だし。」
「(・・・ホウオウ・・・)そうか・・・」


「「・・・・・・・・・」」


「・・・見世物じゃないぞ。」
「いや、美味しそうだなーと思いまして。」
「残念ながら見ず知らずの他人に与えるだけの余裕はない。」
「結構本格的なんですねぇ、慣れてるんですか?」
「・・・・・・・・・」
「黙秘権行使なう。」
「少し黙ってくれないか。」
「だが断る。」


「「・・・・・・・・・」」


「お兄さん、有名人ですよ。困っていたら颯爽とやってきて解決してくれた、神様みてぇな人だぁ、
っておじいちゃんおばあちゃんから大好評ですし。神社の神様っていうから、
私気になってどんな人かなぁって見に来たんですけど、意外にも家庭的なんですね。」
「・・・勝手にあっちが感謝しているだけだ。私は何もしていない。」
「“問題”を解決してるじゃないですか、よっ!ヒーロー!」
「・・・」
「そんな『何こいつ』と言いたそうな表情しないでくださいよぅ。
あ、ほら、キノコ焼けてますよ!」
「・・・・・・いや、まだもう少し待とう。」










ゼンジとトーキングin神社
「神社の神様」


「なんだかお堅いですねぇ、もっと気軽に生きたらいいじゃないですかぁ。」
「私の望みは、私を生み出した者を殺し、私自身も消滅する・・・それだけだ。」
「・・・カミサマの望みって、結構重いなぁ。にしてもキノコが良い匂い。」
「・・・・・・・・・」

117しらにゅい:2011/01/19(水) 23:13:11
今回はむぐらsのゼンジさんをお借りしました!
数少ないドリーマーサイドのアナザーキャラと接触させて頂きました・・・が、
相変わらず口調やら一人称を勝手に推測、決定しちゃってキャラ主様に対し
ガクガクブルブル(((;´Д`)))な状態です。

・・・って元々の企画主旨から外れた暴挙に出た気がするのを否めない・・・!
企画主失格です、激しく反省(´;ω;`)ブワッ
いやでも、こう素晴らしい設定なのに埋まってしまってもったいないという
アナザーキャラが沢山いましt(以下言い訳

で、本文のほうなのですが設定を資料に書かせて貰いました。
変な扱い方してましたらすいません;;
でもこんな感じの雰囲気寄りの会話が結構好きなんです、またしても暴挙に(ry

118しらにゅい:2011/01/19(水) 23:14:38
ぐへっ、書き忘れてた・・・

ゼンジさんの詳細はキャラ企画すれっど>>90を参照してください!

連投失礼しました;;

119スゴロク:2011/01/20(木) 22:10:42
>しらにゅいさん
ありがとうございます。真衣に関しての設定は、近日企画スレで報告いたしますので。
そして、残念ながら「夢」とは違うんですよね……? そして今度は啓介を使ってもらってありがとうございます。
考えてみると、ナイアナのキャラって基本名前がカタカナなんですよね。例外が何とB子という。

さておき、今度は3つの話から時間を下っての一幕です。


「・・・・・・」
「そんなに警戒することねえだろ、啓介」

あの日、俺の全ては変わった。真衣を失い、友を失い。
道に迷う俺を拾ったのは聖さんだった。
―――――ウスワイヤ。それが、俺の新たな宿り木だ。

「するに決まってるだろう。真衣がああなった時、近くにいたのはあんただ」
「だからあれは俺のせいじゃねえって・・・・・・」

かなりうんざりしたように言う聖さんだが、はっきり言って信用ならない。
バイト先が突然爆破され、脱出が間に合わず重傷を負った俺を保護した聖さんは、自分の素性を語り、俺を引き入れた。
そして俺は知った。ホウオウグループという闇の存在。その闇と、ケイイチが戦っていたこと。
ウスワイヤの目的。アースセイバーの存在。そして―――――俺と、真衣。

「真衣の力は『流動制御』。半覚醒の力が暴走し、自分の時間を止めてしまったのは、あんたから受けた恐怖が原因だって聞いたんだが」
「う・・・・・・」
「それで自分のせいじゃないなんて、よく言えるな」
「・・・・・・」

聖さんは全ての能力者をいずれ根絶やしにする気らしい。だから、真衣が説得に応じなければ殺すつもりだったらしい。
銃口を向けられた真衣は、半覚醒の力が恐怖から暴走し、命を繋ぐために時間を止めてしまった。
それが、俺の聞いた真衣の今まで。
そして、

「・・・・・・俺がエスパーってのも、笑えないけどな」

俺の力。それは、言ってみれば念力で、予知で、瞬間移動で。
要するに、日本でも言われていた「超能力」と言う奴だ。真衣の力からするど遺伝らしいが、知る術はもはやない。

「・・・・・・」
「悪かった、悪かったよ。けどよ、バクのおっさんが帰ってくりゃちょっとは好転するかもだぜ」
「七篠教官か。けど、『悪夢』じゃなくても使えるのか? そうは思えないんだが」
「あー・・・んじゃ、あの居候だ。あいつの力で抑え込めば・・・いける、のか?」

真衣を目覚めさせる手段としては、時間を止めている原因である能力を一時的にでも除いてしまえばいいらしい。
それが出来る可能性があるのは、ウスワイヤで「後始末屋」として知られる七篠 獏也教官。
もう一人は、アースセイバーに居座っている同級生、景山 浩美。

「んーなことより、今はてめえのバイト先の調査だろ。空間ごと爆破されたって情報があるぜ」
「空間・・・イザボーワイズ。なるほど」
「・・・もうわかるか。さすがエスパー」
「黙れ。行くぞ」

自然、聖さんへの口調が荒くなる。だが直す気はない。
たとえ恩人でも、真衣を眠らせた原因の一つには違いないのだから。
そして、

(・・・能力者に未来はない、か)

ならば、

(作るまでだ。真衣の生きられる未来を。・・・たとえ、「人間」を滅ぼしても)

―――――過去に光。未来に闇。新しい宿り木が、俺を阻む。黒い翼が、俺を誘う。


というわけで、ネモさんの七篠 獏也さん及びyou-403さんの景山 浩美さんをお借りしました。
いかがでしたでしょうか?

120しらにゅい:2011/01/21(金) 22:15:54
>スゴロクs いやいや、こちらの勝手な妄想なので気にしないでくださいw
そうですねぇ・・・ナイアナ独特の呼称と言いますか、逆に皆の名前を漢字表記に
するとどうなるか、ちょっと気になりますね(*^ω^)

そしてこのエピソードを読んで啓介くんの株価が私の中でぐんと上がr(ry
間違いないこの子も絶対イケメンだ!←
今まで妹さんの行方が分かりませんでしたが、所在を掴めて一安心・・・かと
思いきや、昏睡状態・・・早く元気な妹さんに会えると良いですね(´・ω・`)

121スゴロク:2011/01/22(土) 02:16:41
>しらにゅいさん
株価上昇! それは円にしていくr(停止
さておき。真衣の詳細設定が出来ました。企画スレの245を参照よろしく。
そして今度は、直後に考えた「火波 スザク」で一つ作ってみました。今回も企画キャラの皆さんに出演願いました。


