337 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 22:47:32 ID:RNZt0k2k [1/4]
彼は補習の終わった教室で、一人残り考え込んでいた。
冗談だというタイミングは逃した。
あとは何とか乗り切るしかない。
手のひらにはじっとりと汗が滲んでいる。
カチャン、と背後の音に思わず首を竦めた。
振り返ると教室の入り口に、扉のカギを閉める女生徒が立っていた。
「北本クン……ほんとに居たんだ」
「──笹田、来てくれるなんて……」
338 名前:題: =北本友人帳①=[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 22:50:16 ID:RNZt0k2k [2/4]
彼は彼女に、色々な話を始めた
しかしその的を得ない内容に、彼女は不満そうだ。
そしていつしか彼女は、彼の肩を掴むと叫んだ。
「…ねぇ北本クン、私のこと抱きたいって本気?」
「あ、当たり前だろ! 俺は本気だから書いたんだっ!」
私の目の前で顔を赤らめながら
そんなことを言う北本クンは、本当にまっすぐな目をしていた。
それはいつも黒板に向ける、どうでもいいような眼差しとは違う
私が初めて目にする目。
なんだろう。胸がすごく、ドキドキする…!
「…抱くってどういうことか、北本クンはわかってるの?」
「あ、ああ」
「何?言ってみてよ」
「抱き合うっていうのは…お互いで男女を確認するってことさ
それで…」
339 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 22:50:47 ID:RNZt0k2k [3/4]
「ちがうわっ! あなた何もわかってないのねっ!」
「うぅっ!?」
あぁ、私 ときめいてる…! 北本クンに、ときめいてるわ!
「ええぃっ!」
「え!?な、なに! なんで笹田はクツ下を脱ぐんだ!」
「舐めなさい! 私の、この生足を隅から隅まで!!」
「なっ…」
「北本クン、付き合うってのはね…
…お互いに恥ずかしいところを舐め合うってことなのよ!」
「そんなの聞いたことないぞ!」
「いいから舐めなさぁぃい!」
「こ、こうなったら…うおぉぉぉお!!」
340 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/18(土) 22:51:23 ID:RNZt0k2k [4/4]
===
この後の北本は?
①笹田の脚を、舐めまわす
②逃げ出す
③突然現れた夏目のグーパンチに粉砕される
===
354 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 03:58:01 ID:qIHL1nDZ [2/10]
真っすぐにのばされた白い脚に北本はゆっくりと触れた。
笹田が普段なら絶対にしない格好で──机に腰掛け──その動きを見下ろしている。
桜貝のような爪が並ぶ足指をそっと口に含む。指の谷間に、爪の隙間にと隈無く舌を這わせていく。
湿った汗の匂い。少女と女の境界の甘酸っぱい匂い。
「ふふ……じょうず、ね北本君」
甘い声が囁く。
手のひらより小さい足を捧げ持つように右手は包み、左手は細く締まった足首から滑らかなふくらはぎへと撫で上げる。足の甲に落とした唇はそのまま指を追った。
355 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 03:59:11 ID:qIHL1nDZ [3/10]
「あん……ふふ」
膝裏を舌がつついてくすぐったさに身を捩った笹田は、左足を北本の鼻先に突き出した。
「こっちもよ……脱がせて」
言われるままに靴下にかかった指は、内側を探るように爪先までを露にした。
北本の舌は躊躇うことなくその足を舐め回す。その表情は窺えない。
少しざらざらした肌触りが笹田を求めてゆっくりと上ってくる。唾液で磨かれたように膝下が光った。ついさっきまでの同級生は、抑えきれない情動で足元に跪いている。
(北本君が……私の足をこんなに)
軽い眩暈が笹田を襲う。初めて恋を知った子どもみたいに嬉しくて恥ずかしくてたまらない。手紙を読んで試すだけのつもりだった欲求は止まることを知らず、堰を切ったように溢れてくる。
