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四つの国
「神さまの手のひら」と呼ばれるこの世界は、現在、四つの国で構成されており、人々はこの四つの国をまとめて「オヴデュモンド」と呼んでいる。
しかし、そこに住まう彼らは愚かな諍いを続けては、自らで滅びの道を歩み始めている。
<蒼天の国>
大陸制覇を掲げる軍事大国。武力が全てを支配しているため王のような存在はおらず、その代わりに軍隊が政治をも牛耳っている独裁国家である。機械文明が発達していないため、戦い方は旧式であるものの人口はどの国よりも多い。
戦争により経済は潤っているものの富国強兵に反発する者も多く、国内の治安は著しく悪い。
この国に住む者は黒い服(ファンタジー装)に青い小物を纏っており、住む人々の大半は人間。
<深緑の国>
大陸のあらゆる出来事に一切関さず、森の中にある王城や都市で暮らしている宗教小国。
国を統治する司祭と神さまの存在を尊び敬う信心深い人々が多い。その上、侵略戦争をしている国々とはやや離れた場所にある上に、平和主義者も多いため諍いとは無縁かつ、その意識も低い。だが、近年では同じ神さまを信仰しつつも微妙に信奉が異なる宗教が生まれたことにより、内紛が勃発している。
この国に住む者は黒い服(魔法使いや神職のような服装)に緑の小物を纏っており、住む人々の大半は森人と呼ばれる色白で耳が長く尖った種族。
<黄昏の国>
戦争において高い技術力を持つ王政国家。国全体が高い技術力を持つ他、王都周辺は豊かな自然によって自然の城塞が作られている。
技術の発展が目覚ましい一方、地方では多額の税金が搾り取られているため子を増やすことが難しく、人口的にはかなり劣勢を強いられている。
この国に住む者は黒い服(スチパン寄り)に黄の小物を纏っており、住む人々の大半は獣人と呼ばれる動物に似た耳や尻尾を持つ姿の人型の種族。
<紅蓮の国>
大陸の離れにある小さな島国。歴史の中で長く大陸に関わることがなかった上に鎖国までしていたため、大陸にはない独自の文明が築かれている。
蒼天の国との諍いでは、やや劣勢な黄昏の国からその領土と文明を狙われており、近年は国内で緊張状態が続いている。
この国に住む者は黒の和装(中華装)に赤の小物を纏っており、頭や額に角が生えている人型の種族である。
<紫煙の国>
かつて紅蓮の国と交易があった美しい水都を王都としていた国。水竜と讃えられた王が統治していた国であったが、蒼天の国からの急襲を受けて亡国となった。
今は蒼天の国の植民地として奴隷同然の扱いを受けているが、祖国を奪われた恨みから復讐を企てる者たちも存在する。
この国に住んでいた者は黒い服(ファンタジー装)に紫色の小物を身につけているが、蒼天の国の圧力から逃れるために青色の小物をつけている者もいる。皮膚に鱗や耳にヒレ、手に特徴的な水掻きがついている人型の種族である。ただし、その人口は非常に少ない。
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最終更新:2025年10月01日 11:44