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1-602

602 名前:名無しさん@ピンキー [2009/11/24(火) 19:07:56 ID:1/CH1wUn]
題《朝日の燕》
夏目x燕+ニャンコ先生
簡略化したHあり
=わざと台詞をTV版の言い回しで改変しながら使用しています
 声フェチなんですよハイ。 声を脳内再生したかっただけなんだからねっ!
 ちなみに燕の普段の声はシスター・プリンセ○のまりえでも可
 怒った声は武装錬○の津村トキコでも可

この話は《月夜の燕》の続きです。読んでない方はお先にこちらをどうぞ>>581-591
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           | }   从小{     (   ノ _ノ  } ト、  l     l   ト
           jノ    ハ{   ノ   ̄ ̄ヽ   ノ'  ヽ }     }  从
         /イ/  /  ヽ    ノ ノ ノ   )     } /    从 ハ{
            ノ | ノ__              /     ノイ/   ハ| / 
            ノ}  从 ̄⌒ー -‐r‐-- ..__      ノ  人{  ′
             j/   ハ.             ̄ \/ /   /
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                ,ィノイ j  \        , ィ从 ノ ,ィ / }/
            r‐/ { ヽノ   ヽ ..   <   /r イ{ / |/ /
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 この後9レスお借りしますね


603 名前:一         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:19:16 ID:1/CH1wUn]
《朝日の燕》

 彼女は夢を見ていた
妖である彼女に、燕という名前をつけた”あの方”の夢を。

 その”あの方”とは、夏目貴志という少年であった。

604 名前:二         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:22:08 ID:1/CH1wUn]
――夢の中――

( ……どこ…どこ…あの方はどこ? 私は、いつ夏目さまに逢えるのだろう…… )

 この夢は冷たさに身体が凍えていく暗いイメージでした。

 眠れない
兄弟達と同じ故郷で眠ろうとしてるのに。
 心が暗い
願いはかなってる、もう思い残すことは無いはず
あの人…恩人の谷尾崎さんと出会い、話もできたはずなのに。
 体が冷たい
夏目さまの傍は温かかった
あの方…との短くとも、温かく優しい暮らしが懐かしい。

 私はふたばのダム底で、夏目さまに逢いたいと願い続けました
夏目さまと共に谷尾崎さんを探し求めた頃の、つかの間の暮らしを再び…と。
 でもそれは全然、叶わない悲しい願いなのでした。

 私は……悲しくて、悲しくて、悲しくて
そして私は”ダムなど消えてしまえ”…と呪ってしまいました。
 呪うだけの長い刻
いつしか始まった水底の揺れる感覚
時折響く、地震のような大地の音
そして人間たちの悲鳴が、水底まで聞こえる。

 そんなイメージが延々と続いていたのですが…
突然、その夢は新しい夢にかき消されました。

605 名前:三         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:23:52 ID:1/CH1wUn]
 新たな夢は、温かいぬくもりに身体が包まれていく明るいイメージ。

 胸が 乳房が お腹が
心地良く、温かくなっていく感覚。
 両脚が勝手に、恥ずかしいほど開きます
けれど太ももの内側や股間まで、温かくなっていきました。

 痛い
私の身体が熱いものに貫かれ、裂けていく。 …でも、この熱さは怖くない。
 苦しい
私のお中の奥で、熱いものが暴れる。 …でも、この熱さは嬉しい。
 死にそう
私は殺されるの? …あっ以前、こんな死に方をした気がします。
 聞こえる
私を呼ぶ優しい声。 …神さまが私を呼んでいるみたい、天国に来たのかな?
 意識が戻る
私は夢の世界から、現実へと。

 夢の中からまぶたを開くと、私の前には
赤い朝日に照らされた、あの方…そう、夏目さまの顔がありました。

606 名前:四         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:24:57 ID:1/CH1wUn]
「つばめ……つばめ……燕。 起きろ燕」
「 …ん?  あっ、夏目さま
 …えぇと……おはようございます。
 私は…夢を見ました
 …暗いのと……明るい夢ですよ 」

 寝起きの私は もうろう状態でしたが、ちゃんと話したつもりです。
 半分夢の中の私は 少し身体が重い気もしますが、それは心地いい重さです。
 見慣れた天井が 朝焼けに照らされて、ぼんやりと見えました。
(ああ…ここは夏目さまのお家。 水底では無いんだ……よかった) 
 

607 名前:五         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:27:34 ID:1/CH1wUn]]
   
「燕。 俺は今、おまえを犯している」
「 えっ? 」

「全部入ってるだろ、ほらっ?」
「 やっ …恥ずかしいぃ 」
 私は夏目さまにアソコを見せつけられたんですよ。
 自分達のとはいえ、濡れた女の股間に殿方の力強いモノが埋まる
男女が淫らに交わる光景を。

「ははは。 黙って出そうかとも思ったが、それじゃ強姦みたいで悪いな…って」
「そんなの全然、気に……  イっ…、くぅぅ、あぁん」
「 気に? 」
 私は真面目にもっと良い言葉を考えてたのに
夏目さまは私の胸を、形が変わる程に掴み
腰を乱暴で破廉恥に動かし、私の頭を痺れさせる。
 私の恥ずかしい声を期待して、夏目さまはイジメてくるんですよ…もぅ。

