702 :G・Pen上の麗奴 はじまり :sage :2007/11/12(月) 02:16:02 ID:k4qqmgp3(8)
「ぎゃあああああっっっ!!!」
亜子が、青年ネギの腕の中でエビの様に体を踊らせて絶叫した。
「な、何?…首輪?」
「魔力でイカズチ流してる!」
青年小太郎が叫ぶ。
「奴隷用の魔法拘束具、知らねぇのか?」
咬ませ犬Aが歯を見せて言うと、亜子が再び悲鳴を上げた。
「やめて下さいっ!」
「じゃあ、大人しくするんだな優男」
「駄目や、外れへんっ!」
夏美の首輪に取り付いた小太郎が叫ぶ。
「小太郎君?」
「おー、いてっ。知り合いかよ?
奴隷が強盗団呼び込んだって言ったらブチ殺しても表彰モンだからよぉ…」
「大丈夫、コタロー君?」
「んなん、屁でもないわ、たたた…」
強がっていても声は歪んでいた。
ネギも小太郎も全身ズキズキと痛む。
アキラと夏美と亜子が悲鳴を上げて飛び跳ねるのを改めて見せつけられた二人は
思う存分タコ殴りにされた上に真っ暗な地下室に放り込まれ、
床に立つポールを背負う形で後ろ手錠を掛けられていた。
同じ地下室から繰り返し少女の悲鳴が響いて来る。
「くっそっ…」
小太郎が押し殺した様に言った。
「よおー、実はこんなガキで先生なんだってなぁ」
咬ませ犬Aがネギの頭を掴んで揺らした。
「世間知らずの坊やに、これから大人の世界って奴を教えてやっからよぉ」
「んっ、もがっ!…」
「暴れるなよ、暴れたら可愛い生徒がビリビリだからよぉ」
三人がかりでネギと小太郎の口に布切れを押し込み、その上にテープを巻き付けた。
どうやら、二人が押し込まれたのはかなり広い地下室の隅らしい。
地下室の中央にカクテルライトが当たり、ステージの上に立つ長身の女性が映し出される。
ステージの中央には、所々穴の空いたH字鋼が突き立っていた。
漏れたライトが、ステージ周辺でにやにや笑う咬ませ犬三人の姿を見せる。
学園祭の龍宮を思わせる覆面ヴェールにマントの女性は、ムーディーな音楽と共にヴェールを取る。
それは、果たしてアキラだった。
ヴェールを捨て、マントを床に落としたアキラが踊り出したのはベリーダンス。
衣装もそのためのブラとヒップスカーフ、ネギも小太郎も、この異様な雰囲気、
そんな中でスカーフから覗く健康的な太股に引き込まれそうになっていた。
しかし、それは健康的にただのベリーダンスではなかった。
「んんんっ(あわわっ)」
スカーフが落とされ、きわどい黒のTバック紐パン一枚の下半身が露わにされる。
そのなまめかしい腰つきがネギの心拍数を上げたぐらいだから、
ぽーんとブラが投げ捨てられた時には心臓が止まりそうな錯覚すら覚えた。
ネギはぶんぶんと頭を振るが、腰から全身に、なまめかしく体をくゆらせる、
そのたびに長身に負けぬ豊かな膨らみがぶるぶると揺れる、頂きで小さな蕾がとがっているのを見逃せない。
ステージに尻を着いたアキラが、にゅーっと長いおみ足を上げて横に倒す。
それが何度か繰り返され、それに合わせて全身がくまなく照らされる。
実に柔らかい体、広々と豊かな面積を誇る白い肌が生暖かい照明の下ほとんど全裸で蠢く様は
まだこの二人には異様でしかない、異様でしかないが、だからこそ目を離せない。
丁度一回転し、脚を閉じて紐を解いたショーツを投げ捨て、どこか物憂げな表情で大きく脚を開いた
アキラの目の前で三人が口笛と歓声を上げた。
パッと地下室全体に照明がともる。
一瞬きょとんとしたアキラの目が見る見る見開かれる。
「いやあああっ!!」
アキラが、どこか諦めた表情を浮かべていた顔を見る見る紅潮させ、
物静かなアキラからは信じられぬ絶叫を地下室一杯に響かせて必死に腕を前に出すが、
