男は「消えた」存在だった。

男は出会った「不屈の魂」を持つ少女に。


バチッ、巻き起こった土煙から二度、三度音が響く。
バチッ、雷が土煙を吹き飛ばし、現れた男を見た黒い少女が呟く。

「貴方は……」

そこには、顔は仮面に隠され、身体は電灯に照らされ、鈍い光沢を放つ鋼。
そして、頭に生えている一本の角。


「鬼だよ」



仮面ライダー斬鬼 嘘予告「渡る雷」


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最終更新:2007年08月14日 21:48