俺の名前は赤碕翔……時空管理局なんてのに所属してる……
俺がStrikerを目指した訳……? たまにはいいかもしれない……話しても……
その日……同僚の連中は皆浮き足立っていた……有名な教官が来るらしいってな……
俺には……何が凄いのか良くわからなかった……
くだらねえ……教官なんて誰がやっても同じじゃないか……そう、思っていたのさ……
そして現れた教官……俺たちと大して歳の変わらない女……ACE OF ACE……高町なのは……
そして……始まったのは……自己紹介代わりの模擬戦……
嘘みたいだった……模擬戦とはいえ、ARANK やBRANKを持った奴らが……ただ落とされていったんだ……何もできずに……
俺も……墜とされないようにするだけで……精一杯だった……
そんな時……鳴り響くアラート……現れたガジェット達……
冗談じゃねえ……こっちは半分以上撃墜されたばかりだってのに……何であいつらの相手まで……
それでも……Battleを選ばなきゃならない……それが俺たちのDestiny……
そんな時……誰よりも早く迎撃に向かう姿……教官だった……
ガジェットの群れを……たった一人で片付けていく……そんな姿を見て……震えが止まらなかった俺の身体……
怖かった訳じゃない……自分でも良くわからない……もっと……熱い何か……
その後……高町なのはについて……色々聞いてまわった……その中でこんな話を聞いた……
10年前からそいつは強かった
どんな時でも全力全開
そいつはA級ロストロギアに一歩も退かなかった
一緒に戦った奴ら、口を揃えてこう言ったね……
「あいつはクレイジーストライカー……命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね……
俺も……あのぐらい強くなれば……あの震えの理由が……わかる様になるだろうか……?
上を目指したのは……そんな理由さ……
俺の物語は……あの時始まったんだ……
これで十分だろう……? 久しぶりに……長く話しちまった……
最終更新:2008年04月10日 19:51