スタンリー・エルキン
(Stanley Elkin)
(1930年~1995年)
略歴
ニューヨーク、ブルックリン出身のユダヤ系作家。後にワシントン大学教授となった。ユダヤ系作家の宿命的な重い現実に裏打ちされた知的なユーモアと言葉遊びを得意とした。1960年代~70年代に活躍した反リアリズム的な作家の一人。
作品
『ボズウェル』(Boswell: A Modem Comedy,1964)は処女長編。
『グチ人間とオセッカイ人間』(Criers and Kibitzers, Kibitzers and Criers,1966)は短編集。
『悪い男』(A Bad Man,1967)は代表作で、ユダヤ系のデパートの社長が、突如逮捕されてしまうという物語。
他に『ディック・ギブソン・ショー』(The Dick Gibson Show,1971)などがある。
最終更新:2010年10月23日 16:16