鍛えられた両腕であってもそれで隠すにはその肉体は余りに伸びやかに育っていた。
ついこの間までは子供に裸を見られても何と言う事は無かった。
しかし、無理やりにでも自分が女、暴力的な欲望の対象である事を自覚させられた今は話が違っていた。
「役得役得ってな」
咬ませ犬Aが、ニヤニヤ笑いながら必死に好奇心と闘い目を背けようとするネギに近づいた。
パッと空中に画面が映し出される。
映し出されているのはアキラの顔面のドアップ、音声こそないが、一心に顔を揺らし、
口から男のものを出し入れしているアキラの顔が、裸の鎖骨の辺りまでハッキリと見える。
カメラが引き、横から撮影されているアキラは、そうやって口に突っ込まれながら
尻を抱えられバックから激しく責められ腰を使っている。
その、男女の一番のタブーが繋がっている所への好奇心、
なまめかしくも激しい、質感のあるヒップの動き、
普段は大柄で頼もしいアキラが全裸でいじめられているその事自体、ネギの目を釘付けにしてやまない。
「いやああああっ!ネギ先生小太郎君見ないでえっ!!」
ネギがハッと我に返る。チラと隣を見ると小太郎もばつ悪そうに見えた。
美しい黒髪がいつしか顔から胸からにまとわりつく程に乱れ飛び、
すんなりと、しかし鍛えられた長身がのけぞりながら伸びやかに上下する。
それに負けぬ程に豊かに実った二つの白い膨らみ、頂きに可憐な蕾をとがらせて質感たっぷりに揺れ動く。
目を閉じてそれを受け容れるアキラの、あえぎ声すら聞こえて来そうな表情。
自分を恥じながらも、ネギの閉じたまぶたにすら白く浮かび上がって消えない。
「これが女奴隷の本業みたいなもんだ。
アキラちゃんが他の娘に手を出さなければ自分は好きにしていいって言うからよ、
ま、俺らもあんなチビガキは好みじゃねーから毎日遠慮なく中出氏で楽しませてもらってけどな。
今でこそエロエロのヤリマンだけど最初はなかなか刺激的だったぜ」
咬ませ犬Aの言葉を前に、
「ひどい…」
ネギの声が震える。そこに、自分のやましさを隠す意図がなかったと言えば嘘になる。
ステージの上では、アキラが顔を覆って泣き出してしまっている。
いくらネギの知識が乏しいとは言っても、あの気丈なアキラが小さな女の子の様に泣き出してしまった。
されている事を見ても、想像を絶する屈辱なのだろうと言う事は分からない筈が無かった。
「一応違法って言ってもよ、高い金で自分を売り込んだ奴隷ちゃんだからな。
自分を自由にさせるキーを男に売り渡してんだ、こう言う事になるってのは常識よ。
それに、これで結構楽しんでんだぜ」
そう言って、咬ませ犬三人がステージに上った。
「何をするんですかっ」
ネギが叫ぶ。
「黙って見てろって」
僅かに抵抗したアキラだったが、見る見る内に乳房を絞り出す様に胸を縛り上げられ、
座らされた状態で胸を縛った縄がH字鋼の柱に柱の穴を通して縛り付けられる。
咬ませ犬Aがコントローラー光球を光らせる。
「あっ、い、いや、それだけは、いや…」
「口答えしてんじゃねーぞ、これ好きなんだろビッチ」
「お願いです、それだけは、みんなの前で、お願いです、それだけは、寝室で…」
「うるせーっつーの」
アキラの首輪の鍵が光を放つ。しかし、今度はピンク色の光だった。
「あっ、いや、いやっ…ひゃうううんっ!」
指で背中を撫でられたアキラが甲高い声を上げ、ネギと小太郎がぎょっとした。
「ほらほら、色っぽい声出すから、先生と犬がお目々まん丸くしてるぜ」
「な、何を?」
「奴隷キーなんてよ、ちょっとした違法改造で買い取り金額以上のお楽しみって、
これ、奴隷飼いの常識よ。
さ、かぶりつきgoかぶりつきーっ!」
「お、おいっ、やめ…」