「・・・・・・なんなんだ、こいつは」

目の前の男―――いや、女か? どっちともつかない奇妙な人物と戦う僕は、さすがに動揺せずにはいられなかった。
袖の長い、薄手の紺色の服を来たこの人物は、龍義真精を使うのだ。いや、正確に言うとそのものじゃなくて、僕の「偽」と同じく力の変化が感じられない。
さっきから能力の撃ち合いになっているが、相殺ばかりでラチがあかない。

「龍精落ッ!!」

両手を構え、赤い奔流を放つ。だが、向こうも青白い奔流を撃って来た。やはり、やりづらい。
龍義鏡で跳ね返しに来ていれば、その隙をついて走り込めたんだけど。

(強い)

判断力と身体能力が尋常じゃない。目星はついていたが、多分ホウオウグループの一人、あるいはそうだった者だろう。
僕がいた頃にもその手の研究はされていたし、奴らの技術力なら人間一人くらい作るのは容易いはずだ。
しかし、龍義真精を使うとなれば話が変わって来る。恐らくだが、ゼアが関わっているはず。
僕がいた頃にはまだ新参者だったが、研究者としての実力は高く、よくセキ部長と張り合っているのを見た。龍義真精が専門というわけじゃないが、ホウオウ以外で一番詳しいのは奴だ。

(となれば、長居は無用)

僕の力は半ば偶然に近い形で得たものだ。今目の前にいる「誰か」とは違うはず。長期戦は不利、しかも千日手。
ならば、

「龍息塵! 逃げるッ!」

煙幕を張って一目散に逃走した。独自の技だが、まさかここで役立つとは。


「あー、やれやれ・・・・・・久々に戦ったらえらいのに遭った」

スカートを靡かせ、走りに走って辿りついた公園で、僕は大きく息をついた。
と、

「あれ? セナ?」

行動と言動、心理状態がまるで一致しない友達の姿を見つけた。歩きながら首を傾げたり、大袈裟にきょろきょろしている。
ころころと表情が変わるが、感情がこもっていない。まるでよくできた人形のようだ。
顔つきといい体格と言い、見ようと思えば男にも見える。なんだかさっきの奴を思い出して、ちょっと嫌な気分になった。

(・・・・・・やめとくか)

性格上、話しかけてもやたら捻くれた受け取られ方をするのは見えている。心配だが、僕が出て行った所でどうなるわけでもあるまい。
と思って立ち去ろうとしたまさにその瞬間、

「うおっ、しまった!!」
「!?」

その声と同時、背後から何かが迫るのを感じた。咄嗟に右手を突きだして龍義鏡を張ると、何かが当たってあらぬ方向へ跳弾した。――――銃弾だ。
振り向きざまに一瞬見えたその姿は、

「汰狩!?」

同級生の汰狩 省吾だった。かなり驚いていたようだから、多分暴発だろう。なぜ実弾を撃って来たのかはさておき。
どうもこっちには気付いていないらしいな、とその場を去ろうとした瞬間、

「うっ!」

右手を銃弾がかすめた。汰狩じゃない。あいつとは別の方向から来た。そちらにいるのは――――

「・・・・・・」

明らかに「敵」を見る目でこちらを見据える、セナだった。
――――違う。そう言いたかったが、声が出なかった。やがて、セナがその場を立ち去ると同時、膝の力が抜けてその場にへたり込んでしまった。
汰狩が気付いてやって来てくれたが、もう返事をすることも出来なかった。

「僕は・・・・・・お前の、『敵』か・・・・・・?」

――――なんだか、無性にケイイチに会いたくなった。


以上です。今回はakiyakanさんの「ミツ」、遊び盛りの学生 Lv15さんの「ゼア」、サイコロさんの「汰狩 省吾」、sigintさんの「セナ」をお借りしました。
もしかして、今までで一番キャラをお借りしたのでは・・・・・・。

122(六x・):2011/01/22(土) 18:20:16
>しらにゅい様

はじめまして、(六x・)です。
久々に来たら交流企画という素敵なものを発見した!
私のキャラもよかったら使って下さい


名前:凪
性別:♀
一人称:私or僕
口調:やや男の子っぽい(このスレでも少ししゃべっています)
性格:冷静、照れ屋
その他詳細は企画つれっどの89にあります。

123しらにゅい:2011/01/22(土) 20:00:34
「・・・それじゃあ、トキコ。」
「うん、凪っち。」
「『問5 聖徳太子の二大事業』」
「・・・せーのっ、」

「『冠位十二階の制度』と『十七条の憲法』」
「『簡易銃弐階の精度』と『十七畳の拳法』!」

「・・・あれ、おかしいなぁ?同じ答えだよねぇ?」
「トキコ、漢字が違う。」
「な、なんだってー!?」
「次、『問8 長篠の戦いで銃を使った人物』」
「せーの、」

「『織田の信長』!」
「『織田信長の部下』」

「・・・何だその『の』って。」
「凪っちこそ、部下って何。また余計なものつけたしてるし!」
「私は正確な答えを書いただけなのだよ。」
「トキコ知ってるよー、そういうの蛇足っていうの。」
「次、『問15 黒船で日本に訪れた人物』」
「せーの!」

「『熊おやじ』」
「『ペリス』!」

「熊おやじって誰。」
「トキコこそ、ペリーとハリスが混ざってるじゃないか。」
「合ってるもん!」
「合ってないのだよ。」
「最後!『問17 鎌倉幕府が出来た年代』」
「せーの、」

「『4192年!』」
「『1185年』」

「「・・・・・・・・・」」

「未来じゃないか!!」
「なんで微妙に前なのさ!!」
「だから、私は正確な答えを書いているだけなのだよ!!」
「私だって正確な答え書いてるもん!よいくに作ろうでしょ!?」



「・・・天才と馬鹿は紙一重、と。」
「ナオヤ何書いてんの?」










ナギとトーキングin教室
「紙一重」


「なぁ、お前らこの言葉知っとる?」
「「ん?」」

124しらにゅい:2011/01/22(土) 20:18:52
今回は(六x・)sの凪ちゃんをお借りしました!
凪ちゃんの詳細は企画キャラスレッドの>>89をご覧くださいませ。
そしてゲストにナオヤとB子を出演させて頂きましたw

久しぶりのリクエストにヒャッハー!!とテンションを上げてカカッと書かせて
頂きましたが、なんかこれだと遠回しに凪ちゃんを貶しているようにも
見えるっていう・・・いや、トキコは馬鹿です、これは固定です←
ちなみに問8以外はちゃんと答えてるんですよ凪ちゃんw
ある意味問8も合ってるかも・・・?

ありがとうございました!

そしてこのまま感想も書かせて頂きますねw

>>121 おおお!こんな大人数を上手く使いこなしましたね!!私なんて
せいぜい三人で限界・・・アウアウ(;´Д`)
お話もなかなか面白く・・・でもスザクちゃんなんだか苦労してそうですねぇ・・・

喧嘩を売rじゃなくて、関わりのある方が出てきましたので、よし
書こうと思って書き始めたら、おっと口調が・・・と困ってしまってましたが、
今回のお話でだいたい掴むことができました!ので、近日上げさせて
頂きます(。´∀`人)

お互い腹のまさぐり合いになりそう・・・´`;←

125(六x・):2011/01/22(土) 23:25:52
>>124 

珍回答の有効活用きた!ありがとうございます!凪はこういう子なので問題なしです。
部下で正解^^

トキコさんが良いキャラですな。世の中には愛すべきバカというのがいるので大丈夫ですよ!
凪に「可愛い」とかいうときわめて冷静に照れますよw(無表情で顔だけ真っ赤)

126紅麗:2011/01/23(日) 07:45:17
暇だったので久しぶりに…
ユウイで、会話文のみで参ります!

