277 :G・Pen上の逆襲 ◆dJdsFLhxhM :2008/02/28(木) 03:00:43 ID:clgfYaBB
途中から記憶も何もぐちゃぐちゃになっていた木乃香は、身にまとうものもなく、
周りみんな見張りも来客もことごとく轟沈している会場を当てもなくふらりと抜け出した。
廊下を歩く木乃香は声を聞いた。
それは、近くで軽く開いたドアの向こうから聞こえて来た。
木乃香は何となくその中を覗き込む。
部屋はちょっとした会議室の様で、千草と軍人たちがワイングラス片手に談笑していた。
「この子らか?」
千草が視線を向けた先には、二十歳前ぐらいの青年が三人、軍服姿で立っていた。
「ああ、学校でもトップクラスのエリートだ、卒業して一線に出る前に色々覚えておかないとな」
年かさの軍人がニヤッと笑う。
「そうですか、何れはお偉いさん、立派なもんですなぁ」
グラスを置いて、三人の前にふらりと立った千草が跪きながら言う。
形状記憶合金としか思えない着崩し和服姿の千草を前に、三人はそれぞれ視線を別に向けようとしながら、
事前にある程度聞かされていた期待は到底隠しきれない。
「ククク、こっちもまあ立派なモンで」
中央の青年のズボンと下着を下ろし、ビンと飛び跳ねる前で千草が言う。
「うわっ!」
千草が熱い幹に唇を寄せた瞬間、中央の青年は声を上げ、噴き出した液体が千草の顔に勢いよく飛び散った。
「ふふふ、元気元気」
「う、うう…」
じゅぷじゅぷと口に含みながら千草は色っぽく笑う。
「こう言うのはいかがですか士官様」
半ば崩れた襟元からぽろりと豊満な双つの膨らみが溢れ、既に硬さを取り戻し唾液に濡れ光ったものが
柔らかな膨らみに挟み込まれる。
「うっ、ううっ…」
千草が上下に摺り立てるのを、両脇の二人の青年軍人もヨダレが出そうな表情で見ている。
「ほら、あんさんらも支度しぃな。待ってても当たりまへんえ」
途端に、カチャカチャと慌ただしい音が響き出す。
「ほらほら、みんな立派なヘノコビンビンなって…んんっ…」
「おおっ…」
千草が左手の青年のを口に含み、次の瞬間根元まで吸い付きながらゴクリと喉を鳴らす。
握った右手から溢れた先端からも千草の頬に熱い液体が勢いよく降り注ぐ。
「坊んたち、少しは落ち着きましたかえ?」
ぺろりと唇に舌を這わせながら千草がにっと笑みを浮かべた。
「開始ーっ!」
号令と共に、千草が中央に仰向けに横たわる大きなテーブルの上に青年の一人が乗る。
青年は、にやっと笑う千草の前に少しの間呆然と立っていたが、やにわに両手で千草の胸を鷲掴みにした。
「おっ、おおっ、若いモンは荒々しい事」
乱暴にこね回していた青年は、がばっと乳首に吸い付き、それから顔を埋め頬ずりする。
「くくく、これが恋しいか?いいんやえ、こう言う時ぐらい思い切りお乳甘えなはれ」
しばしその言葉に甘えていた青年は、下の方が辛くなったらしく、和服を押し開いて
千草の下半身に顔を移す。
「そう、そこ、そこや、その逞しいの思い切り押し込むんや」
「は、はい」
言葉通りに実行した青年は、うめき声と共にぎゅっと千草を抱き締める。
豊満な弾力ながら、意外に華奢な抱き心地でもあった。
「んっ、んんんっ…」
だが、人心地つくや、千草はその青年をテーブルに仰向けに寝かせ、
自らの口で彼の急所を清め始めた。
「さすがやなぁ、あれだけ出したんにもう元気になって」
そこに覆い被さった顔ににいっと笑みが浮かぶ。
そのまま、千草は青年の腰に跨り唸り声を上げて自ら貫いた。
「ほらほら、坊んらも、見てないで来たっていいんやで」
そうしてテーブルに乗った残り二人も、千草がその手と口で散々に翻弄し欲望を弾き出す。
「んっ、んんっ、んっ…」
千草が、既に飲み干した後にまだ口に含んだものを口全体で刺激する。
その間に、テーブルに仰向けになった男が千草の腰の下で欲望を解き放ち最後の痙攣を伝える。
じゅぽんと口から抜いた千草は、そのまま唾液に濡れ光り硬直を取り戻したものに尻を向け、待つ。