ネギと小太郎が拘束されていたのは、中央にポールが立つ台車の上だった。
台車のタイヤロックが解除され、ステージの上に座らされたままH字鋼の柱に縛り付けられ
手を使って解く余裕もなくその場を動けなくなったアキラの真ん前に台車が再び固定された。
ネギと小太郎は、ほとんど儀礼的にアキラから顔を背ける。
「始まったぜ」
咬ませ犬たちがニヤニヤ笑い合った。
「アキラさん、大丈夫ですかアキラさんっ!」
朦朧とする意識の中で、ネギの声がハッキリと響く。
「アキラさんに何をしたんですかっ!?」
閉じられなくなった口からよだれを溢れさせ、ユデダコの様な顔。
豊かな胸を上下させながら荒い呼吸を続ける。
尋常ではないアキラの様子にネギが悲痛なほどの声を上げた。
「すぐによくなるって、すぐにすっごくよくなるって」
咬ませ犬Aの言葉に仲間が爆笑した。
今までは、見知らぬ男、これは夢、これはゲームだと考える事も出来た。
だが、ここで負けたら全ては終わる。
目の前の純真な子供先生の全信頼を裏切り、人としてすら見てくれないかも知れない。
それでも、知っていた。この全身を走るうずき、焼ける様な熱感に逆らう術はないのだと言う事を。
「ひゃああああ!!らめっ、らめええっ!!!見ないでネギ先生小太郎君見ないで…
ああだめ、だめだめあっ、ああっ、あーーーーー………」
「アキラさん…」
白い頬を紅潮させ、息を切らせながら前を見ていたネギがようやく我に返る。
もがき苦しんでいたアキラが、やにわに両手を恥ずかしい所に突っ込んで動かし始めた。
少し楽になった様だったが、すぐに又物凄い声で、聞いた事の無い声で叫びだした。
それは、凄く刺激的な声、エッチな気分になる声。
一際甲高く、まるで森で聞いた獣の様な声で叫んだアキラは、
頼もしいほど大柄な、異常なほど汗にまみれた全身をピンと突っ張らせて、ぐったりしてしまった。
「今日は一段と激しかったなー、えー」
咬ませ犬Aの言葉に、全てを忘れて余韻にまどろみたかったアキラがギクリと振り返った。
「おらー、イク時はイキますご主人様って、まだまだしつけが足りない様だなー、んー」
「ご、ごめんなさいっ!いっ、いやっ!やっ、許してっ!!」
咬ませ犬三人が背中の鉄柱を背負わせる形でアキラに後ろ手錠をはめ、ネギと小太郎の目の前で
その長い脚を力任せに限界まで開ききった。
それは、英国紳士として、いや、人として見てはいけないものだと言う事は分かっている。
しかし、咬ませ犬Aに髪の毛をつかまれ、囁かれたネギは直視せずにはおれなかった。
両手で持ち上げる程の重石つきの拘束靴が用意され、アキラの美しい脚はネギと小太郎の目の前に
一番恥ずかしい姿を晒したまま拘束された。
「おーおー、本気汁ドロドロって、子供せんせーの前でオナッだのがそんなに刺激的だったのかー、んー?」
「いやっ、いや…」
「ほらっ、しっかり見てろよ。すげえだろぐちゅっ、ぐちゅっ、てよ」
何度か目の当たりにし、英国紳士として速やかに記憶から抹消しようとした女性の一番デリケートな所が
今また目の当たりにされている。
それは、まるで何か生き物の様に粘液を吐き出しながらうごめいている。
正直気持ち悪いと言う所と、それでも女性の一番大切な所と言う神秘性、
何より女性に対する最大の冒涜だと言う罪悪感がネギの中で複雑に葛藤する。
「あんなんじゃ足りないだろ、アキラ」
咬ませ犬Bがアキラの前に移動した。その手には黒光りするバイブが握られていた。
「ほら、ああ言う淫乱女にはな、ああやって男のでっかいのぶち込んでやったら
又ひいひい言って喜ぶんだぜ。いや、ホントだって、なぁ」
「はああっ」
