フリーザとの激闘後、ごくうはヤードラット星に行き、瞬間移動を身に着けた
そして地球へ帰ろうとしていたのだが・・・
「いぃー!?なんだあの光は?あっ、やべえ、オラの宇宙船があの光に吸い込まれちまう!うぁぁぁ!」
よくわからないが、どうやらある惑星に着いたらしい
幸い、宇宙ポッドの落ちたところは山の中だったため、被害はすくなかった
ごくうは空を飛び、「まあまあ文明が発達してるみてえだな」と思っていた
「いけねえ、オラ腹減ったぞ、お、あそこに喫茶店みてえなのがあるな」
ここは平行世界の1つの世界の中にある地球である
翠屋はいつものように開店していた。なのはも、店の手伝いをしているようだ
そこへ
「ひぇ~腹減ったな~すみませ~ん、オムライスください」
「はーい、お母さん、オムライスだって」
「はいはい、えーっと、オムライスはどれぐらい」
「そうだな~まあ50人前頼むよ!」
「え?そんなに食べるんですか?」
「ああ、フリーザのやろう無茶苦茶しやがるからな、オラ疲れたぞ」
「え!?冷蔵庫ですか?まあ・・・50人前ですね」
なのはと桃子は唖然とした。50人前も食う人間なんてテレビでしか見たことないし・・・
「えと、50人前は時間がかかるので順々に出していけばいいですか?」
「おう、とりあえず食えればいいんだ、サンキュー!」
そしてごくうは食べ終わった
「サンキュー、とっても上手かった!チチのごはんぐらい上手かったぞ!じゃあなー」
「あ・・あの、お金・・・」
「え!?あ~~!!やべえ、オラお金なかったんだ・・・」
「あの、払っていただかないと困るんで・・・住所教えていただけませんか?支払いはまた今度でいいですから」
「住所っつってもな・・・オラこことは違う星の人間だしな」
「はぁ?(この人大丈夫かしら?まあなのはも変な世界に関与してるから驚かないけど)」
「よっし、仕方ねえ!オラここでちょっと働くよ!」
と、そのときである!
「おいこら!!てめーら人質だ!!手上げろ!!」
なんと警察から逃げてきた強盗が、もう逃げられないと思い仕方なくこの喫茶店に逃げ込んで人質にしようとしたのだ
強盗は速攻、桃子を捕まえて銃を東部に突きつける
「おかあさん!!」
警察もやってきた
「犯人!!そんなことしたら貴様の罪は重くなるぞ!!」
「うるせえ!この女殺すぞぉ!!」
「おい、おめえたちなにやってんだ?」
ごくうは1人だけ慌ててもいない
「ああ?だまれ!てめえも殺されてえか!?」
「なんだよ、感じ悪い奴だな、おらおめえみたいな奴苦手だな」
「あの、お兄さん、私のお母さんがピンチなの!感じ悪いとかじゃなくてさ・・・」
なのはがつっこむ
「んぁ!?そうなのか。まあいいや、んで、君の名前なんてんだ?」
「わたし、なのは、高町なのは!!」
「なのはの母ちゃん、早くオラに仕事くれないか?オラ働いたら負けかなって思ってるけど
いい飯食わしてもらったし、お金ちゃんとはらわねえといけねえや!」
桃子は必死に言う
「あ・・・あたしを助けて!!いやだめ!!銃で撃たれたら大変よ!!なのはをつれて逃げて!!」
ごくうは「なるほど!わかったぞ」というような顔をした
「そうか、なのはを連れてどっかいけばいいんだな!?でもどこへいくんだ?」
「お兄さん、お願い!お母さんを助けて!あいつ悪い奴よ!」
「え?そっか、悪い奴なのか!じゃあ逃げなくてもいいのか?」
「え?でも銃が・・・やっぱりお兄さん逃げてよ!あぶないわ」
「いやあ、多分オラ銃じゃ危なくねえぞ。」
わけのわからんやり取りをされて、犯人は銃を発砲する
「てめえらいい加減にしろ!!撃ち殺されてえか!!」
警察もなすすべがなく、ごくうの言ったわけのわからんことにかけてみようとした
「君、銃が聞かないならその犯人からおかあさんを助けてあげなさい!ついでに犯人をこっちに連れてきてくれたまえ!」
「そうか、よし!」ごくうは犯人に近づく
「近づくんじゃねえ!撃つぞ!」
「撃ってもいいけどオラあんまその銃っての好きじゃねえな」
「わけわかんねえ!撃つ!」
犯人は銃を撃った、心臓に向けて
