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花の種 - (2008/12/30 (火) 02:59:36) の1つ前との変更点
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L:花の種 = {
t:名称 = 花の種(アイテム)
t:要点 = 道端,たくさんの種,蒔いている人々
t:周辺環境 = 花に気付く通行人
t:評価 = なし
t:特殊 = {
*花の種のアイテムカテゴリ = 藩国保有アイテムとして扱う。
*花の種の効果1 = 藩国内に花の種を蒔く事ができる。
*花の種の効果2 = 種の成長を見た人は、それ以降の種の成長が楽しみになる。
*花の種の効果3 = 人の集まる場所に蒔く事で治安を+1上昇させる。
}
t:→次のアイドレス = 藩国中で咲き誇る花(イベント)
}
#カミツレ(ジャーマンカモミール)を取得!(080917)
#カミツレ
http://www.myherb.jp/main/library/herb/ka/kamiture.html
#ref(種まき.jpg,,center,,x=500)
----
&sizex(+2){&color(teal){-カミツレ-}}
#ref(カミツレ.jpg,,center,,x=407)
・ジャーマンカモミール(一年草)
#多年草にローマンカモミール
・草丈15センチ~50センチ。
・花はリンゴのような香り。
・精油にアズレン、ノニル酸、カプリン酸、テルペンアルコールなどの有効成分が含まれており、発汗、駆風剤として感冒、リューマチに煎汁を飲むか浴湯料とされ、炎消作用があるので口腔炎や咽頭炎、痔や腫れ物の家庭薬に配合されている。
&sizex(+1){&color(orange){ ジャーマンカモミールは植物のお医者さんといわれ、周りの植物を元気付け、病気から守る。花を収穫後、残った茎や葉は刻んですき込むと、優良な肥料となる。 }}
&sizex(+1){&color(silver){ カモミールの花言葉は、「逆境に負けない強さ」「親交」。 }}
----
#ref(カミツレ2.jpg,,center,,x=407)
**~0 お掃除は楽しいなあ
神聖巫連盟のとある街角では、犬士、設定国民、藩国民そして、藩王やら摂政やらもまじって、なにやらわいわいと竹ぼうき持って、掃除をしていた。
「で、どうしてこんなことになったのですか?」
あすふぃこが目をくりくりさせて尋ねる。
なにやらおもしろそうな予感、というやつである。
「私だって掃除くらいするもん」
ちょっとすねてみせたのは藩王、藻女。
エプロンつけて、軍手して、幅広な帽子をかぶって、手に持つ竹ぼうきが、なかなかキマっている。
周りもおおよそそんなような格好をしているので目立たない。むしろ「そんなんでいいのか?!」というくらい、なじんでいる。
もともと田舎な土地柄である。
藩王が出歩いても「姫巫女さまは今日も元気ねえ」てな様子で、とやかく言うものはいない。
「姫巫女さま、また傷をつくって」
ほっぺの引っかき傷をみつけた摂政、七比良 鸚哥がため息をつく。
女の子なんだからといいながら傷薬を差し出す。
そもそもどうして竹ぼうきで頬に傷がつくのだろう。
「大丈夫だよ。気をつけてるから」
「いえ、問題はそこでなく」
「前回は草ですべって足をひねったけど、今日はしなかった」
……。
長い沈黙のあと、摂政はなぜかしくしく泣き出した。
姫巫女のそばでは、王犬、珠さまが、ゴミ袋のはじをくわえ運んでいく。
#ref(珠さま.jpg)
「珠さま、こっちですー」
国民に答えてコーンと一鳴き。
「あとで油揚げあげるから頑張って」
姫巫女に言われ、またコーンと一鳴き。
うきうきと、ふさふさな尾を揺らしながら、歩いていく様は狐…、いや、立派な王犬である!
