243 :G・Pen上の逆襲 ◆dJdsFLhxhM :2008/02/16(土) 01:52:49 ID:jgD6/cFv
ハルナは、シャワーを浴びた後、首輪の鎖を引かれふらふらと前に進む。
周囲は憲兵に取り囲まれていた。その目は既に隠す気力も無くした豊かな胸や剥き出しの下腹部、
つまり全裸のままのハルナの全身に向けられ彼らは笑みを隠しきれない。
「今夜はハルナ、憲兵の詰め所でご奉仕や。憲兵言うてもこれくらいしか役得あらへんさかいなー、
また腰抜ける程夜通し可愛がってもらえますえ」
千草が笑い、ハルナが木乃香にドナドナの眼差しを向けても、木乃香はどうする事も出来ない。
雑居房に戻った木乃香は、毛布を被ってぐったりと横たわった。
実際足腰立たなくなる程凌辱され、動くのも億劫、
ましてや、今夜ハルナがどうなるかを考えるのはどうにもならないものを今更と思ってしまう。
「おお、来たか来たか」
ベッドの上で千草が言うのが聞こえる。
昔の牢名主は大量に重ねた畳の上に君臨していたものだが、
ここでは奥に一台ベッドを持ち込んで聖域としていた。
「お久しぶりです、千草様」
“…ああ、なんや…!?…”
「なんやつれないなぁ、せっかく久しぶりのお友達言うのに」
千草の声が聞こえる。間違いない。
木乃香がガバリと跳ね起きると、ベッドの上ではお仕着せ姿ののどかが千草にくすぐられた喉を鳴らしていた。
「あー、このかー」
のどかは少し驚いた様な表情を見せたが、千草に抱き寄せられ頬を摺り寄せる。
「可愛いやろ、うちの可愛い子猫ちゃんや」
「のどか、千草様のペットですー」
「ええ娘やええ娘やくくく…」
千草がのどかの髪の毛を撫でながら喉で笑う。
「あ、んん…」
千草の掌がお仕着せの前を割り、胸に手を差し込まれたのどかが鼻に掛かった声を響かせる。
「のどか…」
このかもその他の囚人の事も気にしないのどかに、木乃香は言葉を失う。
自分が晒し者になるのは今に始まった事ではないいちいち恥ずかしがってもいられないが、
木乃香の前で千草と声を立ててじゃれ合うのどかの姿には恥ずかしいを通り越した欠落があった。
「ほらのどか、久しぶりにお友達やえ。このかお嬢様も可愛がったりぃな」
「はい、千草様」
少し鼻に掛かった澄んだ声で言ったのどかは、ベッドを降りてこのかに近づく。
「のどか…」
話したい事は一杯あった筈なのに、木乃香は毒気を抜かれた様に言葉を失っていた。
「聞いたよ、このかもここに捕まっちゃったんだねー」
床に座り抱き付きながらのどかが言った。
「おやおや、お嬢様に睨まれる筋合いないで。
この娘うちよりも前に捕まって、
食事もろくに喉通らん、死んだら捨てられるだけの廃人同然やったお友達を
うちがこんな元気にして差し上げたんですからなぁ、感謝されてもいいくらいや」
「そう、なん?」
木乃香の言葉に、のどかはにっこり笑って頷き、そして、
「んっ!」
唇が重なり舌が押し込まれる。
「んっ、んんっ、ん…」
木乃香の舌を弄び木乃香の口の中を散々に暴れ回った舌が引き抜かれ、
木乃香は目を見開いてのどかを見る。
また、顔を隠す程に垂らされた前髪の向こうで、のどかの目はぽーっと熱い光を帯びて木乃香を見ていた。
「のど、か?…」
木乃香は、そのままのどかに押し倒された。
木乃香を押し倒したのどかが、その場で帯を解きお仕着せを脱ぐ。
「このか綺麗、白くてすべすべして、やっぱり綺麗なお肌…」
「まっ、ま、のどか、のどか?」
熱にうかされた様な眼差しと口調で、陶器フェチを思わせる手つきで木乃香の胸をなで回すのどかに、
木乃香は恐怖を覚えて声を引きつらせる。
そんな木乃香に、のどかはもう一度唇を重ねた。
「このか、このか好き、このか綺麗、このかの綺麗な髪、このかの…」
「ひゃっ」
「くすくす、可愛いおっぱい、このかもおっぱい感じるんだね」
「ど、どうしたん?どうしたんのどか?」
「このか、可愛い、このか、綺麗…
…汚い、男なんて汚い、ネギせんせー以外の男なんて汚い…」
木乃香の胸に頬摺りをしながらのどかが透き通る様な声を紡ぐ。
髪の毛の隙間から見える大きな瞳には、確かに一瞬憎悪が燃え上がった。
今の木乃香にそれが分からない筈が無い。
むしろ、自分よりもずっと大人しく繊細なのどかがどんな目に遭って何を思ったか分からない筈がない。
「んふふふ、このかー、このかの乳首、可愛い乳首、つんつんして来てるー」
「ま、待って、待ってのどか、のどかしっかりしてな、うちや、うち…」
「おやおや、残酷な事言いなはるなお嬢様は」
千草が口を挟んだ。
「この娘、狂うとるから生きてるんや、そんな事も分からへんのですかお嬢様?