――――――




「ナーオちゃん!」
「………」
「いや、無視はないだろ」
「なんか用?」
「いやー、この問題がわからないから教えてもらお
「嫌」
「だから…なんでお前はさぁ…」
「つーかなんで僕に言うん?」
「そんなのナオヤがアタシの苦手科目を得意としているからに決まってるだろ!人間、助け合って生きていかないとな!」
「馬鹿馬鹿しい…。お前そこまで数学悪いわけじゃなかったやん?なんでそんないきなりガクッと…」
「……それは…その…トラウマ、というか…」
「はぁ?数学が?」
「……っ…」
「…?」

「あ、ユウイおはよう」
「あー…ケイイチ。はよ」
「何してるの?」
「ナオヤに数学を教えて……もらおうとしてたんだけど…あの、ケイイチ?」
「ん、何?」
「あの、さ…前に言ってたホウオ
「なんや?ユウイ。ケイの言うこと信じとるんけ?」
「……、…あっはは!まさか!ちょっと聞いてみただけだって!」



「………言えるわけ…ないよな…」
「……-2±√3」
「むあ?」
「この問題の答え」
「うぉお、マジか!ナオヤ、ありがとう、助かった!」「……嘘だけど」


―――――

なんとも後味の悪い…
ナイアナからケイイチ、ナオヤ、ちょこっとだけマサカズをお借りしました!ほんとにちょこっとだけ…orz
次は他の方のキャラを借りてみようかな…

では!

127大黒屋:2011/01/23(日) 21:22:11
むしゃくしゃしてやります。反省はしません。多分。
こちらのスレッドは初投稿になりますので、とりあえず俺の娘の由衣と奏でかきていきます。
実力付けたら、他の方々のキャラも使用していきたいと思います。
ちなみに俺の娘息子もご自由にお使いください(



ドアを開けた瞬間、由衣は玄関に倒れ込んだ。
服は破れ、体中が打撲や擦り傷だらけだ。額からもわずかに血を流していた。
驚いた奏は由衣に駆け寄る。

「お姉ちゃん!?大丈夫!?」
「…いつもよりは、駄目かも;」
「どうしたの、その怪我…。」

怪我をするのはいつものことだ。
由衣はあまりいい子とは言えない。俗に言う不良だ。
それも関連し、ほぼ毎日のように男に交じって喧嘩をして帰ってくる。
それを奏はなれた手つきで手当てをしていくのがいつものことだった。
両親が亡くなってからは借金取りとも喧嘩をしあい、怪我がひどくなっていった。

しかし、今回は何かが違う。

「…奏、ここはもう…やばい。」

由衣が怯えてるように見えたのだ。
小刻みに震える肩を、奏が押さえる。

「おちついて、なにがあったのか、ゆっくり話して。」
「…ああ。」

由衣は深く数回息をはくと、まっすぐ奏を見た。

128十字メシア:2011/01/23(日) 21:33:22
新たに作ったキャラでやってみる。


「ねーねー、ユズキー」
「……」
「ユズキってばー」
「……」
「………」

スパーン!

「…痛い」
「目開けたまま寝るからでしょー。ねー、ユズキ」
「何?」
「ユズキって、何でそんなに絵上手いの?」
「何でっつってもなー」
「ねー、何で何でー?」
「…好きで毎日描いてるから…かな?」
「ふーん」
「そんな事聞いてどうすんの?」
「さあー?どうなんだろうねー」
「…自分、寝るね」
「寝るんなら普通に寝ればー?」
「トキコには関係無いじゃん」
「あるよー。起きてるか分かんないじゃん」
「自分の勝手だし。そんなのどうでもいいし、興味ねーもん」
「むー…」





ユズキとの会話に、しらにゅいさんのトキコちゃんお借りしました。
口調でこんなんでいいのかな;

129大黒屋:2011/01/23(日) 21:40:59
喧嘩自体はいつも通りだった。
古びた倉庫での集団の喧嘩。
慣れてる由衣は、武器もものともせずに果敢に立ち向かっていた。

しかし、それは突然だった。
不意に後頭部に衝撃が走った。
後ろから襲ってきた者に、鉄パイプで殴られたのだ。
そのまま前に倒れ込み、起き上がれなくなる。
目の前の赤い液体は…血?
体が動かない。視界がぼやけてくる

…もしかして…死ぬ…?

どうにもできないまま、彼女の意識は闇へと堕ちて行った。

――――――――――

…変だ。
静かすぎる。

再び目の前に広がった世界は、倉庫のままだった。
どうやら「あの世」とかではないらしい。

ただ、違うというのなら。
相手側が皆倒れてる。
そして、壁には無数の鉄柱が。

倉庫にこんなにも鉄柱はなかった。
運ぶにしても多すぎる。
何があったのだと、彼女は痛む頭を押さえて起き上がった。

その時だった。
何の前触れもなく、倉庫が爆発した。

「!!??」

持ち前の反射神経でなんとか爆破に巻き込まれずに済んだが、咄嗟に飛びのいたせいでいたるところに怪我を負った。
彼女は火の海と化した倉庫を見やる。
あの中には、まだ何十人もの人間が…。

「…ちっ、はずしたか。」
「!」

声の方を見やる。
緑色の髪の女性が、こちらを見ていた。
見つめる赤い瞳の中に無に帰す「黒」と燃やしつくす「赤」、絶対忠誠の「青」を見た由衣は、本能的に悟っていた。

――こいつ、やばい―――

有無を言わずに走り出した。
よろけながらも、奏に伝えようとしたのだ。
この身が消えようとも。
妹の無事のために。

「すぐに離れよう、この街を!もうここにはいられない!」

130大黒屋:2011/01/23(日) 21:52:24
「元々借金取りに追われていたんだ。この家も売り払わなきゃいけなかっただろう。ならいっそこのままここを離れよう!」
「何言ってるのよ!ここはお父さんやお母さんとの思い出の…。」
「忘れてないぞ、奏。お前も半年前に同じ経験をしたはずだろ!」
「!」

借金取りに追われているのは今に始まった話ではない。
両親が生きていた時も、追われていたのだ。
そしてそれが度を過ぎ、実力行使になった。

たまたま出ていた由衣が帰ってきたときには、借金取りも、両親も死んでおり、奏だけが部屋の中心で泣いていた。
借金取りにだけ共通して、首を絞められた跡があった。
そして、奏もまた、借金取りに首を絞められたといった…。

「絶対、ここにやばいもんが来る!だから…。」
「…分かった。」

奏は手当てを済ますと、鞄を由衣に渡した。

「今夜中に行きましょう。路上生活は覚悟の上よ。」
「…ああ。」

由衣は立ち上がり、小さな箪笥を開いた。

二人がケイイチ達と出会うのは、このすぐ後の話である――。

――――――――――

すみませんでしたorz

131ネモ:2011/01/24(月) 16:04:37
>> 十字メシアさん、スゴロクさん

遅くなってすいません。
バクヤをどうぞご自由に書いてやってください。

132しらにゅい:2011/01/24(月) 22:29:47



「・・・君が好きなんだ、その愛くるしい瞳、キューテクルな髪、
それにこの・・・肉球!あぁもう!全部大好きで」



「タマキ先生、タマキ先生!」
「へ?・・・あ、トモコ先生、いつの間に。」
「もう三十分前から保健室に入ってますけど。・・・というか、なんですかこの猫達は!?」
「いやー、なんか窓辺でボーッとしてたら寄り付いてたみたいで・・・
いや、僕としては嬉しいことこの上ないんですがね、えへへへ。」
「こんなところ他の教員に見られたどうするんですか?」
「サーセンっす。」
「あと寄り付くなら猫よりも体格の良い男性のほうが・・・」
「いやそれトモコ先生の願望でしょ。」



