26スレ833

833 :Z-xp03 :sage :2007/05/30(水) 17:44:58 ID:36dNQ41z(7)

麻帆良大学工学部の研究棟、その一室に葉加瀬と茶々丸がいた。
別に整備というわけではない、通常ボディタイプ2の調整をしているのだ。

「どう、茶々丸?そのボディは?」
「えっ・・あの・・その・・・良いかと思います・・。」

妙に落ち着かない茶々丸。
新しいボディは制服の上からは人工スキンで関節部を隠しているところ以外は見た感じ以前と同じように見えるが・・。

「あの・・本当に・・これで出来るんですか・・?」
「うん、ばっちりだよ!その分兵装が減っちゃったけど。」
「いえ・・それは構いません。むしろ付ける必要も無いかと・・。」
「それもそうだね、じゃあこっちのボディは明日引取りにくるのね?」
「は、はい・・よろしくお願いします・・。」
「でも本当にいいの?そっちと同じこと出来るロリボディもあるのに・・。」
「いえ、これで結構です。それでは失礼します・・。」
「はーい!頑張ってね~。」

帰っていく茶々丸に笑顔で手を振る葉加瀬、その目はまるで子を見守る親のようだ。
一方の茶々丸もいつもに比べて帰る足並みが重い、その上頬は熱を持ち赤くなっている。
これも葉加瀬の改造によるものなのか・・。
それからしばらくしてネギがエヴァの家に到着する、今日も修行をつけてもらいに来たのだが・・。

「あの・・大丈夫ですか・・?師匠。」
「大丈夫じゃ・・・ない・・。」

ネギが見たのは腹を抱えて布団で丸まっているエヴァ、ネギは茶々丸に何があったのか尋ねてみた。

「先ほど食されたものが傷んでいたそうで・・それによる腹痛と下痢です。」
「そんなものを出しっぱなしにするな・・・。」
「いえ・・戻ってきたら処分しようと思っていたもので・・。」
「というわけだ、ボーヤ。今日の修行はキャンセルさせてくれ・・。」
「はぁ・・・。」

というわけで帰ることになるが、玄関で茶々丸がネギの腕を掴んだ。

「あの・・茶々丸さん・・何か用ですか?」
「いえ・・その・・もしよろしければお茶でもいかがですか?」
「えぇ?いいんですか?」
「はい・・ここではマスターに悪いので良ければ茶道部の部室へどうぞ、今日の活動は無いので自由に使えるんです。」

ネギはそれを承諾し、茶々丸はエヴァにそのことを伝えに行く。

「まぁよかろう・・その代わり早めに戻って来いよ。」
「大丈夫です、夕飯までには帰って来ますので・・。」
「えっ、ちょっと待て!夕飯って今まだ午後の2時・・・うぅぅ。」
「マスター、そんなことより早くトイレへどうぞ。」
「くぅぅ・・勝手にしろー!!」

半ばヤケで茶々丸に許可してトイレへ向かうエヴァ、茶々丸はエヴァの方に頭を下げた。
許可してくれたお礼と食べ物に超特製の無味無臭の下剤を含んだことの謝罪を込めて。
何はともあれ茶道部の部室へ向かうネギと茶々丸、やがて到着して二人で中へ入る。

「どうぞ、先生。」
「はい、お邪魔します。」

頭を下げて中に入ると茶々丸の用意した座布団に正座する。
茶々丸はその正面に座ってお茶を点てる。

「どうぞ・・。」
「お手前頂戴します。」

丁寧に頭を下げると何で覚えたのか茶碗を回して三口半で飲む。

「結構なお手前で・・。」
「どうも・・・。」

茶々丸は頭を下げると何かを決心したかのように立ち上がってネギの隣に移動して上着のボタンを外しだす。

「えっ、ちょっ、茶々丸さん!?」

訳の分からない行動に慌てるネギを尻目に茶々丸は衣服も下着も脱ぎ捨てて裸になる。
しかしその姿は以前整備のときに見た時とは違い、どう見ても人間にしか見えない。
おそらくは葉加瀬に作ってもらったんだろう、それにしてもかなりサービスして作ってもらっている。
大き目の衣服でよくわからなかったが胸の大きさは千鶴や楓にもひけをとっておらず、肢体には毛も無い。
ネギの隣に座って体を前かがみにして上目遣いでネギを見つめる茶々丸。
ネギはあくまで見ないようにと目を隠しながら尋ねる。