ヴーンとモーター音が響く。そこにバイブが差し込まれると、アキラは再び悩ましい声と共に背筋を伸ばした。
元々、理解力と言う点ではこれ以上無いネギである。ぐちゅっ、ぐちゅっと音を立てて出し入れされている様、
男の言葉、そこから、ある一つの結論、男女のある一つの形態の疑似行為であると言う所に至るのに
時間は掛からなかった。
「また、ここが一番敏感な所だから、しっかり可愛がってやるんだぜ」
バイブについた小さな鈎がそこをこりこりといじり始めると、アキラの声が再び甲高いものになった。
それに調子に乗った咬ませ犬Bの手が猛烈なスピードを帯び、さっきから妙にネギの脳を刺激する粘着性の音が
いよいよもって激しくなる。
「やああっ、だめっ、だめ…やあああっ!!」
「おっ、スプラッシュ来たスプラッシューッ!!」
ネギと小太郎は、もう何かを考える事も出来ず、
透明な液体を噴射してぐったり脱力したアキラから目を離せずにいた。
「ひっへっへっ、お漏らしじゃないぞ、レディに失礼だからな。アキラちゃんが好き者の淫乱ってだけだからな」
「ゆーなさんっ!?」
ネギと小太郎は拘束されたまま、咬ませ犬に首輪の鎖を引かれながら現れたメイド姿の裕奈を見て目を丸くする。
「どうして?だって、リストには…」
「ああー、ピストル持って忍び込んで来たこそ泥よ。
保釈金保証会社のルートで奴隷契約したのを、俺様が買い取ったって訳だ」
「あー、ネギくんだー」
裕奈があっけらかんと言う。おかしい、いつもの脳天気とは異質なものがある。
咬ませ犬Aがごにょごにょと耳打ちし、頷いた裕奈がネギと小太郎に近づく。
「さー、脱ぎ脱ぎしましょーねー」
裕奈が朗らかな口調で言って小太郎のズボンに手を掛ける。
「や、やめいおいっ!」
「ち、ちょっ、裕奈さんっ!どうしたんですかっ!?」
ネギが顔を真っ赤にして叫ぶ。絶対におかしい。それだけではなく、
今自分にそれをされては絶対に困る事情があった。
「くくくくく、おいおい、エロ教師釘付けになってんぞー」
ブラウスのボタンをほとんど半分しか止めず、てきぱきと小太郎のズボンと下着を脱がす裕奈の胸元から、
事実ネギは慌てて目を反らした。
裕奈は、にこっと淫靡な笑みを浮かべてネギの元に這い進み、作業を始めた。
「わあー、ネギくん、いっぱい出したでしゅねー」
今まで赤かったネギの顔が真っ青になる。先生として、男として人間として全てが崩れ去る音を聞く。
「アキラのヌード、キレーだもんねー」
そんな苦悩を全く寄せ付けずあっけらかんと褒めた裕奈は、
立ち上がってブラウスのボタンをプチプチと全開にした。
ぷるんと何も着けずに弾け出したふくよかな膨らみに、ネギの目が再び釘付けになる。
今まで、何度か際どい場面に遭遇した事もある。
その時も、裕奈が気にしなかった事もあり、漠然と大きくて柔らかそうだなというぐらいに思ってた、
それだけだったが、この一時間足らず、男と女のどうしようもない肉欲を嫌と言う程痛感させられた今は
全く感じるものが違っていた。
「きひひひひ、実験でエロ電波流しまくってよがりまくりだったからなー、
何か一本とんだみたいでよー、今や完全にエロエロ乳娘よ」
「っ、ぷっ!」
「ああーん。ネギくーん、私の胸、こうするとね、男の人ってすっごく喜んでくれるのー」
「や、やめて、裕奈さん…」
「ほらほらほらーっ」
裕奈が、ぎゅーっとネギを抱き締め、窒息させんばかりにネギを押し付ける。
「ネギ君って魔法使いだったんだよねー、私、なんにも知らなかった。
ネギ君一緒だからおもしろそうだなーって、それだけだったんだけどさー…」
ネギの言葉が止まる。そうだ、全ては自分が中途半端だったから、だから、アキラを泣かせて裕奈を…
「ふふふ、ネギ君も喜んでくれるんだねっ」
