411 :無名草子さん:2009/01/30(金) 01:40:10
あと『ジャガイモの世界史』だけど、これも大変読みやすかった。
ただ、これは「世界史」と銘打つようなものではないですよね。
一次史料と格闘して先行研究を一々検証してみたいなアカデミックな歴史学じゃない。
食に関するジャーナリスティックな読み物としては優れた新書。
実際、著者はジャーナリスト出身で、現場に直接取材したルポ的文章に精彩がある。
「歴史」のところに入れるのは反対ですが「食」のところに入れるならいいと思う。
[参考書籍]
⇒
山本紀夫『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争』
(岩波新書)