26スレ290

290 :ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :sage :2007/02/21(水) 00:34:22 ID:y7wOjdAF(8)
【注・ネギが責められる内容となっております。その方面が苦手な方は読むのをお控えください】

のどか×ネギ、夕映の後編になります。


【魔法先生ネギま! 165時間目 マジカル悪戯魂その②OtherSide 後編】

いつもの優しげなのどかの雰囲気と正反対の、嘲りに満ちた断言。
信じられない、と惑うより先に、夕映は気圧されたように言葉を無くしてしまった。
ただ、口を開き気味にしたままで親友であるはずの少女を見る。

そんな夕映に、のどかはネギを背後から貫き担ぎ上げたまま淀みない足取りで近付いていく。
こんなことは止めさせなければ……云々と夕映の高速思考はとめどなく自身に警鐘を発し続けたが、
夕映は眼前の光景に視線を縫い止められたままで一挙動たりとも動けなかった。

「ひっ…! っあ、揺らさないで下さ…っ! あうぅ…っ!?」
自らの生徒、しかも華奢な少女の剛直に菊座を深々と貫かれて顔を紅潮させ、
性に疎い自分から見ても明らかに――悦んでいるように見える、親友と共通の想い人。
目の端に捉えるだけでも脳髄が沸騰しそうな情景を見ることで夕映の身体機能は手一杯であった。

どうして親友の股間に男性自身が生えているのか――、という矛盾を考察する暇もない。

「ゆ…ッ、夕映さん、くぁっ、そんな、見ないで…ッ」

恥辱に震え、涙さえ零しながら息も絶えだえにそう漏らすネギ。
「~~ッ!」
その泣き声に近い台詞に、夕映はようやく我に返る。

――と同時に、ネギの姿が既に触れんばかりまで――、
まんぐり返しの状態で固定された夕映の、剥き出しの陰部を中央に据えた小さな尻に、
あたかも腰かけるかのように近付いていたことに気付かされた。

自分の二本の脚を格子のように感じながら、
夕映はびくびくと脈打ち先端から透明の先走りを溢れさせる勃起を間近に直視する。
ぽたり、と肌の上に落ちてくる先走りの性臭に言葉を失い、無意識に喉を鳴らしてしまう。
発育の遅い身体の膣(ナカ)がうずいた。
「……っ、せ、先生…っ」
女としての本能が、ネギのそれを欲していることを躯が頭に伝える。
知らぬうちに、指さえ触れられていない割れ目からなだらかな腹部へと愛液が滴り落ちた。
遂に夕映の口をついて、刺激をねだる言葉が――、

「は、はしたないお願いとは存じていますが、そ、それを私に――」
「ダメだよ、ゆえー……?」

発されようとしたところへ、夕映の昂ぶりを見越したようなタイミングでのどかが横槍を入れた。
背後からネギを犯したままで抱え、遊ぶように上下にネギを揺らしていく。
勃起したままの陰茎が同時に揺れた。のどかはペチペチと夕映の尻たぶを叩いて笑う。
「っ……!」
ペニスに尻を叩かれるだけでも、倒錯した悦楽が夕映を焼く。
また、ピストン運動を繰り返されてネギのペニスは一層の固さを見せていた。
歌いだしそうに愉快な調子で、のどかは言葉を紡ぐ。