「・・・いやー、ここは良いサボり・・・じゃなくて、良い保健室ですねぇ。」
「今教師にあるまじき発言を聞いたような気がするんですが・・・あ、饅頭食べます?」
「食べまーす。」
「ほいほい。」
「・・・にしても、いつもここ来ると何かしら動物がいますよね。」
「いるっていうか、寄ってくるんですよ。」
「へぇー・・・モテモテですねぇ。」
「どうせモテるならおっぱいのでかい女性に・・・いや、でも動物大好き!」
「私もモテるなら筋肉質のマッチョな男性に・・・あ、ちょっと、饅頭食べないで!」
「こらミケ、それは食べちゃ駄目だよ。めっ」

<にゃーん

「うぅ、私のお饅頭が半分も・・・」
「あー・・・すいません、トモコ先生。代わりに僕の食べていいですから!」
「はい、頂きます!」
「立ち直り早っ!?」



「・・・はぁ、独り身は寂しいわ・・・」
「そんなトモコ先生に朗報です、今ならこの子猫ちゃん達が貴方のお宅に・・・」
「え、マッチョになったりしないの?」
「しませんよ!!何それ怖っ!!」
「私はマッチョの人以外家に入れないんですー。あー!辛いわー!!」
「トモコ先生、飢えすぎですよ。」
「・・・タマキ先生は知らないようだから言っておきますけど、独り身ほど寂しいものはないんですよ~?
特に女性は寂しがり屋ですから!」
「へぇー・・・」
「特に去年のクリスマスは、あっちこっちでマッチョと仲良そうに歩いているカップルを見かけた時は
もうホント、胸が抉られる思いをしてですね、」
「へぇー・・・」
「急いで家に帰って、温かいものを食べながら録画したSASUKEを・・・先生?」
「・・・・・・可愛いなぁ、この子・・・どこから入ってきたんだろう?」
「っきゃああぁぁあ!!?ヘビぃいい!!?」










トモコ先生と談話中
「筋肉と動物」


「ほら見てくださいよトモコ先生、この子凄い目がクリクリしてる。」
「いやぁぁあ!!タマキ先生それ近付けないでぇええ!!」

133砂糖人形:2011/01/24(月) 22:58:25
>しらにゅいさん

タマキ先生がww
でも、なんかタマキ先生見ると癒されますねえ。

トモコ先生は相変わらずですねw

134しらにゅい:2011/01/24(月) 23:02:26
というわけで保健室のムツゴロウ()タマキ先生でした。
キレさえしなければ若干ツッコミ属性ですのでどうぞ、
ツッコミが欲しい時にお使いくださいw
そしてトモコ先生が蛇嫌がってますが・・・きっとちょっとは女の子な部分は
あるんだよ!というかあってほしい(ry

覚醒版はまた次回書かせて頂きますw


---ここから感想のターン---


>>126ユウイちゃん自覚編、といった感じでしょうか!?w『数学』の勉強を
している時に殺されましたからね・・・嫌でも思い出されそうだ・・・´`;
切り出そうにもケイイチの妄想話で済まされてますからね、うーん・・・どうなるのやらw
ちょっかい出してやろうかしr(ry

>>127 これは良い姉妹・・・!ん?緑色の髪の女性・・・?まさかあの人か!?
にしても・・・二人がたくましく育ったルーツはここにあったわけなのですね!
両親がいないと必然的にそういう生活を強いられてしまいますがね・・・でも、
そのおかげか今では立派に育ちましたよ・・・お父さんお母さん!(ぇ

>>128 おぉっ!トキコを使ってくださってありがとうございます!口調は
間違ってないですよーwしかし痛いだけで済んでよかったですね・・・本気を
出せば机にめり込んでたかm(ry
これは是非ともアンサー文を書かせて頂きますね!(*´ω`)ノ

135しらにゅい:2011/01/25(火) 20:33:12
【NGシーン】

「ねーねー、ユズキー」
「・・・・・・」
「ユズキってばー」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

ヒュッ
ズドォォォォン!!!!

「ちょ、トキコ何してんのォォオ!!?」
「だってユズキ、起きないんだもん。」
「ユ、ユズキ君大丈夫・・・って凄いめり込んでる!?」



---ここまでNG---



 授業が終わったにも関わらず、机から離れず黒板を真っ直ぐ見つめる少女がいた。
…いや、正確には“彼”であるが、女のような顔立ちをしているので、パッ、と見だけでは
勘違いされそうだ。そんな微動だにしない彼を見て、周りの生徒は奇異の視線を送っており、また
事情を知る者はいつものことだと横を素通りしていく。どちらにせよ声をかけようする者はいなかったのだった。
すると、人混みの中から赤髪の少女が出てきて、ヒョコヒョコと彼へと近付いてきた。トキコである。

「ねーねー、ユズキー」
「・・・・・・」

 ユズキ、と呼ばれた青年はトキコの声に反応せずただ真っ直ぐ前を見ているだけだ。
負けじとトキコは肩をゆすってもう一度声をかけてみた。

「ユズキってばー」
「・・・・・・」

 しかし、ユズキからうんともすんとも声は発せられなかった。

「・・・・・・」

 直座不動のユズキにしびれを切らしたのか、トキコは彼から一旦離れてしまったのだった。
しかしすぐに彼の元へと戻ってきた、片手には薄い教科書を丸めた棒が握られている。
トキコはそれを振り上げると、勢いよくユズキの頭へと落とした。
もちろん、間違って頭をふっ飛ばさないように力を加減して。

スパーン!

 教室内にいい音がすると、今まで動かなかったユズキが揺れて、叩かれた頭を擦った。
どうやら目を開けたまま寝ていたようだった。
器用だなぁ、と変にトキコが感心していると、ユズキは軽く欠伸をし、目を擦りながら
ようやく声を発したのだった。

「…痛い」
「目開けたまま寝るからでしょー。ねー、ユズキ」
「何?」

 眠そうなユズキに構わずトキコはすぐに質問をし始めた。
その時、彼女の眼が爛々としていたことは誰も気付かなかったであろう。

136しらにゅい:2011/01/25(火) 20:34:26

「ユズキって、何でそんなに絵上手いの?」
「何でっつってもなー」
「ねー、何で何でー?」

 子供のようにせがんでくるトキコにユズキは少し困った表情を浮かべた。
しかし、ややあってから自分なりの答えを彼女に告げたのであった。

「…好きで毎日描いてるから…かな?」
「ふーん」
「そんな事聞いてどうすんの?」
「さあー?どうなんだろうねー」

 トキコはいつものように、はぐらかすフリをした。
喋ったところでこちら側が利益を得ることなど何もないからだ。
それに馬鹿正直に話したところでケイイチたち…ケイイチやアースセイバーに所属する学生達に
そのことが知れ渡れば、今後この場で活動するのは難しくなってしまうだろう。
だから、子供のように勝手気ままに振舞うのだ。何よりそうしたほうが良いのだと、アイに
言われたのだから。
 興味を失くしたユズキはトキコから視線を離すと、ため息混じりに彼女へ告げた。

