27スレ163

163 :Z-xp03 :sage :2007/07/20(金) 07:03:51 ID:QVhGa32p(5)


人里離れた山の中、一人で修行をするくの一がいた、彼女の名は長瀬楓。
わずか15歳で甲賀忍者中忍であり、龍宮とも互角に渡り合う実力者である。
毎週土日は山に籠って一人で修行に明け暮れているのだが、今日は違った。
彼女の担任の魔法使い・ネギ・スプリングフィールドも一緒なのである。
一度エヴァとのことで偶然来たことはあったが、それ以来となる二人での山篭りである。

「それにしてもネギ坊主、修行に参加したいとはどうしたんでござるか?」
「いえ、今日は師匠に言われて別の人に修行を付けてもらえって言われて。」
「うむ?エヴァ殿はどうかしたでござるか?」
「いえ、麻疹に掛かったので隔離するって茶々丸さんに言われて・・。」
「なるほど・・。」

予防接種をしていないので麻疹に掛かったエヴァ。
自分を隔離した上で別の人物に修行を付けてもらうように、茶々丸を通して言いつけたらしい。

「とは言ってもやることはこの前と一緒でござるよ?」
「えぇ、構いませんよ。」

二人は前回と同じ場所にテントを張ると、さっそく夕食の食材集めに出かけた。
楓はクナイで魚を獲り、ネギは崖を登ってキノコを取りに行く。
やがて食材も集まって夕食を済ますと、これも前回同様二人でドラム缶風呂に入ると早々と眠りについた。
しかし楓は何故か妙に目が覚めて眠れなかった。

(うむむ・・いつもならとっくに寝ているのに・・。)

理由は分からないが、妙に気分が高揚している。
ふと隣で寝ているネギを見ると、気持ち良さそうに眠っている。
その寝顔に笑みを浮かべると頬を指で軽く突いて遊ぶ。
何だか楽しくなってきて突き続けるとネギが声を出す。

「うぅ~ん。」
(しまった!起こしてしまったでござるか?)
「うぅ・・ん・・・。」

どうやら寝言で済んだようだ。
ほっと息を吐く楓だが、再びネギの寝言が耳に入った。

「うぅ・・明日菜さん・・ゴメンなさい。」
(おやおや、夢でも明日菜殿とケンカでござるか?)

いつものことだと言うように微笑んでネギの寝顔を覗く楓。

「あぁ・・師匠・・そんなに血を吸ったら・・。」
(今度はエヴァ殿でござるか、一体どれだけ吸われていることやら。)

発言と寝苦しそうな表情のマッチが面白くなって再び頬を突き始める楓。

「ダ、ダメです、木乃香さん・・先生と生徒でそんな・・あぁ!刹那さんまで!!」
(ちょっ、何の夢でござるか!?)

さすがにこの発言には少々驚いたのか、頬を突いている指を止めてネギの顔を見る楓。
しかし楓は、それ以上の発言が待っているとは知る由もなかった。

「えっ・・。」
(こ、今度は何でござるか?)
「楓さん・・・僕も好きですよ・・。」
「!!?」

そう言って満面の笑みを浮かべるネギを見て、楓も顔を真っ赤にして目を見開いた。
思わずテントから出て辺りをしばらく走り回り、戻ってきたときには疲れきって息を切らしていた。

(はぁ・・はぁ・・ネギ坊主・・いきなりあの顔は反則でござる・・しかも拙者のことが好き・・。)

思い出してまた顔が熱くなってきたので思わず川に飛び込んで頭を冷やす。
どうせ汗を掻いていたのだからと服を着たまましばらく川を泳ぐ。
ある程度落ち着いてテントの前に戻ると衣服もサラシも取って火を起こして乾かす。
普段なら寮に戻るまで洗濯しないのでこんなことはしないが、今日はやってしまった。
よって代えの衣服も無いので、持ってきた大きめのタオルを体に巻いてテントの中に入る。

