161 :G・Pen上の逆襲 ◆dJdsFLhxhM :2008/01/28(月) 01:29:57 ID:mHz4uIY7
「さ、先ほどは、皆様の熱いミルク一杯掛けて下さいましてありがとうございました。
このか淫乱で変態だから男はんの男臭いミルクとビンビンのオチ○ポが好きで好きでたまりませんの。
だから、この変態淫乱このかに、もっと一杯ミルクとオチ○ポ味わわせて下さいませ」
「こんなかわいー娘にエロエロにお願いされたらなぁ」
既に一度ぐらいじゃ収まらず食らいつきそうな年下の少年を目で制しながら年上の少年が言う。
「んっ、んぷっ、んぐっ…」
「あっ、おっ、お、あっ…」
収容所にまだ声変わりしきらないうめき声が響き、木乃香が床に座ってまだまだ粘っこいのを飲み干す。
「ほらほらー、まだ後つかえてんぞー」
年長の少年がヤジを飛ばし、木乃香は、目の前にずらりと並ぶ同年代の少年たちを見る、
先頭の少年は上目遣いに見られただけで不覚を取りそうだった。
「あ、あっつい美味しい新鮮なミルク、いっぱいごっくんしてとっても美味しかったです。
わ、私、近衛木乃香は、看守様も兵隊様も色仕掛けでたらし込んだ、
男だったら誰でもチ○ポくわえ込んで男でも女でもやりまくりの変態淫乱ヤリマ○の公衆便所です。
エロエロこのかはチ○ポが欲しくて欲しくてたまらないの、だから、
皆様のガチガチのチ○ポ、ぶっといチ○ポを公衆便所このかの腐れマ○コに一杯一杯ぶち込んで下さいませっ」
並んだ全員から飲み干し、
全裸で三つ指を突いた木乃香が、歯を食いしばりながら、しかし少しでもにこやかに言い終わるまでには
腹を抱えて笑い転げる少年も出て来ている。
既に喜ばれる様に先読みする事が染みつき始めている。
そして、惨めである事を否定してにこやかにでもしてないとすぐにでも壊れそうだ。
平伏したままぞろりと垂れた髪を分けられて囁かれた木乃香は、ぎりっと歯を食いしばって
列を作る同年代の少年に背中を向けた。
「ねぇーん、うち、うちみんなの、みんなのオチ○ポがほしーのん、
このかのお尻からこのかのぐちょぐちょの腐れマ○コに、みんなのずっこんばっこんしてぇなぁ」
くねくねとした木乃香の尻の動きと共に、収容所に大爆笑が響き渡った。
乾いたと思っていた涙を堪えきれないと思ったその時に、ズンと後ろから響くものを感じた。
「ひへへへへ、おいおい、お嬢様、やらしい腰つきしてんなぁ」
四つん這いで上と下の口を犯されている木乃香に年長の少年が声を掛けた。
「うっ、あっ、ああっ」
じゅぽじゅぽと木乃香にくわえられたまま頭を振られた少年が目の前で放ち、
木乃香は喉を鳴らすとすぐに次に待つものをくわえ込んだ。
「おっ、また、たまんねぇ」
敏感な箇所を舌で撫でられ、大胆な程の首の動きで摺られる少年がうめく。
“…アスナネギ君…せっちゃん…うち、もう会えへんの?…”
ここ数日で自分に刻み込まれているものを自覚せざるを得ない。
もうみんなと違う、一瞬浮かぶそんな考えを振り払う様に、木乃香は目の前の少年たちを喜ばせる、
それが今生きる事なのだと振り払う様にその作業に没頭する。
木乃香に毛布が掛けられ、人垣に隠される。
看守によって収容所に食缶が持ち込まれていた。
ざわめきと咀嚼の音が一通り響いてから、
全裸のまま座らされた木乃香の前にプラスチックの丼が一つ置かれる。
「ほら、飯だ」
年長の少年の中でも番長格の少年が言う。
受け取ろうとする木乃香の前で丼を遠ざけ、番長はにやっと笑った。
