「花の種」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
花の種」を以下のとおり復元します。
L:花の種 = { 
 t:名称 = 花の種(アイテム) 
 t:要点 = 道端,たくさんの種,蒔いている人々 
 t:周辺環境 = 花に気付く通行人 
 t:評価 = なし 
 t:特殊 = { 
  *花の種のアイテムカテゴリ = 藩国保有アイテムとして扱う。 
  *花の種の効果1 = 藩国内に花の種を蒔く事ができる。 
  *花の種の効果2 = 種の成長を見た人は、それ以降の種の成長が楽しみになる。 
  *花の種の効果3 = 人の集まる場所に蒔く事で治安を+1上昇させる。 
 } 
 t:→次のアイドレス = 藩国中で咲き誇る花(イベント) 
 } 

#カミツレ(ジャーマンカモミール)を取得!(080917)
#カミツレ
 http://www.myherb.jp/main/library/herb/ka/kamiture.html


#ref(種まき.jpg,,center,,x=500)


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&sizex(+2){&color(teal){-カミツレ-}}
#ref(カミツレ.jpg,,center,,x=407)

・ジャーマンカモミール(一年草)
#多年草にローマンカモミール
・草丈15センチ~50センチ。
・花はリンゴのような香り。
・精油にアズレン、ノニル酸、カプリン酸、テルペンアルコールなどの有効成分が含まれており、発汗、駆風剤として感冒、リューマチに煎汁を飲むか浴湯料とされ、炎消作用があるので口腔炎や咽頭炎、痔や腫れ物の家庭薬に配合されている。

&sizex(+1){&color(orange){ ジャーマンカモミールは植物のお医者さんといわれ、周りの植物を元気付け、病気から守る。花を収穫後、残った茎や葉は刻んですき込むと、優良な肥料となる。 }}



&sizex(+1){&color(silver){ カモミールの花言葉は、「逆境に負けない強さ」「親交」。 }}




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#ref(カミツレ2.jpg,,center,,x=407)



**~0 お掃除は楽しいなあ



神聖巫連盟のとある街角では、犬士、設定国民、藩国民そして、藩王やら摂政やらもまじって、なにやらわいわいと竹ぼうき持って、掃除をしていた。

「で、どうしてこんなことになったのですか?」

あすふぃこが目をくりくりさせて尋ねる。
なにやらおもしろそうな予感、というやつである。


「私だって掃除くらいするもん」

ちょっとすねてみせたのは藩王、藻女。

エプロンつけて、軍手して、幅広な帽子をかぶって、手に持つ竹ぼうきが、なかなかキマっている。

周りもおおよそそんなような格好をしているので目立たない。むしろ「そんなんでいいのか?!」というくらい、なじんでいる。

もともと田舎な土地柄である。

藩王が出歩いても「姫巫女さまは今日も元気ねえ」てな様子で、とやかく言うものはいない。



「姫巫女さま、また傷をつくって」

ほっぺの引っかき傷をみつけた摂政、七比良 鸚哥がため息をつく。


女の子なんだからといいながら傷薬を差し出す。


そもそもどうして竹ぼうきで頬に傷がつくのだろう。


「大丈夫だよ。気をつけてるから」

「いえ、問題はそこでなく」

「前回は草ですべって足をひねったけど、今日はしなかった」


……。


長い沈黙のあと、摂政はなぜかしくしく泣き出した。



姫巫女のそばでは、王犬、珠さまが、ゴミ袋のはじをくわえ運んでいく。



#ref(珠さま.jpg)



「珠さま、こっちですー」


国民に答えてコーンと一鳴き。


「あとで油揚げあげるから頑張って」


姫巫女に言われ、またコーンと一鳴き。


うきうきと、ふさふさな尾を揺らしながら、歩いていく様は狐…、いや、立派な王犬である!


実際、立派である。
帝国藩王でありながら犬が怖い王の心を思い、姿を狐に変えて寄り添うなんて、半端な気持ではできない。
心は同じなのだらいいのである、とは珠様のお考えである。
実に懐深い、立派な王犬なのである。


「今日は珠さまのために、最高級の油揚げを用意しましたよ!」

胸を張る国民に、珠さまは鷹揚にうなづく。

そして軽やかな足取りをみせる。


油揚げ好きが定着している昨今なのだが、実はちょっと違うんだよなーとか思ったりもするけど…。


き、気持がこもっているから珠さまはうれしいのである。





そんな「違いのわかる」王犬、珠さまにダイビングもふもふしたのはみぽりんだった。


ちょ、ちょっとびっくりした珠さまであったが、


「珠さまーかわいいですーW」


……かわいい?


