~直也カードの歴史~

2014年11月
直也カード誕生。
ストラクチャーデッキ「火炎の強襲」と「深海の復活」が発売。
さらに終盤には第1弾も発売。
草属性土属性が登場し、新システムである眉毛武装が追加された。

2014年12月
直也カードの公式大会である直也ロードが始まる。
第1回大会では参加者のデッキが炎兵海底騎士だけという異様な光景となった。
優勝は「炎闇炎兵」。このころは補給員のテキストも変更されておらず、参謀鬼武者とのコンボが猛威を振るった。

2015年1月
ついに補給員のテキストがエラッタされる。
そして第2弾が発売。待望の風属性が使えるようになる。
環境としてはまだカード総数の多い炎兵海底騎士が強かった。
第2回大会で優勝したのは「闇土ストーンソルジャー」。
土属性そのものは弱かったものの、オブシディアパーライトの登場によって安定性が増した。
さらに、オブシディア・ボルケイノの登場によってバウンス呪文などへの対策ができるようになったことも優勝への後押しとなった。

2015年2月
強力なハンデスカードであるダブルディストラクションや、ハンデスをドローに変換できるハングリーハウスを有するバイスメアが注目を集めていった。
このころのバイスメアはカードの種類そのものは少なかったものの、カーニバルによる爆発力とハングリーハウスによって圧倒的なアドバンテージを得られることから一気に環境トップまで上り詰めた。
まだドロー呪文がなかったこともこの強さに拍車をかけた。
第3回大会優勝は「海底炎皇」。
決勝の試合は後攻1ターンで相手の場のカードを全て破壊し、とどめを刺すという珍しい内容だった。
このころは対抗呪文も充実していなかったため、邪魔されなければ強い「海底炎皇」が結果を残した。

2015年3月
第3弾が発売。バイスメアは新たなる切り札デスパレード・ペレートを獲得。さらなる力を手に入れた。
コスト1、2ドロー呪文である宝炎剣宝水剣が登場したもののバイスメアの勢いを衰えることを知らなかった。
第4回大会優勝は「光草宝樹」。
宝樹の種の登場により安定して展開できるようになったことが追い風となった。
切り札であるライオネルレグルス・ナックルのコンビネーションはとても強力であった。

2015年4月
コストの低い直也を多用するバイスメアの対策として爆炎掌を有し、爆炎スクラッチによって大量の手札補充が可能な爆炎が注目を集めた。
しかし、まだ手札補充カードが少なく、ほかのデッキは速攻で倒し切るか、相手のバイスメア・カーニバルを封じるほかなかった。
第5回大会優勝は「光水海底騎士」。
アレキサンドの効果で墓地からシーカーを場に出し、さらにその効果で墓地からコスト0の直也を手札に戻すことで一度に3打点用意できる展開力は強力であった。

2015年5月
第4弾が発売。相手ターンに捨てられると場に出てくる、幻蝶が登場。
ハンデスされることで展開できることから、バイスメア対策となった。
さらに、アドバンテージ獲得を得意とするシャドウファーレンズ、墓地利用をさせない除霊のテーマ化された。
さらに、全属性にドロー呪文が配られたために手札不足はやや解消されたものの、バイスメアはまだ強力だった。

2015年6月
遂にハングリーハウスエラッタ。これによって、対バイスメアで中盤以降でも勝負をひっくり返せる可能性が上がった。それによってバイスメアの強さは落ち着いたものの、カーニバルからのぺレートという必殺技によってまだまだ前線で戦えるレベルであった。
第6回大会優勝は「裁きを下すもの」。
以前から不遇と言われていた裁きを下す者であったが、プレイング次第で十分戦えるレベルだということが分かった。

2015年7月
バイスメアの弱体化により、今までのどんなデッキでも優勝できる可能性のある時代であった。
第7回大会優勝は「幻蝶ウォークォーツ」。
手札から場に出たときに効果を発揮するウォークォーツを、幻蝶の舞で手札に戻す流れは非常に強力であった。
ギルカルクルによって安定してギルスパイラルを場に出すことができるウォークォーツを真正面から突破するのはとても難しかった。
まだカードプールが少ないこともあって、2属性混合、2テーマ混合のデッキが流行した。
そして第5弾が発売。今までより強力なカードが増加し、群雄割拠の時代へと突入していった。