「割り当てもないモンみんなから分けてやったんだからよ、
みんなの前でオナニーでもするってんなら食わせてやってもいいんだけどなぁ」
「はああっ、ああっ、あっ、ああっ…」
にやにや笑いに囲まれながら、膝立ちになった木乃香は自分の指で秘処をまさぐり続け、
甲高い声を上げて脱力した。
「ひゃははは、このエロエロお嬢様マジでやってんよ。ほら、食えよ」
丼を渡されるが食器は無い。
意を決した木乃香が床に置かれた残飯粥に顔を突っ込み、又爆笑が響く。
「くくくく…」
ぷりんと突き上げられた尻の肉が分けられ、その奥で、木乃香自身の指が潤した肉に少年の指がねじ込まれ
じゅぷじゅぷと響く音、時折むずかる様な木乃香の反応が又笑いを誘う。
就寝前の一方的な大乱交パーティーが終わり、
思う存分吐き出すものを吐き出した少年たちの高いびきの中、死んだ様に横たわっていた木乃香は
ふらりと立ち上がる。
中庭に出て、ズキズキと痛む汚れきった体に冷水のシャワーを浴びせる。
ぐぅぅと腹が鳴る。中途半端に食べるのが一番応える。神経から空腹の記憶が途切れない。
又、背後からギラギラとした視線を感じる。よく考えると、あれだけの事をしておいて
よくよく好きなものだと言う事にもなるのだが、木乃香としては何を今更と無理やり思い込んで
辛さをごまかした。
シャワーをごくごくと飲み、空腹をごまかした木乃香がお仕着せを着て収容所に戻ると、
そこに待ち人があった。
「よう」
待っていたのは十人ぐらいのグループ。そう言えば収容所の隅の方で見かけた、
ここでは珍しく髪の毛が残っているネギより少し年上くらいの少年のグループだった。
「これ、やろうか?」
先頭の少年が取り出したのは、チョコレートだった。
思わずハッハッと飛びつこうとする自分を木乃香は制する。
「くれるん?」
「ああ」
先頭の少年は口元に笑みを浮かべた。
「そんかわし、俺らにもあんたの裸見せてくれよ」
顔を伏せた木乃香は、ちらと上目遣いに目の前の少年を見た。
少年たちはにやにや笑っているが、その不敵な笑みの下にたまらない期待が見て取れる。
“…ちょっと、コタロー君に似てる?…”
年が近いと言う事もある。この少年たちは皆そうだが、この先頭のガキ大将風の少年、
ちょっとすねた感じがそう見せるのかも知れない。
「…見せたら、それくれるん?」
木乃香は心を落ち着けて聞き返していた。
「か、考えてやってもいいぞ」
木乃香は、しゃきっと前を見た。
お仕着せの帯を解き、はらりと床に落とす。
痣だらけのひどい有様の筈だ。それでも、閉じた瞼の向こうからはほおーっと声が聞こえる。
「おっぱいって、雑誌なんかより小さいのな」
ガキ大将が口を開く。
「余計なお世話や」と口走りかけて、木乃香はその自分の余裕にゾッとする。
目の前では、少年たちが息を呑んでまじまじと木乃香の裸を目に焼き付けていた。
「マ○毛って生えてんのな」
「そんなモン俺だって生えてんよ」
「いっ!」
別の少年に何本か引き抜かれ、木乃香が声を上げて前を見ると、
少年達はしゃがみ込んで割れ目を覗き込もうとしていた。
「おい、もっとマ○コ、脚開いて見せろよ」
ガキ大将の言葉に、木乃香は無感動に腰を下ろし、脚を開く。
「へえー」
「こんなんなってんだー」
覗き込んだ少年からはお約束の感想が漏れた。
「ほら」
少年が、板チョコのワンブロックを木乃香に渡す。
木乃香が口に入れる。甘い。牢屋に入ってから、甘いものがたまらなく美味しく感じていた。
「ん、んっ」
「ここか、ここに入るぜっ」
