26スレ117

117 :名無しさん@ピンキー :sage :2006/12/22(金) 21:25:07 ID:vAqnewFM(4)

授業中にトイレに行きたくなったのどか。
のどか「(うぅ・・・さっきトイレ行っとけばよかった・・・)」
ネギ「では、宮崎さん。35ページを読んで下さい」
のどか「は、はい…あ…I have び…been…と…うううっ…」
ネギ「宮崎さん…?」
のどか「あ、あのっ、あのっ…ああっ!」
ジョロロロロロロロロ…
ネギ「!?」
明日菜「あーっ!本屋ちゃんもらしたー!!」
朝倉「きたなーっ!!」
教室内は大騒ぎになる。
ネギ「だ、誰か宮崎さんを保健室へ!」
しかし誰も動かない。
業を煮やしたネギは、自分で保健室へ連れて行った。
のどかを着替えさせた後、早退させた。

翌日、ネギが教室に来てみると、のどかの机と椅子がなかった
のどかは床に座り込んだまま泣いている。
ネギ「誰ですか!こんなことをしたのは!」
全員「…」
ネギ「そうですか、誰も言いませんか…このクラスがそんなクラスだとは思いませんでした…
ならばこちらにも考えがあります」
全員「…?」
ネギ「宮崎さんをいじめる代わりに、これからは僕をいじめなさい!」
ネギは下半身に力を入れた。
全員「…!?」
ジョロロロロ…
のどか「ネギ先生!?」
ネギのズボンが染まっていく。おしっこは床にしたたり落ちた。
ネギ「くうっ…」
ネギの放尿は止まらない。たちまち、ズボンはびしゃびしゃになった。
ネギ「どうです!僕はおもらし先生です!これからは僕をいじめなさい!」
唖然とする教室内。
だが、しばらくして…教室内の数カ所からせせらぎの音が聞こえた。

いいんちょ「ネギ先生!私もおもらししてしまいしましたわ!」
いいんちょのスカートはぐしょぐしょになっていた。
まき絵「ネギくん!私もおもらししちゃった、どうしよう」
まき絵もスカートを濡らしていた。
亜子「ネギ先生!もらしてもた!」
夕映「もるです…いや、完全にもらしたです!」
エヴァ「ぼーや、やってしまった…」
双子「私たちもおもらししました!」
次々と、スカートを濡らして立ち上がる生徒たち。
のどか「みんな…」
朝倉「や、やめてよちょっと!」
明日菜「わかったわよ…もう一切手を引くから」
このか「もうせえへんから…」
ネギ「それだけですか!今日中に反省文10枚を書いて提出しなさい!」
明日菜「そ、そんな…無理…」
ネギ「無理じゃありません!やりなさい!」
明日菜&このか&朝倉「………はい」

洗い場。
ジャージ姿になったネギと生徒たちが制服を洗っていた。
のどかもいる。
のどか「みんな、ありがとう」
まき絵「違うよ、間違っちゃだめだよ」
のどか「?」
エヴァ「ぼーやに礼を言うのが先だ…」
のどか「あ、そうでした…ありがとうございました、ネギ先生…」
ネギ「いやー、教師としての当然のことですから、ははは…!?」
次の瞬間、のどかがネギにキスをしていた。
ネギ「あわわ、み、み、宮崎さん…」
キャーキャーと、みんながはやし立てる。そして…
いいんちょ「宮崎さん、ごめんなさい。あの時あの二人を注意すべきでしたわ」
まき絵「ごめんね、本屋ちゃん」
夕映「ごめんなさい、のどか」
双子「ごめんなさい」
亜子「これからも仲良くしよ!」
エヴァ「ウン」
のどか「みんな…大好き!」
仲直りできた生徒たちを、ネギは温かな目で見守るのだった。

ネギはのどかのおもらし騒動の件で、明日菜に部屋を追い出され、
どこへでも行ってしまえと冷たく言われる。
覚悟はしていたが、やはり辛い。
一体どこへ行けばいい?そこへ夕映が…
夕映「ネギ先生…」
ネギ「綾瀬さん?」
夕映「ついて来て下さい」
言われるままについていくネギ。着いたところは、のどか、ハルナ、夕映の部屋だった。
夕映「開けて下さい」
言われるままにドアを開けると…
パパーン!!クラッカーの音が響いた。
のどか&ハルナ「ようこそ!!ネギ先生!!」
ネギ「え?え?え?」
壁には飾り付け、テーブルには豪勢な料理が並んでいた。
ハルナ「今日からは、ここがネギ先生のおうちです」
のどか「ずっと、ずっと夢だったんですよ…」
夕映「うーんと甘えて下さいね。特にのどかにね。ふふっ」
ネギ「宮崎さん、早乙女さん、綾瀬さん…ぐすっ…」
思わずうれし泣きのネギ。
のどか「ネギ先生、泣かないで下さい…私まで…ぐすん…」
涙を拭いて、ネギとのどかはじっと見つめ合う…
ハルナ「あ、料理が冷めちゃいますよ」
夕映「そうそう、食べましょう」
そして4人はジュースを入れたコップを持った。
ハルナ「それでは、ネギ先生との新しい生活の前途を祝って!」
全員「かんぱーい!!」
歓迎パーティーは遅くまで続いた。