「…自分、寝るね」
「寝るんなら普通に寝ればー?」
「トキコには関係無いじゃん」
「あるよー。起きてるか分かんないじゃん」
「自分の勝手だし。そんなのどうでもいいし、興味ねーもん」
「むー…」
「おやすみ…」

 そう言ったきり、ユズキはまったく反応しなくなったのだった。
トキコが少し顔を近づけみると、規則正しい寝息が聞こえる。
本当に、目を開いたまま寝ているのだこの人は、と少しだけトキコは驚いた。
しかし、それ以上に彼女は彼の持つ能力が頭の中で引っかかっていた。
別に能力者と断定したわけではない、だがあの躍動感のある、かつリアリティのある絵は
上手いというレベルで済むものだろうか。まるで今にも動き出しそうな…

「…やーめた、頭痛くなるし。」

 はぁ、とため息混じりにそう呟くと鞄を持ち、B子に飛びつこうと走り始めたのであった。
もちろん、子供としてのトキコに変わって。










始ノ章_ユズキ編

137しらにゅい:2011/01/25(火) 20:38:46
>>128をトキコ視点で書かせて頂きました!
ホウオウグループとしてのトキコで今回書かせて貰いましたが、
決して普段の振る舞いが全部演技なわけじゃないんですよー!
ただそれについてはまた長かったりややこしくなったりしますので、
また今度ということで・・・´`
た、たまには娘をかっこよく見せないとね!←

138樹アキ:2011/01/26(水) 18:00:20
じ、実はひっそり書きたかった家の子の話を…。
報われて無いですが、これを書かなきゃ先に進めないのかなあと思い発症話を投稿させていただきます!
個人的な趣味で、サイコロ様宅の修斗くん(名前出てなくて申し訳ない!)
しらにゅい様宅の玉置さんをお借りしました!
--------------------------
<緑音ののかの発症>

本当は独りぼっちは大嫌いだし、寂しいのもだいっきらいで。
でも、理由なんてわかんないけど
私は、独りぼっちです。

今日も学校に来て、独りぼっちになる。
お弁当も独りぼっち、授業の移動も独りぼっち。
私はきっとこの学校に存在してないんだ。
だから私は

「たまちゃーん…気分悪いから寝てもいい?」
「またですか?」
「…う、ご、ごめんね」
「仕方ないなあ、一時間だけですよ?」
「えへへ、ありがとー」

ちゃんと学校に来るんだけど、どうしても教室に居れなくて
保健室に逃げ込む毎日。
それでも一時間だけって言って許してくれる保険医のたまちゃん。
申し訳なくって、辛くって、ちょっとだけ泣きそうになった。

今日も一日が終わって、透明人間な私は誰にも声をかけられる事無く学校を出る。
何時ものことだけど、やっぱり、凄く、寂しい。
原因なんか分かるわけ無い、何か気に障る事をしたのかな。
毎日こうやって考えるけど答えは出なくって、心は冷たく凍って、沈んでいく。

「暗い顔して、どうしましたかお嬢さん」
「……わたし?」

顔を上げると、眼鏡をかけた背の高いお兄さんが居た。
何だか久しぶりに笑顔を見た気がして、きょとんしちゃった。
お兄さんは、ポケットからロープを取り出して私に見せる。

「こちら、種も仕掛けもないロープ」

ぎゅっと手首を縛って私に手を見せる。
手を動かすと、するりとロープが外れた。
鮮やか過ぎて私の口はふさがらな…恥ずかしい!今のなし!

「す、すっごおい!!」
「笑ってくれましたね」
「はれ?」
「その笑顔がお代です、せっかく可愛いお顔なのに」
「かかか可愛くないよ!そんなお兄さんは超絶イケメン!!」
「あはは、それは嬉しいな」

それからまた、少しだけ魔法みたいな手品を見せてくれて
私は久しぶりにたっくさん笑って、幸せな時間をすごして。
もうお兄さんに感謝感激!!世の中捨てたもんじゃないのかも。

「お兄さんほんとすっごいね!」
「そう?ありがとう」
「また見せてくれる?」
「そうだなあ、またココで出会えた時には喜んで」
「ホントに?じゃあまた会えるの楽しみにしてる!!」

小さな幸せを噛み締めながら、少しだけ軽くなった足取りでお家に帰った。
今日もお父さんもお母さんも居ないけど、
心の隅っこがあったかくて何時もより寂しくなかった。

139樹アキ:2011/01/26(水) 18:01:28
-2-

次の日、まだ私の心には昨日の出来事があって、凍った心は少しだけ溶けて。
勿論変わらず学校では独りぼっちだったけど…。
お気に入りの曲をイヤホンから流しながら学校を出る。
また今日も会えたらいいな、そしたら氷は溶けていくのにな。

「………今日は寒いなあ」

はあ、と吐く息は白い。
そういえば天気予報で今日はすっごく寒くなるって言ってたっけ。
海沿いの帰り道は風が強くてびっくりするほど寒いけど。
でも、私はこの道が好きだから、首を縮めて歩いていく。

「緑音さん」
「え?」

後から聞こえた同級生の声に振り向くと同時に衝撃。
ふわりと体が浮く感覚、視界には暗い空が見えた。
落ちていく感覚、下卑た笑い声。
追いつかない頭で考えた、あ、私突き落とされた。
瞬間襲ってくる冷たい海水。

冷たい
怖い
寒い
怖い
寒い
冷たい
助けて
たすけて!!

消えていく意識の中で、叫んだ。



どくん、どくん

どくん


ドクン



目が覚めると、一面は氷。
光に反射してキラキラしてて、凄く綺麗だった。
冷たくない。
顔を上げると、私を突き落とした同級生が氷漬けになってた。
胸には大きくて尖ったツララが刺さってて
ああ、私がやったんだ、って。
何故かわからないけど、涙が止まらなかった。

あの冬の日からしばらくたって
私はいつもと違う帰り道を歩いてた。
海が凍った事件は少しの間ニュースになったけど
今はもう、別の事件に埋もれて、沢山の人の記憶からは消えちゃってるだろうなあ。
不思議な事にあれ以来、私の中の「冷たい」って機能は
無くなってしまったみたいに氷も雪も、空気と同じ温度に感じられて
これはきっと神様が忘れないようにって私の中に「ばってん」を残して行ったんだ。
ふう、と息を吐くと少しだけ雪が舞う。
神様が残した「ばってん」は、冷たいを無くしただけじゃなくって私の心も凍らせて行った。
今は、もう、透明人間のほうが楽だった。他の人に関わって欲しくなかった。
…また、またあの日みたいな事件を起こすのが、すっごく怖くて。
心も感情も体温も、全部凍ればいいってずっと願って。

今日も私は、独りぼっち。



私の心が溶け出すのは、もう少し先のお話。

140砂糖人形:2011/01/26(水) 18:05:17
「おーいエンじゃないか!」

背後から僕の名前を叫ぶやつがいた。
どっかで見たような顔なのだが思い出せない。

「? 誰?」
「俺だよ、俺!ショウだよ!ほら、ネイロの同級生の。」
「ああ、姉ちゃんの」

思い出した、姉ちゃんの同級生の影が薄いやつだった。

「姉ちゃん、元気か?」
「普通です。」
「そうかー」

そこで僕は確信した!