こーん♪


一段と張り切った足取りで、王犬さまは仕事にはげんだ。






**~1 国民さ~ん いらっしゃーい

 神聖巫連盟は過去2回、人口が激増した。

 
 一度目は新帝国民を受け入れたとき。

 そしてアウトウェイが滅亡したときである。


 
 すべてを受け入れた結果、もとからいた神聖巫連盟国民はわずか25%。なんだかよくわからないうちにいろんな文化が押し寄せた。


 いろいろなものが不足し、また文化の違いから軋轢も起こった。


 
 武力制圧の噂が流れたとき、みぽりんは藩王に


「花の種植えていいですか?」



と許可を求め、藩王からは速攻でOKの返事をもらっている。



みぽりんは、とにかく嫌だった。


武力行使も嫌なら、みんなが喧嘩しているのも嫌。


そして何もできない自分が一番嫌だった。



(全く正論であるが、嫌なものは嫌なのである。)






いろいろ考えて、出した答えが「花の種」であった。


要するに「みんな仲良くするです!!」である。



他にも小難しいことをいろいろ考えたのだが、結局自分の心に従った。




藩王に許可をもらうとき、その思考過程すべてをぶっとばして、「お花植えていいですか?」としか言わないあたりが、みぽりんである。

ちなみに種は「植える」でなく「蒔く」という。


すべての気持は花にこめた。




「え?お花がいっぱいになったら楽しいですよ?」



みんな仲良くなったら幸せが増えるから。




そして国民がやりたいのならと反対しないのが藻女藩王である。

おどろくべき速さで許可はおり、嬉々としたみぽりんがたくさんの花の種を蒔いた。





**~2 大きくなあれ

 みぽりんはまめに世話をした。



&sizex(+2){&color(gold){☆晴れの日も☆}}


#ref(おはなにお水6.jpg,,center,,x=500)




&sizex(+2){&color(violet){☆曇りの日も☆}}

#ref(おはなにお水5.jpg,,center,,x=500)



&sizex(+2){&color(mediumblue){☆雨の日も☆}}

#ref(おはなにお水4.jpg,,center,,x=500)



 カモミールはもともと丈夫な種だから、そんなに手はかからないのだが、いや、そんな種だからこそ丈夫に育ったといえるのかもしれないが。



 そのうち、その世話に犬士たちがまざるようになった。



 花が咲くころ、花を見た国民も少しずつ手伝うようになり、周囲の掃除なんかもはじめ、気づくと、そこらじゅうで「お掃除大会」が始まっていた。



きっかけがあれば人は仲良くできるのであり、だからなのかどうかはわからないが、次第に国は収まって行った。



「あ、そうだ、種あまってたらうちにもくれないかな?庭に植えるから」



「はいですーW」


国民に頼まれ、みぽりんは元気にお返事する。



「あ、みぽりんさま、この前頂いた種、芽がでましたよ」


「おお!やったです!」




遠くに持っていけるから、種がいいです~。





もっともっと、笑顔になあれ。





掃除道具を片付けたあとは、みんなでお茶を飲み、にぎりめしを食べる。


持ち寄られたお弁当には各国の味がつまっている。



あなたの故郷にはかなわぬとは思いますが、せめてこの地では安らかに。


願わくば、神聖巫連盟が第二のふるさととなれますよう。






おいしいお弁当もいただいて、みんな大満足な朝だった。



#ref(お弁当2.jpg,,center,,x=407)






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**【関連質疑】



http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/21823

Q:
藩国保有アイテムとして販売している「花の種」等の商品ですが、設置後でも次のアイドレスを取得出来ますか?

A:
ええ

/*/

Q:
取得できる場合、取得費用は40マイルでしょうか?

A:
ええ


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***【柾之花店】

http://www37.atwiki.jp/flowershop/

復元してよろしいですか?