それでは今回のお題の
世界や舞台の作り方
について
うん、これはですね、スレを主催する人の特権ですよね
どういった世界でどんなお話をするのか決められる
もうワクワクして妄想が止まりません……といった中に恐ろしい危険が潜んでいることに気付けるでしょうか?
一つの世界を作るのって決めることいっぱいですよね
まずはジャンル
ファンタジー、現代異能、SF、その他諸々
さらに世界でもどんな国で地理や気候、風土、風俗
その世界の重要人物、各種組織やそれぞれの相関図
私もこういった事を考えるのや見るの大好きです
夢が広がりますもんねえ
さて、練りに練ったこの設定、どれだけ時間がかかりましたか?どれだけ練り上げましたか?
スレの1に描写した1レス分の世界観
それは文字数以上に、練りに練った時間と労力の凝縮されたものなのですよ
考えた本人はもう一語一句忘れないくらいしっかりと世界を思い描き、わかっているでしょう
が、それを初めて見る第三者にどれだけ伝わるでしょうか
そして、どれだけ共有できるでしょうか?
30行40行の文章と思ってはいけません
時間と労力の凝縮されたものなのですから
人は一度に理解し、想像できる量というのは決まっています
文章を読み、凝縮されたモノが一気に溢れ出れば完全に理解のキャパシティーを越えてしまう
最初に設定がはっきりしていたほうが利用しやすいという親切心もここではハードルを上げるだけとなります
ゲームや小説のように完成されたものを一方的に受け入れるのではなく、これから作っていくTRPにおいては、ね
で、結局はですね、世界や舞台の設定は「最低限のものだけでいい」ということです
世界観や舞台の設定も参加者で少しずつ積み重ね作っていく
ある程度他まったり重要な設定が出たらまとめてみる
そうした方が共有認識ができやすいですから
それともうひとつ、これは私の「自分の制御できる範囲ないで話を終わらせたい」という志向の問題なのですけどね
舞台はなるべく閉鎖されたものが良いです
学園ものなら舞台は学園内のみ
ファンタジーなら一都市や一国家
早い話、舞台ごとちゃぶ台返し出来るような設定や外部勢力が出てくると物語の制御が大変だからです
大外の枠は自分で把握しておきたいのですね
枠が学園だったり、都市だったり、国家だったり、惑星だったり
その枠の中でどう動こうと制御はできますが、枠の外からそれ以上大きな枠の設定が出てくると制御できる自信がないのでね
まあ、これは私の器の小ささを露呈するようなものなのでどうかと思いますけど
できれば同僚を信じ、枠を軽く壊せちゃうようになりたかったのですけど、そこがいつも悩むところでしたよ
とまあ、またまた脇にそれましたが、まとめると、最低限の大外の枠組みを持つということと、できるならそれを超えても柔軟に対応できる器を持つということで
後舞台ですが、なぜそこが舞台になったのか、ということも考えていくといいかもしれません
魔王が根城にしたからとか、古代遺跡が埋まっているからとか
ここら辺はシナリオとも関係してくると思いますけどね
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