語群
新人類(ヨルゴス)
遥か彼方からやってきた侵攻者。自分たちを「星の子供」と称し、デュアルと名乗る。
もとは旧人類が放った惑星開拓民の末裔だが、時が経つにつれその記録が薄れ、自分たちはこの何も無い宇宙から生まれ育った貴い生命体であるとした。
総じて見目麗しく、宇宙に適応して本能的に宇宙空間の航行と無重力での活動に長ける。黒檀のような肌と長く尖った耳が特徴。適度に筋肉ののったしなやかで細長い手足と男女両方の生殖機能を持っている。だが男女両方の性器を持っていると負担が大きい為、大抵は成人するとどちらかの性器を切除するのが一般的。
旧人類(地球人)
地球人。ヨルゴスとアイギスを作り出した。
汚染された地球にいくつかのドーム状のコロニーを作り、その地下で細々と暮らしている。そうして一生の殆どを暗い地下で過ごす為黒目が大きく、光を拾いやすいように瞳の色が薄い。日光に当たることもないので抜けるように肌が白く、また極度の大気汚染により鼻が高く睫毛も長い者が多い。稀に先祖返りで眼や肌の色素が強く出る者がいる。
ドームの中にはきつい階級制が敷かれ、一部の支配者層には十分過ぎるほど潤沢に食料が行き渡っているのに対し、下層の者は配給で僅かな食料をようやく得ることが出来るといった有様。市場経済は辛うじて機能しているものの圧倒的に物資が足りておらず、また偏っている。
第三種(アイギス)
新人類を雛形とし、旧人類側にて新たに創られた完全体。人間の特徴を多く残し、使役するには不完全な存在であったヨルゴスの失敗を元に新たに生み出され、アイギスと呼ばれている。現在は新人類が開拓した入植地を、旧人類に代わって奪い取る役目を負っている。
およそ感情や自我と呼べるものはなく、旧人類の命令に従う侭に動く忠実なる生命体。地球に蔓延る毒素もものともせず、宇宙空間を自由自在に駆け回る。身体のどこかに型番を示すコードが刺青で入っており、総じて白黒反転目に燃えるような赤毛を持つ。
回復力と再生力に秀でて非常に死ににくい肉体の為、生殖機能が退化している。性別は無いが、男性寄りの容姿のものが多い。
基本設定
概要
舞台は地球。国家間の相殺に終わった大X次世界大戦により荒廃した遠未来。
毒と熱に灼き払われて人類の7割方が死に絶えた地上世界には、もはや国家などという下らない枠組みも、争いも存在し得なかった。だが地球の荒廃が致命的になる前に別の天体を開発して人類の新天地を目指そうとした富裕層は、有能な研究者を囲い込み、宇宙環境に適した新人類を生み出すことに成功する。
この新人類は「ヨルゴス(耕す者)」と名付けられ、おもに貧民層の若者達をベースにして創られた。というのも、この計画には大勢の被検体が必要であったので、彼等が地球に遺していくことになる家族全員を十分養えるだけの多額の報酬と引き換えに貧しい若者たちを大勢「買う」必要があったからである。科学者達は彼等ヨルゴスを巨大な宇宙船にのせて大量に宇宙に放つも、ヨルゴスは二世紀もの間宇宙空間で生活、繁殖し、独自の文明を築いた。
一方地球では、新天地開拓のために放った新人類を待っている間にも地球の荒廃は続いていくので、地上の毒素を避けるためのドームを作ってそこで自給自足をすることに決めた。大気汚染が極端に進んだ大気は毒素で満たされており、オゾン層は破壊され強力な紫外線が地表に降り注いでいる。この過酷な環境下で、人類は地下に住むことを余儀なくされる。そして依然として帰ってこないヨルゴスの後続として第三の人類「アイギス」を作り出し、僅かに生き残った人類の防人とした。
捕捉
旧人類は5つのドームを作り、その地下で生活している。ドームの表は食用植物を育てるための温室になっており、農耕や栽培はおもに機械が行う。ドームの外はガスマスクと防護服を着ていても旧人類の身体では三日と生きられないほど汚染されている。ガスマスクをつけない生身で出ようものなら即死。
各地のドームの外にはゴミや瓦礫が山積みになっており、そのゴミを捨てに外に出るのは下層の人間の仕事。
新人類はもともと彼等の祖先であった若者たちが乗って来た巨大な宇宙船をコロニーとして長らく生活していたが、人口の増加に伴って近くの惑星を開発してそこに根を降ろした。
新人類は(名前=苗字)、
旧人類が(ミドルネーム・苗字=称号?=名前)という感じの名前。(様々な人種が入り乱れている為)
第三種はドームの核を成す個体を00とし、頭に所属する都市名がつく。xxxx-01といった感じ。
ドームは富裕層が暮らす「ヘスベリデス」を中心に四つのドームコロニー「アッカド」「コーサラ」「ユウチォン」「イウヌ」がそれらを守るようにして取り囲む配置になっている。
真相
新人類の遺伝子には入植可能な惑星を発見できたら地球に帰るように、という旨の帰巣本能がプログラムされており、新人類が荒廃しきってなんの価値もないはずの地球にやってきたのはそのため。
また、アイギスはヨルゴスより以前に創られた存在である。完成したアイギスはあまりに危険で、これを自分たちの管理下ではない宇宙に放つのは先々大変なことになる、と懸念した科学者が計画を自粛、そしてアイギスに使った技術を転用して大量の労働階級を被験者としてヨルゴスにして送り出した。
それというのも、ヨルゴスが開発を終えて地球に戻ってきたらアイギスと共に新天地に渡り、旧人類の管理下のもとでアイギスにヨルゴスを根絶やしにさせる魂胆があった故。アイギスにヨルゴスを攻撃する指令が組み込まれたのはこの為である。
最初に創られたオリジナルのアイギスはその強大さから眠りにつかされ、メインコロニーの地下施設でエネルギー核となっている。他のコロニーにもエネルギー核は存在するが、全てオリジナルの細胞を培養したコピーで賄っている。
そしてコロニーに所属するアイギスは全て、所属するコロニーの核を成しているアイギスの継ぎ穂として創られている為、同じアイギスでも「オリジナル」を継いだアイギスは群を抜いた戦闘力を持っている。
最終更新:2014年03月11日 20:22