「ふふ・・楓さん・・。」
「ふぅ・・ネギ坊主・・。」

テントの中では相変らず自分の夢を見ているのか、名を呼びながら満面の笑みを浮かべるネギ。
楓はこれまでの自分の行動から、さっきからある高揚感の理由に気づいた。

「どうやら・・拙者もいつの間にかネギ坊主のことが・・。」

今まで色恋など経験したことも無いので最初は分からなかったが、今なら分かる。
のどかやまき絵、あやかがネギに抱く自分と同じ感情を。
そして気がつくと楓はタオルを外し、生まれたままの姿でネギの上に四つん這いになっていた。
そのまま幸せそうな寝顔のネギに顔を近づけ、やがてその距離がゼロになった。

「ん、んん~。ふぁ?・・か、楓さ――ふむぅ!?」

ネギが息苦しくなって目を覚ますと目の前には薄っすらと目を開いている楓、おまけにその楓は自分と唇を重ねている。
離れようとしたネギの頭を掴んで自分に引き寄せる。
突然の状況に現状を理解出来ないネギはされるがままに楓に舌を絡め取られる。
楓はまるで餌に食いつく飢えた動物のようにネギの舌を一方的に絡ませ、唾液を啜る。

「ん~~~ぷはぁ!はぁ!はぁっ!」
「はぁ・・ネギ・・坊主・・。」
「えっ、ちょっ、楓さん!?ひゃはっ!」

息つく間もなく続く楓の愛撫。
シャツを捲られて首元や鎖骨に真紅の痕を付けられ、乳首を舐め回される。
普通なら立場が逆だが、こういう知識はあっても経験の無いネギを襲っているのは楓。
忍としてこういうことも教え込まれた楓にとって、自分の好きな殿方と行為に至ることはそれほど不思議な状況には思えなかった。
とは言えネギにとっては何が起きているのかすら分からないこの状況、楓はほぼ暴走気味に行為を続ける。

「んっんっ、ネギ坊主・・!」
「ひゃぅ、楓さん・・や、やめ・・ひぅ!?」

ネギが反論する前に楓はネギの股間の張り詰めた部分に手を伸ばした。
いきなりそんなところを触られてネギの言葉は止まるが、楓の手は止まらない。
脇腹を沿って舌を這わせつつ空いている手でズボンのチャックを下ろしてネギのモノを取り出す。

「はぁ・・ネギ坊主の・・んっ。」
「ふぁっ、ああぁ!?」

頬を赤く染めて声を漏らすネギの顔を上目遣いで見ながらネギのモノを口に含んでいく。

ネギも今までそこでは感じたこと無い感覚に思わず声を上げる。
しかしそこはネギと楓以外は人はいない山奥、唯一聞いている楓は夢中でネギのモノにしゃぶりついている。

「んぶっ、んんっ、ぷぁ、はぁ、んむ、ぐっ。」
「ひゃあぁ、か、楓さん、やめて、何か来っ・・・うわあぁぁ!!」

初心者のネギにはやりすぎではないかと思うくらい激しく舐め回す楓、自分の持てる技術も相まってネギはあっという間に絶頂に達した。
ネギのモノは大きく脈を打ちながら楓の口内へ精液を流し込み、楓もそれを余すことなく飲み込んでいく。
尿道にも残った分も吸い終わると楓は精液を口の端から垂らしながら体を起こす。
そしてその目に飛び込んできたのは息を切らしながら目元に腕をやって泣いているネギの姿だった。

「ネギ坊主・・。」
「楓さん・・何で・・こんなこと・・・。」
「それは・・ネギ坊主が拙者のことを好きと・・寝言で言っているのを聞いてつい・・。」
「だからって・・・酷いですよ・・こんなの・・僕の好きな楓さんじゃありません!」
「!!?」

