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黎明の職人」を以下のとおり復元します。
*黎明の職人とは?

神聖巫連盟は、多くの職人を抱える技術国家でもある。
医療にせよ、建築にせよ、鍛冶にせよ、その能力は総じて高い。また、教育のレベルも高いのが特徴である。

その中でも、抜きん出て高い技術や知識を持っているのが、黎明の職人たちである。

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*職人たちの住まい
彼等は総じて、人里離れた地に居を構える。
なぜなら、自分達の技術が悪用され、悲しみを呼ぶといったことがないように。と自ら人里を離れ、山奥や森の奥地に住まうようになった。
そして彼等は必ず、神々の社の近く、もしくは聖域に住む。

彼等はその特質上、物納や現金による税金納入が出来ない。
そのため、華族の命により、その聖域及び社の維持管理、また迷い人が出た場合などは保護する義務により納税を免除されている。
また、彼等の住まい及び保有する技術は特殊な名簿に登記され、藩王のみがそれを閲覧することが出来る。


*神々に弟子入り
彼等は常に自らの技術を磨き、そして高めている。
だが、その技術が混乱を生み出すことを知っている彼等は、神々に弟子入りするのである。
神々に教えを請うことで、技術の用い方や、己を制御する方法を学ぶのである。


*職人たちの朝は早い
職人たちは夜明けと共に目覚めるといわれている。
ある職人は、目覚めたらすぐに着物を着替え、30分の瞑想に入る。
そして神々と狛犬に備える朝食を整えた後、自分もそれに預かり、そして己の技術を高める修行を始めるのである。
時には人里に下りてその地で仕事をして金をもらい、食べ物などを買ってくることもあるが、大抵は己の住まう聖域の周辺で済ませてしまう。


*職人たちが持つ技術
彼等が持つ技術は、大抵生涯ひとりにつき一つである。

***医学に長けた職人
医学に長けた職人たちは、調合に長けた者、土壌の改善や水質の改良といった大地の知恵に長けた者、大まかに二種類の職人が居る。

調合に長けたものは、患者の状態を一目で見抜き、あらゆる薬種を絶妙なバランスで調合し、患者ひとりのための薬を調合することが出来るという。また、病を消し去るのではなく、病を起こさない、また、場合によっては共生する術を人に教えるのも彼等である。

大地の知恵に長けたものは、土壌の状態や水質から、そこに育つ薬草や木々の状態を知ることが出来、場合によっては自然に逆らわない方法で土地の状況を変えることが出来る。
世間一般には樹医と呼ばれる者もこの中に入り、神々の依頼を受けて神木の治療を行うこともある。

***建築に長けた職人
建築技術に長けた職人たちは、大抵辺鄙なところに建築をする技術に長けている。
崖の中腹だったり、そびえるほど高い木々のうえだったり、時には潮の満ちひきで沈むようなところだったり、彼等は好んでそういうところに建築を行っている。
彼等は、そういうところに建築をすることで名を高めようというのではなく、そういう処に信仰を見出したものが居たときに、その地の神々のための社を建てるときのことを考えているといわれている。


その他、巫には多くの職人たちが居る。保育士などといった教育者の中にも、職人と呼ばれる者達がいるといわれている。
彼等は己の技術に誇りを持っており、また己の技術を安全に使ってくれる人を尊敬しているという。


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作業者:
技:みぽりん
文:御奉梗斗

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