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理力使いとして資格を取得したものは、国から割り当てられた土地に付き、自給自足で生きて行く他、知識を生かして国の事務官となるもの、また理力使いの他の進路に進むものもいる。理力を乱用しないこと、これまで学んできた制御法を胸に抱き、理力使いたちは社会へと出て行く。 部品: 木製の錫杖 神聖巫連盟産の紙、木材、顔料などを用いて、職人により一つ一つ手作業で作られた杖。初めは理力を振るうことができないが、所持者が使ううちに理力が通い、所持者に馴染んでいく。理力使いの制御の一つ。複数持っても所持者の理力が分散するだけで意味はない。 部品: 麻の衣 動物の毛皮でなく、木や植物を用いて織り込まれた衣服。かさかさとした肌触りだが、通気性がよく着心地がいい。洗うとしわしわになるので皆気を付けて洗う。理力使い資格を取得し、職に就くことで服を仕立ててもらえる。以後、理力使い系列職業は同様の素材の着物を着ることで、植物や木の世界に親しむ。 部品: 研鑽 理力使いは、より高度な制御が必要になる職を目指し、知識と思想の研鑽を行う。理力建築士などが好例となる。 部品: 農耕 閑散期の理力使いは、担当区域の管理や農耕に精を出す。主に簡単な虫除け結界や、豊穣祈願を行うことで農民からの謝礼を得る。自身でも農地を管理しており、自身の食事として賄う他、一部を備蓄として国が買いあげる。栽培する作物は国の方針によって変更される。 部品: 出仕 年に数回、担当区域の様子の報告を区長へと上げる。また、理力使いの資格を得たものが事務員として採用されることもある。 部品: 結界陣 理力使いが魔法陣を描くことで虫をやさしくはじく虫除け結界。簡単なものなため、野生動物の突進などには無力。真剣にやれば盾のようにもなるが、高度な集中が必要であり、障害物がすでにあると発動しない。 部品: 豊穣祈願 理力使いが魔法陣を書き、理に訴え、地に労りの言葉をかける術。植物を繁茂させるような力はないが、発芽率がやや上がり、台風などに若干強くなる。 部品: 流れを正す 理力使いが杖で魔法陣を空中に描き、理の流れが乱れていた場合は正常に戻す。くるくると杖を操り、こんがらがらった糸を解きほぐすように流れを正す。 部品: 勉強の日々 建築士としての法規、測量、力学、各種構造、事務作業、足場の設置、基礎に限らず、理力使いとしての学問を日々行わなくてはならない。忙しい実務との兼任だが、勉強こそが日々彼らを成長させる要である。なお一日最低6時間は睡眠を取らないと体に悪いと指導されている。 部品: 制御訓練 理力の制御とそれらによる岩を浮かせる訓練。正式な理力建築士となれば大きなものも理の力を借りて動かすことができるようになるが、制御の未熟な見習いには体よりも大きいものを動かすことはできず、日々の訓練や実務経験のうち動かせるサイズをアップしていく。 部品: 実務経験 訓練・学習・技術を踏まえて実際に建築を行い、実務経験を積んで行く。建築は建築時、居住時の安全性を第一に考えて進められる。 部品: 筆記試験 2等建築士としての筆記試験。建築設計、設計図書の作成、国内外の住文化史、他、建築に携わる知識全般を試験する。 部品: 測量試験 測量の技術・知識を図る実施試験。実際に現場で測量をし、地盤調査までの判断を行う。設問は毎度ひねったものが多い。 部品: 実務試験 理力を用いての簡単な家屋作成を行う。耐久性のある倉庫を作成することが目標の課題。ある程度の速度が求められるため、慌てて手抜き等を行わないか等の性格面も見られている試験。 部品: 測量 現地において地形、地物を測定、数値地形図を作成する現地測量、土地および土地の境界を調査する用地測量の技術。建築する前の調査に用いる。 部品: 地盤調査・補強作業 建物を建てるため、まずは地盤を掘り進めることで建築に問題がない地盤であるかの調査を行う。地盤が不向きであった場合、表層工事、柱状工事などの地盤補強工事を行う。 部品: 地縄張り・遣り方 紐や杭を使い、設計の部屋配置に合わせて地縄張り・遣り方を行う。建物のそのものの位置、基礎の高さ、水平なども決める。 部品: 基礎工事 木材を使っての基礎工事を行う。工事方法は主として木造建築に向き、建造物の重さを分散するベタ基礎形式で行う。 部品: 上棟式 木材を搬入し、柱、梁、母屋などの構造体を組み立てる。組み木によりしっかりと固定し、神々への感謝を述べる式を簡略に行う。 部品: 屋根工事 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建築する材料にも様々な性格がある。材木の種類によって耐久性や伸縮性、堅さや柔らかさがことなる。さらに材木のみならず、木材はその一本一本の性格により、ながったり、縮んだりすることを学び、それらを見極める術を身に着ける。 部品: 建築史 各国の建築における歴史を学ぶ。