ネギの言い放った言葉に目が覚め、自分がやっていたことの愚かさにようやく気づいた楓。
忍たる自分が欲情に溺れ、自分の好きなネギにこんなことをしてしまったことに悲しくなってなってきた。

「・・ごめん・・なさい・・。」
「・・・?」

楓の声が急に変わったのでそちらを見ると、楓は目がほんの少し開いたまま子供のように泣きじゃくっていた。
力なく座り込んで目元を握り拳で擦りながらネギに「ごめんなさい」と何度も謝る。
その様子はまるでネギよりもずっと年下の女の子のようだ。

「楓・・さん・・。」
「ごめんなさい・・ごめんな――。」

謝っている最中に唇が温かくなったと思ったら、先ほどとは逆にネギから唇を重ねて来ていた。
突然の事に思わず目を見開く楓。
ネギはそっと唇を離して楓の首周りに手を回す。

「楓さん、楓さんのしたことは確かに悪いことです。
でも・・ちゃんと互いの気持ちを伝えていれば・・こういうことにはならなかったと思います。」
「ネギ・・坊主・・。」

少し落ち着いたのか、いつも通りの口調で喋る楓。
ネギは楓の顔を正面から見ると目を合わせて話し始めた。

「楓さん、僕は先生として言ってはいけないとは思いますけどあえて言います。」
「・・・。」
「僕は・・楓さんのことが好きです。」

ネギの告白に楓もネギをしっかりと抱き締めて答える。

「拙者も・・ネギ坊主のことが好きでござる・・。」

そう言ってきつく抱き締めるのはいいが、ネギの顔は楓の胸に挟まれて埋もれ、さっき絶頂に達したモノも再び硬度を取り戻してきた。
楓の腹部にもそれは当たり、楓はそっとネギを解放する。
ネギは視線を泳がせながら楓に尋ねた。

「あ、あの・・楓さん、良ければもう一度・・その・・最初からやり直しません?」
「・・ふっ、ふふふ、ネギ坊主、拙者も同意でござる。」

互いの気持ちをちゃんと知った上で二人は行為をもう一度やり直すことにした。
さっきまでの楓が一方的にするのでは無く、今度はネギからも楓に愛撫をする。

「んっ、ちゅっ、ちゅるっ、ふぅっ、むぅん。」
「はっ、あっ、ネギ坊主、そんな・・激しく擦っちゃ・・。」

ネギは股間のモノを楓の性器に擦りつけながら、赤ん坊のように夢中で楓の胸に吸い付いていた。
両方の乳首を交互に吸いながら揉みしだき、指で先端を転がす。

「んっ・・ネギ坊主は大きい胸が好きでござるか?」
「いえ・・僕が好きなのは・・楓さんの胸です・・。」

恥ずかしがりながらもそう言うネギに、楓は微笑んで指を一本舐めるとそっとネギの尻に持って行き肛門に差し込んだ。

「あうぅ!?」

突然の違和感に声を上げるが、楓の指は奥へ行き、ネギの前立腺を刺激する。

「やっ、はっ、あぁっ、楓さん・・そんな・・もっ・・出ちゃ・・。」
「おやおや、もうでござるか?しからば・・。」

楓は指を抜くとネギを座らせ、自分が屈むと胸でネギのモノを挟んだ。
しかも滑りが良くなるようにと唾液を垂らしつつ扱き始める。

「うわっ、楓さん、凄い・・・柔らかくて・・温かい・・。」
「ほら、ネギ坊主、いつでも出していいでござるよ。」
「うっ・・はい・・・うん・・っあぁっ!」

楓の胸の中で今日二度目の射精に至るネギ。
顔や胸がネギの精液に塗れ、それを指ですくって舐め取る楓。
そろそろ自分も欲しくなって来た。

「ネギ坊主・・次はここの中に・・。」

そう言って仰向けになって足を開けて、自分で性器を広げる楓。
そこはすでに愛液で溢れ、愛撫無しでも十分だった。
それを見て今絶頂に達したばかりのネギのモノはあっという間に硬度を取り戻す。

