傭兵組合


ネアトリアハイムが盗賊の増加を防止するために作った組織。元々、傭兵は戦争の無い時には盗賊となる場合が多く、それを阻止するための措置として作られた。そのため騎士団が行えば良いような仕事でも傭兵組合を通じて民間に回されている場合が多々ある。もっとも、それなりに重要な仕事の場合は騎士団の人員が同行するのだが。

一般人でも仕事の依頼を出すことは可能だが、それなりの手数料と検閲が入り不適切と認定された場合は依頼を出してもらえない。そして手数料は一部しか戻らない。この辺りは昔ながらのお役所仕事の名残なのかもしれない、残念なことではあるが。

傭兵組合自体はエトルハイム時代から存在しており、ネアトリアハイムになってからは財政負担を抑えるために民営化されている。(エトルハイム時代は国営)

民営化されたことにより誰でも依頼を出すことが可能になったのは良いのだが、依頼を出す時の手数料を余分に払う(要は賄賂)を出すことで犯罪組織や犯罪者でも依頼を出せるようになってしまったのは一つの問題点となっている。

とはいえ、かなりの額を積まないと違法あるいは犯罪者組織は依頼を出してはもらえないのでそういった依頼は少ないというのが現状。また犯罪者組織の動向を知る一種の手がかりにもなるので騎士団は事実上このことを黙認している。


最終更新:2009年05月01日 02:11