2015年8月
ダブルデッキセットが発売。簡単に2種類のデッキを楽しめるこのセットは人気を博した。
このセットに新しく収録された絶炎隔壁と、ナオヤズ・ヘルロッキングといったコスト0防御カードが登場したことでデッキの構築も変化していった。
新たなカードの登場によって炎兵海底騎士が半年ぶりに強化され、今まで以上の安定性と爆発力を得た。
さらなるソリティア力をえたシャドウファーレンズ、高い汎用性を持った覇龍の登場。
そんな中で最も強化されたのが幻蝶であった。
幻蝶の鱗粉という強力な妨害カードと、開発者のミスでターンに複数回効果を発動できたスジグロシロの登場。
このころはまだろくなセットカード対策がなく、手の付けようがなかった。
第8回大会優勝は「ネオシャーマン」。
シャーマンの角笛によってアボラストを場に出すコンボが強力だった。
森羅の天恵が相手の展開を妨害しながら自分の直也を強化できることも強かった。

2015年9月
第6弾が発売。今までとは一線を画した直也が実装され、直也カードの転換期となった。
新テーマもかなりの数登場したものの、魅力的ではあったが如何せんテーマ総数が足りず、環境レベルとまではなかった。
そのため次弾に期待を寄せるナオヤーも多かった。
そんななかで注目されたのは強力な汎用カード。ナオヤズ・トラップナオヤズ・ヘルフレアの登場は不遇であった草属性炎属性の救済となった。特にナオヤズ・トラップに関しては全属性含めても最大の汎用性を持つものであった。
闇属性呪文であるヘルサンダーは手札から対抗で発動できるという今までにない効果を持ったカードで、直也カードの読み合いの部分が強くなった。
風属性の呪文である幸運を運ぶ渡り鳥幻蝶にさらなる強化をもたらした。
そして最もナオヤー達に衝撃を与えたカードは七つの大罪であるグーラアケディアの登場であった。
両カードともアタックが10000あることも驚きであったが、特にグーラの効果は強力でタイミングによってはそのまま勝敗が決する場合もあった。
第9回大会優勝は「光闇コスト0」。
公式大会で初の既存テーマに囚われないデッキが優勝した。
コストを一気に使うコンボデッキも多かった環境において、強力な呪文で相手の場をあけ手札を補充するコスト0デッキは強力であった。

2015年10月
スジグロシロエラッタ。ターン1制限がついた。
しかし、幸運を運ぶ渡り鳥によって安定感を得た幻蝶が依然として環境のトップに立っていた。
それにより相手のセットカードへの対策が求められたが、この時点ではまともな対策カードがなくナオヤーの頭を悩ませた。
そんな中、プレミアムパックvol6に収録されたK・カルブが相手に対抗を使わせずにセットカードを破壊できるカードとして注目を集めていた。
第10回大会優勝は「シャドウファーレンズ」。
やはりK・カルブによって安全に展開できるようになり、更なるソリティア力を得たシャドウファーレンズでは、序盤はレクライドからのアレクサンド・フレアで場をしのぎ、最終的にDarker Than Blackで制圧という流れが強力だった。