古代の建築様式から現代にかけての変遷を追いかける形で教科書を読み進めると、だんだんと個性が出てくるもの、最初からまるきり他と違う国などあり、面白い。 部品: 建築法規 建築における法律。地震や火事、台風や豪雨、土砂崩れなどに対する耐久性についての物から、住居を建てる場所、倫理や資格などその法律は多岐にわたる。しかし、その根底にあるのは建築家としての誇りと、人の生活を守りたいという願いである。 部品: 自然と環境 建築における自然と環境への配慮について考える学問。木造建築の場合は材木とする木をどれほど伐採することになるのか、それによる林業との連携、建築物が環境に与える変化などを理解する学問。 部品: 建築物の修繕 神社仏閣への奉仕活動のため、理力建築士は毎年それらの修繕活動を行う。神々に畏敬をもって接しながら、宮大工である建築家の仕事を間近で見て、覚えられる貴重な経験である。 部品: 経過年数の確認 神社仏閣への奉仕活動であり、建築物の経過年数を確認する。寺などは定期的に建て替えを行われるが、それまでの間に腐食や劣化が起きないよう、建築物のメンテナンスをする。信心をもって真面目に仕事をすれば、構造を見て理解することができる。 部品: 建築家からの推薦 建築家試験を受られるようになるには、すでに職業についている建築家からの推薦と、建築物の作成による実績が必要となる。 部品: 一等建築士資格試験 一等建築士、建築家になるには一等建築士試験を通過する必要がある。これらは国の最高峰の資格であり、製図、測量、法規、建築設計、力学、デザイン、内装、自然との関わり、神々との対話を修め、学科試験、製図試験に合格しなくてはならない。合格した場合、国家に認められた特殊な称号、社や神殿の建築指揮をとる宮大工としての資格を同時に取得する。 部品: 人格を問う また試験資格には人格が問われ、受ける前に不適とされたものは資格試験を受けることができない。これは理力建築士時代の神社仏閣への奉仕活動でもよく観察がされている。 部品: 内面を見る 試験の最後、受験者は毎回変更されるとある試練を受けなくてはならない。それは人を傷つける必要のあること、建築の技術を越えることなど、禁を犯さなくては達成できないないようである。これらの禁を犯して試練を達成してしまったものは受験資格を失い、禁を犯すことを嫌って試練を放棄したものだけが合格できる。 部品: 宮大工とは 国の名の元に神々の住まいを作る時に直接作成に関われるのが建築家です。子ども達や農家のおじいさんおばあさんが作ったようなささやかなお堂であっても神々が住まう事はあります。 部品: 国に仕える実力 国の名の元に作る事が出来るというのは自分達の腕と信仰心を国によって認められた証であり、神々の住いを用意する事が出来るというとても誇りとなることなのです。 部品: 憧れの対象 神社やお寺作りに関わる事が出来た建築家はその事を子どもや孫に伝え、それに憧れて建て替える時には今度は自分がやるんだと建築家を目指していくという事もよくあるそうです。 部品: 謹製の金槌 建築家に合わせて作成された小ぶりな金槌。年に数本しか作成されず、建築家1人に一つだけ支給される。壊れた場合、修繕に出される。 部品: 銘入りの尺 寸法を測るための木の尺。軽くて使いやすい。建築家に合わせてデザイン・作成され、金色の銘が入っている。 部品: 自在の鑿 木を削るためののみ。建築家に合わせて握り手が工夫されており、精密な作業を可能とする。とは言っても、技量がなければただの鑿と大差はない。 部品: 陣地構成 木や土、砂や岩がある場合、簡単な建築物を作成することができる。雨風はもちろん、ある程度の攻撃を耐えられる。
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"建築における法律。地震や火事、台風や豪雨、土砂崩れなどに対する耐久性についての物から、住居を建てる場所、倫理や資格などその法律は多岐にわたる。しかし、その根底にあるのは建築家としての誇りと、人の生活を守りたいという願いである。\n", "type": "parts" }, { "title": "自然と環境", "description": "建築における自然と環境への配慮について考える学問。木造建築の場合は材木とする木をどれほど伐採することになるのか、それによる林業との連携、建築物が環境に与える変化などを理解する学問。", "type": "parts" } ], "expanded": true }, { "title": "神社仏閣への奉仕活動", "type": "group", "children": [ { "title": "建築物の修繕", "description": "神社仏閣への奉仕活動のため、理力建築士は毎年それらの修繕活動を行う。神々に畏敬をもって接しながら、宮大工である建築家の仕事を間近で見て、覚えられる貴重な経験である。