(あー、こいつお姉ちゃんのこと狙ってるな・・・。)




と、まあ、ごめんなさい。授業中に描いてた(え 話を小説にしてみたのですが
やっぱり四コマだったから短かったですねww

言い忘れてたのですが、実はネイロとエンは姉弟なのですよ。
血はつながっていないのですがねえ。

141(六x・):2011/01/26(水) 19:31:13
まさかの誤爆www本当はこっちです


弁当でも食べながら話してると思われる

「凪さん、俺を養豚場のブタでも見るかのような冷たい目で見下しつつ罵倒してください!あとパンツください。」

「…って先日言われたんだが、気持ち悪いったらなかったな。誰がやるかってのw」
「言ってくれれば潰しに行ってあげたのにー。全然関係ないけど、凪っち色白いよね。雪みたい」
「(潰…っ?)雪といえば、最近スキーとかスノボしてないなぁ。」
「そんなのできたの!?すごい!カッコいい!」
「や、そんなに賞賛されるほど上手くはないのだよ…///」
「凪っち、顔がピンク色だよw」
「!!!///」 

トキコさんお借りしました。珍解答対決がないとこんな感じでしょうか?

凪、ナイアナメインキャラ呼び方。交流させる際などの参考にして下さい。
ケイイチ→ケイイチ君、ケイちゃん(主にちゃかしたりする際に)
マサカズ→マっさん
シゲナガ→シゲさん
コウスケ→モコ
ナオヤ→ナオちゃん
ユウキ→ユウ君
タカユキ→タカさん

「マっさん」呼びは偶然の産物(「シゲさん」と「マサ君」が混同し、コウスケが面白がって「じゃあこれからその呼び方でw」みたいな感じ)

142akiyakan:2011/01/27(木) 00:04:24
 ここで書くのは、初めてになります。

 都シスイの仕事1

 とある昼下がり。俺、都シスイは学校にいた。
 今は授業中。とは言っても自習で大体の生徒が先生に出された課題に取り組んでいる。
 かと言って、教室内で聞こえる物音が無機質な筆記用具の音だけなのかと言えば、そう言うわけじゃない。勉強出来る奴はさっさと課題を片付けてしまうし、そもそも課題をやる気の無い奴だっている。
 そう言う奴らは、思い思いの行動を取っている訳で。
「ちょっと! そこの男子、課題はどうしたのよ!」
 委員長が立ち上がり、教室の後方に固まって談笑していた男子数名を注意する。彼らは一斉に顔を上げた。
「けど委員長ー。俺ら課題終わっちまって暇なんだよ」
「暇だからと言って、自習中にお喋りしていい理由にはなんないでしょ!」
 再度注意され、その男子らはバツの悪そうな顔をしている。
(まぁ、自業自得って事で)
 そう思って、俺はため息をつく。
 あの男子グループは、一見すると自分勝手な事をしている様に見える。まぁ、実際そうなんだけど、「それだけ」かと言えばそうでなく。
 彼らが教室の後方に移動したのは、彼らなりにまだ課題に取り組んでいるクラスメイトを考えての事だ。声の音量だって、最初はヒソヒソとうるさくない程度だった。だから、委員長も「見逃して」いたんだ。
 けれども、ついつい話が盛り上がるにつれて、声も大きくなってしまった。まぁ、よくある話だけど、それでチラチラ気にしだす生徒も現れ始めた。だから委員長が声を上げたってわけだ。
 注意し終わると、委員長は自分の席につく。それから、まるで一仕事終えたかのように「はー」とため息をついた。本当は気が小さい人なのに、健気なものだ。
「コラー!!」
 その時、隣から女性の怒った声が聞こえた。声の主は、二年一組の担任教師、トモコ先生だ。
「一組、またお嬢を怒らせたみたいだねー」
「今度は何やってんだろ?」
 ついつい、課題に取り組んでいた生徒もそんな風に話始めてしまう。最初の頃は驚かされたりもしたけれど、今じゃすっかり慣れっこだ。
「いつも通り、マサカズがなんかやらかしたんじゃないか?」
「いや、ケイ君がからかったんじゃない?」
「もしかしたらユウキが……」
 そんな風に、誰がトモコ先生を怒らせたのかの予想を始める。
 教室がざわざわしてきた。委員長が深呼吸したから、そろそろ止めが入るぞ。
「はいはい、そこまで!」
 パンパンと手を叩き、騒がしくなりはじめたクラスを止める。ぴたっとすぐに止まるあたり、このクラスらしい。
「……平和だなー」
 どこにでもありふれた風景。平和そのものの光景。普通の人には退屈なだけかもしれないけど、この場所の空気は心地良い。
 と、そんな風に浸っていると。

『――空を流れるッ! 雲のようにッ!』

 突然、「赤碧の空」が流れ出す。音源は俺の鞄の中。クラス全員が、一斉に俺の方を見た。
「……シスイ君?」
「あは、あははは……ごめん。携帯マナーモードにしてなかった……」
 脂汗を拭いながら、俺は鞄から携帯電話を取り出し、ボタンを押して着メロを止める。
 どっと教室中が笑い声に包まれた。委員長まで笑ってる。
 俺は照れくさくて、ただ頭を掻く事しか出来なかった。

143akiyakan:2011/01/27(木) 00:05:06
 都シスイの仕事2

 放課後、俺はメールの文面を確認する。
 アキヒロさんからだった。どうやら、仕事の話らしい。

『ストラウル跡地で重機械の駆動音を聞いた、と言う報告が相次いでいる。異変の前兆かもしれないから、一つ調べてみてくれ』

「またあそこかー……」
 ストラウル跡地。1997年、超技術開発団体「ストラウル」の基地があった場所で、基地壊滅時に周囲が巻き込まれゴーストタウンと化している。復旧が行われる見通しは無く無数の廃墟群が手付かずに残され、その様は無数の巨大な墓標が並んでいるかのよう。その不気味さから、好んで近付くような人間は滅多にいない。
 ウスワイヤの調査では安全性が確認されている。しかし、事件は絶えない。
 人無き後も、ストラウルの跡地は「アンバランスゾーン」だった。
 曰く、幽霊を見た。曰く、怪物を見た。そんな噂が絶えず飛び交っている。
 半分はただの見間違いだ。けど、残り半分は「本物」。公にはならないので結局残り半分の噂に混じって消滅していくが、それでも実際ここでは色々な出来事が起きる。
 バランスが壊れた場所、「アンバランスゾーン」。ここに常識は無い。
 そんな非常識な場所に入るのが、俺の仕事。アースセイバー所属調査員が俺の肩書きだ。
「やれやれ……どこから調べましょうかね」
 廃墟群を前に、俺は頭を掻く。中に入って異変の前兆を探す訳だが、こう広いとただ歩いて調査するのも楽ではない。
「機械の音がする、って話だったな……だったら、それらしい痕跡が何かある筈だ」
 そう思った俺は、跡地の奥を目指して走り出した。

