「保育園」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

保育園 - (2007/07/04 (水) 01:16:13) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*保育園 名前:保育園(施設) 要点:子供たち・保育園・保母さん 周辺環境:BALLS 評価:- 特殊:なし *イラスト *設定文章 設定文章用資料 「より深く絢爛世界を知るために」よりBALLS関連 http://www.kenran.net/world5.html 第3回「BALLSと宇宙開発」 知類が生まれて地球上がお祭りのような大騒ぎしていたころ、宇宙開発は新しい局面に入っていた。 人間を宇宙に送り込むのをやめようとしていたのである。 元々、なんで人間を宇宙に送りこむのかについては議論があった。 技術者から見れば人間はどう見ても地球仕様である。言い方を変えれば人間を宇宙に持ち込むのは地球環境を宇宙に持ち出すのに等しい。 1gあたりの軌道上への打ち上げコストが金などと比べてもべらぼうに高い宇宙開発から見れば、人間を宇宙に送り込むのは、相当無駄ではないかと言われていたのである。 それでも人間が宇宙にいくのは政治的ロマンチシズムと、まあ人間の持つ柔軟性、というものであったが、時代は進み2070年を過ぎると、それこそ、知類がいる。 宇宙仕様に限りなく近いロボット知類や元人間の完全機械化サイボーグがかなりの数存在し、いまどき誰それさんが宇宙に行きましたという政治効果もないと判断されたこともあり、急速に人間を宇宙に送ろうという意思が、しぼんだのであった。 そして、宇宙開発の手はロボットに移った。 それもただのロボットではない。自己を複製する工場を内部にもった“オートマン”型ロボットである。 ノイマン型コンピュータの始祖でもあるフォン・ノイマンが夢想したこのロボットを宇宙で実現させようと言うわけである。 月にこのロボット達を打ち上げて増殖させ、月を拠点に宇宙開発を進めようという考えである。 この計画にはロボット技術で突出したアドバンテージを持つ未来日本が主導で行われた。 元々同国はベレー帽をかぶった漫画の神様の影響の下ロボットへの偏見が大変低く、そこで夢を受け継いだ人々がロボット開発にしのぎを削っていたのである。 そして、ロボットが作られた。丸い形からBALLSと名づけられた、その後の太陽系の方向性と運命を決定付ける存在は12機が建造され、宇宙に打ち上げられた。 最初期のBALLSは当時の宇宙開発の研究総責任者だった櫻井裕博士の脳コピーを焼き付けられ、宇宙へ飛んでいくことになる。 そしてかの有名なやり取りである 「私から私へ、宇宙はどうか」 「私から私へ、こちら宇宙。……星の海は、本当に綺麗だ」 という二人の博士のやり取りから、一大宇宙開発がはじまる。 ゲーム、絢爛舞踏祭に登場する太陽系だけで80兆を数えるBALLSたちは、みなこの最初の12機から生まれ……生産されたものである。 ゲームやアニメに出て来るグランパは、この最初の12機の生き残りの一つだ。 その性能は第1世代だけあって最低ランクながら、知類の宇宙開発のその全部を見つめながら、決定的局面のほぼ全部を間近に見ただけあって膨大な経験情報を有しており、最新鋭の量産BALLSをケースによってはしのぐ処理をやってのけることが出来る。 希望号2号機(絢爛小説に登場予定)に搭載されるBALLSは彼であり、ゲームにおいては掌帆長として艦内で走り回っているその姿を見ることが出来るだろう。 かつて存在した、重力レンズを調べてみようという動きもあった。 火星事件と比べれば大したことないが、学術的、技術的にはこちらのほうによほど価値があった。 こちらはヨーロッパ共同と、日本が参加した。 この頃既にBALLSは月面の多くを資源化しはじめており、数には相当余裕があった結果、日本は2正面作戦が出来たのである。 そして、公式にはなにも発見できなかった。少なくとも人類や多くの知類ではそうなった。 BALLSたちはここで発見した物のことを、長く秘密にし、ヨーロッパ共同のロケットを撃墜することもやっている。 百体ほどのBALLSは、ここで行方不明になり、後のMAKI誕生の原因となった。 第5回「BALLSの世紀(1)」 BALLSというロボットがある。体内に工場を持ち、まずは自分のコピーを次々と量産し、月や小惑星を資源化して建造物を作っていくという存在である。 これが、月面上で12億機を越えた。知類の常駐者2000人に対しての話である。 月面上はMADE IN BALLSであふれかえった。 2100年代、22世紀はBALLSの世紀である。 BALLSに自己改良(この頃には進化という概念自体が廃れた)機能が付与されたのは最初のBALLSの打ち上げから30年たたない頃である。 BALLSは自己を改良し、様々な機器に自らを組み込み、そして発展していった。 BALLSを知類として認め知権を与えようとする運動もあったが、すぐに潰されている。 数が、多すぎたのである。遠からず(実際には2118年)に100億を突破するBALLSが一斉投票すれば、どんな国の首長も首がすげ変わってしまうのである。 数の恐怖がBALLSを知類から遠ざけた。 