26スレ820

820 :Z-xp03 :sage :2007/05/26(土) 11:07:33 ID:1Fjsz/Np(7)

どうも、ネギ・スプリングフィールドです。
麻帆良学園に来てから数週間、色々大変なことがあってけど、今日はその中で一番大変な日かも知れません。
そんなネギの目の前には・・・以前見合い写真撮影から逃げた時と同じ格好の木乃香がいた。

(なんでこんなことになっているんだろう・・?)

その疑問の原因はネギの祖父であるメルディアナ魔法学校校長にある。
彼はネギが麻帆良学園に行くのが決まったのを向こうへ連絡した時、学園長から木乃香との見合いを勧められたのだった。
学園長の友人だけに同じく見合い好きなので返事一つで承諾し、現在に至るわけだ。

(どどど、どうしよう・・木乃香さんは生徒だし、僕は先生だし、10歳と14歳だから結婚は早いし・・って何言ってるんだ僕!)
(~♪)

色々困惑して頭の中がぐちゃぐちゃになっているネギに対して木乃香はとても嬉しそうに食事を食べる。
やがて食事も終わり、付き添いで来た学園長としずなが部屋を出る。
混乱して困った顔をしているネギに木乃香が声を掛ける。

「大丈夫かぇ?ネギ君。」
「うえぇ・・?あぁ・・はい・・何とか・・。」
「それにしてもお爺ちゃん、今度はネギ君とお見合いさすなんてなぁ。」
「うぅ・・すいません・・。」

俯いて謝るネギに木乃香が首を傾げる。

「何で謝るん?ウチは嬉しいんよ。」
「へっ?」
「前にも言ったやないか、歳がずっと上のおじさんよりネギ君の方がえぇって。」

いつもの笑顔で頬を朱く染めて頬杖をする木乃香にネギはその時のことを思い出す。
確かにそんなことも言われた。
ネギはあれを冗談と捕らえていたが、どうやら木乃香は本気だったようだ。

「けけ、けど・・僕と木乃香さんは先生と生徒だし・・。」
「卒業すれば関係あらへんよ。」
「そ、それにまだ10歳と14歳だし・・。」
「あはは、結婚はまだしぃひんよ、婚約言うて結婚する約束するだけや。」
「で・・でも・・。」

中々明確な返事をしないネギに木乃香が不安げな表情で尋ねた。

「ネギ君・・ネギ君はウチのこと嫌いなん?」
「えっ?」
「ウチは初めて会ったときからずっと好きやった、一目惚れなんてアカン思うたけど・・
この数週間一緒に暮らしてホンマに好きになったんや。」
「木乃香さん・・・。」
「ねぇ、どうなんや?ネギ君はウチのこと嫌いなんか?」

木乃香の真剣な眼差しにネギは俯いたまま答える。

「・・・好きですよ・・綺麗だし、優しくて、料理も上手で、ツッコミはちょっと痛いですけど・・そんな木乃香さんは好きです。」
「じゃあ何ですぐ返事してくれへんの?」
「・・生徒だからです、卒業すれば関係無い・・僕もそう思いました・・。」
「なら・・。」
「けど!今は生徒だから・・他のみんなよりひいきしちゃうかもしれないし、先生としての示しがつかないこともあります。
それに・・僕はここでの修行が終わったら遠くに行くんです、下手したら二度と会えないかもしれない。
それが婚約者ならなおさら嫌なんです、でも僕のわがままでここに居続けることも出来ない・・だから・・。」

木乃香もその気持ちがわからないでもなかった、でもそれはネギの立場から見た「意見」
本当の意味でのネギの気持ちではないはずだ。
木乃香はそう思ってネギに尋ねた。

「ほな・・ネギ君、ウチが学校辞めれば・・婚約してくれる?」
「なっ!?ダメですよ!そんなの!!」
「本気やで、先生と生徒の立場が好きな人同士を引き裂くならウチは学校位すぐに辞めたるわ、そんでネギ君に付いて行く。」
「・・・そこまでして・・何で・・。」
「愛しているから・・ホンマにネギ君を愛しているからや・・。」
「・・・!」

ネギは自分を本気で想ってくれている木乃香が嬉しかった。
本当なら男たる自分が教職を捨てて連れて行くところだがまだ子供のネギにはその発想は無かった。
しかし今ならその考えはある、駆け落ちしてでも木乃香を連れて行きたい気持ちも・・。

「・・・木乃香さん・・やっぱり学校を辞めるのはよくありません・・。」
「そやけど・・。」
「大丈夫です・・学校に居続けても・・僕はあなたの婚約者ですから・・。」
「・・・ネギ君・・それって・・・。」
「おぉ、どうじゃな?話は終わったか?」

盗み聞きしていたのかと思う位のタイミングで学園長としずなが戻って来た。
突然の登場に木乃香は慌てるが、ネギは正座のまま学園長の方を向いて真剣な顔で言った。

「学園長、この話・・お受けさせていただきます。」
「ほぅ?」
「木乃香さんの担任としてこんなこと言うのは何ですが・・・結婚を前提に木乃香さんと真剣に交際させていただきます。」

