「大丈夫の前に、海鳴を放っておくほど、私は故郷捨ててないからね。
それに私を指名した理由も、気にはなるから」
概要
この物語の主人公にして魔導師。地球、海鳴市出身の、元時空管理局一等空尉(大尉にあたる)。
声優は田村ゆかり。
療養を勧められていたこともあり、管理局から身を引いて、ミッドチルダで小さい喫茶店を開いていた。営業成績はそこそこの模様。
だが3月15日の20歳の誕生日に、時空管理局の次元牢、拘置所から犯罪者の大量脱獄を聞いた彼女は、
多数の犯罪者たちが海鳴に向かっているということもあり、再び戦いの場に赴くこととなった。
なお、前回海鳴に来たのは成人式の出席のため。
フェイトや
アリサ、
すずか、
はやてとは子供の頃からの親友にあたる。
特にフェイトとはお互いを守りあう、支えあうと約束した本当の親友同士。
ヴィヴィオは彼女の娘(血のつながりはなく、彼女が引き取った)。現在は単身赴任状態なので
ヴィヴィオとは電話や通信での連絡がせいぜい。
穏やかで元気印の誰にでも好かれる明るさが、周りの人間を集めていく不思議さを持つ。
以前に比べると性格が穏やかで平和主義気味にやわらかくなっている。喫茶店の営業と子育てで
自然と肩の力が抜けたらしい。
(メタなことを言うと、原点「とらいあんぐるハート3」の性格に寄っただけなのだが)
また本人の自覚は薄いが、正義の心はとても熱い。
ユーノとは今だ友達以上、恋人未満の状態が続いている。が、そのことをつつかれるとあたふたすることから、本人もまんざらではないのかもしれない。
事件では海鳴を拠点として動いている。実家に戻っている状態である。
リーバルト・ダイオスはある種気になる犯罪者であるとともに、「さん」付けしている
唯一の犯罪者。
前述のとおり今回も主人公ではあるが、登場は1話の最後と遅かった。
むしろその話の主役はフェイトだったし……
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彼女が管理局を辞めた理由 |
なのはが管理局を辞めた理由だが、療養自体は嘘ではないのだが、実は深い理由があった。
喫茶店を開く前から、夢で見るもの。
頻繁に見る悪夢、死人の山の中にいたり、血濡れの丘に立っていたり、声をかけたとたんにその人がいなくなったりという悲惨な状況などの夢ををしょっちゅう見るようになって、
自分が怖くなっていたのである。
第30話で洗脳されて以降、さらにそのトラウマは強くなり始めてくる。
それが因果なのか、下記の魔力の正体にもつながってくるのであるが。
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彼女の魔力の正体 |
なぜ一介の地球人の彼女が、ここまで高い魔力を持っていたのか。それは彼女の前世に関係があった。
その前世とはミッドチルダにかつていた魔導師、エルリア・エムループ。
強大な魔力を持ちながらも周りから疎んじられていた人間である。
のちのキング・ハーツ首領となる ディアブロ・カルソニクスの以前の名前であるセラフィム・タイロープとは恋人のような友達のような、不思議な関係が続いていたが、
「破壊と絶望」の力で本人が望まずともすべてを壊してしまう状況が続いていた。
そしてその滅ぼす力でセラフィムを捕縛、呪いをかけたのだが、その時にエルリアも砲撃魔法によって致命傷を負い、その場に倒れた。
セラフィムに、次元等から出られない呪いを残して。
そしてその口から出た言葉は……
「……一人では、行かせない……なぜなら……私は……君が好きだから……」
愛するが故の、呪いと言う事であろうか。
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結末は…… |
魔導師が次元中から消えてしまうという現実を目の当たりにしたこと、セダンから追い打ちをかけられたことで、
ついになのはは倒れてしまう。
彼女の目を覚まさせたのは、ユーノの存在だった。
ここで、なのはとユーノはお互いに絆以上の絆、恋心ではっきりと結ばれることとなった。
それ以降の展開は、本編、ストーリー展開を参照してほしい。
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戦闘スタイル
魔力の収束と放射が得意で、攻撃力と防御力はかなり高いものの、唯一の弱点ともいえる
機動力の弱さがあり、近接戦闘は苦手(それでも、子供の頃と比べるとだいぶ進歩している)。
ステータス
| 魔導師ランク |
AAA |
| 攻撃力 |
A |
| 防御力 |
A |
| 機動力 |
D |
| 魔法防御力 |
B |
以前のSクラスからAAAクラスに魔力が減少している。
以前からの無理強いが祟ったというのが強く、回復はあまり見込めないということ。
最終更新:2022年05月03日 12:24