引渡し場面
偶然戸口で会話を聞いていたリインフォースⅡ

「マ、マイスターはリインより、前のリインフォースさんの方が好きなんです…!?」
「リ、リイン…ち、違うんやこれは…、リイン…それは誤解…」
小さな手を取ろうとする
「いやっ!放して下さいです!、リインはいらない子だったんですぅ!」
駆け出すリインフォースⅡ
「リ、リインーーー!カムバッーク!」
「ふ…どうやらこいつは完成させる必要はなさそうだな…」

チャラ…
男の手には完全に再現されて、後ははやての魔力を注ぐだけの状態になった
完全な初代リインフォースの待機状態のデバイスが握られていた

「すいませんミスター…私は…」
「…行ってやるがいい…こいつは私が依頼料として預かっておこう…」
「ごめんなさい…私…リインー!」
はやてはリインの飛んで行った方向に駆け出した

「無駄になったか…いやお前が私が作ったものなら…
この判断をよしとするだろう…」
返答する代わりのように銀色のデバイスは眩しい陽光を反射させてきらめいた。

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最終更新:2008年06月06日 23:30