少年たちが、指先が埋もれる所を見付けてずぷずぷと弄ぶ。
「これって気持ちいいのか?」
ガキ大将が問うが、今のところ痛いだけなので答えない。
どうせ、すぐに屈する事になる。暴力にも、そして、いやらしく変化している自分自身にも、
そんなあきらめが木乃香を支配しつつあった。
「おい、オナニーってやって見ろよ」
「オナ、ニー?」
「やったらもっとやるぜ」
ガキ大将がうわずった声で言った。
「じゃあ、離れて」
ガキ大将の言葉に木乃香が冷たいぐらいの声で言い、目配せされた少年たちが木乃香から離れる。
「んっ」
木乃香が目を閉じ、弄ばれていた裂け目の上の敏感な点に指を這わせると、
観客は食い入る様に見入った。
溢れる蜜がかき回される音と木乃香の透き通って小刻みな声、時折唾を飲み込む音だけが体育館型収容所に
小さく響く。
「あああ…」
木乃香ががっくり体を折るのと、一斉に息が吐かれるのとの間にワンテンポほどのラグがあった。
「はあ、はあっ…」
息を荒げる声に顔を上げた木乃香は目を見開いたガキ大将の顔を見た。
「んんんっ!」
気が付いた時には、木乃香は床に押し倒され、痛いぐらいに唇を吸われていた。
「んっ、んんっ、んっ…」
「んっ…つっ…」
ぎゅっと握られた胸に走る痛みに木乃香は小さな声を漏らす。
「うおお」と言う声に気が付いた時には、全身に唇と掌が力一杯掴みかかっていた。
「はあっ、はあっ…」
「おい、お前も来いよ」
「でも」
「何だよ…っつっ…」
ガキ大将が一人立ち尽くす少年に言い、舌打ちしてから木乃香に吸い付きぎゅっと抱き締めるが、
次の瞬間には力が緩んでいた。
「?」
木乃香は、群がった少年たちがほとんど一斉にぐにゃりとなったのに気が付いた。
木乃香がきょとんと周囲を見回し、動きを止めた少年たちも何か戸惑っているらしい。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
その間に、番長が一同の後ろに立っていた。
「やめてえなっ!つっ…」
「ガキの心配してる場合かよ」
最年少らしき少年たちはまとめて番長にぶちのめされ、腹に蹴りを食らった木乃香が咳き込む。
「何勝手に手ぇ出してんだ、えっ?」
ガキ大将が裏拳でもう一発殴られ、口から血を吐いた。
「ったくよぉ、このメスイヌに誘惑されたのか、あ?」
「違う」
髪の毛を掴まれたガキ大将が意外な返答をした。
「俺が、俺がこいつらやらせた」
「やめてえっ!」
もう一発殴られたガキ大将の体が吹っ飛び、木乃香が悲鳴を上げる。
「おいおい、てめぇがあんましエロエロだから、このガキどもまで発情しちまったじゃねぇか、あ?」
「申し訳ございませんっ!」
木乃香は土下座で許しを乞うていた。
「責任とって、てめぇがこいつらの発情処理してやれよ」
「分かりました」
最初からそのつもりだった。今更、これ以上の暴力は見るのも嫌だった。
「誰からだよ、てめぇからか?」
「こいつだよ」
ガキ大将は、すねた様に別の少年をドンと前に押し出した。
先ほどガキ大将に促されていた、少し線の細い感じの少年がおどおどと木乃香を見る。
「ほら、触ってやれよ」
ガキ大将に促され、出て来た少年が立ち上がっていた木乃香の乳房を掴む。
「柔らかい…」
「さっさとしろよ、夜明けちまうぞっ」
番長が苛立った様に言う。
「あっ」
意を決した木乃香が、少年の前にひざまずきジャージのズボンを下ろす。
そして、真新しい染みの広がるブリーフも下ろす。ぬるりと汚れたものがぐにゃりと丸出しになる。
