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なのは(9)はちょっとした油断から盗賊団に捕まってしまった。
「なあ、コイツどうする?」
「そうだなあ。さっさとやっちまうか?」
雑談している盗賊達。
(レイジングハートがあれば…)
猿ぐつわかまされ縛られたなのはは盗賊達の手元にあるレイジングハートを見つつそう
思っていた。
その時、
「ファイヤーボール!」
声が響き、盗賊達が吹っ飛んだ。
「な、何だ、どうした?」
「や、奴だ、奴が来たんだ!狡猾で残忍で俺たちを石ころ位にしか思っていない貧にゅ…」
そこまで言ったとき、さっきより強い火球が盗賊達をぶっ飛ばした。
その際レイジングハートがこちらに飛んでくる。
もうこの場は炎に焼かれ、阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。
そんな中、一人の盗賊がなのはを羽交い締めにしナイフを突きつけた。
「い、いくらなんでもここまでするこたあないだろ!てめえは悪魔か!!」
盗賊は炎の向こうに叫んだ。
やがて、炎の向こうから一人の少女が現れた。
「ふっ、何を言ってるのよ」
少女は地面に手を置きつつ、
「あんたたち悪人に、人権はないのよ」
そう言った。
そしてすぐなにごとか呟くと盗賊の足元に穴が空いた。
「なにぃ!?」
盗賊は驚いてなのはから手を離し、穴へと落ちていった。
少女はなのはに駆け寄り拘束を解くと、大きな袋を担いでどこかへと行ってしまった。
そしてなのはの心には「悪人に人権はない」という言葉が深く刻まれた。


その後、ミッドチルダの街で悪事を働くものは桜色の光に飲み込まれるようになったという。

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最終更新:2007年08月14日 21:32