『ドナルドランド』は、データイーストから1988年1月29日に発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。
・・・というのは表向きの顔で、布教活動促進の一環とも言われる。
布教活動は20年以上も前に行われていたのだ。
概要
ドナルド教の教祖である
ドナルド・マクドナルドが主人公のアクションゲームである。
悪魔軍団グモン一族に支配されてしまったドナルドランドを平和にするのが目的。ドナルド以外のほとんどの仲間が連れ去られ、さらに動物達も凶暴化している。中には洗脳(!)されて襲ってくる仲間もちらほら出てくる。
ゲームシステムは、ライフ+残機制であり、ドナルドは(何故か)りんご爆弾を放物線を描くように投げる。りんご爆弾には乗ることができる。敵と接触するともみあいとなり、敵にダメージを与える代わりにライフが1つ減る。
ステージ各所にはハンバーガーのパネルがあり、ステージクリア後に集めたパネルを消費してパワーアップやライフアップ、1UPが可能になる。また、パネルを使用してマクドナルドの商品を買うことによって、ミニゲームにチャレンジすることができる。
このゲームで、ドナルドに逆らうものは徹底的に潰しをかけられるということがよく分かる構成となっている。
流石教祖様である。
キャラクター
当時ですら知名度の低いキャラクターまでも登場している。
教祖様のこだわりっぷりがよく分かる。
- ドナルド・マクドナルド・・・主人公。言わずと知れたドナルド教教祖。リンゴ爆弾が武器。デモ画面等ではシャボン玉を飛ばす。
- メイヤーチーズマック・・・チーズバーガーのイメージキャラ。ドナルドランド市長。唯一グモンの魔の手から逃れた。
- バーディ・・・ブレックファースト(朝マック)のイメージキャラ。3面のボスの体内で監禁されている。
- フライガイ・・・フライドポテトのイメージキャラ。5面のボスの宮殿で監禁されている。
- グリマス・・・マックシェイクのイメージキャラ。6面のボスとして悪魔化して登場。倒すと元にもどる。
- キャプテン・クロック・・・8面のボスとして悪魔化して登場。9面で助けられる。
- ビッグマックポリス・・・ビッグマックのイメージキャラ。10面で助けられる。
- ハンバーグラー・・・ハンバーガーのイメージキャラ。12面(最後面)で中ボスとして悪魔化して登場。
- プロフェッサー・・・かなり知名度の低いキャラクター。エンディングに登場する。
- アンクル・・・グリマスのおじであるUncle O'Grimaceyというキャラクター。
- グモン・・・ラスボス。オリジナルキャラクターと思われる。ピエロの格好をしている点はドナルドと共通する。
ドナルドランドのウワサ
- ドナルド教教徒は割引価格(ハンバーガーが4個分買える程度の価格)で購入することができるらしい。
- 全クリするとドナルドとキャラクターがよろしくやっている画像が見られるというウワサが流れた。
関連項目
最終更新:2009年01月19日 12:56