そして…時計が11時を回る頃、パーティーはお開きとなった。
ネギ「さてそろそろ寝ますか…あれ!?」
ハルナ&夕映「よいしょっと!」
次の瞬間、ネギはハルナと夕映に持ち上げられていた。
ぽふっ!
夕映「ネギ先生のベッドはここです」
下ろされたところは、のどかのベッド。
ネギ「えっ、で、でも宮崎さんが…」
のどか「私…ネギ先生と…寝たいです…」
ベッドの上に座りながら、顔を真っ赤にして、うつむきながら言うのどか。
ネギ「宮崎さん…」
ハルナ「いいでしょ?ネギ先生」
もちろん、嫌なわけがない。
ネギ「はい…」
そして、消灯となった。
のどか(ネギ先生…いい匂い…)
ネギの発する、ひなたの匂い…
ネギ(のどかさん…お姉ちゃんやアスナさんとは違うけど…いい匂い…)
のどかの発する、ミルクのような匂い…
思い切ってくっついてみた。
のどか「…あったかいです…」
ネギ「のどかさんも…あったかいです…」
のどか「あ、今名前で呼んでくれましたね…」
ネギ「あれ、いつの間に…」
赤面するネギ。
のどか「ネギせ…ネギくん…」
ネギ「のどかさん…」
さらに二人は密着する。
互いのぬくもりを感じ合いながら、二人は眠りに入っていった…

夜中…
のどか(どうしよう…どうしよう…私…)
シーツの上には、大きな世界地図ができていた。
寝る前にトイレに行くのを忘れていたのだ。
もしネギにバレたら、冷たく軽蔑されるだろう。
『おねしょする人となんかいられませんよ!別の人の部屋に行きます!』
罵倒の言葉を残して、別の生徒の部屋に行ってしまうだろう。
のどか「ネギ先生…ぐすっ…許して…許して下さい…」
ネギ「だめです、許しませんよ…」
いつの間にか起きていたネギが、すごく優しい目でのどかを見ている。
ネギ「僕に隠し事をしようなんて、許しませんよ…」
のどか「ネギ先生…私…私…」
ネギ「着替えましょう、風邪引いちゃいますよ」
ネギに促されて、泣きながらのどかは風呂場へ向かった。
のどか「ぐすん、ぐすん…」
ネギ「…」
着替え終わった後も、のどかは泣き止まない。
ネギ「の、のどかさん!」
のどか「は、はい…!」
いきなり大声を出したネギに驚くのどか。
…これからいよいよ言われる…『お前なんか嫌いだ』って…
ネギ「ぼ、僕…のどかさんが…す、す…好きです!!」
のどか「!?」
ネギ「僕、この前のことで、本気でのどかさんを好きになりました。
そして今、もっともっと好きになりました!」
のどか「ネギせ…んせ…い…」
ネギ「違いますよ、今は先生じゃないですよ」
のどか「ネギく…ん…ネギくんっ!!」
のどかはネギの胸の中で、大声で泣きじゃくり始めた。
ネギはずっとのどかを抱きしめていた…。




休日、遊園地にやってきたネギとのどか。
なかなか進まない二人の仲に業を煮やしたハルナと夕映が、チケットを渡し、
半ば強引にデートをさせたのだ。

ジェットコースター、コーヒーカップなど、様々な乗り物に乗って、
最後はお決まりの観覧車だ。
ところが、頂上まで行ったところで…
ネギ「あれ?止まっちゃいましたね」
アナウンス「機器の異常発生により、しばらく停止致します」
ネギ「えっ、故障!?困りましたね…」
のどか「そ、そうですね…(ど、どうしよう…あっ…)」
のどかは遊園地に来てから、トイレにまだ行っていない。
ネギに「トイレに行く」とは言えなかった。
観覧車に乗る前には、もう危ない状態だったのに、いい雰囲気を
壊したくなくて、結局トイレには行けなかった。
10分が経ったが、一向に動かない。
ますます尿意は強くなる。
のどか「ああっ、ううん、っはああっ!」
思わずのどかはスカートの上から出口を押さえつける。
ネギ「(のどかさん、トイレに…)」
のどか「い、いやあっ、いや、もう、だめえっ、ああん…」
ネギ「のどかさん、がんばって、がんばって…」
のどか「ふああん、ああっ、だめえ、もう…」
もう崩壊寸前だった。