実際、立派である。
帝国藩王でありながら犬が怖い王の心を思い、姿を狐に変えて寄り添うなんて、半端な気持ではできない。
心は同じなのだらいいのである、とは珠様のお考えである。
実に懐深い、立派な王犬なのである。
「今日は珠さまのために、最高級の油揚げを用意しましたよ!」
胸を張る国民に、珠さまは鷹揚にうなづく。
そして軽やかな足取りをみせる。
油揚げ好きが定着している昨今なのだが、実はちょっと違うんだよなーとか思ったりもするけど…。
き、気持がこもっているから珠さまはうれしいのである。
そんな「違いのわかる」王犬、珠さまにダイビングもふもふしたのはみぽりんだった。
ちょ、ちょっとびっくりした珠さまであったが、
「珠さまーかわいいですーW」
……かわいい?
こーん♪
一段と張り切った足取りで、王犬さまは仕事にはげんだ。
**~1 国民さ~ん いらっしゃーい
神聖巫連盟は過去2回、人口が激増した。
一度目は新帝国民を受け入れたとき。
そしてアウトウェイが滅亡したときである。
すべてを受け入れた結果、もとからいた神聖巫連盟国民はわずか25%。なんだかよくわからないうちにいろんな文化が押し寄せた。
いろいろなものが不足し、また文化の違いから軋轢も起こった。
武力制圧の噂が流れたとき、みぽりんは藩王に
「花の種植えていいですか?」
と許可を求め、藩王からは速攻でOKの返事をもらっている。
みぽりんは、とにかく嫌だった。
武力行使も嫌なら、みんなが喧嘩しているのも嫌。
そして何もできない自分が一番嫌だった。
(全く正論であるが、嫌なものは嫌なのである。)
いろいろ考えて、出した答えが「花の種」であった。
要するに「みんな仲良くするです!!」である。
他にも小難しいことをいろいろ考えたのだが、結局自分の心に従った。
藩王に許可をもらうとき、その思考過程すべてをぶっとばして、「お花植えていいですか?」としか言わないあたりが、みぽりんである。
ちなみに種は「植える」でなく「蒔く」という。
すべての気持は花にこめた。
「え?お花がいっぱいになったら楽しいですよ?」
みんな仲良くなったら幸せが増えるから。
そして国民がやりたいのならと反対しないのが藻女藩王である。
おどろくべき速さで許可はおり、嬉々としたみぽりんがたくさんの花の種を蒔いた。
**~2 大きくなあれ
みぽりんはまめに世話をした。
&sizex(+2){&color(gold){☆晴れの日も☆}}
#ref(おはなにお水6.jpg,,center,,x=500)
&sizex(+2){&color(violet){☆曇りの日も☆}}
#ref(おはなにお水5.jpg,,center,,x=500)
&sizex(+2){&color(mediumblue){☆雨の日も☆}}
#ref(おはなにお水4.jpg,,center,,x=500)
カモミールはもともと丈夫な種だから、そんなに手はかからないのだが、いや、そんな種だからこそ丈夫に育ったといえるのかもしれないが。
そのうち、その世話に犬士たちがまざるようになった。
花が咲くころ、花を見た国民も少しずつ手伝うようになり、周囲の掃除なんかもはじめ、気づくと、そこらじゅうで「お掃除大会」が始まっていた。
きっかけがあれば人は仲良くできるのであり、だからなのかどうかはわからないが、次第に国は収まって行った。
「あ、そうだ、種あまってたらうちにもくれないかな?庭に植えるから」
「はいですーW」
国民に頼まれ、みぽりんは元気にお返事する。
「あ、みぽりんさま、この前頂いた種、芽がでましたよ」
「おお!やったです!」
遠くに持っていけるから、種がいいです~。
もっともっと、笑顔になあれ。
掃除道具を片付けたあとは、みんなでお茶を飲み、にぎりめしを食べる。
持ち寄られたお弁当には各国の味がつまっている。
あなたの故郷にはかなわぬとは思いますが、せめてこの地では安らかに。
願わくば、神聖巫連盟が第二のふるさととなれますよう。
おいしいお弁当もいただいて、みんな大満足な朝だった。
#ref(お弁当2.jpg,,center,,x=407)
----
**【関連質疑】
http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/21823
Q:
藩国保有アイテムとして販売している「花の種」等の商品ですが、設置後でも次のアイドレスを取得出来ますか?
A:
ええ
/*/
Q:
取得できる場合、取得費用は40マイルでしょうか?
