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花の種 - (2008/12/29 (月) 18:33:53) の1つ前との変更点

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L:花の種 = {  t:名称 = 花の種(アイテム)  t:要点 = 道端,たくさんの種,蒔いている人々  t:周辺環境 = 花に気付く通行人  t:評価 = なし  t:特殊 = {   *花の種のアイテムカテゴリ = 藩国保有アイテムとして扱う。   *花の種の効果1 = 藩国内に花の種を蒔く事ができる。   *花の種の効果2 = 種の成長を見た人は、それ以降の種の成長が楽しみになる。   *花の種の効果3 = 人の集まる場所に蒔く事で治安を+1上昇させる。  }  t:→次のアイドレス = 藩国中で咲き誇る花(イベント)  } #カミツレ(ジャーマンカモミール)を取得!(080917) #カミツレ  http://www.myherb.jp/main/library/herb/ka/kamiture.html ---- &sizex(+2){&color(teal){-カミツレ-}} #ref(カミツレ.jpg,,center,,x=407) ・ジャーマンカモミール(一年草) #多年草にローマンカモミール ・草丈15センチ~50センチ。 ・花はリンゴのような香り。 ・精油にアズレン、ノニル酸、カプリン酸、テルペンアルコールなどの有効成分が含まれており、発汗、駆風剤として感冒、リューマチに煎汁を飲むか浴湯料とされ、炎消作用があるので口腔炎や咽頭炎、痔や腫れ物の家庭薬に配合されている。 &sizex(+1){&color(orange){ ジャーマンカモミールは植物のお医者さんといわれ、周りの植物を元気付け、病気から守る。花を収穫後、残った茎や葉は刻んですき込むと、優良な肥料となる。 }} ---- #ref(カミツレ2.jpg,,center,,x=407) **~0 お掃除は楽しいなあ 神聖巫連盟のとある街角では、犬士、設定国民、藩国民そして、藩王やら摂政やらもまじって、なにやらわいわいと竹ぼうき持って、掃除をしていた。 「で、どうしてこんなことになったのですか?」 あすふぃこが目をくりくりさせて尋ねる。 なにやらおもしろそうな予感、というやつである。 「私だって掃除くらいするもん」 ちょっとすねてみせたのは藩王、藻女。 エプロンつけて、軍手して、幅広な帽子をかぶって、手に持つ竹ぼうきが、なかなかキマっている。 周りもおおよそそんなような格好をしているので目立たない。むしろ「そんなんでいいのか?!」というくらい、なじんでいる。 もともと田舎な土地柄である。 藩王が出歩いても「姫巫女さまは今日も元気ねえ」てな様子で、とやかく言うものはいない。 「姫巫女さま、また傷をつくって」 ほっぺの引っかき傷をみつけた摂政、七比良 鸚哥がため息をつく。 女の子なんだからといいながら傷薬を差し出す。 そもそもどうして竹ぼうきで頬に傷がつくのだろう。 「大丈夫だよ。気をつけてるから」 「いえ、問題はそこでなく」 「前回は草ですべって足をひねったけど、今日はしなかった」 ……。 長い沈黙のあと、摂政はなぜかしくしく泣き出した。 姫巫女のそばでは、王犬、珠さまが、ゴミ袋のはじをくわえ運んでいく。 #ref(珠さま.jpg) 「珠さま、こっちですー」 国民に答えてコーンと一鳴き。 「あとで油揚げあげるから頑張って」 姫巫女に言われ、またコーンと一鳴き。 うきうきと、ふさふさな尾を揺らしながら、歩いていく様は狐…、いや、立派な王犬である! 実際、立派である。 帝国藩王でありながら犬が怖い王の心を思い、姿を狐に変えて寄り添うなんて、半端な気持ではできない。 心は同じなのだらいいのである、とは珠様のお考えである。 実に懐深い、立派な王犬なのである。 「今日は珠さまのために、最高級の油揚げを用意しましたよ!」 胸を張る国民に、珠さまは鷹揚にうなづく。 そして軽やかな足取りをみせる。 