ぎんがのはての そのまたはしっこ
きらきらひかるほしに ちいさなくにがありました
プププランドとよばれるそのくには あきれかえるほどへいわなくにで
みんな おいしいものをたべたり おひるねしたり あそんだりして くらしていました

でも そんなプププランドではめずらしく ぶきをもった けんしがいました
メタナイト というなまえのそのけんしは いつもけんのれんしゅうをしていました
カービィというわかものにまけてから メタナイトは れんしゅうをかかしたことがありませんでした

あるひ メタナイトはおもいました

(このままれんしゅうばかりしていても つよくなれない!
 しゅぎょうをして もっとつよくならなければ!)

メタナイトは ぶかのメタナイツや だいおうさまにたのんで
しゅぎょうのじゅんびを してもらいました
カービィのぼうけんをたどる しゅぎょうです

だいおうさまを かるくのし
おおきなとりを けりおとし
だいどうくつを つきぬけて
じぶんのふねを うちおとし

メタナイトは しゅぎょうをつぎつぎこなしていきました

でもメタナイトは まだまだものたりません
メタナイトは うちゅうへとびました
ねがいをかなえる だいすいせいをよびだすためです

ほしをつなぎ だいすいせいをよびだしたメタナイトはねがいました

「わたしは もっとつよくなりたい!
 ぎんがさいきょうのせんしと たたかわせてくれ!」

だいすいせいは ふういんされていた ぎんがさいきょうのせんしを
ふういんからときはなって たたかわせてくれました

せんしはとてもつよく メタナイトも しゅぎょうのなかでみについたちからを
すべてつかわなくてはならないほどでした

しかし たたかいはいつかおわるものです
メタナイトが こんしんのちからで はなったたつまきが
せんしのからだをひきさき ついにせんしはちからつきました

ぎんがさいきょうのせんしをたおしたことで 
メタナイトはしゅぎょうのせいかをじっかんでき とてもまんぞくそうでした

しかしそのとき たいへんなことがおきました
ぎんがさいきょうのせんしをたおしたことで 
せんしのからだにたまっていたちからが だいぼうそうをはじめたのです!

ちからは うちゅうくうかんをひきさき おおきなさけめをつくりました
さけめはまわりのものを ぐんぐんすいこみます

メタナイトは あわててにげようとしましたが とうとうすいこまれてしまいました
メタナイトをすいこんださけめは しずかにとじ 
うちゅうは なにごともなかったように しずかになりました


「ぐっ……わたしはいったい……」
メタナイトが目を覚ますと、周りは見たことも無い森でした。
自分の体を見回しましたが、特に異常は無いようでした。

「ここはどこなのだろう……プププランドではなさそうだが」
そう思いながら歩いていくと森を出ました。
木々の生い茂る山が軒を連ねる山岳地帯です。

「あの建物は……やはりここはポップスター以外の星か……!」
山々の向こうに見たことも無い形のビルが立ち並んでいるのを見て、
メタナイトはここが自分の良く知る場所でないことを確信します。

ふと、山の間を見ると電車らしきものが走っているのが見えました。
しかし、なんだか様子が変です。メタナイトは目を凝らします。

「何かが……戦っている?」

そうです。遠くてよく見えませんが、電車の周りで誰かが戦っていたのです。
そうと分かると、メタナイトは自分がワクワクしているのに気づきました。
新たな戦いの予感が、彼の体を突き動かそうとしていたのです。

「どうやら……わたしの修業はまだ、終わっていないようだ!」
そう呟くと、メタナイトは腰から宝剣ギャラクシアを抜き、
翼を広げ、新たな戦場へと飛び立って行くのでした。

メタナイトでゴー!ストライカーズ
ぷろろーぐ『ねがいはせかいをこえて』 つづきません

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最終更新:2011年04月22日 20:03