MAGISTER NEGI MAGI from Hell内検索 / 「第3部」で検索した結果

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  • 第3部
    こうして特訓は日が落ちるまで続き、とうとう最後の一段。エヴァまで回ってきた。 (うおぉっ!まさか私に回ってくるなんて!) 絶対完成するわけがないとタカをくくっていたエヴァだったが、ピラミッドは奇跡的に6段目まで完成していた。 ネギの言っていた根性論もあながち間違いではないのかもしれない。 「うう・・・早くぅ・・・・・」 「つっ・・・潰れる・・・」 「エヴァちゃん・・・・ギギギギ」 沈むと解っているタイタニックに乗り込む様な気分で仕方なくエヴァは不安定なピラミッドに登る。 そのエヴァの姿をこのかは(サウザーが造らせたアホな塔に登らされるシュウみたいやなー♪)と思った。 そしてエヴァは頂点にたどり着いた。 「ひいぃっ!高い!」 思わずちびりそうになるエヴァだったが、なんとか下の姉妹の背中に爪を食い込ませてバランスを取る。 その姿を見て、ネギは人目をはばからず涙した(も...
  • エヴァ編第3部
    ――まあ、一言で言えば、「かなり善戦した」と言ってやってよいだろう。 満月に照らされた、『別荘』の闘技場。 あちこち石の柱が崩れ床にも亀裂が入り、ピクリとも動かぬ人影が無数に散らばる。 チャチャゼロと茶々丸に倒された、エヴァの『人形』たち。 壊され散らばるその数は、優に30体を超えるが―― 肝心のゼロは今、エヴァの目の前で『人形』4体がかりで押さえ込まれ。 茶々丸は、少し離れた所で、身体全体を魔法の氷の中に捉えられていた。 ゼロを見下ろすエヴァンジェリンは、服が破けて、半裸を晒している。しかし『再生』する身体に、傷はない。 「――15分、いや16分といったところか。思ったより、頑張ったな」 「グ、ギギギ……!」 「さっき見せた、人形繰りの糸で相手を切断する技は面白いな。アレがお前の『切り札』だったのかな?  ……まあ、何にしても、もう終ったようなもの...
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    自殺日記録~もくじ~ ―上巻― ■一部■ 10/17 柿【かきざき】 禁止区域 無我の境地 桜咲 ■2部■ 10/19 虐【いじめ】 友【みかた】 その頃 氷の世界 コタロー ■3部■ 10/20 五月 チンピラ 桜子 監視 ■4部■ 10/29 遊ばれてたね。 血の臭い ALL DEAD -下巻へ
  • 第3話
    ネギにとってみれば、そんなに難しい事ではない。しかし… ー本当に信用していいのだろうか… さっきの奴隷人形が頭から離れないネギは、このまま死ぬまでこの男の奴隷として働く事になるのではないかと心配で仕方がなかった。 「失礼しました。早速始めましょうか。」 ネウロは部屋に入るなり、軽く手を叩きながら部屋の中心まで歩いていく。 そしてそのあとを追うようにネギも部屋に入ってゆく。 「あの…、これからなにが…。」 「そ、そうよ!なにするつもりなのよ!」 刹那らしくない弱々しい声…ネギは聞いているだけで痛々しい気持ちになっていく。 「あれ、ご存じありませんでしたか?」 「「?」」 ネウロのわざとらしい笑顔に、二人はまだネウロが何を言っているのか理解出来ていないようだ。 「つまり簡単に言うと、近衛このかさんは何者かによって殺されました。」 「「え?」」 一瞬、場の空気が...
  • エヴァ編3部―2―
    「思ッタヨリ、効果ガ出ルマデ時間カカッチマッタケドナ。  ソレマデニ、茶々丸ガ壊サレタラドウシヨウカ、ト心配ダッタンダガナ。  シカシ結果ハ、俺タチノ、勝チダ」 ――『別荘』内。 茶々丸は、もはや指1本自分の意志では動かせなくなったゼロを拾い上げ、頭に乗せる。 エヴァへの魔力供給が滞れば、自然とゼロの動きも鈍くなる。 もうゼロ自身には、軽口を叩く以上のことはできない。できないが……しかし、ゼロには茶々丸がいる。 魔力で動く『人形』たちを失い、掛け値なしに10歳の少女でしかなくなったエヴァは、ジリジリと下がる。 エヴァの額には、脂汗。もうこうなってしまえば、エヴァの側には勝ち目はない。 まさか、ゼロ自身も動けなくなってしまうような、こんな捨て身の策を打ってくるとは――! さっきベラベラと喋っていた15年前の話も、単なる昔話などではなかったのだ。 この結果を見据えて...
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