油揚げ好きが定着している昨今なのだが、実はちょっと違うんだよなーとか思ったりもするけど…。 き、気持がこもっているから珠さまはうれしいのである。 そんな「違いのわかる」王犬、珠さまにダイビングもふもふしたのはみぽりんだった。 ちょ、ちょっとびっくりした珠さまであったが、 「珠さまーかわいいですーW」 ……かわいい? こーん♪ 一段と張り切った足取りで、王犬さまは仕事にはげんだ。 **~1 国民さ~ん いらっしゃーい  神聖巫連盟は過去2回、人口が激増した。    一度目は新帝国民を受け入れたとき。  そしてアウトウェイが滅亡したときである。    すべてを受け入れた結果、もとからいた神聖巫連盟国民はわずか25%。なんだかよくわからないうちにいろんな文化が押し寄せた。  いろいろなものが不足し、また文化の違いから軋轢も起こった。    武力制圧の噂が流れたとき、みぽりんは藩王に 「花の種植えていいですか?」 と許可を求め、藩王からは速攻でOKの返事をもらっている。 みぽりんは、とにかく嫌だった。 武力行使も嫌なら、みんなが喧嘩しているのも嫌。 そして何もできない自分が一番嫌だった。 (全く正論であるが、嫌なものは嫌なのである。) いろいろ考えて、出した答えが「花の種」であった。 要するに「みんな仲良くするです!!」である。 他にも小難しいことをいろいろ考えたのだが、結局自分の心に従った。 藩王に許可をもらうとき、その思考過程すべてをぶっとばして、「お花植えていいですか?」としか言わないあたりが、みぽりんである。 ちなみに種は「植える」でなく「蒔く」という。 すべての気持は花にこめた。 「え?お花がいっぱいになったら楽しいですよ?」 みんな仲良くなったら幸せが増えるから。 そして国民がやりたいのならと反対しないのが藻女藩王である。 おどろくべき速さで許可はおり、嬉々としたみぽりんがたくさんの花の種を蒔いた。 **~2 大きくなあれ  みぽりんはまめに世話をした。 &sizex(+2){&color(gold){☆晴れの日も☆}} #ref(おはなにお水6.jpg,,center,,x=500) &sizex(+2){&color(violet){☆曇りの日も☆}} #ref(おはなにお水5.jpg,,center,,x=500) &sizex(+2){&color(mediumblue){☆雨の日も☆}} #ref(おはなにお水4.jpg,,center,,x=500)  カモミールはもともと丈夫な種だから、そんなに手はかからないのだが、いや、そんな種だからこそ丈夫に育ったといえるのかもしれないが。  そのうち、その世話に犬士たちがまざるようになった。  花が咲くころ、花を見た国民も少しずつ手伝うようになり、周囲の掃除なんかもはじめ、気づくと、そこらじゅうで「お掃除大会」が始まっていた。 きっかけがあれば人は仲良くできるのであり、だからなのかどうかはわからないが、次第に国は収まって行った。 「あ、そうだ、種あまってたらうちにもくれないかな?庭に植えるから」 「はいですーW」 国民に頼まれ、みぽりんは元気にお返事する。 「あ、みぽりんさま、この前頂いた種、芽がでましたよ」 「おお!やったです!」 遠くに持っていけるから、種がいいです~。 もっともっと、笑顔になあれ。 掃除道具を片付けたあとは、みんなでお茶を飲み、にぎりめしを食べる。 持ち寄られたお弁当には各国の味がつまっている。 あなたの故郷にはかなわぬとは思いますが、せめてこの地では安らかに。 願わくば、神聖巫連盟が第二のふるさととなれますよう。 おいしいお弁当もいただいて、みんな大満足な朝だった。 #ref(お弁当2.jpg,,center,,x=407) ---- **【関連質疑】 http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/21823 Q: 藩国保有アイテムとして販売している「花の種」等の商品ですが、設置後でも次のアイドレスを取得出来ますか? A: ええ /*/ Q: 取得できる場合、取得費用は40マイルでしょうか? A: ええ <<<<<<<< ***【柾之花店】 http://www37.atwiki.jp/flowershop/
