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鼬は縄張り意識が強く単独行動を好む動物、そして盛り場を移動する風来坊。仙秋が聡明で他人の弱みを握ることに長けるのは警戒心の強さの表れであり、敵と認めた相手に残忍な面を覗かせるのは自身や大切な者を守るためだろうと。
三位一体で行動する鎌鼬ですが、仙秋の連れ(薬を塗る役の妻、転ばせる役の子供)はもう二百年くらい前、鷲に襲われた時の傷がもとで死んでしまいました。人間に化けた時は襟巻にした二人の毛皮を肌身離さず身につけています。そんなバツイチ男やもめ。
鎌鼬は動物の生き血を吸って生きる妖怪なので、主に身体の大きさ(血の多さ)に反してのろまで数が多い人間から血を得ています。だがしかし転ばせる役と薬を塗る役が死んでしまったのでハテ困ったぞ…と。(むろんそれなり悲しんだりおちこんだりはしたと思いますが)
そこで仙秋が選んだのが人間の身体を合法的に切ることのできる外科医という仕事だったわけです。元々本の虫で頭が良かったし江戸時代は医者という肩書きは名乗ったモン勝ちだったので。二人の分まで長生きすることを誓い、今ではのんべんだらりとフラフラ気侭に生きてます。
多分鷲に受けた傷が深くて血を止めてどうこうなる段階じゃなかったから死んでしまったのだと。外科医なら通り魔的な今までの手段とちがって狙わなくていいしむしろ向こうから切られに来るから・・・と 実に建設的な思考。きっと嫁さんから「理屈っぽい」て言われたことあるな
仙秋の亡き女房はキツめの美人で江戸っ子口調の姐御系(確定)肝っ玉母ちゃんタイプで理系丸出しな仙秋とはしょっちゅうケンカもしたがなんやかんや長いこと連れ添った。そんなかんじ。
最終更新:2015年01月07日 19:18