しずなは予想外の展開とでも言うような表情をし、木乃香は顔を真っ赤にして手を口元に、学園長は不敵な笑みを浮かべた。

「うむ・・よろしい・・許そう・・。」
「ホントですか!?」
「ホ、ホンマにえぇの?お爺ちゃん。」
「ふぉっふぉっふぉっ、孫娘が幸せになるならワシは互いの立場とかは気にせんわい。」

高らかに笑いながらそう言う承諾した。
ネギは呆然となるが、木乃香が喜んで飛びついて来たら我を取り戻して二人で喜んだ。
その日の夜、何だかんだで帰りが遅くなって既に明日菜は眠っている。
二人起こさないようにそっと部屋に入る。

「・・大丈夫みたいですね・・。」
「そんな気にせんと、明日菜は地震が来ようが雷が落ちようが起きへんのに。」
「いえ・・やっぱり静かにしてあげるのは当然かなって・・。」
「ふふふ、それもそやね。さっ、ウチらも早く着替えて――うひゃぁ!?」
「へっ・・うわぁ!」

木乃香が移動しようとすると着物の裾を踏んでバランスを崩して前にいるネギに向かって倒れそうになる。
突然倒れてきたのでネギは支えることが出来ず、そのまま木乃香に押し倒されるようになってしまった。

「ありゃ~、ごめんなぁ・・ネギく・・・。」

目を開いた木乃香の目に飛び込んできたのはほぼゼロ距離にあるネギの顔。
互いに顔を赤く染めて見つめ合う。
そしてネギが木乃香の頬にそっと手を伸ばして触れると自分の方へ引き寄せてそのまま唇を重ねた。
木乃香も最初こそは少し驚いていたが、やがてゆっくり眼をつぶってそれを受け入れた。

「はぁ・・。」

触れるだけのキスはすぐに離れる、ネギは何だか恥ずかしそうに俯く。

「えへへ・・キスしてもぅたな。」
「え、えぇ・・。」
「ウチな、ネギ君からしてくれて嬉しかったで。」
「そ、それはやっぱり・・イギリス紳士として当然・・。」
「そやから今度はウチから・・。」

木乃香はネギに圧し掛かり、しっかり抱き締めると先ほどとは違い激しく唇を重ねる。
木乃香の舌がネギの口内に侵入してネギの舌を絡め取る。
ネギは一瞬戸惑うが、すぐに対応して自分からも舌を絡める。
二人の唾液をすすり合う水音が部屋中に響き、それが互いの気持ちを高揚させる。

「んん~・・はぁ・・あむぅ・・むうぅん・・。」
「んくぅ・・ぷはぁ・・木乃・・むむぅ・・。」

一回息継ぎをするとネギが木乃香を呼ぶより先に再び唇を重ねる。
ネギは無意識の内に木乃香の着物の前合わせを開いていく。
着物の前がはだけて木乃香の白い肌が露になる。

「ふぁ・・木乃香さん・・木乃香さん・・。」

ネギは唇を離すと今度はその白い肌をしている鎖骨付近に唇を落としていくつも痕を付ける。
木乃香もまたそんなネギを手伝うかのように頭をしっかりと抱く。
唇を落としつつもネギは、木乃香の胸に触れて下着の上からゆっくりと揉みしだく。

「やっ・・あっ・・うん・・。」

ネギは下着を上にずらして赤ん坊のように胸に吸い付く。
突起を思いっきり吸って舌で舐め回し、今度は舌で弾くように刺激する。
その間にも空いた手で反対側の胸の突起も指で挟んで転がしたり、全体を揉みしだいたりする。

「あはぁん・・やはっ・・・ネギ君・・・。」
「はぁ・・ん・・ふあっ・・あの・・・木乃香さん。」

呼ばれてネギの顔を見ると切なそうにこちらを見つめていた。
そして自分の足に当たっている何か暖かくて硬いモノ・・。
木乃香はネギが何を言いたいのか判断すると微笑みを見せて体を下へ移動させる。
ベルトとズボンのチャックを開けて下着を下ろすと年齢にしては大きめのモノがそそり立っていた。
ふあぁ・・ネギ君の凄いなぁ・・。」
「あうぅ・・。」

少々驚きながらもそれに手を触れてそっと撫で回す。

「あっ・・。」

撫で回す仕草はやがてしっかりと握って扱く動きに変わる。
最初こそは感触を確かめるようにしていたが、そのうちその動きは段々と早くなる。

「ひゃはっ・・うぅん・・。」
「はぁ・・はぁ・・ネギ君の・・凄く熱い・・。」
「はあぁっ・・・くぅん・・。」

木乃香は変な気分だと思いながらもネギのモノを扱きながら見つめる。
しかしそれ故にネギに限界が近づけば・・・。

「あっ・・ダメ・・。」
「ふぇ?」
「木乃香さん・・・離れ――っああぁぁ!」
「ひゃあっ!?」

ネギが言うよりも先に限界が訪れる。
近くでネギのモノを見ていただけに放出された大量の精液は木乃香の顔や髪、着物へと飛び散る。

「わあぁ!す、すいません、木乃香さん!!」

慌てて体を起こして謝るネギに対して木乃香は陶酔した目で顔に着いたネギの精液を指で取って舐め取る。

「はぁ・・ネギ君の・・・たくさん・・。」
「木乃香さん・・?」
「ネギ君・・ウチもう我慢出来へん・・ネギ君の・・入れて・・。」

木乃香は息を荒くして自分の性器を触りながらネギに懇願する。
その様子にネギは自分の心臓が一回大きく鼓動するように思えた。
首を縦に振って承諾すると衣服はそのまま木乃香をベッドに寝かせて足の間に自分の体を入れる。
下着を脱がせるとそこはすでに十分濡れており、いつ入れても大丈夫そうだった。

