姉ちゃんは俺の
第7話
一瞬、とても人には見せられない格好だと思い、刀子はくすっと笑みを浮かべる。
「あ、あの…」
もじもじと下を向いたネギに、
ベッドの上で半ば身を起こし大きく脚をくつろげた刀子が優しく笑みを見せて首を横に振る。
「んんっ」
そして、改めてネギの指でそこを刺激され、刀子が背筋を反らして鼻に掛かった声を出す。
「刀子先生、また、中からとろとろして来ました」
「ネギ先生が上手だからです…あんっ」
「でも、舌って柔らかくて、あんなに気持ちいいんですね…」
「え?…ひゃうっ!?」
ネギの顔がするすると下に降り、刀子が悲鳴を上げた。
「あっ、だ、駄目っネギ先生そんな汚いはうっ!!」
「刀子先生だって、僕のあんな汚れた所、お口で綺麗に気持ちよくしてくれました。
やっぱり、舌でされると、気持ちいいんですか刀子先生?」
「…気持ち…いいです…あううっ!」
ネギの素直な問いに、もじもじと答えた刀子が敏感な小粒をぺろんと撫でられ悲鳴を上げた。
「刀子先生、気持ちいいんですか、良かった。こうですか?こう、指もこうして…」
「ひっ!?あひっ、あひゃ、あひゃひゃ(以下意味不明な記号の大量羅列)」
「んんっ」
「いかがですか?男の方はこうすると喜ばれると先ほど伺ったのですが…」
浴室であやかが生真面目な口調で言うが、腰掛けに掛けたままの小太郎は、
ミルクの様な白い背中に流れる輝くばかりの金髪、ぷりぷりと蠢く形のいいヒップを見下ろしながら、
ローションを垂らした柔らかな膨らみに既に熱くたぎった急所を挟み込まれ、背筋を反らして呻いていた。
「ああ、柔らこうてむにゅむにゅして、あっ、いい感じや」
「良かった、わたくしも、小太郎さんの熱い感触が…」
「おおっ、あやか姉ちゃんのおっぱい、気持ちいいからな、俺も熱ぅ、おっ、おおおっ…」
小太郎が喉を見せてのけ反り、あやかの顔に、あれだけ出しておいてよくぞと言う量の噴射が直撃した。
「あ、あやか、姉ちゃん…」
見た目も中身も高貴なあやかを目の前に跪かせてあの様な事をさせ、
その果てにミルクの様に滑らかな白い肌、高貴な美しさ溢れる顔を自分の欲望の飛沫で汚している。
小太郎の胸には申し訳無さと共に征服感の様なものも沸き上がっていた。
「んんっ!お、おいあやか姉ちゃん…」
そんなあやかにむしゃぶりつかれて、小太郎は身を反らせて声を上げていた。
「小太郎さんの大切な所、綺麗になりましたわ。それに、またこんなに硬くたくましくなって…」
「あ、ああ、あやか姉ちゃんが、あやか姉ちゃん凄く気持ちいいから…」
「それでは、参りますわよ」
「ああ…おうっ!」
既に陶然としていた小太郎の前にその見事な裸体を晒して立ったあやかは、
そのまま小太郎の腰をまたぐ様に座り込んだ。
「ふふっ、あれほどまでになされても、こんなに熱く硬くなるのですのね」
「あ、ああ、そりゃあやか姉ちゃんが、ああっ」
「あっ、あああっっっ」
細身に目立つ豊かな乳房を揺らし、
白い肌を紅潮させ豊かな金髪を乱しながらぎしぎしと腰をくねらせ男を貪る。
熱い吐息が掛かる程間近にいるそんなあやかは、小太郎がつい昨日までは見た事も無い淫らで、
そして美しく可愛らしい一人の女、小太郎が手にした獲物であり大切な女性の姿だった。
そんな魅力的なあやかを前に、そのあやかの女に直接掴まれた小太郎の男はそうそう保つものではなかった。
「おおおおおっ!!」
「んんんっ!!…うぶぶぶぶっ!!!」
あやかが、その柔らかな白い膨らみの谷間にぎゅーっと小太郎の頭を抱き締め、小太郎もそれに応じた。
「さすがはわたくしの最愛の旦那様、よろくしてよでしたわ」
バッと顔に掛かった金髪を払い立ち上がったあやかが二、三歩進んだ所であやかの腰がくたっと砕ける。
壊れないのが不思議な程の腰掛けに座ったままの小太郎が、
上目遣いにちろっと見た千鶴にちょいちょい手招きする。
「何でしょうか、旦那様?」
全裸のままの千鶴が小太郎の前にちょこんと座り、にこにこ笑って言った。
「あー…えっと、あれや…
その、あれ、ちづる姉ちゃんのそのおっぱいでもあれ、してくれへんやろか?」
「あれあれって、あれってねぇ、パイズリって言うんだって。して欲しい小太郎君?」
あからさまな問いに小太郎がこっくり頷き、千鶴がにっこり笑う。
「うーん、そうねー…」
「えーと、あれや…」
人差し指で顎に触れてじらす千鶴に小太郎が続けた。
「してくれたらちづる姉ちゃん、またさっきみたいに俺のでブチ込んでヒィヒィええ声で泣かせたるさかい」
「本当に?」
「ああ、男に二言は無い」
にこおっと笑った千鶴を前に小太郎が断言するが、その表情には若干の悲壮感が漂っていた。
「…あの…刀子先生?…」
ベッドの上でその美しい裸体を晒し、ひくひく痙攣しながらぐったりとする刀子に、
ネギは覆い被さる様にして恐る恐る声を掛ける。
「私の方は、すっかり、準備が出来ました」
ぽーっとした表情で刀子が言う。
「ネギ先生はいかがですか?愚問の様ですね」
「はい」
そこに視線を向けられての刀子の笑みに、ネギがちょっと恥ずかしそうに答える。
「そう、その源に、そうです…ああっ…」
「ううっ」
熱くなっていたものを自分で握りながらネギが狙いを付け、
柔らかく熟れた刀子の中へと滑り込ませていった。
「うっ、ううっ…」
「刀子先生、刀子先生の中、柔らかくて僕のを掴んで、あっ…」
「ネギ先生、ネギ先生私の中に、私の中に入ってますよ」
ネギが本能の命ずるまま、重なり合っている部分が求めるままに腰を動かし快感を貪る。
「んんっ!」
そんなネギをぎゅっと抱き締めた刀子が、ネギの一突きに喉を反らして声を上げる。
「ネ、ネギ先生?あっ、そっ、そこっ、ああっそこおっ…」
「あっ、刀子先生?何か、何か凄くいいっ、刀子先生の体が熱くなって、中が凄くっ、ああっ…」
「あああああっっっっ!!