2015年11月
第7弾が発売。
この弾から新しいレアリティであるレア直也が登場。収録枚数が増えたことによってカード集めることが難しくなったものの、テーマの厚みも増した。
そしてウルトラ直也で今までの枠を超えたイラストのドラッケンドも収録され、直也カードの新たな可能性も感じさせた。
強力なセットカード対策である暴風警報ナオヤズ・スナイプが登場。
特に相手の対抗を許さないナオヤズ・スナイプ水属性の入るデッキを一気に強化した。
闇属性では私立探偵直也の名推理が登場。ヘルサンダーデッキは、相手への対応力がさらに上がった。
この弾で登場した、相手のカードを破壊しながらアドバンテージを獲得できる無法、高いサーチ能力を持ち高い安定感を誇る風魔忍者、相手の行動を執拗なまでに妨害できるクロニカルギアはテーマとしての力がとても高く、直也カードのインフレ化を感じさせた。
特に初期のエラッタの施されていない無法は強力すぎたためナオヤーのヘイトがたまり、アンチ無法なる集団までも誕生した。なお、無法はその後すぐにエラッタが行われた。
第11回大会優勝は「バイスメア」。
ペレートの制圧能力はインフレ化の進む直也カードの環境にもついていくどころか、いまだにトップレベルの性能だった。
第7弾で特に強化のなかったバイスメアであったが、初登場から半年以上たっても入賞することができるあたり、流石の元環境トップである。

2015年12月
第7弾発売から少しずつFライダーズダイノックスが注目を集めていった。
Fライダーズは新しい切り札であるトマホークOVERファルコン・ターボによるワンキルの成功率が大幅に上がった。
ダイノックスではコスト3のエッグザウルスの登場によって簡単に"Tyrant"を出せるようになった。
他にはもしくは水属性のデッキならばどのデッキにも入れることができ、あらゆる効果を無視して直也を破壊できるモエル・グーパン、登場時にランダムに2枚ハンデスできるグーラは強力だった。
第12回大会は初の試みである2人チームの団体戦が行われた。
今までにない緊張感のある大会になった。
そんななか優勝したデッキは「シャドウファーレンズ」と「幻蝶風魔忍者」。
特に存在感を見せたのが「幻蝶風魔忍者」。
幻蝶の妨害能力と風魔忍者の安定感はうまく嚙合わせるこができた。
なお、第12回大会の直也動画岩﨑のミスによって撮影ができていなかった。最終戦は「幻蝶風魔忍者」vs「馬好き幻蝶」の風属性対決でとても白熱したものであったためとても残念である。
しょうさん死ね

2016年1月
このころの評価では無法が環境トップという扱いを受けていた。
ドラッケンドクリスタリードといった主要カードがエラッタされていたにもかかわらず、そのスペックは他のテーマを凌駕していた。
突破力の高い無法の前では生半可な破壊体制は無力であったため、対抗するためには一気に勝負をつけることのできる展開力を持つ、もしくは、無法側を息切れさせるほどの持久力が求められた。
前者ではFライダーズバイスメア海底騎士、後者では幻蝶クロニカルギアなどである。
第13回大会優勝は「馬好き幻蝶」。
スジグロシロのエラッタがなされた後も幻蝶の強さは衰えてはいなかった。
また、馬好きを組み込むことによって安定して攻撃が行えた。
破壊耐性を持った直也が弱点である幻蝶をうまくサポートしていた。

2016年2月
遂に直也カード最終弾である待望の第8弾が発売。
最終弾にふさわしいインパクトのある内容となっていた。
今までのテーマも多数強化され、今までのパックで一番のテーマ収録数となった。
環境トップであった無法無法龍へと進化を遂げ、更なる戦法を得た。
以前より存在の仄めかされていた直也神も登場し、その爆発力は神の名に恥じないものとなっていた。
そんな中で注目を集めていたのは新テーマである、虹の騎士団錬金獣質
虹の騎士団は7つの属性で構成されているという今までだと考えられなかったテーマである。その力は虹の騎士団のデッキだけだはなく、2つ以上の属性を使うデッキに出張することで安定感をサポートした。
錬金獣質は総カード6種類のうち5種類が切り札直也であるテーマ。メインデッキに入れるカードはたったの3枚ということで、これもまた他のテーマに出張していった。
第14回優勝は「無法龍
既存の無法サポートも受けられる無法龍が結果を残した。
無法龍帝の出れば勝負の決まるほどのリセット能力は強力であった。