「ゆえは妾さんだからー…。自由なんかないの。
 それでね?ネギせんせーは私のお嫁さん…。おちんちん…あるから問題ないよね……」

問題だらけの発言ではあったが、それを咎めるものはいない。
たとえ咎めだてをしたとて、今ののどかがそれを聞き入れるとは到底思えなかったが。

「ネギ先生はね? 私の……つ、妻なのー。だから、妾のゆえにー……、
 ゆえの……おまんこには、挿れさせてあげない」

ネギの尻穴に突き立てた怒張から湧き上がる快楽に頬を上気させた、酷薄で妖艶な笑み。
相手の上位に立ったのどかが、夕映を見下ろして言い放つ。

――と、恐ろしげですらあったのどかの表情が、ふといつもの彼女のように戻る。
儚げで優しげな笑顔に。

「……でもね、ゆえ。妻妾同衾、っていう言葉があるでしょ?
 ゆえにもネギ先生を愛する権利はあると思うの。だからね……」

そう言うと、のどかはネギの勃起に手を添える。
天を衝いているソレを無理矢理下へ向け、夕映の愛液を亀頭に塗りつけていく。
「ン……ぁっ、はぁっ、あ……ッ!」
「くぅ……!」
ネギと夕映が共に嬌声をあげる。
夕映は特に、望んだ刺激を与えられたことに感極まった声を上げた。
先走りと愛液が交じり合った粘液が、にちゅにちゅと糸を引いていく。

にちゃ……あ……っ。

亀頭を夕映の股間の粘膜から引き剥がすと、名残惜しむように銀の糸を引いた。
「ぁ――……」
望んだ刺激が失われたことに、悲しそうな表情をする夕映。
しかしその顔色は次の瞬間、すぐさま青ざめることとなる。
「――ひ……ィっ!?」

ず、ずず、ずりゅ、……っ!

それまで触れられていた、しとどに濡れた秘所よりも少し後ろ。
窄まった窪み――女性が最も秘めておきたい場所である肛門に、
ネギと夕映の性の混合液で濡れそぼったペニスの先端が触れたのであった。
「あっ、そ、そんなところ――に、ぃぃぃ!?」
冷静さを完全に失い、夕映があられもない叫びを上げる。

放射状の皺が、異物に引き伸ばされていく。
叙々にめり込んでいく肉の塊に、夕映は内臓が押しつぶされる自分の姿を幻視した。

「……夕映には、ネギ先生のおちんちんで……お尻を愛して貰ったらいいと思うの……!」

夕映の悲鳴に怯む様子は微塵もなく、のどかはネギのペニスに手を添えて自らの腰を突き出す。
ネギの尻穴に自身の剛直を突き刺している。
――そのせいか、まるでネギのペニスが自身の延長でもあるようにピストン運動を繰り返した。

「お、おかしくなってしまうですッ……! ひっ! か、かき回さないで下さいネギ先生……!」
「あううっ……! ごめ、んなさいぃっゆえさんッ! で、でも僕、どうしようも……ぉっ!」

二人分の体重をかけられて苦悶の声をあげる夕映と、
ペニスと尻穴の両方を同時に責められて蛙のように足をばたつかせるしかないネギ。
夕映とネギの情動を完全に手玉に取りながら、のどかは一人愉悦に浸っていた。

「あっ、ぁぁ……っ! ゆえ、気持ちいい……! ネギ先生っ……!」

しかし逆に夕映とネギは、身の丈の度を越した強すぎる快楽に苦悦の悲鳴をあげる。
協奏曲を奏でるように、のどかの慶びの下で苦しみ混じりに喘いでいた。

「あ、ああぁあっ――――! お尻、熱、熱いですっ!? 抜いて、抜いてくださひぃ!!
 のどか! ネギ先生! あひ、ぎ、ひっ……!」

「そんなに締め付けないでくだ、さ…い! ゆ、えさん……! お、おちんちんっ、抜けちゃ……!
 のどかさんもぉっ!? 突かないでぇっ!!」

二人の苦しみに、のどかは身震いして恍惚の顔を作る。
ぶるぅ……っ!
「ぁ――……」

びくん、びくんっ……と、ネギの肛孔に埋まりっぱなしであったペニスが脈動した。
射精の前兆。ぞくぞくと背筋に振るえが走り、のどかは笑みを深くする。
唇は半開きになり、身体中からぶわっ……と汗が噴き出した。
おおよそこの世の何処も見ていないかのように焦点がぼやけ、そして――情動が破裂する。

「出…出ます、ネギ先生のお尻の中、に……! 出しちゃいます……!」

ぶびゅううっ、びゅ、びゅぶぶぶっ……!!