ああっ、あおおぉぉぉっあほおおぉぉぉぉっっっ!!!
あひっ、あはっあひっあひいいぃぃぃっあふあああああっっっっっ!!!」
「ふーっ…」
新しい寝間気を引っかけて和室に座った千鶴が、
トントンと拳で腰を叩いて寛いだ姿で首をコキコキと鳴らしていた。
「えーと、ちづ姉ぇ」
その隣に座り膝を崩した夏美が千鶴に声を掛ける。
「何かしら夏美ちゃん?」
「何て言うか、さっきからその、凄い、ケダモノの声と言うか何と言うか…」
「気のせいよ、夏美ちゃん」
「えーと、でも…」
「あああおおおおおぉぉぉぉぉぉっっっ!!!
へのこ、ネギ先生のへのこいいいっっっ!!!
いいっ、ネギ先生、ネギ先生のへのこビンビンのネギ先生のへのこぉ、
うちのうちのオソソにもっとズンズンしてズンズンしてえぇなあああぁぁぁぁっっっ!!
はひいぃいぃいっっっそう、そや、そうぐいぐいネギ先生うちのオソソ中にぐいぐいぃぃぃぃ!!!
あっ、あああっああっ、こんな、こんなのってぇ、こんなのうちあの人にもあぐああおおおぉぉっ!!
あひっ、あひっあひっあひっ!!あああっっっっ!!!
ああっ、うち、うちぃ、ああごめんなさいあなたぁあふあひぃあおおおおぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」
「気のせいよ」
「はいっ!」
「あんっ♪凄い、小太郎君あんっ、いいよ小太郎君いいっ!!
すごっ、凄い凄過ぎるうぅぅぅいいいいいぃぃぃっっっっっっ」
「あああっ、小太郎さん、小太郎さんっ、私、私もう、私ああっ、私こんなにぃっ、
もうとろける壊れるうううぅぅぅぅぅっっっ」
「うっらああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!
矢でも鉄砲でも持って来んかいゴラアアアァァァァァァァッッッッッ!!!」
「何と言うか…こっちもケダモノと言うかヤケクソと言うか…」
呟く夏美の目の前では、仲良く夜具に並んだ円と愛衣にくりんと可愛らしいお尻を向けられ、
目の前に二人の美少女を並べて這わせた小太郎が、とっかえひっかえその腰を掴んでは突き掴んでは突き、
部屋中にパンパンじゅぷじゅぷ生々しい肉と蜜の音を響かせての高速前後運動爆走真っ最中だった。
「…あー、こほん…円さん愛衣さん」
「なーに、いいんちょ」
ハスキーな悲鳴を存分に絞り出してその体内にも存分に絞り出した後、
生まれたままの姿でぐんにゃりとうつぶせに夜具に伏せ、湯気を立てている円が聞き返す。
「えー、あー、そのー、そんなに、よろしいのですか?」
「はい?」
「だからその…つまり…あの様にして…」
もごもごと言うあやかを前に、まどかがにっこりと笑った。
「こ、こうですの?」
「そうですの」
夜具の上に四つん這いになったあやかの横で円がにっこり笑った。
「何してんねあれ?」
よっこいしょと夏美の近くに腰掛けていた小太郎が呟いた。
「ああっ、旦那様…」
「もちっとあまーい感じで」
「ああっ、旦那様ぁ、旦那様の、旦那様の逞しいオチ○チンで、
このあやかめの淫乱に濡れ濡れなオマ○コを力強く貫いて下さいませぇ…」
「よっしゃ」
向けられた形のいい白いヒップをくねくねと動かされ、小太郎は立ち上がっていた。
「こうか?あやか姉ちゃんこうかっ!」
「ああっ、いいっ、いいですわ後ろからズンズン凄くいいですわああぁぁぁっっっ」
「んーと…」
それを見ていた夏美が新しく着けていた寝間気を脱ぎ捨てた。
「行って来まーす♪」
「行ってらっしゃい♪」
最終更新:2012年01月28日 16:42