F-406連絡機「キャラバンII」(韓国)



性能緒元
重量 2,460kg
全長 11.89m
全幅 15.08m
全高 4.01m
エンジン P&W PT6A-112(500shp)×2
最大巡航速度 455km/h
失速速度 150km/h
航続距離 2,140km
実用上昇限度 9,145m
最短離陸距離 800m
乗員 2+12名

仏ランス社がセスナ社と共同開発した双発機。セスナ社の400シリーズの双発機から各部分を流用し、胴体(非与圧)はタイタン、主翼はコンクェストIIのものを利用、開発費の削減と開発期間の短縮を図った。キャビンは最大14人乗りで、座席も簡単に取り外す事ができ、オプションで大型の貨物ドアも装着可能になっている。原型機は1983年9月に初飛行した。フランス税関では胴体下部に捜索レーダーを装備して運用している。また同陸軍では標的曳航や特殊作戦用に使用している。

韓国海軍は基地間の人員輸送や物資の空輸、連絡などに使用する多用途機として3機導入している。国防省は計8機まで増やす予定だったが、予算は認められていない。

【参考資料】
別冊航空情報 世界航空機年鑑2005(酣燈社)
R.O.K Navy HP


2007-07-21 20:23:01 (Sat)

最終更新:2007年07月21日 20:23
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