のどか「ああ、もうだめです…ああっ…もう…私…おもらしばかりしてるって…ネギ先生に、
嫌われちゃう…」
ネギ「そんな、僕…絶対嫌いになりません!何度おもらししたって、のどかさんを
嫌いになりません…」
のどか「ネギ先生…ああっ!」
ジョ~ッ!ジョロロロロロロロロロ…
気が緩んだスキをつくように、放水が始まった。
のどか「いや、いやあ…見ないで…」
しかし、ネギは視線を外すことはできなかった。
ネギ「(のどかさんが、僕の前でおもらし…)」
ズボンの前は大きく膨らんでいる。
ぶるっと震わせて、のどかの失禁は終わった。
床には大きな水たまりができている。
のどか「うっ、ううっ…うええっ…」
泣き出すのどか。今度こそおしまいだ。
『もういいかげんにして下さいよ!保育園に戻っておむつを換えてもらいなさい!』
のどか「うっ、うわあああああん!」
さっきのネギの優しい言葉も忘れて、のどかは声を上げて泣き出してしまった。
のどか「うえええっ……ネギ先生!?」
ネギ「…」
ネギは上着を脱いで、床を拭き始めた。

のどか「…」
拭き終わると、ネギはためらうことなく上着を着た。
ネギ「(のどかさんの、おしっこが…)」
体を包むのどかの作り出した水の匂いに、激しい胸の高鳴りを感じていた。
のどか「ネギ先生、ごめんなさい、ごめんなさい…」
ネギ「そんな、のどかさんは何も悪いことはしていません。大好きです…」
ネギはそっとのどかにキスをした。
のどか「ネギ先生…」
ネギ「あ、ほらまた、ネギ『先生』に戻ってますね」
のどか「ネギく…ん…わああああん!」
ネギに抱きしめられながら、のどかは思い切り泣いた。

遊園地の帰り道。
ある公園で…。
ネギ「思い切って…言います」
のどか「…」
とうとう引導を渡される…『やっぱりお前なんかいらない』って…
ネギ「実は…僕…魔法使いなんです…」
のどか「…!」
予想外だったが、さほど驚きはしなかった。
ネギ「本当は、誰にも知られてはいけないんです。
このことを知っているのは、生徒ではアスナさんだけです」
のどか「……」
ネギ「驚かないんですね…僕が魔法使いだってこと」
のどか「だって…そうでもなければ…説明のつかないことが
あまりにも多すぎますから…」
確かにそうだ。
ネギ「今まで隠していて…すみませんでした…」
のどか「だめです…許しませんよ…私に隠し事をするなんて…」
のどかは、すごく優しい目でネギを見ている。
ネギ「それじゃ、こんな魔法ではどうですか…」
言うが早いが、ネギはのどかにキスをしていた。
のどかは黙って受け入れた。

ネギ「ばらしついでに、魔法を見せます」
ネギは杖を取り出し、封印を解いた。
のどか「まさか…杖に乗って…」
ネギ「そう、そのまさかです。しっかり掴まってて下さい…うんっ!」
ネギとのどかを乗せた杖は、あっという間に天高く舞い上がった。
のどか「わー、すごくきれいです、夕焼けの街が!」
ネギ「そうでしょう?観覧車じゃここまで見られませんよね」
空中散歩を楽しんでいた二人だったが…
のどか「(あ、また…)」
空中は地上より気温が低い。体が冷えてまた尿意を催した。
のどか「ネギくん…また…お手洗い…」
ネギ「ここでして下さい」
のどか「え?」
ネギ「僕、のどかさんのおもらしが見たいです。のどかさんのおもらし、すごくかわいいから…」
いくら何でも怒るかと思った。しかし、
のどか「いいですよ…ネギくんの喜ぶこと、何でもしたいですから…」
ネギ「のどかさん…」
のどかはネギと唇を重ねると同時に、下半身から力を抜いた。
ジョロロロロ…
のどか「んん…ああ…」
漏れ出したおしっこは、スカートを濡らし、脚を伝わり、地上に落ちていった。
天気雨のように夕陽に照らされ、キラキラと輝きながら。
のどか「ネギくん…」
ネギ「のどかさん…」
二人「「好きです…」」
二人は延々とキスを続けた。
空中散歩は、一番星が出るまで続いた…。

そして、その夜…
本契約の儀式が始まった。
(終わり)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年01月31日 12:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。