106 :G・Pen上の逆襲 ◆dJdsFLhxhM :2008/01/24(木) 02:06:58 ID:i5XbWtIO
鉄格子の入った窓から月明かりが差す。
ヒューヒューと口笛と歓声の上がる中、木乃香は男子囚人群がる作業場の作業台に上っていた。
帯を解いてお仕着せを脱ぎ、右手でつまみ上げてぱさっと作業台の上に落とす。
月明かりに白く照らされた生まれたままの裸体が、下卑た観客に言葉を失わせる。
「はっ、ああっ…」
ゆっくりと作業台に腰を下ろした木乃香は、大きく脚を開き、その中心を指で広げてから
静かにそこに指を這わせ始めた。
「んっ、んんっ、んっ…」
くぐもった声と、じゅっじゅっと言う粘っこい音だけが作業場に響く。
「はああっ…」
かくっと木乃香の顎が下を向き、初めておおーっと声が上がった。
「気品と言う奴なのかね姉御」
顔見知りの看守が、不機嫌そうに眺めていた千草に声を掛けた。
その千草の視線の先では、両手に熱い肉の塊を掴みながら、
男の股の上に連結して座った木乃香が上下に体を揺すりその口に男を迎えている。
“…止まりたる水鏡のごとく…気に食わん…”
翌日、木乃香は、全裸のまま後ろ手錠を填められ、ボールギャグを噛まされて雑居房に放置されていた。
「んっ、んんー、んーっ」
「騒ぎよるな、ほら、飯や」
手錠とギャグが外され、プラスチックトレイに乗った粗末だが人間的な定食が差し出される。
木乃香がスプーンでガツガツと食べ終わるのを、千草はにやにや笑って見ていた。
「お茶をどうぞ、お嬢様」
「有り難うございます」
プラスチックのコップに入った温い茶を、木乃香はゴクゴクと飲み干す。
「ご馳走様でした」
「はいお粗末さんでした」
合掌する木乃香に千草がにやにや笑って言う。
程なく、ゾクリとしたものを覚えた木乃香が自分の体を抱いた。
「な、なんや…」
「どうしましたか、お嬢様?」
「な、なんや、体が、体がぽかぽかする…」
「そうですやろなぁ」
千草がにいっと笑い、房内の他の女囚もにやにや笑みを浮かべる。
「何?何したん千草さん…」
体が熱く、息が切れて来た木乃香が千草を見た。
「おやおや、もう瞳うるうるんなって、やっぱり、淫乱の素質があるとよう効くモンですなぁ」
千草が言い、女囚が木乃香の両腕を掴む。
「な、何?」
「力責めだけが責めやないですからなぁ、そろそろ色責めといきますかいな」
女囚が木乃香に群がるが、熱い体に力が入らない。
鉄格子の壁に背中を押し付けられた木乃香は、そのまま両腕両脚を大の字に開かれて手錠で固定された。
その木乃香の前で、千草が二枚貝を開く。
「材料はあり合わせやけどな、要はうちの知識と呪術の才能ですわ」
「ひゃっ」
千草が二枚貝の中から指ですくったクリームを塗り込み、
剥き出しの乳首に走る冷たい感触に木乃香が声を上げる。
「まだまだ、一番感じる所が残ってますえ…」
「あっ、いやっ…」
得体の知れない千草の行動、それが木乃香の前にしゃがみ込み、一番恥ずかしい、
そして今一番自分が戸惑っている部分に視線と指を向けている事に、木乃香は改めて恐怖を覚えた。
「ひゃあああっ」
「気持ちいいですか、お嬢様?せやろなぁ、うちのとっときの秘薬ですよって。
でも、このお嬢様の一番やらしい可愛いオサネちゃんがこれからたっぷり吸い込んで、それに…」
「やっ、やあっ…」
「こん中にもなぁ、体の芯までようけ馴染ませますさかい、
これからこないなモンやおまへんよ、じっくり、じっくりな…」
木乃香の中で二本指を捻りながら、千草はにいっと笑みを浮かべた。
最終更新:2012年01月28日 19:44