「おっ、お…」
千草の背後で、どっしりとした腰を抱えた青年は豊かな尻に叩き付ける音を響かせ貫いた。
うめき声を上げた千草は、ぺろりと唇を嘗め、目の前に現れた新たな男を口にした。
「んっ、んんっ、ん…」
千草は、逞しい男に塞がれた口から声を漏らしながら、三人目の男を手掴みにしていた。
パン、パンと勢いよく千草の尻に叩き付けていた青年の動きが止まり、彼はうめき声を上げて目を閉じた。
「ようけまぁ、ため込んだもんや。ようよう悪い遊びも出来んように行き届いてんですやろなぁ」
先ほどまでテーブルの上に四つん這いになり、
上と下の口に何度もねじ込まれながら獣じみた声を響かせていた千草が、ぬるりと濡れた後れ毛を分けて言う。
その周囲には、三人の若者が最早全裸になって伸びていた。
「どうだった?」
「堪能させてもらいましたわ」
「まだまだ若造に負けはせんぞ」
「ほな、先にお風呂使わせていただきますわ、これでお相手失礼ですさかいな」
「うむ、すぐ行くからな」
それを見ていた木乃香は、ふらりと会場に引き返す。
深夜、雑居房のベッドに横たわる千草は、もそもそとした気配に気が付いた。
「な、何してるんや?」
気が付くと、そこには木乃香がいた。
「千草様、将校様たちのご接待、お疲れ様でした」
木乃香は、はんなりとした口調で丁重に言った。
「何や、見とったんか。ま、一応囚人やしな。あれぐらいの事はせなあかん言う事や」
ふんと鼻を鳴らした千草は、次の瞬間目を見張った。
「ん、んんっ…」
唇を奪われ、舌の侵入を許した千草の頭脳は、即座に噛み切るべきと判断していた。
それが、彼女の実戦経験だった。
だが、出来なかった。目の前の木乃香の睫が、何より、口の中を暴れながらしっとりと絡み付く感触が
それをさせなかった。
「んっ、んんー…」
木乃香の顔を両手で挟み、力ずくで引き離した千草は、はーはー息を吐いていた。
「な、何を…」
目をしばたたせる千草の前で、木乃香はにっこりと笑みを浮かべていた。
そして、もう一度、静かに唇を重ねる。
間近で見た木乃香の瞳から漏れる妖しい輝きに、千草は言葉を失った。
「ち、ちょっ…」
その間に、木乃香は寝間着代わりのお仕着せの前を開いていた。
「大きいお乳、このお乳、男はん喜ぶんやなぁ」
すりすりと頬摺りしながら木乃香が言う。
「な、何してん…んんっ…」
頼りないぐらいにふわふわと千草の膨らみを揉む手つきに、はんなりと刺激された千草が思わず声を漏らした。
「ああっ」
「ん、んんっ」
千草の乳首に吸い付いた木乃香は、千草の喘ぎを聞きながら無邪気な表情でそれを吸う。
「やっぱり、千草はんもお乳気持ちいいんやなぁ」
「なっ…つっ…」
木乃香の手はためらいなく裾を割っていた。
「千草さん、千草さん綺麗、すごく綺麗、ここも…」
「やっ、やめぇ…そこ…はうっ…」
「オマメこんな熱うなって、とろとろ溢れてやらしいなぁ」
「いい加減に…ひっ!…」
文字通り急所を掴まれた事に今更気付いた自分の間抜けさ加減を千草は痛感した。
信じられないと思いながらも、痛みとは別の意味で連続して頭の中が真っ白になった。
その間に、木乃香は千草の裾を割りながら、豊かな黒髪をかき分けてそこに顔を突っ込み、
それと共に千草が本格的な悶絶を開始した。
「こっ、これはっ…」
情報を得て監獄に踏み込んだ高畑、ドネット、真名は、その異様な状況に言葉を失った。
囚人も看守も兵士も、そのことごとくが至福の笑みを浮かべながら真っ白な灰となって燃え尽きていたからだ。
「おいっ」
先に進んだ真名が、扉の開いた雑居房のベッドに上っていた。
「彼女は?」
ドネットが尋ねる。
「恐らく、天ヶ崎千草。直接ではないが戦った事がある」
「…えへらえへらえへら…」
「一体、何があったんだ…」
丸裸のボロ雑巾と化した千草を前に高畑が息を呑む。
「馬鹿な奴らだ」
後に報せを受けたエヴァは鼻で笑った。