一方この成功を見て、BALLSを生み出した日本以外の同様機能品も、幾度か作られた。 そして、全て失敗した。 多くの国が、BALLSが同様機能品をブロックしていると疑い、日本を攻めたてた。 実際、国家首脳の知らないところでBALLSは同様機能品を死滅させているのだから、この非難はまったく正当なものである。が、証拠を捏造して発言することが多かったのは、困りものである。 その急先鋒はBALLSの存在で宇宙開発の分野において急速に二流国に転落した宇宙開発リーダー国達である。 彼らは宇宙環境の保全とか言う新語まで生み出した。 原則地球の環境を他に移転させるという意味の宇宙開発において宇宙環境の保全もへったくれもない話であるが、この言葉自体は、地球生まれの知類にとってはなかなか理解できる概念だった。 世論は動き、BALLSによる開発を停止しろという話になった。 そして実際に、試みられた。 周囲の圧力によって自らのビジネスに支障が出始めた日本知類の手によって。喧嘩してまでBALLSを守ろうとする者はいたかも知れなかったが、猫娘とちがってまあ、あんまりかわいくないので数は少なかったと思われる。 そして(毎度のごとく)失敗した。確かに初期型のBALLS20万機は作動を停止したが、残る120億機は相変わらず宇宙開発にいそしんでいた。 停止したBALLSも即座に資源化され、翌日には全てが新型となって作業に復帰した。 原因は直ちに調査され、自己改良の途中で命令プロトコルが変更され、暗号化されていることが発見された。 BALLSが作り出す流れをとめることは誰も出来ないことが確認されたのは、そこから一ヶ月である。 その頃にはBALLSは日産で100万機を越え、月は、空を見上げても分かるほどにその形を変容させていた。 第6回「BALLSの世紀(2)」 BALLSを知類がコントロールする試みは絶えず行われて失敗していたが、その一方でBALLSへの命令権が日本から世界中の知類全部に委譲されたのは、特筆に価しよう。 うがった見方をすれば外圧に耐えかね、あるいは無限に広がっていくBALLSの恐怖を、誰かどうにかして欲しいと思ったのかも知れない。 だが、作者はあえてそう言う書き方をせず、こう書く。 人類に準じる地位を全員に与え、万物の霊長の立場から、自分から降りた、ゴージャスタイム(絢爛時代)の心意気が、この頃もまだ残っていたと。 歴史を悪意に解釈するよりも、善意に見たほうが面白い。そう思うからである。 BALLSはBALLSへの命令権が知類全域にわたるのを看過し、一部においては歓迎するように、この情報を伝えるようなことをした。星空にプラズマを流してこのことを描いたのである。 BALLSは、地球と月の全ての共用財産になったのである。 時に2122年。そして、本格的なBALLSの世紀がはじまる。 BALLSの一部は地上に戻ってきた。その莫大な生産力を地球でも役立てようと考えた人々がいたからであった。 そして数年でBALLSは地球をも埋め尽くし、そして、一家に一台はBALLSがいて、そして動き回るようになった。 BALLSはどんなところにもいた。海の中でも基地を作るために導入され、自己を改良し、高い山にも山岳仕様のBALLSが村々に学校を建て始めた。知類のあるところのその全てに、BALLSの丸い姿が見られるようになった。 BALLSとあまりに近くすごしていた知類は、その多くが大人になってBALLSの姿が見えないだけでひどく不安になる症状まで示した。 そして、BALLSは資本主義を破壊した。BALLSの生み出す莫大な生産能力は、あらゆる工業製品の付加価値をほぼ完全に消滅させた。先進国クラブがこのことに気づいた時には、もう遅かった。 いまや先進国という概念も、なくなった。土地さえあれば、いや、土地がなくても資材があればBALLSが工事し、あるいは高層建築を開始する。 BALLSを地球・月の癌細胞だと主張するものもいた。 だがそう言う人々も、BALLSを利用して自分達が生活していることは、認めざるをえなかった。 そして結局、資本主義の崩壊が宇宙開発を本格化させた。 21世紀最初の頃に高くて払えないやと思っていた火星までのバス代が、がんばれば払えるくらいには現実的になったのである。BALLSにロケットを作らせ、BALLSが火星に到着すればいいと言う話になったのである。 そうして、人はBALLS、この小さな丸い、偉大な友とともに宇宙を目指し始めた。 BALLSが耕し、知々がこれの後を追うという形で。 22世紀後半以降は、BALLSの後を知類が追っていく時代である