「キャー!!」「君!ダイジョブか」「お兄さん!いやぁぁぁ」
だが、ごくうは平然としていた
一同「え?」
「この弾返すぞ」そういって指で弾丸をはじき、犯人に向ける。犯人の横を通り、後ろにあったテーブルを大破させた」
「・・・・」「このお兄さんすごい!!」
犯人は怖くなって、銃を捨て、手を上げた。そして警官に近づく
「お・・・おまわりさん、自首します!しますからここから離れてください、早く刑務所に!!」
犯人は連行された
「へぇ~この星にも警察がいるんだな」
「・・・おにいさんすごいね、ひょっとして魔道師?」
「え、おらは武道家だぞ。」
「とりあえず助けていただいてありがとうございます!オムライスの代金はいりません!」
「でもテーブルも壊しちまったしな~なんか悪いぞ
そうだ、この家にちょっと泊めてくんねえかな?宇宙船壊れちまったんだ
ついでにここでなにか仕事してくよ」
「ええ、是非!あなたは命の恩人です」
「お兄さん、お兄さんのこといろいろ教えて欲しいな!」
「ああいいぞ!武術も教えてやるぞ!」
「それはいいです・・・(殺されちゃう・・・)」
こうして、ごくうは高町家に泊まることに
ナレーション「高町家にとめてもらうことになったごくう、はたして、これからどんなハチャメチャな生活が待ってるのか?」
♪~トゥイスト!トゥイスト!ワンモアセッ!♪
ごくうは暇だったので、家にあったあのビ○ーズブートキャンプを見ていた
(おそらく史郎あたりが買ったのか?)
「はは、これ面白いな~亀仙人のじっちゃんが好きそうだぞ」
「ごくうさん、みんなで食事するときにいろいろ話してくださいね」
「ごくうさんって武道家なんでしょ?お父さんやお兄ちゃんときっと気が合うの!」
「あぁ。なのはの兄ちゃんと父ちゃんって強いんか?」
「うん!お父さんはボディーガードやってたんだ。剣道するの。お兄ちゃんも剣道をやるの!」
「オラ、剣はよくわかんねえな~ 如意棒だったら自身あっけど」
そんな会話をしていて、夕食の時間になった。
「なあ、士郎、おめえ強ぇぇのか?」
「はは・・・ごくうさんほどじゃ(こいつ相当の化け物っぽいな・・・ちょっと怖い)」
「オラ強いやつ見るとワクワクするんだ!」
「ねえねえごくうさん、ごくうさんはどんな人と戦ってきたの?」
なのはが興味深く質問する
ごくうはクリリンやライバルであり友人でもある人物たち、ピッコロ大魔王やベジータの話をする フリーザのことも
「んでよ、そのフリーザっちゅーやつがとんでもねえ奴なんだ・・・」
「はははは・・・・(絶対試合申し込まれても拒否してやる この人なら指一本でも俺を軽く殺せるぞ・・・)」
恭也は心の中でサイヤ人の潜在パワーに気づいていたのかもしれない
「それで~オラはサイヤ人なんだ!本当はとんでもなく凶暴になるはずだったんだけど、崖から落ちて頭思いっきりぶっちまって・・・」
「そ・・・そうなんですか・・」
なのは一家はだんだんこの宇宙人に恐怖を抱いてきた
そして就寝の時間。ごくうはなのはの部屋に寝ることに
「ぐがぁぁぁぁぁ・・・・ZZZZ・・・・」
「う・・・うるさくて眠れないの・・・」
こうしてなのはは今晩、6時間しか眠れなかった
小学生には少ない時間だ
今日はなのはは学校がある日だ。
「いってきまーす!」
元気に学校へ向かっていった
一方ごくうは
「なあ士郎、ちょっと道場貸してくんねえかな?オラ修行してえんだ」
士郎は悩んだが、上手く理由をつけて貸さなかった
(ごくうさんが使ったら多分壊れる)
ごくうは仕方なくどこかへ行こうとしたが、自分は手伝いをしないといけないのだった
「桃子、オラ仕事しねえといけねえんだった。何かやることあるか?
オラ頭使うのより体を使うほうがいいな~」
「うーん、そうね・・・あっ!!」
桃子はなのはが弁当を忘れているのに気がついた
「じゃあごくうさん、このお弁当をなのはの学校に届けてほしいです」
「おお!わかった!んで、どこにあるんだ学校」
桃子は学校の位置を教える
「そっか、じゃあ言ってくるぞ!」
そういってドアをあけるのだが・・・
ドシュゥゥゥン!!
