事務

事務とは、組織体の活動に必要な意思決定の基礎となる情報を作り出し又は情報を処理する作業である。
事務を組織体の活動に必要な情報の処理と捉えると、情報を処理する材料となるデータを収集したり、分類・整理・分析し、必要なところに提供することが、事務の役割となる。
また事務を人間の体に例えれば、事務は神経系統に相当する。組織体では、神経系統を流れる情報をもとにして意思決定が行われ、行動される。流れる情報の質が悪かったり、パイプがつまれば、組織体は、十分な活動ができなくなる。
事務管理は、情報の処理の流れをコントロールすることにあるが、それを効率的に、そして意思決定を効果的なものにすることに最終的な目標が置かれている。