「このっ ……生意気な人間めっ、えぃ」
「 うっ、締まる 」
「 気に…入りました?」
「こいつぅ ……生意気だぞっ小娘がっ、やっ」
 ……私は夏目さまの、たった一突きで……夢のように飛んでしまいました
雄々しく私の名を叫ぶあの方に、全身でしがみ付きながら。

「 あんっ! 夏目さまぁああっ! 」ビクッ、ビクビクッ
「 くぅっ! 燕ぇええっ! 」ドピュッ、ドピュドピュッ

 そして私は、殿方の熱い精をお腹に感じ
女の喜びにブルブルと震えながら、意識が途切れていきました。
 私は温かく優しい胸のなかで、甘い眠りに落ちたのです。

 ……でも起きたばかりだったのに、夏目さまったら…もぅ。

608 名前:六         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:31:17 ID:1/CH1wUn]
――目覚め――
 
 彼等はしばらく、夢の余韻を互いに抱きしめあって楽しんでいた。
穏やかな朝焼けが終わる頃、夏目の腹が”ぐぅう”と鳴く。

「……夏目さま。 そろそろ、朝食に致しましょうか?」
「そうだな、頼むよ。 塔子さんが居ないのは久しぶりだからな」
「そうですね。 お母さまも、お父さまも お泊りなんて珍しい」
 彼女は布団に座ったまま衣服をつけ、身なりを整えた
そして立ち上がる……しかし彼女の膝が ”カクッ”と折れて布団にへたり込んだ。

「燕? どうした」
「……膝がガクガクします。 腰が…抜けてしまって……」
「ははは。 あれだけヤッたんだから、当然さ」
 夏目は笑いながら燕と手をつなぎ、その華奢な体を引き起こす。
「 あ… 」
「どういたしまして、お穣さま」
 そんな夏目に彼女は微笑んだあと
甘えた声で、弱みにつけこむようかのように言った。
「あの…。 台所まで…ですが……」
「 ん? 」

「夏目さま、手をつないだままでもいいですか?」
「 ああ 」
「うふふっ。 やっぱり夏目さま…ですね」
 彼女は子供のように夏目に手を引かれ、ゆっくりと階段を下りる
夏目は転ばないようにと、燕に寄り添ってそっと歩いた。

 部屋を出たときから、外の早起き鳥のさえずりが聞こえる
やはりお札の効力は、部屋の中だけだったようだ。

609 名前:七         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:32:19 ID:1/CH1wUn]
  そのとき玄関の外から、ニャンコ先生の声が
「お~い、夏目ぇ。 起こしにきてやったぞ~~ぉ」
 ”ガラガラ”と玄関が開く
突然、ニャンコ先生は二人に出会った。

「 …なにやっとるんだ、お前達。 ガキか? 」

 夏目が不機嫌そうになり言った
「 うるさい… 」


610 名前:八         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:35:48 ID:1/CH1wUn]

彼らは茶の間に移っていた。
夏目とニャンコ先生は、燕のとりあえず入れたお茶を飲んでいる
彼女は夏目に対して丁寧に頭を下げながら、楽しそうに夏目に尋ねる。

「夏目さま。 お食事は何を作りましょうか?」
 ”食事”という言葉に、ニャンコ先生の目がキラリと光った
燕に向かって叫ぶ。
「ステーキ! 七つじ屋の饅頭も付けてくれ」

「…おまえには聞いてない。 古だぬきは黙ってろッ」
 突然な燕の低い声、ドスも効いてる

「んっ!? 私のどこが古狸なのだー!
 愛人ふぜいのくせに、ふてぶてしいぞ。 コラー!」
「なぁ~にを言う、このズン胴がっ!
 朝からステーキだと? センスを疑うわァー!」
「和服の下にパンツを履く、お前に言われたか無いッ!」
「それは夏目さまの趣味ですっ! このタヌキだるま、饅頭はこの前出したろーがッ!」

 二人はポコポコと殴り合って、じゃれ合うようなケンカを始めた。

 夏目はケンカを止めもせず、「ふあぁ」と軽いアクビをするだけ
どうやらこの二人のケンカは、いつもの事のようだった。

611 名前:九         mailto:sage [2009/11/24(火) 19:45:13 ID:1/CH1wUn]

  そして朝からにぎやかな家に、食事の時間がきた。

 朝日を浴びた食卓には、燕の手料理が並ぶ
 温かな御飯
 熱い湯気のたつ味噌汁
 切られたばかりの漬物
そして主食の皿には、豆腐がステーキのように焼かれてあった。

 ニャンコ先生は最初の皿が置かれると、すぐ食べだしていた。
 夏目のほうは燕の仕度が終わるのを、静かに待っていた。
彼女が座ると夏目もハシを手に取る。
「燕、いただくよ」
「はい、夏目さま。 私もお食事、いただきます」
 夏目のハシが動き始めるのを見届けてから、彼女もハシを取る
微笑みの浮かぶ顔を下に向けてから瞳を閉じた。
 そしてこの暮らしを始めてからの食前の言葉を、密かに唱えた。


(幾多の天地の神の恵みを感謝します。 そして一番大切な夏目さま……ありがとう)


613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/11/24(火) 19:46:38 ID:1/CH1wUn]

《月夜の燕》終了です
ニャンコ先生はちょっとしか出せなかったなぁ、残念

最終更新:2010年03月01日 10:32
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