「え!?」
桃子の目の前で信じられないことが起こった。ごくうが空を飛んでいる
「さすが宇宙人・・・・これから怖いわ・・・いい人なんだけど」
ごくうはなのはの学校を目指して飛んでいる
「う~ん・・・オラ地理は苦手だぞ あ!そうだ!瞬間移動があるじゃねえか!
よ~し、なのはの気はっと・・・あっちだ!」
ピシュン!ごくうは瞬間移動をつかった
学校では
(いけない、お弁当わすれちゃった~あ~ぁ)
なのはは憂鬱な気分になっていたそのときである
ピシュン!いきなりなのはの席の前にガ体のいい男が・・・もちろんごくうだ
「おぉなのは、弁当届けに着たぞ!うまそうだなぁ~」
「・・・・・・・・・」
教室中が静まり返った
「あの・・・君はいったい・・・」
先生が尋ねた
「オラそ・・・」
「あ!ちょっときてごくうさん!!」
そういってなのははごくうを廊下に連れて行く
「あの・・・あんまり目立たれると大変なことになるから・・・
というかどうやっていきなり・・・」
「瞬間移動だよ!これ覚えるのに一苦労したんだぞ」
「はははは・・・・あんまり瞬間移動は使わないでね」
「なんでだ?もしかして修行?」
「え?ぅ・・・そう、そうなの 瞬間移動に頼らずに自分で歩くことで足腰を鍛えるの・・」
「じゃあ空飛んでくのもダメか?」
「え?空も飛べるの?(デバイスでももってるのかなぁ?)でもまあ、この世界ではあんまり飛ぶのもやめてほしいです」
「そうか~よし!オラ歩くぞ!じゃあ弁当届けたからまたなぁ~」
「はははは・・・・」
なのはは教室に戻る
「高町さん、あの男性は・・・」
「エッと・・・し、知り合いのマジシャンです!みんなを驚かせるのが好きなんですよ!」
「マジックにしては凄すぎじゃない?」
「はははは・・・あの人のマジック本当に凄いんですよ」
なのははなんとかごまかす
業後
「なのは・・・あの人いったい・・・」
「アリサちゃん・・・まあいろいろと」
「遊びに行ってもいい?」
え?いいけど・・・あの人いから・・・絶対秘密だよ、あの人のことバレたら大変なことになるから
3人はなのはの家へ行くことに
今日は用事のあったためいなかったフェイトも家にくる
「ただいま!今日はみんなを連れてきたよ!」
「いらっしゃい、さああがって」
「あれ?ごくうさんは?」
ごくうはどうやらどこかへ修行に行ったらしい
そして、フェイトもやってきた
「あ フェイトちゃん!」
4人で遊ぶことに そのとき、ごくうも帰ってきた
「うぉ、なのはお友達つれて来たんか?はっは、みんなちっちぇなな~
チチの子供のときみてえだぞ!ん?」
ごくうはフェイトを見る
「おめえスーパーサイヤ人みてえで金髪だな あ、そうだ!みんなにスーパーサイヤ人みせてやるよ」
「え?」
桃子も含め5人が見る中、ごくうは変身する
「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
すると、家が揺れ始めた いまにも壊れそうな勢いだ
「あわわわ・・・」
「な、なのは、この人はいったい・・・」
「ふぇ、フェイトちゃん、ごくうさんはその・・・凄い人だけど、いい人だよ!」
「うん、それはわかるんだけど・・・」
そんな会話をしてるうちに、揺れは止まりごくうは黄金の戦士になる
一同「うぉー!!!」
一同はごくうの姿に見とれる
「へっへ~これがスーパーサイヤ人だ!おもしれえだろ?」
「ごくうさん、家が壊れるといけないからスーパーなんとかってのはやめてください・・・」
「あ!わりいわりい、んじゃやめとく!」
そういうと、ごくうは変身を解いた
フェイトはこれを見て、こそこそと話す
「悟空さんだっけ・・・この人、確かに凄いけどなんか・・・変わった人だね」
「あはは・・・否定はしないけど・・・」
そんなこんなで今日も楽しく?1日が過ぎていくのだった
オッス、オラごくう!なのはたちって実は魔法少女だったみてえだ・・
それでなんか暗い雰囲気なんだ・・・面白い形した巨大な化け物もいるみてえだし
次回、ドラゴンボールZ番外編「魔道師たちの最終決戦!ごくう、ミッドチルダへ瞬間移動」
ごはん「おとうさん、はやく帰ってこないかな~」
最終更新:2013年02月08日 20:54