144akiyakan:2011/01/27(木) 00:06:00
 都シスイの仕事3

「……ビンゴ」
 走り出して、すぐにその痕跡は見つかった。
 走る車の無くなったアスファルト。その上に転がる無数のビルの破片。そして、それらを踏みしだいた巨大な足跡。
 本当に、巨大な足跡だった。一つでも俺の体を踏み潰すには十分な大きさだ。鉄筋コンクリート製の破片が踏み潰されているあたり、重量もかなりある。
「ロボットの足跡か、その辺か……」
 機動兵器……その単語が頭に浮かぶと、連鎖で別の単語が自然と浮かんでくる。
「ホウオウ、グループ……」
 アキヒロさんやケイイチさんが幾度と無く挑み、その度に打ち倒してきた組織。鳳凰の名の如く、何度でも蘇る存在。
 これは、ホウオウグループ復活の予兆なのか……いや、そう判断するのはまだ早い。この足跡の主が、ホウオウグループに関係すると決まったわけじゃないんだから。
「――うわっ!?」
 その時、足元が大きく揺れた。地震か、と思ったが、そうじゃない。ズシン、ズシンと、鈍重で巨大な足音が、こちらに向かって近付いて来る。
「う、うわ……うわわ……」
 揺れのせいで、俺はその場からうまく動けない。止むえず背を低め、足音の主が現れるのは待つ。
 そうして姿を現したのは、全長十メートルはある巨大な人型のロボットだった。
 廃墟のビルと同じ位はありそうな、巨大なロボット。ほとんど人間の形をしているが、頭部の部分はまるで鎧武者の兜に似ていて、カメラアイは一つしかない、所謂モノアイ(単眼)だった。
「あ、あれは……!?」
 俺の姿を見つけたロボットが、こちらに向かって近付いて来る。その胸の部分に、見覚えのあるマークが刻まれていた。アルファベットのHとOを組み合わせたエンブレム。資料でしか見た事が無かったが、それは間違いなくホウオウグループのシンボルだった。
「ホウオウグループのものだと分かれば……」
 俺は、俺の持つ特殊能力「天子麒麟」を発動した。瞳の色が黒から赤へと変色し、全身が金色のオーラに包まれる。「天子麒麟」の特性である強化効果が、全身に張り巡らされた。
「生体反応無し……無人の機械か!」

145akiyakan:2011/01/27(木) 00:06:50
 都シスイの仕事4

 ロボットが拳を振り落としてきた。俺は跳躍し、その攻撃を避ける。そのままの流れで、俺は近くのビルの窓に飛び込んだ。
「く……問答無用かよ!」
 ロボットは首を回してすぐに俺の姿を認めると、再び向かってくる。コンクリートの外壁や柱を薙ぎ倒しながら、中にいる俺を押し潰そうとしてきた。
 身の危険を感じた俺は、窓から飛び出して隣のビルに移る。振り返ると、今まで俺のいたビルがガラガラと音を立てながら瓦礫に変わっていくところだった。
「野郎!」
 やられっぱなしは性に合わない。俺はビルから飛び出すと、瓦礫の中に立っているロボット目掛けて跳び蹴りを放った。蹴りはロボットの胸に命中し、その衝撃で相手はたたらを踏んだが、装甲が分厚くそんなに効いているようではない。
「くっそ。こっちは一発でも当たったら危ない、ってのに!」
 お返しとばかりに突き出されたロボの拳が、地面を抉った。飛び散った破片さえも俺に襲い掛かってくる。
 俺はロボの攻撃から逃げ回りつつ、隙を見て攻撃を繰り返す。だが一向に手応えは無く、ただ悪戯に体力を消耗するだけだ。
「ハァ……ハァ……ぐ……」
 瓦礫の陰に身を隠し、俺は呼吸を整えていた。
 正直キツイ。勝てる気がしない。
 不安と焦りが、俺を弱気にする。
「どうすればいいんだ、どうすれば……」
 このまま攻撃を続けても、相手に通用しない以上ジリ貧だ。体力が尽きたところを捕まり、俺はロボの餌食になる。
 全身が揺れた。ズシンという足音共に、俺の方にロボが近付いて来る。
 さっきまでは全然怖くなかった。だが、それは「勝てる」と思っていたからだ。勝ち目が見出せない今、ロボは俺にとって恐るべき相手になっていた。
「助けてくれ、ケイイチさん……」
 弱気のあまり、俺は俺が尊敬する人の名前を呟いてしまう。そんな事をしても、あの人が助けに来てくれるなんて都合の良い事は起きないのに。
『諦めるな』
「!」
 その時、俺の脳裏にケイイチさんの言葉が蘇った。
『どんなに小さなヒントでも可能性を信じて諦めない。それが、「勝てない敵を作らない」方法なんだ』
 かつてケイイチさんが俺の訓練に付き合ってくれた時、俺に教えてくれた強さの秘訣だ。
「そうだ……諦めちまったら、そこでゲームオーバーだ……諦めない限り、俺はまだ負けていない!」
 呼吸が整い、俺はロボの姿を睨み付ける。
 どんなに優れた物でも、完璧なモノなんてこの世には存在しない。絶対に、どこかに劣っている部分がある筈なんだ。
「どこだ……奴の弱点は一体……」
 ロボが俺の姿に気付き、近付いて来る。しかし俺はそこから逃げず、ジッと目を凝らして奴の弱点を探す。
「どこだ……どこだ……」
 ズン、ズン。音と揺れが大きくなり、ロボが更に近付く。ロボが拳を振り上げた。
「う――!!」
 ギリギリまで粘り、俺はロボの姿を観察し続けた。しかしその結果、ロボの拳を避けきれずに衝撃波を食らってしまった。俺の体は吹っ飛ばされ、射線上にあったビルの外壁に叩きつけられる。
「う、あ……」
 痛い。全身に激痛が走る。視界が明滅し、意識が遠のきそうになる。
「ふ……うっ……」
 体に鞭を打って立たせる。これ位の怪我、「麒麟」の力ですぐに治せる。弱気になるな、俺!
 まだ俺が死んでいない事に気付き、再びロボが近付いて来る。今度食らえば、俺はもう二度と立ち上がれないだろう。
「だけど……お前の弱点は見つけたぞ!」