(ああ……私……すごくいけないことしてる)
素肌をつたうぞくぞくする高揚感は、笹田の冷静さを奪って、スカートの下へ忍び込む北本の手を許してしまっていた。
356 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 04:00:36 ID:qIHL1nDZ [4/10]
「あっ!」
短い悲鳴で北本は薄い布越しにほんの少し下から上へずらした手を止めた。どうかしたか、と言いたげに悲鳴の主を見上げる。
「な……なんでもないわ。ほら、ちゃんと舐めて」
(──らしくないぞ)
瞳だけを逸らし平静を装う笹田を眺め、北本は口元で笑った。そのスカートを遠慮なく捲り上げると面白いくらいに狼狽える。
「ちょ、ちょっと何でスカート……」
「舐めるんだろ、恥ずかしいとこ」
「え、だってそれは……あっ」
有無を言わさず下げられたショーツに、笹田の股間からは細い糸が垂れる。
「へえ……脚舐めさせて感じてたのか。変態さんだな」
「な……ち、違うわっ」
「何が違うんだ?ぐちゃぐちゃだぞ、ほら。やらしい音がする」
「や、だめっ!恥ず……」
北本の指が谷間を軽く往復するだけで、笹田の秘所はくちゅくちゅと濡れた音を響かせる。
「やっぱり恥ずかしいんだろ?じゃあここも舐めなくちゃな」
「待っ……ひぁんっ!」
ちゅぷ、と舌が沈む。笹田の体が震え、裸足の爪先が教室の床を掻いた。
「あ……だ、めぇ……は、あ……あっ」
「はは、舐めても舐めても溢れてくるって、エロいな。笹田のここ」
「そんなわけな……あ、あんっ」
「吸ってみるか……ん」
「だ、だめっ!あんっ!」
北本はわざとらしく音を立てて啜り上げる。びくびくと腰を浮かせて笹田は声をあげる。北本の舌から溢れた蜜はいつしか机にまで滴れていた。手の甲で唇を拭って北本は立ち上がった。
357 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 04:02:12 ID:qIHL1nDZ [5/10]
「委員長が机汚しちゃだめだよな」
「そん、な……っ」
「綺麗にしないと明日みんなにバレるぞ」
「んむっ」
指ですくった蜜を笹田の唇に突っ込んだ。羞恥か屈辱か眼鏡の向こうの瞳は潤んでいる。
それでも睨みつける眼差しに垣間見えるのはいつもの委員長然とした姿。反対にさっきまでの恍惚とした顔、声、こうして敏感に反応する体。その両方に北本は鳥肌が立つほどの快感を覚えていた。
咥内をたっぷり蹂躙して抜いた指を舐めて見せる。のしかかる北本の下で顔を背け、小柄な体が逃れようともがく。
その濡れた谷間の上部、ぽつんと膨らんだ突起を探りあてる。笹田が弾かれたように顔を上げた。
「や……そこはだめっ」
「へえ、どうして」
「どうして、って……」
くるん、と北本は指を動かす。短い悲鳴と同時に笹田が身を捩る。いい声だ、と北本の中の何かが嗤った。
「あ、分かった。一人でしてんだろ」
「……っ!」
中指の腹で蜜を塗りつけ小刻みに擦り上げる。「じゃなかったらこんな感じないよなあ」
「ひぁ……っ、知らないっ」
「どうやってするんだ?ここだけでイくのか?」
「知……らないって、言ってるでしょっ……んっ!」
「一人でするのとどっちがいい?」
「や、だめっ……あ、あ……っ!」
途切れ途切れの声が吐息に変わる。軽く達したか、笹田の脚はだらんと投げ出された。
358 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 04:04:09 ID:qIHL1nDZ [6/10]
(や……こんな……っ)
あまりの恥ずかしさで顔が上げられない。上半身で膝を割られた格好では脚を閉じることも出来ず、笹田は俯いて唇を噛む。
途端自分のあられもない姿が目に入りぱっと逸らした視線が北本と合う。いつものどこか達観した表情がにっと笑った。
「はは、イったな」
「違……」
言いかけてはっと口をつぐむが遅い。
「イくとか知ってる委員長は、この後どうするんだ」
「なにを……よ」
「すげぇ濡れてるここを、だよ」
「あっ!触らな……っ」
達してなお濡れたままの襞のなかを浅く擦られ笹田は悲鳴を上げた。すぐに離れた指を求めて腰が浮きそうになる。
意に反して体はどんどん感度を増す。疼いて疼いて後ろめたさを渇望する。