「あ、ぁぁぁぁあぁぁあぁぁ! っ、んああぁあぁぁあぁ!!」
最後の一突きとばかりに、ネギの腸壁の奥深くに亀頭を突き入れての射精。
溜めに溜めた白濁が吐き出された。
びゅるびゅると腸内を暴れまわる白い粘液は、そのまま麻薬のようにネギの脳髄を白く染めていく。

連鎖反応のように、それはネギの絶頂をも呼び寄せた。
夕映の直腸に包まれた勃起にも、のどかのそれと同じ震えが走る。

「はひっ!? 熱、ぅぅぅっ!!」
注ぎ込まれた精液の量だけ体外に押し流されるように――、
夕映の尻に突き込まれたネギ自身も次の瞬間、暴発した。

びゅく、っ! びゅくっっ!! びゅくんっっ!

「ァ、ううっ……! すいません、夕映さん……! 出ちゃっ……て、ぇぇ!」
二人の少女に挟まれて動けず、そのままネギは尻とペニスの双方から与えられる快楽に身悶える。

――そうして、傍から見ると間抜けにさえ見える連鎖が続いていく。

それはのどかとネギの射精によって導かれた、夕映の絶頂。
まだ膣内にも、胸にも男を知らない少女の尻穴に、生涯最初の精が注がれた――。

「あひ……、お腹に、ネギ先生の……! んッッ――!!」
歯を食いしばっても絶頂の声を抑えきることは出来ず、唇の間からくぐもった声が漏れ出す。
「ひ、あぁ、ぁ――!!」

びくん! びくっ、びくっっ!! 


――――ちょろ……、ちょろちょろちょろ……。


「――あ、ひ、ぃっ……!?」
そして、射精をする代わりのように飛沫く――夕映の小水。
まんぐり返しの体勢のままで噴水さながらに噴きあがった尿は覆いかぶさったネギの胸を汚し、
つたい流れ落ちて夕映の顔面までもを汚していった。
「ん…ぷぁ……、嫌っ、き、汚いです……! み、見ないで下さい、ぷあ……っ!」
顔を背けようとするも、動けない身体では満足に避けることさえ敵わず。
夕映は、自分のお漏らしを顔で受けるという屈辱を絶頂と同時に味合わねばならなかった。

二人分の射精に、一人分のお漏らし。
駄々漏れになっている三人の痴態を一番上から眺めながら、のどかは征服感に酔った。

「――ぁぁ……ネギ先生も、夕映も、かわいいー……。 二人とも、私が――……、私、の……」

――それは、夫としての甲斐性のようなものか。
二人を包み込むように手を広げながら、その実押しつぶすように倒れ込み。
のどかは、未だ終わらない絶頂の余韻に身を任せて目を閉じるのであった。

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……というような妄想を、ハルナが白昼堂々と語る。
古菲はよく解っていないのかきょとんとした顔で聞いていたが、
のどかはなまじ知識が深いだけに顔を真っ赤にして俯いてしまっていた。

「そ、そんなことしないよ~!!」
「のどか。アンタじゃあこの日記は何よって話だわ……」

しかし、『妻妾同衾』で自身の表層意識をいどのえにっきに読み取られたまま、
消去(デレートゥス)せずにハルナの話を聞き続けた結果――、
のどかが想像してしまったインモラルな3Pは絵日記として描かれてしまうこととなった。

下手な絵が逆に淫靡さを強調し。
日常から文章に親しみ続けていたためか文章だけは官能小説顔負けであり。

「あうう~!? ち、違うのハルナ~!!」
その話を考えたハズのハルナさえも赤面するほどの出来であった――という……。



おわり








【余談】

「……いや、コレは確かに高度なエロアルねー、私にも解るアル」

また、その絵日記を垣間見た古菲さえもがどこかもじもじとしていたことが、
『原案・ハルナ、文と絵・のどか』の妄想の凄さを客観的に物語っていた。


おわり

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最終更新:2012年01月31日 12:55
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