146akiyakan:2011/01/27(木) 00:07:42
 都シスイの仕事5

ロボが拳を振り下ろす。その一撃一撃が、まるで一トントラックが衝突してきたみたいだ。向かってくる拳を前に、全身が総毛立つ。
 しかし、今度は完全に避けきった。それだけじゃなく、俺はその腕を足場にロボの上を駆け上がっていく。
 辿り着いたのはロボの肩の上。ロボが俺の姿に気付いて反対の腕で振り落とそうとするが、もう遅い。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
 俺は両腕をロボの肩間接の隙間に両腕を突っ込み、左右に引いた。すると、間接部分にある配線が引きちぎれ、バチバチと音を立てながら火花を散らせた。
「うおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 更に力を込めると、ロボのモノアイが明滅し、痙攣を起こすように動きが一瞬止まる。そしてついに、メキメキと音を立てながらロボの右腕は引き剥がれた。
 俺が地面に降りると、胴体から離れた右腕が大きな音を立てて落ちた。振り返ると、ロボが数歩後ずさっている。その様子はまるで、痛みに苦しがっているかのようだ。
 どんなに装甲が硬くても、関節部分までは頑丈に出来るわけじゃない。これは人間だって同じだ。どんなに体を鍛えても、間接は万人共通の弱点なんだ。
「終わりだ、ブリキ頭!」
 俺はロボに飛び掛る。奴の腕を引き剥がして配線がむき出しになった部分に手を突っ込むと、俺は「天子麒麟」の力をそこから思いっきり流し込んだ。
「くらえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
 ロボの全身が発光した。間接中から火花が飛び散り、モノアイがバン! と言う音と共に弾け飛ぶ。ロボを動かしていたエネルギーが「天子麒麟」の力で無理矢理強化され、その結果暴走した力が奴の体の中で暴れまわっているのだ。
 時間にして、数秒の出来事だった。全身から煙を上げながら、ロボはその場に崩れ落ちる。力を全力で使用した俺はすぐには動けず、ロボが倒れた衝撃でその場から投げ出された。
「っ……痛ぁ……」
 仰向けに寝転がり、痛みの広がる場所に手を当てる。見ると、転がった時に切ったのか、それともロボの拳で吹き飛ばされた時血が出たのか、ぬるっと赤い液体が手を赤く染めていた。
「……痛っえ……」
 もう一度、俺は呟いた。
 この仕事は痛い。今回は格別だったけど、今までだってこんな出来事に俺は何度も挑んでいる。今日より重傷を負った事もあるし、死にかけた事だってある。
 でも、俺はこの仕事が出来て嬉しいし誇らしい。
 目を閉じれば、脳裏に浮かぶのは学校の光景だ。非常識とは無縁な、あったかい日溜りがそこにある。
 あそこをぶっ壊されるなんて、俺は嫌だ。俺が今感じている痛みを、他の誰かが味わうのだって嫌だ。
 俺だけが痛い思いをすれば、無関係な人達は守られるんだ。
 そう思うと、何だか嬉しくて、気が付くと俺の口元に自然と笑みが浮かんでいた。



 超常現象、怪事件の予兆を感じ取り、それが公になる前に解決する。
 それがアースセイバー調査員、俺、都シスイの使命。
 今日も俺は戦う。
 人知れず、非常識な場所で。

147砂糖人形:2011/01/27(木) 17:39:00
ネイロとユウム



「お昼一緒に食べよ!」

急に目の前に現れて、急に私に向かって叫ばれた。
その娘は私の同級生で、確か「ユウム」って言う名前だ。

「ん、いいけど別に・・・」

いつも私は一人でお昼を食べる。

最近の女子は群れを作って行動する。でも、私はそれが気にくわない。
群れで行動してるのは、自分が弱いやつだといってる証拠だ。私はそう思ってる。
だから、私はいつも一人で行動する。
別に私が強い人間だって思ってるわけじゃないけど。

「やったー!私ネイロと一緒にお昼食べるの夢だったのー!」
「ふーん」

なんで、いつも一人でいる私に興味を持つのだろうか。
変な子。

「よっこいしょ」
なんか婆臭い台詞を言いながら彼女は座った。
ん?何で私の隣に座るの?普通は向かい側に座るでしょ。

「まあ、食べようか」
「うん!」
まあ、彼女の変な行動は置いておいてお昼でも食べよう。

私は自分のお弁当箱の蓋を空けた。すると隣から驚いたような声が聞こえた。

「それ、お菓子だけしか入ってないじゃん?!」


今度は休み時間に描いてた四コマを小説化してみました。

ネイロは一人で行動するのが好きなんです。群れるような女々しいことは嫌いなんです。
でも、フリフリな少女趣味の服は好きだっていう。
それに、ネイロは大のお菓子好きです。お弁当までお菓子です。
まるで、某映画の主人公みたいですねww

148砂糖人形:2011/01/27(木) 19:29:38
「鬼ごっこすんぞ!」
「何で急に?!」

いきなりモコが叫んだ。
それにケイ君が素早くつっこむ

「まあまあ、いいんじゃねーか?たまには」
それにシゲが賛成した。
「よーし!じゃあ、人数数えっぞー」

モコはそこにいるメンバーを指さしで数えた

「1、2、3、4、5、6、7・・・8?!
 うぇっ?!ちょ、ちょっと待て!」

なにやらモコは慌てている。この人数にこの数は合ってると思うんだけど・・・。

「俺だろ、タカだろ、ケイ君だろ、リーダーだろ、ナオヤだろ、シゲだろ、
 ユウキだろ・・・。合計7人・・・。
 って、え?!何これ怖っ!!」
モコが驚いていると、ナオヤが口を挟んだ
「はぁ?あり得ないだろう普通に考えて。お前の数え間違いだろ。」
「んな訳ねーだろ!お前も数えてみろっつの!!」
「・・・。あ、本当だわ。」
「だろだろ?!超怖いし!」
モコがものすごく吃驚しているのに対し、ナオヤはいつも通り冷静だった。

もしかして・・・
「なんや?!何で数合わんの?!」
『おーい・・・』
「あばばばばばばばb「ユウキうるさい!」
「あー・・・、タリぃ」
『俺のこと・・・』
「マジで怪奇現象なのか?!」
「ちょ、タカさんどうにかしてくれや!」
「無理だし。」

そこで俺はこう思った

(ああ、俺はまた空気か・・・)

目から汗が出た。



これまた休み時間に描いてた四コマです。
笙の影の薄さは以上です。

149砂糖人形:2011/01/27(木) 19:30:25
文字をミスった!
以上ではなく異常ですよ。脳内変換お願いします。

150スゴロク:2011/01/27(木) 20:17:29
皆さん文章力凄いですねぇ……。今回は妄想と願望を詰めに詰めて行ってみます。主役はスザクで。ザ・スクールライフです。


「あー、疲れた……」

教室に入るなり僕は机に倒れ込んだ。昨日、セナの誤解を解くのにまるまる半日費やしたからだ。おかげで睡眠時間が2時間しかない。代わりに汰狩が目の敵にされているのは……まあ、ご愛敬ってことで。

「何がご愛敬だぁぁぁ!! 顔合わすたびに氷みたいな目で見られる奴の気持ちがわからないのかぁぁ!!」
「心を読むなよっ!?」

そもそもの原因がお前なのだから、ある種自業自得と考える僕は薄情者だろうか?
大騒ぎになってはかなわないため、疲れた体を圧してその場を去る

「……!」

直前、教室の端からこちらを見つめるトキコと目があった。花のような笑顔を浮かべているが、僕は知っている。その裏に、無邪気と言う名の悪魔が潜んでいることを。

「とーりーさん、どっこいっくのー?」
「……屋上」

一言だけ返し、僕は足早に教室を立ち去った。



落下防止のフェンスによりかかり、空を仰いでため息をつく。
ホウオウグループの一員たるトキコ……一番良く顔を合わせる彼女は、僕にとっては疑いなく「敵」だ。
正面からやりあったことはないが、簡単には負けないだろう。だからといって、学校の中で能力を使う訳にもいくまい。最悪、生徒全員がウスワイヤに目をつけられ、偶発的にアナボライザーが誕生する危険もある。
向こうはそんなことはお構いなしの格だが、少なくとも学校で喧嘩を売ってきたことはない。

「……」

よく、「純粋な人」という表現が使われる。僕は、それは的外れだと思う。純粋というのは、無思慮・欺瞞に属するものだからだ。もし、本当の意味で純粋な人がいるとしたら―――――それは、トキコのような狂気に他ならない。

「……痛ッ!?」

突然右手に激痛が走った。見ると、フェンスの壊れた部分を握りつぶしてしまっていた。掌が切れて血が流れている。

「あたたたた……やっちゃったか」


 


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最終更新:2011年05月24日 19:59