なのはがタティアナサンの体と精神をボドボドにした日の夜、管理局の寮の裏では・・・
「私の名前はキャロ・ル・ルシエ。
第6管理世界 アルザス地方少数民族「ル・ルシエ」で産まれた召還士。タバコを吸うやつは近寄らせない、エリオは嗜む程度。
夜10時には床につき、必ず8時間は睡眠をとるようにしている。 寝る前に暖かいミルクを飲み、30分ほどフリードいじりをしてから床につくと、
ほとんど朝まで熟睡です。赤ん坊のように疲労やストレスを残さずに、 朝は目を覚ませます」

「それがどうしたの?キャロ。まさかそれをを言うために呼び出したの?」

「私は常に心の平穏を願って生きている人間、ということを説明しているんです。
フェイトさんはいつも私のエリオを奪おうとする・・・。それがどれだけ私にストレスを与えているか理解できてますか?」

「そんなの私だけじゃないよ? それにエリオを好きにできるからって・・・調子に乗らないで!!」

「そうですね。確かにフェイトさんだけじゃない・・・今フェイトさんがここにいるのは偶然です。
 たまたま、貴方が一番最初に殺される、それだけのことです。」

「何を言ってるの?キャロ・・・そうエリオのことで頭に血が上ってるんだね・・・。なのはと同じやり方はどうかと思うけど・・・頭冷やそうか!!」
キレた彼女はバルディッシュ・アサルトを起動する。

「興奮しないでください・・・。私の使役獣?使役魔?まぁ何でもいいです・・・キラークィーンと言うのですが
ちょっとした特殊能力があるんです。」

「この状況でお喋り?後方支援メインなのに余裕だね!!」

「いえ、貴方にキラークィーンの特殊能力を教えようと思ったんです。だって貴方は既にキラークィーンによって始末されているですから。」

「私が・・・既に始末されている?」

「ええ・・・キラークィーンの特殊能力・・・
 それは、キラークィーンは触れたものはどんな物でも爆弾に変えることが出来る・・・。」

彼女の背後に現れたのは猫と人が混じったような亜人!!とてつもない存在感がその亜人から出ている!!

「誰!?」

「たとえデバイスだろうと・・・クク・・・なんであろうと・・・。」

ボッグゥオォォォオオン!!
「ヤッダッバー!?」

「事前にバルディッシュを爆弾にしたのは正解でした。これで今夜もぐっすりと眠れます・・・。ククク」
もう誰にもエリオには近づけさせない。

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最終更新:2007年08月14日 21:27