\n", "type": "parts" }, { "title": "経過年数の確認", "description": "神社仏閣への奉仕活動であり、建築物の経過年数を確認する。寺などは定期的に建て替えを行われるが、それまでの間に腐食や劣化が起きないよう、建築物のメンテナンスをする。信心をもって真面目に仕事をすれば、構造を見て理解することができる。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "建築家の資質と資格", "type": "group", "children": [ { "title": "建築家からの推薦", "description": "建築家試験を受られるようになるには、すでに職業についている建築家からの推薦と、建築物の作成による実績が必要となる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "一等建築士資格試験", "description": "一等建築士、建築家になるには一等建築士試験を通過する必要がある。これらは国の最高峰の資格であり、製図、測量、法規、建築設計、力学、デザイン、内装、自然との関わり、神々との対話を修め、学科試験、製図試験に合格しなくてはならない。合格した場合、国家に認められた特殊な称号、社や神殿の建築指揮をとる宮大工としての資格を同時に取得する。", "type": "parts" }, { "title": "人格を問う", "description": "また試験資格には人格が問われ、受ける前に不適とされたものは資格試験を受けることができない。これは理力建築士時代の神社仏閣への奉仕活動でもよく観察がされている。", "type": "parts" }, { "title": "内面を見る", "description": "試験の最後、受験者は毎回変更されるとある試練を受けなくてはならない。それは人を傷つける必要のあること、建築の技術を越えることなど、禁を犯さなくては達成できないないようである。これらの禁を犯して試練を達成してしまったものは受験資格を失い、禁を犯すことを嫌って試練を放棄したものだけが合格できる。\n", "type": "parts" } ], "expanded": true }, { "title": "宮大工として", "type": "group", "children": [ { "title": "宮大工とは", "description": "国の名の元に神々の住まいを作る時に直接作成に関われるのが建築家です。子ども達や農家のおじいさんおばあさんが作ったようなささやかなお堂であっても神々が住まう事はあります。", "type": "parts" }, { "title": "国に仕える実力", "description": "国の名の元に作る事が出来るというのは自分達の腕と信仰心を国によって認められた証であり、神々の住いを用意する事が出来るというとても誇りとなることなのです。", "type": "parts" }, { "title": "憧れの対象", "description": "神社やお寺作りに関わる事が出来た建築家はその事を子どもや孫に伝え、それに憧れて建て替える時には今度は自分がやるんだと建築家を目指していくという事もよくあるそうです。", "type": "parts" } ], "expanded": true }, { "title": "宮大工道具", "type": "group", "children": [ { "title": "謹製の金槌", "description": "建築家に合わせて作成された小ぶりな金槌。年に数本しか作成されず、建築家1人に一つだけ支給される。壊れた場合、修繕に出される。", "type": "parts" }, { "title": "銘入りの尺", "description": "寸法を測るための木の尺。軽くて使いやすい。建築家に合わせてデザイン・作成され、金色の銘が入っている。", "type": "parts" }, { "title": "自在の鑿", "description": "木を削るためののみ。建築家に合わせて握り手が工夫されており、精密な作業を可能とする。とは言っても、技量がなければただの鑿と大差はない。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "陣地作成", "type": "group", "children": [ { "title": "陣地構成", "description": "木や土、砂や岩がある場合、簡単な建築物を作成することができる。雨風はもちろん、ある程度の攻撃を耐えられる。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ]