<僕の信念> <君の信念>
相容る夢幻は求めない
僕は散らせた花を手に 君は灯を抱きながら
冥府へと続く階段を下り始める
誰も間違いと思って生きてきたわけじゃない
後悔もないとは言いきれないけど
いずれ過ちだったと気づくとしても僕は
かつての僕を責める事はしないから
行こう 靴音を響かせて
この階段の下で祈る可哀い花
見下ろしたらその声が聞こえそうで...
何が正しいかなんて決まっているはずがない
正解がないから傷つけ合うのだろう
きっと縛られる代わりにぶつかり合って生きる
等しさってそういうものなんだね
行こう 靴音を響かせて
この階段の上に広がる遠い空
振り仰げば君の灯が見詰めている...
<僕の信念> <君の信念>
相容る無限はありえない
花は枯れる事が定めで 灯は消える事が然り
朽ち果てた彩りは冥府に降り積もる
さあ 行こう 靴音を響かせて
天と地を繋ぐのは痛みに満ちた闇
手向けの道連れに君の手を引いてあげるから
寂しくないように君の灯も送ってあげるから
冥府へと続く階段を共に下ろう...
僕の信念=マイネ・ビーベル=私の聖書
君の信念=ダイネ・ビーベル=君の聖書
最終更新:2006年12月24日 20:46