2016年3月
第8弾発売以降、無法龍がその名のとおりに暴れまわっていた。
対抗の足を引っ張ることのできるドラガルドス、そしてそれを守ることのできるドゥーベルシルドラードの存在。これだけでも十分強力であったが、無法龍の真の力は無法龍帝の桁外れのリセット能力と、その割には出しやすいという点であった。
そんな中メキメキと頭角を現していったのはついに七種類揃った七つの大罪錬金獣質
相手の未来を奪えるインヴィディアの能力は直也カードにおいて罪そのものであった。グリモワールという専用サポートを手に入れた七つの大罪はやっと純構築が可能になった。ナオヤズ・エクスプロージョンという便利な対抗呪文の登場も追い風となった。
錬金獣質ははじめこそ他テーマへの出張ばかりがなされていたが、錬金獣質に特化したタイプが注目を集め始める。特にウロボロストリメギストスのコンボを突破することは困難を極めた。
第15回優勝は「七つの大罪」。
場に複数体並べることができず、強力な効果を発動しても相手を攻め立てることができないという七つの大罪の弱点をグリモワールの執拗なまでの攻撃制限能力によって克服。長期戦に持ち込みさえすれば、七つの大罪の強力な効果で相手をボロボロにすることは容易であった。

2016年4月
ナオヤー達が錬金獣質の恐ろしさに気づき始める。このころには環境トップには錬金獣質が君臨していた。
そんな中最も求められたのは、錬金獣質のコンボを崩すことではなく、錬金獣質に規定通りの動き方をさせないことである。手札破壊によって相手のエメラルド・タブレットを叩き落す、もしくは、エメラルド・タブレットに対抗して種となる直也を破壊することで不発に終わらせる...。
ナオヤー達は錬金獣質への対策に頭を悩ませた。
そして最終大会である直也ロード16回が開催される。
記念すべき大会でもあるので初の直也トロフィーも作成された。
試合内容としては、第8弾発売から数か月経っていたので、参加者のデッキもとても練りこまれており、白熱した試合も多かった。
第16回大会優勝は「闇草錬金獣質」。
8弾環境において圧倒的な力を誇っていた錬金獣質が結果を残す形となった。
闇属性を採用することによってサン・ジェルマの能力を最大限に生かしたピーピングハンデス戦術が可能であった。ハンデスによって逆転の芽を摘まれた対戦相手は絶望である。
参加者のデッキには錬金獣質の対策が施されていたデッキが多かったにもかかわらず、このような結果になったことからは、錬金獣質のテーマとしての地力の高さが窺えた。

2017年9月
長い長い休止期間を終え直也カードネクストシーズンが9月13日の直也の誕生日に幕を開けた。
新システム、覚醒、進化、共鳴を持ったストラクチャーデッキ覚醒する新風進化する機兵共鳴する緑竜の3種類が発売された。
その中ではG.O.が頭一つ抜けており、特にG.O.直也ポーロウニアG.O.直也サイプレスの2枚を用いてアドバンテージを稼ぎ続ける動きが特に強力であったため、その後ポーロニアのドローする効果は削除されることとなった。

2018年9月
そこからまた長い空白の期間が空き、そして9月13日にようやく待望の第9弾ネクスト・ジェネレーションズとエクストラパック第1弾七竜の目覚めが同時発売となった。
前者は多数の新テーマが収録されており、後者には新規にナオヤーにはありがたい大量の再録カードが収録された。
ここでの環境トップは輝紡星装甲機
輝紡星は高い展開力を備えており、1枚程度の対抗では止まらない点が優秀であり、全体除去カードの乏しい現環境にあいて対戦相手は為すすべがなかった。のちにコスト1の非進化の直也に1ターンに1度しか出せない制約がついたがそれでも環境トップの実力は健在である。
装甲機装甲騎兵 直也スペクトラの登場により展開力が格段に向上し、初ターンにガトエンを場に出せる確率が上がり、序盤からテンポを握ることが可能だった。
皮肉にも進化かつ直也パワーを破壊するカードを有するテーマが環境トップというものだった。

2018年11月
新ストラクチャーデッキザ・スペース・デリーターズが発売された。
新システム、デリートを使いこなす零属性の新テーマであるスペースJokerが登場した。
既存の破壊耐性を無視できる除去能力は強力であり、今後の活躍に期待がもたれる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年11月29日 02:45