A:
ええ
<<<<<<<<
***【柾之花店】
http://www37.atwiki.jp/flowershop/
L:花の種 = {
t:名称 = 花の種(アイテム)
t:要点 = 道端,たくさんの種,蒔いている人々
t:周辺環境 = 花に気付く通行人
t:評価 = なし
t:特殊 = {
*花の種のアイテムカテゴリ = 藩国保有アイテムとして扱う。
*花の種の効果1 = 藩国内に花の種を蒔く事ができる。
*花の種の効果2 = 種の成長を見た人は、それ以降の種の成長が楽しみになる。
*花の種の効果3 = 人の集まる場所に蒔く事で治安を+1上昇させる。
}
t:→次のアイドレス = 藩国中で咲き誇る花(イベント)
}
#カミツレ(ジャーマンカモミール)を取得!(080917)
#カミツレ
http://www.myherb.jp/main/library/herb/ka/kamiture.html
#ref(種まき.jpg,,center,,x=500)
----
&sizex(+2){&color(teal){-カミツレ-}}
#ref(カミツレ.jpg,,center,,x=407)
・ジャーマンカモミール(一年草)
#多年草にローマンカモミール
・草丈15センチ~50センチ。
・花はリンゴのような香り。
・精油にアズレン、ノニル酸、カプリン酸、テルペンアルコールなどの有効成分が含まれており、発汗、駆風剤として感冒、リューマチに煎汁を飲むか浴湯料とされ、炎消作用があるので口腔炎や咽頭炎、痔や腫れ物の家庭薬に配合されている。
&sizex(+1){&color(orange){ ジャーマンカモミールは植物のお医者さんといわれ、周りの植物を元気付け、病気から守る。花を収穫後、残った茎や葉は刻んですき込むと、優良な肥料となる。 }}
----
&sizex(+1){&color(silver){ カモミールの花言葉は、「逆境に負けない強さ」「親交」。 }}
#ref(カミツレ2.jpg,,center,,x=407)
**~0 お掃除は楽しいなあ
神聖巫連盟のとある街角では、犬士、設定国民、藩国民そして、藩王やら摂政やらもまじって、なにやらわいわいと竹ぼうき持って、掃除をしていた。
「で、どうしてこんなことになったのですか?」
あすふぃこが目をくりくりさせて尋ねる。
なにやらおもしろそうな予感、というやつである。
「私だって掃除くらいするもん」
ちょっとすねてみせたのは藩王、藻女。
エプロンつけて、軍手して、幅広な帽子をかぶって、手に持つ竹ぼうきが、なかなかキマっている。
周りもおおよそそんなような格好をしているので目立たない。むしろ「そんなんでいいのか?!」というくらい、なじんでいる。
もともと田舎な土地柄である。
藩王が出歩いても「姫巫女さまは今日も元気ねえ」てな様子で、とやかく言うものはいない。
「姫巫女さま、また傷をつくって」
ほっぺの引っかき傷をみつけた摂政、七比良 鸚哥がため息をつく。
女の子なんだからといいながら傷薬を差し出す。
そもそもどうして竹ぼうきで頬に傷がつくのだろう。
「大丈夫だよ。気をつけてるから」
「いえ、問題はそこでなく」
「前回は草ですべって足をひねったけど、今日はしなかった」
……。
長い沈黙のあと、摂政はなぜかしくしく泣き出した。
姫巫女のそばでは、王犬、珠さまが、ゴミ袋のはじをくわえ運んでいく。
#ref(珠さま.jpg)
「珠さま、こっちですー」
国民に答えてコーンと一鳴き。
「あとで油揚げあげるから頑張って」
姫巫女に言われ、またコーンと一鳴き。
うきうきと、ふさふさな尾を揺らしながら、歩いていく様は狐…、いや、立派な王犬である!
実際、立派である。
帝国藩王でありながら犬が怖い王の心を思い、姿を狐に変えて寄り添うなんて、半端な気持ではできない。
心は同じなのだらいいのである、とは珠様のお考えである。
実に懐深い、立派な王犬なのである。
「今日は珠さまのために、最高級の油揚げを用意しましたよ!」
胸を張る国民に、珠さまは鷹揚にうなづく。
そして軽やかな足取りをみせる。
油揚げ好きが定着している昨今なのだが、実はちょっと違うんだよなーとか思ったりもするけど…。
き、気持がこもっているから珠さまはうれしいのである。
そんな「違いのわかる」王犬、珠さまにダイビングもふもふしたのはみぽりんだった。
ちょ、ちょっとびっくりした珠さまであったが、
「珠さまーかわいいですーW」
……かわいい?