「昔から連中の存在意義は高値で血筋を売りつける事、
その血筋を時々の権力と結びつき生き残るために連綿と磨かれて来た術の数々、
今でこそ直接修めるものではなくなっているが、ありとあらゆる習慣に染み付いている。
その上あの素質だ、そこらの馬鹿が手を出してどうにか出来るものか」
魔法世界、とある宿場町。
「そこのお人」
旅の商人が、フードを被ったローブの少女に声を掛けられた。
「うち、今夜泊まる所あらへんね…」
商人は、フードから覗く艶やかな黒髪と、その瞳が放つ妖しい光に取り込まれていた。
「あっ、ああっ、あっ…」
その夜には、バスルームで既にたっぷりと極楽を味わった商人が仰向けに横たわるベッドの上で、
華奢な程の少女の白い裸体が、商人の腹の上で男をくわえ込み軋みを上げていた。
彼は、過去の旅の中でかつてない極上の体験をしていた。
抱き締めたら折れそうな程に脆さを感じさせながら、どん欲な程に男、快感を貪り
その白い裸体を時に激しく、時に優美に動かす。あらゆる仕草が男に快感を与える様に仕向けられ
豊かな黒髪が跳ね得も言われぬ芳香すら満ちて来る。
「おおおっ」
「はああっ」
ピンと裸体を反らせ、自らの体の内に男の欲望を受け止めた少女、木乃香は
ぐったりと商人に覆い被さり、薄目を開けながら迷わず唇を捧げた。
早朝、木乃香は、精根尽き果ててベッドに伸びた商人を宿に残し、
もらうものはもらって街の通りを歩いていた。
だが、ちょっとした疲れに気を取られ、
気が付いた時にはピピピーッと言うホイッスルと共に制服の警察官に取り巻かれていた。
「ち、ちょっ、待ってえなっ、嫌あっ!!」
留置所で、木乃香は静かに時を待っていた。
異常な監獄に比べると近代的な、静かすぎる空間だった。
「テロリストに脱獄に違法売春…死刑やろな…」
ぽつりと口に出し、バッとその身を抱く。
「出ろ」
「アスナ?ネギ、君?」
連れて行かれた先には、見慣れた顔ぶれが揃っていた。
「よかったー、このかも助かったんだー」
「このか、お待たせ」
のどかとハルナもいる。
「これ、どう言う事なん?」
「このかさん、欠席裁判で奴隷身分の刑が確定して売りに出されていたんです。
それで、仕方がないから僕が全員買い取って、逃亡してたこのかさんだけ確保待ちだったんです」
「ファイトマネー全部ぶっ込んでねー、間に合って良かったわホント」
ネギの説明に朝倉が付け加える。
「お嬢様」
「せっちゃん?………………………………
うわああああーーーーーーーーーーん」
ガバッと木乃香は跳ね起きた。
周囲を見回す。森の中のキャンプ。ネギも明日菜もすぐ側で眠っている。
「そうや、うち、助かったんや」
木乃香ははあはあ息を切らせて呟いた。
べっとりと全身を濡らす汗に耐えられず、木乃香は近くの泉に足を向けていた。
生まれたままの姿になった木乃香を星明かりが照らす。
木乃香は泉の中に進み、ぴちゃっと水をすくう。
「…少し、お乳大きうなった?…」
木乃香は「男に揉まれて大きくなる」とクラスでの馬鹿話を思い出しぶるりと震える。
だが、その掌で胸を掴んだ時、既にピンと硬く尖った乳首からしびれる程の感触が伝わった。
そう、まだこんなお子ちゃまの胸を掴まれ乳首すら吸われ、その上…
「う、嘘や…」
下半身に伸びた手にぬちゃっとした感触が伝わり、木乃香は震える声で呟く。
男たちに女たちに取り囲まれ、嘲笑され、触られ、嘗められ貫かれ汚された。
「い、嫌や、嫌や、うち、助かったんや、嫌や、嫌やったのに…」
だが、その手は止まらなかった。刺激を求めてはみ出す熱く尖った肉に指向かうたびに全身が震え、
夜の泉にくちゅくちゅと嫌らしい音が響く。
「はああっ…」
左手はすっぽり収まる乳房をぎゅっと握り、もっと柔らかく刺激しようとする。
「んくっ、ん…」
ぎゅっと身を縮めた木乃香が、ハッとして振り返った。
目を見張り、呆然と突っ立っていた刹那の口元がふっと歪んだ。
最終更新:2012年01月28日 21:15