刺突剣夜通し

2011年10月10日

【文章】
短編。なろうの中ではよく読める文章。
可もなく不可もなく。中盤地の文が続く所は段落を入れたほうが良いと感じました。

【設定】
時は、江戸時代(若年寄とかでてくるので)、突如現れた辻斬り事件。
幾人殺されども下手人の相貌未だわからず。
という、時代劇に有りそうな設定。悪くは無い。

【キャラクター】
残念ながら薄い。キャラクターの薄さがこの作品の背景を殺してしまっている。
実にもったいない。もうちょっと掘り下げたら、扱いやすい設定だけに
シリーズ化できそうな気がするのだが。

【構成・内容】
オチはわかりやすいくらいで調度いい。
読み終わってそんな感じがしました。

【総括】
全体的に伏線消化不良。全体構成は悪くないので、
あとは伏線消化をもう少しわかりやすくしたほうが良いと思いました。
ちなみに私にはオチの意味はわかりませんでした。
最終更新:2011年10月10日 10:15