「あの・・茶々丸さん・・その体は?」
「・・・ハカセに作ってもらいました。」
「それで・・・何を・・・?」
「・・先生・・・私を・・・抱いてください・・。」

その言葉にあっちに関することを思い浮かべるネギ、一気に顔が真っ赤になって頭を抱える。
一方の茶々丸も自分の言ったことに俯いて頬を染める。

「じょ、冗談は止めてくださいよ、茶々丸さん。」
「冗談ではありません。」
「な、何でこんなこと・・・。」
「・・・私が・・先生のことが好きだからです・・。」

その言葉に更に顔を真っ赤にして固まるネギ、それに対して茶々丸は固まっているネギを押し倒して覆いかぶさる。
そこでネギは我を取り戻すが、既に遅かった。

「ちゃ・・茶々丸さ――。」
「失礼します・・。」

茶々丸は自分の下にいるネギに顔を近づけ、唇を重ねる。
突然のことに困惑するネギだが、茶々丸の冷静なAIはインストールされているデータやネギの状態から的確な行動を取る。
それと同時に自分にも今までに無い妙な感覚が湧き上がってくる。
抵抗しようとしないネギの顔を両手で押さえるように手を添えて、擬似的なものとは言え本物そっくりの舌をネギの口内にねじ込む。

「んぷっ・・・・んんむぅ・・はくっ・・ふはっ・・。」
「んっ・・・はぁ・・・先生・・緊張しないで・・。」
「そ、そんなこと言われても・・・。」
「では私がほぐして差し上げます。」

茶々丸はネギの上着を掴んで一息で脱がせる、裏返ったネギの上着とシャツ、一緒に取れたメガネがその辺に転がる。

「あ、あの・・。」
「ご安心を・・私にお任せください・・。」

茶々丸はネギの胸板に胸を押し付けて首筋や鎖骨に舌を這わせる。
唾液までは準備しようがなかったので、やや薄めた粘液(興奮剤入り)を代わりにしているようだがそれはそれでネギに刺激を与える。

「ひゃはっ・・あうぅ・・・ひゃぁ・・。」
「はっ・・・うっ・・ん・・。」

茶々丸は愛撫する範囲を広げ、胸板を通って乳首や下顎にまで舌を這わす。
ネギはこういうことを否定すること無く、冷たさと快感に声を上げる。

「ふぁ・・あっ・・茶々丸・・・さん・・・。」
「はぁ・・先生・・・私にもしてください・・。」

茶々丸は体の位置をずらしてネギの顔を自分の胸に埋める。
とても人工物とは思えない本物のような柔らかさと暖かさにネギは息を荒くしながらその手でそっと触れてみる。

「んっ・・・。」

触れると茶々丸も声を出す。
ネギはそっと力を入れて掴むように持って全体を揉みしだく。

「ひゃうっ・・うぅん・・・あっ・・ふぅん・・。」

どんな仕組みかは不明だが、触られて感じているのは確かだった。
ネギは大きくなる鼓動と何も考えられなくなって来た頭になりながらもその手は休めない。
やがてネギは触るだけに飽き足らず、その口に胸の突起を含んだ。

「やっ・・あぁ・・・先生・・・。」

口の中で舐め回したり転がしたりと好きにするネギ、しかし突起を勢い良く吸うと・・。

「ひゃあぁっ!?」
「んむぅ・・んむ!?ぶはっ・・げほっ、げほっ・・これは・・牛乳?」

ネギが突然むせたと思ったらその口の中には何故か牛乳。
茶々丸曰く、葉加瀬がオプションで付けてくれたとのことだ。
さすがに母乳は無理だったので代わりに牛乳を入れたらしい。

「な、なるほど・・。」
「それで・・・先生・・・良ければ・・もっと吸ってください。」

茶々丸はネギが噴出した牛乳が付着した胸をネギの口元に持ってくる。

「その・・出た瞬間・・・とても・・えっと・・気持ちいい?・・ですかね?ですので・・ひゃっ!?」

茶々丸が言い切る前にネギは吸い付き、中の牛乳を飲み干していく。

「ひゃはぁ、な、何でこんなことがこんなに気持ちいっ・・あぁぁぁ!!」
「んぐっ・・んぐっ・・・ぷはっ・・茶々丸さんの・・暖かくておいしいです・・。」

おそらくは茶々丸の熱が一部ここに来て暖めているのだろう、ちょうど良いホットミルク状になっている。
今までに無い感覚にロボットながら息を切らすような仕草をする茶々丸にネギが一言・・。

「茶々丸さん・・・。」
「?」
「僕も・・茶々丸さんのこと好きですよ。」

その一言で茶々丸の顔にあった熱が耳にまで達し、顔中真っ赤になる。
ネギはそんな茶々丸に軽く微笑むと腕に力を入れて茶々丸ごと転がって上下を逆にする。
茶々丸はここで我を取り戻すが、ネギはそんなことを気にせず下の方へ手を伸ばしていた。
胸から脇腹を沿って肢体へ手を移し、性器に触れる。

「あぁっ!?」

ネギの手が茶々丸の性器に触れた瞬間茶々丸は声を上げる。
仕組みこそ謎だが、ネギにとってはどうでもよかった。
湿り気を帯びている性器に指を這わせ、少しずつ指先で触れていく。
唾液の代用とは違って100%ローションにしてある愛液なのですんなり指も入っていく。

「はっ・・・うぅ・・んっ・・。」

指を抜いてネギは上半身を起こすとズボンと下着を下ろして先ほどから膨張している自分のモノを取り出す。

(これが・・先生の・・・。)