「あの・・ネギ君・・優しゅうな・・。」
「はい・・・。」

ネギは自分のモノを持って木乃香の性器に押し当てる。

「んっ・・。」

入れる箇所を見つけると少しずつ入れていく。

「やはっ・・あぁ・・・。」

挿入していくにしたがって木乃香の表情は苦悶を浮かべる。
ネギはこれ以上木乃香を苦しませたくないと思い、ある程度入ったら残りは一気に押し込んだ。

「ひゃっ・・っつあぁ・・。」

その痛みに布団を強く握り締めて歯を食い縛って耐える。
ネギも木乃香を気遣ってそのまま軽く抱き締める。
やがて痛みが引いてくると木乃香は涙目ながらネギに笑顔を見せる。

「ネギ・・君・・もう大丈夫やから・・。」
「は・・はい・・。」

涙目は気になったがここで何か言ったらイギリス紳士にあるまじき行為だと思い、ネギはゆっくりと腰を動かしていく。

「っうぅぅぅん・・・あひぃ、はぅ・・・。」
「はっ・・はぁ・・すごっ・・・きつ・・。」

少しずつ抜けていき、また入ってくる感覚に最初は妙な感じだったが、しだいにそれが気持ちよくなってくる。

「くあふっ・・あはっ・・やっ・・ネギ君・・えぇよ・・。」
「はっ・・あぁ・・僕も・・気持ちいいです・・。」

そんなことを知るとネギはペースを速める。
木乃香もそれには気づいたが、痛みがなくなった今はそれをむしろ歓迎して受け入れる。

「あぁー、いっ・・いいっ・・ネギ君、もっと・・。」
「は・・はい・・。」

ネギは今出来る一番早い動きで腰を打ち付ける。

「はあぁん、すごっ・・ネギ君の・・やはっ・・くせになりそ・・。」

木乃香はネギの首に手を回して自分の方へ引き寄せてそのまま唇を重ねる。
上と下の二つの結合部から水音が響き、ベッドが激しく揺れる。
それでも上で眠っている明日菜は起きない、さすが地震でも雷でも起きないだけのことはある。
もっともそうでなかったらネギと木乃香も部屋でこんなことはしなかっただろう。

「んはあぁっ、あはっ、やっ・・ネギ君の・・奥まで来とる・・。」
「ふっ・・うん・・木乃香さんのここ・・奥に入ったら・・もっときつく・・。」

奥まで入った感覚にさらに締め付けてくる木乃香の性器。
しかし木乃香の愛液でいくら締め付けようがネギの動きは止まらない。
むしろネギには更に快感を与えて限界へと近づけさせる。

「ああぁ・・ぼ、僕・・もう・・。」
「はぁん・・うぅん・・え、えぇよ、ウチの中で・・出して・・。」
「え、で・・でも・・赤ちゃんでき――。」
「ネギ君との子やったらかまへん!思いっきり・・ウチの中に・・。」

木乃香はネギを離すまいと腰元に足を絡ませ、首に回している腕はより一層強くネギを引き寄せる。

「あぁ・・も・・もう・・。」
「ウチもぉ!ウチももうアカン!イッ――あぁっぁぁぁぁぁ!!」
「くぅん・・うあぁぁぁぁぁ!!」

木乃香が絶頂に達した瞬間に襲ってきた締め付けにネギは耐え切れず、自分の精液を木乃香の中に全て放出した。

互いに息を切らしてベッドに横たわる。
しかしネギはどこか困った表情をしていた。

「ネギ君・・どうしたん?」
「うぅ・・中で出しちゃって・・もしも子供出来たらどうしよう・・。」

その言葉に木乃香は笑みを浮かべた。

「大丈夫や、ネギ君。」
「ふぇ?」
「実は今日は安全日言うてな、子供が出来にくい日なんや。」
「え・・じゃあ・・。」
「絶対とは言い切れんけど・・ウチとネギ君の赤ちゃんは出来へんよ。」
「はぁ~・・よかった~。」

安心して顔が緩むネギを見て木乃香は微笑む。

「じゃあ寝ようか、ネギ君。」
「で、でもその前に着物・・。」
「あっ・・。」

この後二人は皺やネギの精液の付いた着物を何とかしてから眠りについた。
互いの手をしっかり握って・・・。
なお、それ以来明日菜のところに潜り込むことは無くなったが木乃香のところに潜り込むようになって刹那に睨まれるようになったらしい。

終わり

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最終更新:2012年01月31日 13:31
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