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本名:虚(うろ)
通称:化け狐、虚
性別:男性
種族:ラヴォクス
身長:173cm
年齢:200歳以上(外見年齢二十代後半〜三十代前半)
職業:書店店主
星座:天秤座
血液型:O型


概要

少し変わった書物が充実した書店を経営している白い妖狐。
先祖代々人間に式として使役されていた一族の出だが、GLL法の改正により突然に自由を与えられて居所を喪い、人間に使役され必要とされることこそがおのれの存在意義としていたため自分の有り様がわからなくなっている。
式として扱われていた一族、その次期族長とも云われていた実力者。故に穏やかそうな相好に反して強力な妖力を持ち、(現在では使うことが殆ど無くなってはいるが)狐火、変化、幻術などを使うことができる。涼やかな目元や穏やかな微笑みの似合うさっぱりとした印象の顔立ちを裏切らない、のんびりとした性格。
前述の理由により「存在意義」をそっくりそのまま失った状態である為、その空白を埋めるように書物を読み漁る、活字狂い。客足が無く暇な日などは日がな一日奥の座敷で書物を読み耽っていることが殆ど。読む文献が偏っているので博識とは言えない。
流されるまま生きてきたので、自分がない。自分自身に関心が抱くことができず、生きる事にもさしたる執着がないようだ。


口調

一人称…俺
二人称…おまはん、あんた
三人称…あん人

「よろしおす。ほんなら俺は好きにやらして貰うわ…好きなもんとか、思い当たらへんけどねぇ」
「ほんに俺には何も無いでな…ただの事実なんよ」

イメージCV:小野坂昌也


過去

極東の土地にて、人間の一族と代々契約している妖狐一族に生まれる。
虚の生まれたこの妖狐一族は、皆一定年齢になると人間と契約することになっているので定められた繁殖期に子を成し、同じ時期に子狐が生まれるようにと定められている。一族の共通点としては、生まれた狐たちが一人前になりひとりの「主」を選ぶと、生まれたとき与えられた幼名とは別に新たな漢字一文字の名前が与えられる。また、皆総じて翡翠色の眼をもつことなどが特徴。
主を定めた妖狐は主に全てを捧げ、尽くすことが大前提であり、次期族長候補にまで上がった虚はその妖力もさることながら「主」に対する忠義心は正に一族の模範と称されるほどだった。
しかし今より半世紀程前に、俗に「魔族法」と呼ばれる、魔族に人としての利権を与え、文化的生活を送る権利を与える法規が施行され、魔族である虚達を使い魔として使役していた主たちの一族や、魔族を商品として売買していた商社などは一転、罪人として糾弾される存在へと様変わりする。
当然、主達の一族は妖狐一族を手放ざるを得なくなり、虚は長年仕えた主から契約破棄を言い渡され、一夜にしてその全てを失うこととなった。
主に文字通り全てを捧げていた虚は居場所を失い、生きる意義も失い、失意のうちに野山を駆け巡るうちにマッドタウンに辿り着き、先代の書店店主に拾われる。既に老いさらばえていた先代が間もなく帰らぬ人になると、店を継ぎ、新たな書店の主として茫洋と生きることを決めた。
最終更新:2014年10月27日 20:07