(……こんな……苛められてるのに……っ)
「指か、それともこっちか?」
いきなり北本が笹田のなかに入った。淫らな水音と熱いものを受け容れた感覚に全身が跳ねた。
「あんっ!なに勝手な、ことして……っ」
「じゃあ抜くか」
「や……」
「どっちのや、なんだ?」
北本が笑いをたっぷり含んだ声で耳元に囁く。夏の名残をまだ強く残した陽射しが翳って室内がすう、と暗くなった。
その言葉も、ねだるような自分の甘い声も、教室の机の上で左脚を抱えられ体を開いた格好も、恥ずかしくてたまらないのに──笹田は気が遠くなるほど感じていた。
359 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 04:07:27 ID:qIHL1nDZ [7/10]
「どうして欲しい?」
問いかけながら一度だけ腰を動かした。切なげな吐息が北本に訊ね返す。
「何で……そんな、こと聞くの、よっ」
「抱きたいって言っただろ。だから聞きたいんじゃないか」
横抱きに引き寄せて、耳の窪みに舌を這わせた。笹田が小さく喘ぐ。「笹田は苛められて感じるなんて、知らなかったし」
息を飲み、抗おうと身悶える体を強く抱きすくめ離さない。もっともっと責めて苛めて辱めて、羞恥と快感に乱れさせたくて仕方ない。笹田のその姿を独り占めしたい。北本は甘い声で責め立てる。
「いやらしい笹田は、どうして欲しいんだ?」
繋がったままの笹田の体が震えて、細い顎の先からぽつんと汗が落ちた。
「……て」
「聞こえないぞ」
「……動いて、って言ったのよ……っ」
笹田の右手の指が食い込みそうなほど強く机の端を掴んだ。右腕で抱えた脚が突き上げる震動に跳ねる。
「こんなエロい体してたんだな、委、員、長」
区切るようにアクセントをつけて囁く。びくっと笹田の喉が反る。わざと抽送を止めるたびに潤んだ瞳が北本を見上げた。
「どうすんのかさっきみたいに教えてくれよ」
「と……止めちゃ、いや……うごい、て……っ」
震える唇が淫らな言葉を漏らす。北本の腰の動きに合わせて声にならない声があがる。きちんと整えられた髪は見る影もなくばさばさに乱れている。
「すごい音がするな、ぐちゃぐちゃだ」
「ん、やだ……っ」
「こんな濡らして説得力ゼロだぞ、ほら」
力なくいやいやをする笹田の、北本のシャツに爪を立てた左手を外して結合部へと導く。
「や……っ、あっ!なにさせるのよ……っ!」
「こっちも気持ちよくしないと不公平だろ」
細い指先を谷間に押しつけ上下させる。右腕だけでは体を支え切れなくなった笹田が仰向けに机に倒れた。北本はそこを思い切り突く。
「んんっ!」
「ほら、手動かさないと止めるぞ」
「意地悪……っ!」
「いつもは右手か?手伝ってやるよ」
激しく腰を揺らしつつ笹田の指に重ねた手は小刻みに動かした。眉を顰め目を閉じた笹田の喘ぎが微かな悲鳴に変わった。きゅう、となかが蠢いて収縮していく。
「は……あ、ん……っっ!!」
「お、またイったな」
北本は抽送を早める。笹田が短く喘いでだめ、とか細く叫んだ。返事の代わりにまだ細かく痙攣したままの襞の奥に精を吐き出して、北本は愉悦の笑みを浮かべた。
360 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 04:10:29 ID:qIHL1nDZ [8/10]
まだ息の整わない笹田はくたりと机の上に崩折れている。体のあちこちには違和感が残る。それは不快ではなく激しい快感の痕跡。
(私……あんな、こと……北本君と……)
「笹田」
急に耳に吹き掛けられた息に笹田は目を見開いた。恥ずかしさで目が合わせられず、横を向いたまま首を竦める。
「いい眺めだったぞ」
「自分でさせといて……っ!何よそれ……っ」
笑いを含んだ北本の口調に精一杯強気を返す。返しながら、体の奥がじわりと熱を帯びてくるのに気づく。
「あんな感じといて素直じゃないな」
「な……っ、う……うるさいわねっ」
「次は笹田に舐めて貰うぞ。よろしくな」
「えっ」
覆い被さる北本が笹田の顎を捉えた。仰向けの視線が絡む。穏やかなはずの瞳に射竦められて止まった唇が奪われた。
「いっぱい恥ずかしいことさせるからな。楽しみにしてろよ笹田」
蝉が一斉に鳴き始めた。
真っ赤に頬を染めた笹田の体は、長い夏の快感に疼く。