こーん♪
一段と張り切った足取りで、王犬さまは仕事にはげんだ。
**~1 国民さ~ん いらっしゃーい
神聖巫連盟は過去2回、人口が激増した。
一度目は新帝国民を受け入れたとき。
そしてアウトウェイが滅亡したときである。
すべてを受け入れた結果、もとからいた神聖巫連盟国民はわずか25%。なんだかよくわからないうちにいろんな文化が押し寄せた。
いろいろなものが不足し、また文化の違いから軋轢も起こった。
武力制圧の噂が流れたとき、みぽりんは藩王に
「花の種植えていいですか?」
と許可を求め、藩王からは速攻でOKの返事をもらっている。
みぽりんは、とにかく嫌だった。
武力行使も嫌なら、みんなが喧嘩しているのも嫌。
そして何もできない自分が一番嫌だった。
(全く正論であるが、嫌なものは嫌なのである。)
いろいろ考えて、出した答えが「花の種」であった。
要するに「みんな仲良くするです!!」である。
他にも小難しいことをいろいろ考えたのだが、結局自分の心に従った。
藩王に許可をもらうとき、その思考過程すべてをぶっとばして、「お花植えていいですか?」としか言わないあたりが、みぽりんである。
ちなみに種は「植える」でなく「蒔く」という。
すべての気持は花にこめた。
「え?お花がいっぱいになったら楽しいですよ?」
みんな仲良くなったら幸せが増えるから。
そして国民がやりたいのならと反対しないのが藻女藩王である。
おどろくべき速さで許可はおり、嬉々としたみぽりんがたくさんの花の種を蒔いた。
**~2 大きくなあれ
みぽりんはまめに世話をした。
&sizex(+2){&color(gold){☆晴れの日も☆}}
#ref(おはなにお水6.jpg,,center,,x=500)
&sizex(+2){&color(violet){☆曇りの日も☆}}
#ref(おはなにお水5.jpg,,center,,x=500)
&sizex(+2){&color(mediumblue){☆雨の日も☆}}
#ref(おはなにお水4.jpg,,center,,x=500)
カモミールはもともと丈夫な種だから、そんなに手はかからないのだが、いや、そんな種だからこそ丈夫に育ったといえるのかもしれないが。
そのうち、その世話に犬士たちがまざるようになった。
花が咲くころ、花を見た国民も少しずつ手伝うようになり、周囲の掃除なんかもはじめ、気づくと、そこらじゅうで「お掃除大会」が始まっていた。
きっかけがあれば人は仲良くできるのであり、だからなのかどうかはわからないが、次第に国は収まって行った。
「あ、そうだ、種あまってたらうちにもくれないかな?庭に植えるから」
「はいですーW」
国民に頼まれ、みぽりんは元気にお返事する。
「あ、みぽりんさま、この前頂いた種、芽がでましたよ」
「おお!やったです!」
遠くに持っていけるから、種がいいです~。
もっともっと、笑顔になあれ。
掃除道具を片付けたあとは、みんなでお茶を飲み、にぎりめしを食べる。
持ち寄られたお弁当には各国の味がつまっている。
あなたの故郷にはかなわぬとは思いますが、せめてこの地では安らかに。
願わくば、神聖巫連盟が第二のふるさととなれますよう。
おいしいお弁当もいただいて、みんな大満足な朝だった。
#ref(お弁当2.jpg,,center,,x=407)
----
**【関連質疑】
http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/21823
Q:
藩国保有アイテムとして販売している「花の種」等の商品ですが、設置後でも次のアイドレスを取得出来ますか?
A:
ええ
/*/
Q:
取得できる場合、取得費用は40マイルでしょうか?
A:
ええ
<<<<<<<<
***【柾之花店】
http://www37.atwiki.jp/flowershop/