そう、狂うとるから、そうじゃないとこの娘の心、今頃粉々に砕け散ってます」
「このかーこのかー」
上目遣いに木乃香に呼びかけるのどかの瞳、それは、今の木乃香に突き放せるものではなかった。
「のどか」
木乃香が優しくのどかに呼びかけた。
パチパチと瞬きするのどかに、木乃香は唇を重ねた。
「嬉しい…」
「のどか、うちら、うちら仲間、親友や、な、のどか」
のどかが頷き、もう一度唇を交わす。
そして、二人は改めて座って向き合った。
「んんっ」
のどかに優しく胸を掴まれ、木乃香が声を漏らしそうになる。
「遠慮せんといいんですえお嬢様」
千草が口を挟んだ。
「大切なご学友の目ぇがお嬢様を気持ちようしてあげたい言ってはるますがな」
木乃香が見たのどかの瞳は、童女の様に透き通っていた。
「あっ」
その瞳に引き込まれそうになった木乃香が、優しく揉みしだくのどかの掌に声を漏らした。
「のどかっ」
「あうっ」
二人の美少女が抱き合い、互いの胸から柔らかな弾力が伝わる。
背丈は同じぐらいの二人だが、ほっそりして見えて実際ほっそりしている木乃香に対し、
正確が実際以上に小柄に見せているが統計的には中背の部類ののどかはふっくらとして
胸の膨らみも常識的な中学校であれば決して見劣りはしない。
そののどかの柔らかな膨らみに、
木乃香の控え目な膨らみからなめらかな感触が伝わりのどかがうめき声を上げる。
雑居房に、くすくすと言う笑い声と共に、くちゅくちゅと粘っこい音が響いていた。
「このか、このか可愛い、このかのここも、すごく熱い…」
「のどかもかわええよ、のどか、のどかこんなんしてほら」
「あんっ、このかぁ、このかの意地悪」
「のどか、うちものどかっ…」
床の上に重なった木乃香とのどかは、互いの幼い茂みの下に手を伸ばし、
一番敏感な所を細い指でかき回していた。
嘲笑に晒されながらの行為もまた、同じ屈辱と共に身を寄せ合っている事が確認されるに過ぎない。
二人の美少女は何度も高まり、女の声を漏らした。
「んっ、んんっ、ん…」
のどかは、横たわる自分の太股に跨った木乃香が、太股に熱く潤んだ感触を擦り付けながら
口をへの字に結び、豊かな黒髪を乱して身を揺するのをぽーっと眺めていた。
「んっ、んんっ…のどかっ…」
ぐったりとした木乃香が、のどかに顔を寄せる。
「このか、可愛い…」
にっこりと笑みを見せて唇を重ねる。
「このかー、今度は私の番だねー」
「のどかのかわええ所、うーんと見せてなぁ」
「うん」
仰向けになった木乃香の太股に跨ったのどかが喉の奥から声を漏らした。
「このかの脚、すべすべして気持ちいい」
のどかのふるふると震える胸、前髪の下でぽーっと頬を染めながら熱い息を吐く
のどかの潤んだ瞳、見上げる木乃香は今にもむしゃぶりつきたい衝動を抑えていた。
「はっ、あっ、あっ…せっ、せい…ネギ、せん、せ…
ああーーー………」
背筋を反らしたのどかは、そのままゆっくりと脱力する。
手の甲でで唇の端のヨダレを拭い、木乃香の抱擁に応じて唇を委ねた。
「んふふ、このか、このかのここも綺麗だよ、こんなに溢れて」
「のどかも、ピンクのオソソからこんな熱ぅしてやらしいわぁ」
二人の美少女が熱く溢れ続ける泉を互いの舌でぴちゃぴちゃと慰める音と
断続的な女の極みの声はこの夜随分と長い間雑居房に響き続けた。
「ほらぁ、いつまでくっ付いてんね!」
朝、全裸のままぎゅっと抱き合い毛布にくるまっていた木乃香とのどかは
千草の竹刀にたたき起こされた。
「さ、朝ご飯や」
千草は、木乃香にお仕着せを着せると、木乃香一人連れて歩いた。
喫茶店の様なテーブル席に差し向かえに座ると、二人の前に、
こんがりとしたトーストと目玉焼き、フランクフルト、ポタージュのカップスープ、
コーヒー、オレンジジュースが制服のウエイターにより差し出された。
木乃香は、ナイフとフォークを手に首を傾げる。
「使い方忘れてへんやろ?忘れた言うなら手取り足取り教えて差し上げますけどなぁ。
この程度の武器であんたなんかに不覚とるうちでもあらへんで」
「…いただきます…」
毒でも媚薬でもその時はその時だとばかりにバタートーストにかぶりつき、木乃香は涙を流した。
食事の後、家族風呂サイズの湯船に浸かりながら、
木乃香は腰掛けに座る千草をついほーっと眺めていた。
男ならむしゃぶりつきたくなりそうな豊かな乳房、胸だけではない、
普段細身に見えながらそのどっしりと脂の乗った女の迫力、それが決してぶくぶくとしている訳ではない。
「いつまでつこてんね、ずのぼせても沈めて置いてくで」
千草は木乃香を座らせ先ずはその黒髪を洗い出す、
木乃香に任せておいては際限なく擦り剥けるまで体を洗いかねないと言う現実的な要請もあった。
最終更新:2012年01月28日 21:10