*保育園 L:保育園={  t:名称=保育園(施設)  t:要点=子供たち,保育園,保母さん  t:周辺環境=BALLS  t:評価=なし  t:特殊={   *保育園の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。   *毎ターン犬妖精/猫妖精+1機される。この時食料は必ず-1万tされる。   *保育園を保持する国家の全アイドレスは知識評価に評価+2される。  }  t:→次のアイドレス = 小学校(施設),花嫁養成学校(施設),お料理教室(施設) } *イラスト #center{| &ref(保母・子供.JPG,,x=350,)    |   &ref(保育園.JPG,,x=350,) | | 要点:子供たち・保母さん     |     保育園 | } *設定文章 &color(blak,#cccccc){周辺環境:BALLS} 神聖巫連盟の北総門からでた森の中、丸い物体がいくつか転がっていた 装甲も剥け、火花が散ったりしていたがBALLSであった どこかで襲われたのか事故にあったのかはわからないがはBALLS達は森の中で沈黙していた 最初、それらを見つけたのは数人の園児達であった 彼らは、ボロボロのBALLS達を可哀想に思い、なんとか自分達で直してあげられないだろうかと思い、行動を開始した まずは材料を集める事にした 家から金属でできていると思うものをかき集めそれを使って修理をしようと考えたのである だが、彼らの知識でBALLSを修理する事ができるはずもなく・・・ 動かないBALLS達の前に材料を置いてオロオロするだけであった その時、BALLSの中でかろうじて動けた一台が修理を開始した 園児達が集めた材料を使い見る見るうちに直っていくBALLS達 数日後 外見上は完全に直った用に見えるBALLS達 機能的には様々な機能が使えなくなっているが、一番特筆すべき点は自己増殖機能が壊れている事であろう 動き回るBALLS達を見て園児の中の一人が言い出した 「この丸いの保育園でかえないかな~」 「それいいねー」 「さんせー」 BALLS達を引き連れ保育園に行く園児達 しかし、物事は園児達の思うようにはいかなかった わけのわからない動く丸い物体を飼いたいと言われた保育士達は途方にくれていた 「ちょっと、相談してくるから待ってってね」 そういって、保育士達は会議を始めた 園児達の願いを聞いてあげたいが、不審な物を園内で飼うわけにはいかなかった 「うー・・・・・、どうしよう」 「そうだ、姫巫女さまにおねがいしにいこー」 「うん、姫巫女さまならきっとーなんとかしてくれるよね」 かくして、園児達とBALLS達は姫巫女こと藩王藻女のいる政庁に行くことになった 市街地を練り歩く、園児達とBALLS達 和風のこの藩ではBALLS達はかなり場違いである 政庁につくと門番からとめられた 流石に怪しいBALLSまでは簡単に入れてくれないようだ 「私たちは姫巫女さまにようじがあるのー」 「いーれーてー」 門番達は子供相手に力ずくにいく訳にいかず困っていた そんな時、政庁から一人の男が出てきた 「そんなに騒いでどうしたんですか?」 摂政の七比良 鸚哥である 「このおいちゃんたちが中にいれてくれないのー」 「姫巫女さまにこの子達飼わせてってお願いしにいかなきゃいけないのにー」 訝しげな顔をした後、七比良は足元のBALLSを見てこういった 「この子達はいつからいっしょなんだい?」 「えっとねー、なんにちか前からいっしょなのー」 「そうか・・・・」 少し難しい顔をして考えた後、七比良はこう言った 「わかった、それじゃ、保育園には私が言っておくから、ちゃんとこの子達の面倒見るんだよ?」 「ありがとー、お兄ちゃん」 「わーい!」 はしゃぐ子供達とBALLS達を連れて保育園に向かう七比良 心なしかBALLS達も嬉しそうに見える こうして保育園にBALLS達は住み込むことになった 最初は不安そうであった保育士達も次第にBALLSになれていき、いまではBALLS達はなくてはならないものになっている #center{&ref(BALLS.JPG,,x=300,) } ---- 子どもを守るのが絶対に譲れないこの国の方針 ただし、そんな方針だから保育園があるのではなく、保育園があったからそのような方針になったので、防衛能力はあまり高くない。 そのため有事の際は、ほとんど逃げることしかできない。 これは下手に戦力を配備した方が狙われやすい為と、歩兵ばかりの国なので、わざわざ設置できる兵器がまだ無いことが原因。そのため避難路と避難場所は十分に確保してあるし、今でも見回りのコースに保育園が入っているのは当然の事ながら、保育士のお手伝いとしても派遣されてもいる。さらにこれから先兵器が手に入れば保育園を守るために配備されるであろう。 また、七夕や端午の節句、桃の節句、地蔵盆などの行事の際には国をあげて楽しむが、その際も保育園は大きく関わっている。 そのため、祭りのメインは遅い時間であることは少ない。 開始時刻が遅くなるのは火祭りと除夜の鐘などの年越し行事くらいであるが、それも子ども達も楽しめるよう早い時間に代わりのイベントを入れ一緒に楽しめる努力をしている。 そんな所だが、最近変わったのは、転がる丸い友が保育園で一緒に暮らすことになったこと。何者かわからないものが仕事を手伝ってくれるだけならば今までもたまにあったが、今回手伝ってくれている子達は機械である。お茶もお菓子も食べられないのが問題で、さんざん悩んだすえ、保育園のみんなは歌を送ってあげることにした。 そうすると楽しそうに踊るので、言葉はわからなくても思いは通じているようだ。 なお七夕では保育園がメイン会場となっていた。 内容は次のリンク先の通り[[七夕>http://www25.atwiki.jp/nanakazari/pages/108.html]] ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: