はやてが手にした写真、それは一機の戦闘機をバックにヴォルケンリッターと一人の男を取り囲む7人の男性
皆軍服を着て微笑んでいる、そしてはやてはシグナムにこの写真について問う。
「この写真に写っているの誰や?」
その写真を見て、シグナムは懐かしそうに話す。
「以前、我々のマスターであった人です。」
「どんな人だったんや?」
「話すとなりますと少しばかり長くなりますがよろしいでしょうか?」
「うん、今日の仕事は終わったしええで。」
「では、まずマスターだった男の人の名から話しましょう。」
愚直なまでにソラを愛し、愚直なまでに世界を変えようとし、そして一つのACEとして円卓に散った男
男の名前はアントン・カプチェンコ…
それはベルカ戦争が起きるほんのちょっと前からの話…
最終更新:2007年08月14日 20:19