慣れた手つきで裕奈の掌がネギのみなぎって来た部分に触れ、ゾクリとしたものが背筋を走る。
咬ませ犬Aがぱちんと指を弾く。
「はーい、ネギくんまたねー」
裕奈がステージに昇り、入れ替わる様に、咬ませ犬に首輪に付けた鎖を引かれて、
シンプルな下着姿の亜子と夏美が這い進んで来た。
「あっ、あ、夏美姉ちゃん、やめてくれ…」
小太郎の声は、すっかり弱々しいものになっていた。
力ずくが通じない、守るべきものがあるからそれが出来ない、小太郎の今までの生き方全てが否定されていた。
「ごめん小太郎君、ご主人様には逆らえないの…」
夏美も涙を浮かべながら、小太郎の下腹部に顔を埋め、ぺろぺろと汚れをなめ取る。
時々顔をしかめるのは仕方がなかった。本当にアキラが体を張って守ってくれていたらしい。
「亜子さん…」
「あはははー、ネギ君やー、ナギさんがネギ君でー、うちはキズモノの奴隷でー、
うちほんまのアホやったんやなー、ネギくんに騙されて病気になってみんな巻き込んであははははー、
ネギ君のお○ん○ん○ネギ君のお○ん○ん○ネギ君のお○ん○ん○…」
「亜子さん…」
気持ちよくむしゃぶりつかれながら、その気持ちと共にネギの心は見る見る萎えていった。
「裕奈…」
縄を解かれても座り込んでいるアキラの前で、さっさと全裸になった裕奈がバケツに入ったローションを
アキラの肩から一気に流し込んだ。
そして、自分ももう一つのバケツのローションを被る。
ステージに座った親友同志が唇を重ねた。
アキラには分かっていた。魔力のせいばかりではない、元気娘でも芯は15の女の子、
その精神はこの事態にあっちの世界に逃げ込むしかなかったと言う事を。
「ヒヒヒヒ、坊主。どうだ、教え子にご奉仕させながらシロシロご鑑賞は?」
声を掛けられ、ネギはハッとした。実際、その通り、ただのスケベに成り下がっていた。
「今時のガキは発育いいなー、あんなの見せつけられたら男なら、なー」
へらへら笑った咬ませ犬Aがネギに囁く。
青くなったネギが咬ませ犬Aを睨む。
「おー、こえっ。いいんだぜー、今度こそ全員パーになるまでエロエロ電波発信すっかー?」
「あっ、アキラ、アキラいいよアキラー」
「んんっ、裕奈、ゆーな…」
ステージ上では、媚薬を混ぜたローション越しに
互いの敏感で柔らかな膨らみが押しつぶされその先の蕾がこすれ合うのを楽しみながら唇を貪り、
ローションと自らの潤滑油で和らげた最も敏感な部分が共にスポーツで鍛えられた太股にこすれ合い
一つ一つ動く度に悩ましい声が地下室に溢れる。
「?」
ふとアキラが横を向くと、そこにはネギが仁王立ちに立っていた。
ネギは、ぎゅっと目を閉じると無言でそそり立った部分を握りしごき始めた。
「うわあー」
裕奈が大口を開けて感心する横でネギの一心不乱の動きは一気にスピードアップする。
「ああっ」
女の子の様なネギの声と共に、二人に熱い飛沫が降り注いだ。
「おいおい、エロ教師、教え子に顔シャ決めたぜおいっ」
咬ませ犬の嘲笑が響き、小太郎がギリッと歯がみする。状況はバカでも分かる。むしろそれが出来ただけ
ネギの馬鹿みたいな優しさに凄さを感じる。そして、その思考が、夏美の与える刺激に中断させられる。
「ご、ごめ…」
ケラケラ笑う裕奈の隣で、アキラが、うつむいて立ち尽くすネギが言い終わる前に
ネギのそこにむしゃぶりついた。
「おおーっ、今度はエロ生徒が欲情したぞ、生徒なのに淫行かー」
「だ、だめっ、アキラさん汚いっ…」
ネギが悲鳴を上げ腰を引こうとするが構わない。
汚い事なんてない、自分のための嘲笑ならともに、と言うアキラの心を、ネギは静かに受け容れた。
最終更新:2012年01月31日 12:21