「何だよ、まだ毛も生えてねぇガキかよ」
「でもいっちょまえに発射してんぜ」
いつの間にか加わった中高生級のギャラリーからもヤジが出る。
「あっ」
木乃香にくわれられ、目の前の少年が声を上げる。
「はっ、あっ、何?また、またなんか出る…」
木乃香の口の中で見る見る大きくなったものは、甲高いぐらいの狼狽の声と共に、
ほどなく又ぐんにゃりと力を失う。
「ガッついてんなー、お嬢様、ちゃーんと最後まで教えてやるんだぜ」
くちゅくちゅと少年が力を取り戻すまで口に含んで舌を動かしていた木乃香は、
目で促して少年を座らせる。
木乃香は、抱き付かれ床に押し倒された。
唇が重ねられる。
硬くなったものが木乃香のへそやその下に切なそうに擦り付けられる。
木乃香が少年の胸を押し上げると、少年は動きを止める。
「いい、ここよ、ここ、ここに入れるの」
“…うち、何してるんや?…”
この場合それが最速最善の手段であると思い返す間もなく、
精一杯反り返ったものが貫き、そのままうめき声と共に果てた。
「おっ、俺、俺もっ」
先ほどの少年が飽く事なくちゅうちゅうと木乃香の右の乳首を吸う様に、
ガキ大将が左の乳首にむしゃぶりついた。
「俺も、俺も…」
そして、ガキ大将はもどかしそうにズボンと下着をずらす。
「俺も…ああっ!」
木乃香の右手に包まれての二度目の放出に汚れたものに、木乃香は顔を近づけた。
なるほど先ほど自慢した通り、ちょろちょろと大人の男のしるしも黒く顔を出している。
「あっ、ああっ、あああっ」
「情けねぇ声出してんじゃねぇよっ!」
番長がヤジを飛ばした時には、木乃香はごくりと喉を鳴らして飲み干していた。
「あうっ」
ガキ大将が呼吸を整える間もなく木乃香は再びむしゃぶりつく。
そして、隠す程もない黒い飾りの中からピンと反り返ると、
「な、何する?…ううっ…」
目の前に座るガキ大将の腿に、木乃香はズンと腰を下ろし男女の部分をつなぎ止めた。
「あっ、あっ、ああっ、あっ…」
「くうっ…」
うめいたガキ大将がぎゅっと木乃香に抱き付いた。
多少息が整った所で、木乃香は再びガキ大将の股間に顔を埋め舌で後始末をした。
支配下に置かれた時の行動は、もう体に刻み込まれていた。考えたくもなかった。
「おいっ、オマ○コがお留守だぜっ」
「じゃあ、じゃあ俺っ」
「俺の、俺のなめろよっ」
「あううっ、女の手って柔らかいっ!」
「俺のチ○ポ、俺のチ○ポ入れてくれよっ」
後ろから突き入れていた少年が果てた後、木乃香は、叫ぶ別の少年を座らせ、
今にも漏れそうに昂ぶったものを掴み狙いを定めて腰を下ろした。
果てるまでの短い間、口で掌で次々と、幼さを見せながら精一杯木乃香に向けて反り返った男を受け容れる。
ゆっさゆっさと小刻みに動く木乃香の目の前で腰を下ろされた少年がうめき、
周囲からうめき声が響き渡り木乃香はぬるりと熱い感触を方々から肌で感じ取った。
死屍累々。
少年も囚人も看守も兵士も、刀の錆に散っていた。
「おやおやお早いお着きで」
刹那の前に立つ千草は、お仕着せを着せられた木乃香の髪の毛を掴み引っ張り出した。
「ひゃっ!」
千草は、木乃香のお仕着せを奪いあっさりと裸に引き剥く。
「お嬢様っ!」
「せっちゃんっ!」
「ほらほら、お嬢様もお待ちかねで、こんなんなってますえ」
木乃香の股間に差し込まれた千草の手がぐちゅぐちゅと淫靡な音を立てる。
「貴様あっ!」
刹那が怒号を上げるが、途中に見えない壁があって先に進めない。
「あっ、ああっ、あっ」
“…うち、うち何してんのっ?…”