L:花の種 = {  t:名称 = 花の種(アイテム)  t:要点 = 道端,たくさんの種,蒔いている人々  t:周辺環境 = 花に気付く通行人  t:評価 = なし  t:特殊 = {   *花の種のアイテムカテゴリ = 藩国保有アイテムとして扱う。   *花の種の効果1 = 藩国内に花の種を蒔く事ができる。   *花の種の効果2 = 種の成長を見た人は、それ以降の種の成長が楽しみになる。   *花の種の効果3 = 人の集まる場所に蒔く事で治安を+1上昇させる。  }  t:→次のアイドレス = 藩国中で咲き誇る花(イベント)  } #カミツレ(ジャーマンカモミール)を取得!(080917) #カミツレ  http://www.myherb.jp/main/library/herb/ka/kamiture.html #ref(種まき.jpg,,center) ---- &sizex(+2){&color(teal){-カミツレ-}} #ref(カミツレ.jpg,,center,,x=407) ・ジャーマンカモミール(一年草) #多年草にローマンカモミール ・草丈15センチ~50センチ。 ・花はリンゴのような香り。 ・精油にアズレン、ノニル酸、カプリン酸、テルペンアルコールなどの有効成分が含まれており、発汗、駆風剤として感冒、リューマチに煎汁を飲むか浴湯料とされ、炎消作用があるので口腔炎や咽頭炎、痔や腫れ物の家庭薬に配合されている。 &sizex(+1){&color(orange){ ジャーマンカモミールは植物のお医者さんといわれ、周りの植物を元気付け、病気から守る。花を収穫後、残った茎や葉は刻んですき込むと、優良な肥料となる。 }} ---- #ref(カミツレ2.jpg,,center,,x=407) **~0 お掃除は楽しいなあ 神聖巫連盟のとある街角では、犬士、設定国民、藩国民そして、藩王やら摂政やらもまじって、なにやらわいわいと竹ぼうき持って、掃除をしていた。 「で、どうしてこんなことになったのですか?」 あすふぃこが目をくりくりさせて尋ねる。 なにやらおもしろそうな予感、というやつである。 「私だって掃除くらいするもん」 ちょっとすねてみせたのは藩王、藻女。 エプロンつけて、軍手して、幅広な帽子をかぶって、手に持つ竹ぼうきが、なかなかキマっている。 周りもおおよそそんなような格好をしているので目立たない。むしろ「そんなんでいいのか?!」というくらい、なじんでいる。 もともと田舎な土地柄である。 藩王が出歩いても「姫巫女さまは今日も元気ねえ」てな様子で、とやかく言うものはいない。 「姫巫女さま、また傷をつくって」 ほっぺの引っかき傷をみつけた摂政、七比良 鸚哥がため息をつく。 女の子なんだからといいながら傷薬を差し出す。 そもそもどうして竹ぼうきで頬に傷がつくのだろう。 「大丈夫だよ。気をつけてるから」 「いえ、問題はそこでなく」 「前回は草ですべって足をひねったけど、今日はしなかった」 ……。 長い沈黙のあと、摂政はなぜかしくしく泣き出した。 姫巫女のそばでは、王犬、珠さまが、ゴミ袋のはじをくわえ運んでいく。 #ref(珠さま.jpg) 「珠さま、こっちですー」 国民に答えてコーンと一鳴き。 「あとで油揚げあげるから頑張って」 姫巫女に言われ、またコーンと一鳴き。 うきうきと、ふさふさな尾を揺らしながら、歩いていく様は狐…、いや、立派な王犬である! 実際、立派である。 帝国藩王でありながら犬が怖い王の心を思い、姿を狐に変えて寄り添うなんて、半端な気持ではできない。 心は同じなのだらいいのである、とは珠様のお考えである。 実に懐深い、立派な王犬なのである。 「今日は珠さまのために、最高級の油揚げを用意しましたよ!」 胸を張る国民に、珠さまは鷹揚にうなづく。 そして軽やかな足取りをみせる。 油揚げ好きが定着している昨今なのだが、実はちょっと違うんだよなーとか思ったりもするけど…。 き、気持がこもっているから珠さまはうれしいのである。 そんな「違いのわかる」王犬、珠さまにダイビングもふもふしたのはみぽりんだった。 