茶々丸は初めて見たそれに目を奪われながらも恐る恐る手を伸ばす。
決して力を入れることなく握ってみた、大きさも硬度も十分あるが、それ以前に熱い。
茶々丸はこれが今から自分の中に入るのかと思うとモーターの回転数が上がってきた。

「茶々丸さん・・いいですか?」
「は・・・・はい・・。」

ネギは茶々丸の手を離させると広げた脚の間に体を入れて狙いを定める。

「えっと・・あれ?ここ?・・あれ?」

ネギも焦っているのか、中々定まらない。
その様子に茶々丸は視線をそのまま顔を少し横に向けて恥ずかしがりながら性器を左右に開く。
ネギは茶々丸に心の中で感謝しながらそこに自分のをあてがい、少しずつ入れていく。

「ひゃっ・・あっ・・あ・・。」
「くぅ・・っはっ!」
「はうぅぅ!は・・入った・・。」

ネギがある程度入れて残りを一気に入れると茶々丸の頭に電撃が走ったような感覚が襲う。
実際そのような仕組みになっているかは定かでは無いが、茶々丸がその感覚で体が思うように動かないように思ったのは確かだ。

「はぁ・・あぅ・・・。」
「ちゃ、茶々丸さん・・動きますよ。」
「へっ・・先生ちょっと待――あはあぁぁぁ!」

茶々丸の静止を聞くこと無くネギは最初から腰を激しく打ちつける。
とは言え茶々丸の性器は人工物、よって痛みは伴わない。
しかしその分快感だけがストレートに茶々丸に伝わる。

「ひゃはっ、あぁん!はっ、あぁ、せ、先生!」
「はっ・・あっ・・茶々丸さん・・・。」

ネギの体に手と脚を回して自分に押し付けるようにする茶々丸。
目からはレンズ洗浄液を口からは粘液を垂らしながら胸を揺らして喘ぐ姿は一見はその行為に夢中な女性にしか見えない。
抵抗も否定もしないためネギも加減することなく本能に任せて動く。

「やあっ、あはぁ、ひぅん・・・っはぁっ!」
「はっ・・はっ・・・はぁ・・。」
「はうぅ・・先生・・むぅ・・。」
「んんむ・・・むっ・・。」

ネギを呼んで抱き寄せて唇を重ねる茶々丸。
二人の舌が絡み合って水音が響く、しかしそれによって・・・。

「ひゃあぁぁっ!せ、先生のが・・中で・・大きくぅ!?」
「はうぅ・・な、何か変な気分です・・。」

茶々丸は忘れていた、自分の口から出ている粘液には興奮剤が入っていることを。
それによってネギのモノは茶々丸の中でその大きさを増し、更にネギのペースまで速く激しくなる。

「はあぁっ、やっ、せんせっ、すごっ。」
「はあっ、茶々丸さん・・僕・・・止まりません・・。」

その言葉通り体力の続く限り腰を振り続けそうな勢いだ。
しかしいずれは限界はやってくる、ネギもそろそろその時は近い、当然茶々丸も・・・。

「ひゃっ、あぅ、せ、先生、何か、何か来ます!!」
「はぁぅ、僕も・・・もう・・。」

ネギは限界が近づき、ラストスパートをかける。
そして最後の一突きが茶々丸の最奥に達した瞬間・・・。

「ひゃっ・・あっ、あはあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
「うっ・・わあぁぁぁぁぁ!!」

二人同時に絶頂に達し、ネギは茶々丸の中に出せるだけ出した。
やがて射精が収まるとネギは自分のモノを引き抜いて茶々丸の隣に寝そべる。

「はぁ・・はぁ・・・茶々丸さん・・・大丈夫ですか?」
「はっ・・あっ、はい、大丈夫です・・。」

そう言いながらもその目はうっとりしたように陶酔してネギを見つめている。
ネギもまた茶々丸に見とれるように視線を離さない。
二人はそのまま手を繋いでしばらくそこにいた。


翌日、茶々丸は葉加瀬にそのボディを返しに来た。

「茶々丸、どうだった?上手く行った?」
「は、はい・・・。」

頬を染めて微笑みながら俯く茶々丸に葉加瀬はメガネを光らせて詰め寄る。

「それじゃあさ、茶々丸。今回はオプションで母乳っぽいのつけたけど今度は触手でもつけてみる?」
「いえ、それは結構です。」
「じゃあこれ、女王様プログラム!!」
「いえ、それも結構です。」
「それならアナルプレイ用に腸とか肛門とか!」
「あの・・それも良いですが・・こう・・私がネギ先生に服従するプログラムとかありませんか?」
「おぉ!あるよ、ただしハードSM用だけどね・・。」
「改造してソフトSMっぽく出来ますか?」
「出来るよ~、任せといて!」

ぐっと親指を立てる葉加瀬に礼を言うように頭を下げる茶々丸。
そのメモリーにはネギとしたときの画像や動画でいっぱいだった。
もちろんそれは茶々丸専用、自分とネギの両思いの証として保存しているのであった・・・。

終わり

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最終更新:2012年01月31日 13:31
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