心の叫びを聞きながらも、木乃香は壁を叩く刹那の前で膝建ちになり自らの手を
下腹部の敏感な部分に差し込んでぐちゅぐちゅと動かしていた。
「あっ、ああー…」
「おやおや、大事な大事なお友達の前で気ぃやりよったわこのエロお嬢様」
千草が言い、木乃香は黒ずくめの男たちに取り囲まれる。
「あっ、せっ、せっちゃん、せっちゃん助けてっ!」
「ほらほら、心にも無い事言うんやないて」
「いやあっ!」
「お嬢様あっ!」
「あああっ!」
地面に這わされ、後ろから貫かれた木乃香は甲高く叫んでいた。
「あっ、ああっ、あああっ!…んっ、んぐっ…」
パン、パンと男の体が尻を打つ音とぐぷっ、ぐぷっと口から男が出入りする音が響く。
「んっ、んんーっ」
口を満たすどろりと生臭い粘液を飲み干した木乃香は、木乃香を汚したものを口で丹念に清める。
「ううっ」
「あああーっ!」
後ろでも男が果て、そして、木乃香も甲高い声を放ってぐったりと脱力する。
その間にも、次から次へと、黒ずくめの男が木乃香の華奢な程の肉体に群がる。
木乃香は、次から次へと、体中に男の欲望を浴びながら、いつしか両手に熱いのを掴みながらその口で貪り、
目の前に対面する男の股に座り繋がって腰を揺すっていた。
「ううっ」
木乃香の目の前で座した男が木乃香の体内で果てる。
「はあああっ」
ずぽっと柔らかくなったものが抜けたかと思ったら、別の黒ずくめが木乃香を床に這わせ、
木乃香の甲高い声を聞きながら貫く。
木乃香の黒髪が掴まれ、白いものが溢れる唇にねじ込まれる。
「どうだ、旨いか、旨いかっ、あっ?」
「はひっ、ひっ、お、おいふいです、おいふいです
へのこぶっといへのこ男はんへのこのとってもおいふいです」
「うっ、おおお…」
「どうです、美味しかったですかお嬢様?」
「はい、美味しかったです、男はんのミルク、とっても美味しかったです、はううっ」
又一段と激しい突きが来た。
「はうっ、はっ、あああっ!」
「おらっ、おらっ」
「ご満悦ですなぁお嬢様」
「ああうっ、いい、いいのっ、いいのせっちゃんとってもいいのへのこぶっといへのこ
気持ちいいのぶっといへのこうちのオソソにずんずんしてとっても気持ちいいのぉっ!」
「おおっ、おらっ、出す、出すぜ中に出すぜううっ」
「あああーっ!」
後ろでも男が果て、そして、木乃香も甲高い声を放ってぐったりと脱力する。
木乃香がハッと顔を上げると、刹那がすぐ側で冷たい眼差しで見下ろしていた。
そして、くるりときびすを返す。
「おや、お帰りで?」
千草があざ笑う様に言う。
「ああ、人違いだ、由緒ある近衛の血筋に色キチ○イのメスイヌがいる筈が無いからな」
「ま、待って、待ってせっちゃん」
「なんだ馴れ馴れしい」
振り返りもせず刹那は言う。赤の他人以上の冷たい声。
「待って、待ってせっちゃんっ!」
「触るな汚らわしい!」
「…いやあああああっ!!」
「やかましいっ!!」
朝日の差し込む収容所で、全裸で毛布にくるまっていた木乃香を番長が蹴りつける。
「?お、おいっ?」
木乃香の笑みに、番長は息を呑んだ。
木乃香は笑っていた。笑いながら泣いていた。
昨日から続く今日、地獄の収容所にいる事をこれほど嬉しいと思った事は無い。
「あ、大丈夫、うち、狂うてへんよ」
「何だよ気持ち悪いなぁ、おいっ、朝っぱらから騒ぎやがって、
朝立ちビンビンなんだよ、モーニングミルク飲ませてやっからよぉ」
「はいな♪」
まだ悪夢の余韻さめやらぬ木乃香はやはり不気味だった。
最終更新:2012年01月28日 20:01