ちょ、ちょっとびっくりした珠さまであったが、 「珠さまーかわいいですーW」 ……かわいい? こーん♪ 一段と張り切った足取りで、王犬さまは仕事にはげんだ。 **~1 国民さ~ん いらっしゃーい  神聖巫連盟は過去2回、人口が激増した。    一度目は新帝国民を受け入れたとき。  そしてアウトウェイが滅亡したときである。    すべてを受け入れた結果、もとからいた神聖巫連盟国民はわずか25%。なんだかよくわからないうちにいろんな文化が押し寄せた。  いろいろなものが不足し、また文化の違いから軋轢も起こった。    武力制圧の噂が流れたとき、みぽりんは藩王に 「花の種植えていいですか?」 と許可を求め、藩王からは速攻でOKの返事をもらっている。 みぽりんは、とにかく嫌だった。 武力行使も嫌なら、みんなが喧嘩しているのも嫌。 そして何もできない自分が一番嫌だった。 (全く正論であるが、嫌なものは嫌なのである。) いろいろ考えて、出した答えが「花の種」であった。 要するに「みんな仲良くするです!!」である。 他にも小難しいことをいろいろ考えたのだが、結局自分の心に従った。 藩王に許可をもらうとき、その思考過程すべてをぶっとばして、「お花植えていいですか?」としか言わないあたりが、みぽりんである。 ちなみに種は「植える」でなく「蒔く」という。 すべての気持は花にこめた。 「え?お花がいっぱいになったら楽しいですよ?」 みんな仲良くなったら幸せが増えるから。 そして国民がやりたいのならと反対しないのが藻女藩王である。 おどろくべき速さで許可はおり、嬉々としたみぽりんがたくさんの花の種を蒔いた。 **~2 大きくなあれ  みぽりんはまめに世話をした。 &sizex(+2){&color(gold){☆晴れの日も☆}} #ref(おはなにお水6.jpg,,center,,x=500) &sizex(+2){&color(violet){☆曇りの日も☆}} #ref(おはなにお水5.jpg,,center,,x=500) &sizex(+2){&color(mediumblue){☆雨の日も☆}} #ref(おはなにお水4.jpg,,center,,x=500)  カモミールはもともと丈夫な種だから、そんなに手はかからないのだが、いや、そんな種だからこそ丈夫に育ったといえるのかもしれないが。  そのうち、その世話に犬士たちがまざるようになった。  花が咲くころ、花を見た国民も少しずつ手伝うようになり、周囲の掃除なんかもはじめ、気づくと、そこらじゅうで「お掃除大会」が始まっていた。 きっかけがあれば人は仲良くできるのであり、だからなのかどうかはわからないが、次第に国は収まって行った。 「あ、そうだ、種あまってたらうちにもくれないかな?庭に植えるから」 「はいですーW」 国民に頼まれ、みぽりんは元気にお返事する。 「あ、みぽりんさま、この前頂いた種、芽がでましたよ」 「おお!やったです!」 遠くに持っていけるから、種がいいです~。 もっともっと、笑顔になあれ。 掃除道具を片付けたあとは、みんなでお茶を飲み、にぎりめしを食べる。 持ち寄られたお弁当には各国の味がつまっている。 あなたの故郷にはかなわぬとは思いますが、せめてこの地では安らかに。 願わくば、神聖巫連盟が第二のふるさととなれますよう。 おいしいお弁当もいただいて、みんな大満足な朝だった。 #ref(お弁当2.jpg,,center,,x=407) ---- **【関連質疑】 http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/21823 Q: 藩国保有アイテムとして販売している「花の種」等の商品ですが、設置後でも次のアイドレスを取得出来ますか? A: ええ /*/ Q: 取得できる場合、取得費用は40マイルでしょうか? A: ええ <<<<<<<< ***【柾之花店】 http://www37.atwiki.jp/flowershop/

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