「は、はい。」

生唾を飲み込むと逸る気持ちを抑えながら楓が開いている箇所に自分のモノを押し付ける。
そのまま腰を突き出して先端を少しずつ楓の中へと導いていく。

「んっ、くぅ・・。」
「ふっ、うぅん・・・あはぁぁ!」

先端が全部埋まると同時に残った分を押し込むと楓は声を上げて仰け反る。
しばしその感覚に耽っているネギ、楓はそんなネギの背中に手を回して耳元で一言言う。

「ネギ坊主・・好きなようにしていいでござるよ・・。」
「はい・・じゃあ・・動きます。」

楓の言葉でスイッチが入ったのか、最初から勢い良く突き始めるネギ。
楓も予想外の行動に背筋に一気に快感が走る。

「ひゃあっ、あっ、あん!ちょっ、ネギ・・坊主、激・・し・・。」
「ごめんなさい、でも・・止まんないんです。」

経験の無いネギにすれば当然のことだが、楓もネギとの行為に夢中になってすっかり忘れていた。
体を突っ走る快楽に自然と手に力が入ってネギの背中に爪を立てる。
ネギが突く度に愛液が飛び散り、楓の声が上がって爪がネギの背中に食い込む。
しかしネギはそんなことを気にせずに突きながら楓の胸にしゃぶりつく。

「あぁ、うぅ・・ん・・あっ、あっ、あっ!」
「はぅ・・むぅん・・ちゅ~・・ぷはっ、ん・・。」

胸と性器からの刺激で頭がぼんやりしてきた楓。
これまで訓練としてやってきてはいたが、こんなに気持ち良く感じたのは初めてだった。
ネギをもっと求めるように足を絡ませ、ネギを自分に引き寄せる。
その結果ネギのモノが奥まで届いて自分の首を絞めているとも考えられなかった。

「はぁ、奥まで・・来てる・・もっと、もっと突いて、あん、やっ、あはぁ!」
「あっ、楓さん、楓さん、楓さん!」

楓の名前を何度も呼びながら注挿を続けるネギ。
やがて互いに限界は訪れる。

「あっ、また・・来る・・楓さん、また・・あぁ!」
「だ、出して、中で、奥にたくさん・・出すで・・ござる。」

楓の言葉にネギはスパートを掛ける。
激しさを増したネギの腰使いに酔いながらしっかりとネギを抱き締める楓。
ネギも楓にしっかりと抱きつき、最後の一突きを最奥に突き込んだ。

「ひいぃ!あっ、ダメ、イ・・ああぁぁぁ!!」
「うぁ、キツッ・・あぁぁぁ!!」
「あ、出てる!ネギ坊主のが・・たくさん・・。」

楓が絶頂に達したと同時に襲ってきた締め付けがとどめとなってネギも楓の中に3度目とは思えないほど射精した。
ネギは射精が終わると、息を切らせながら自分のを引き抜き、そのまま楓の隣に倒れこんだ。
膣からは、ネギの精液の量を知らせるように逆流してテントに垂れていく。
楓はそれを何本かの指に絡ませて取ると、ネギの目の前にそれを持ってきた。

「ネギ坊主・・たくさん出たでござるな・・。」
「はぁ・・はい・・。」
「ネギ坊主、両想いとなったからには拙者、忍としてネギ坊主のために尽くすでござるよ。」
「楓さん・・・。」
「既成事実もあるでござるからな・・。」
「え?今何て?」
「ふふふ、何でも無いでござる・・。」

そう言って楓は指に絡ませたネギの精液を舐め取る。
翌日の日曜日、二人はまるで盛った動物みたいに暇があっては交わっていたとかいないとか。
なぉ、2ヵ月後にネギは楓に来るべきものが来ないと宣告されたそうな・・・。

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最終更新:2012年01月31日 12:03
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